青空は高く、スイーツはおいしい。
いい気候だが足腰が痛い。
午前は晴れても午後になると時雨れる。
本を読むにはもってこいだ。
次から次へと昔話集を楽しむ。
その合間に、違ったジャンルの本を読む。格別の面白さがある。
『チョンキンマンションのボスは知っている』小川さやか著/春秋社
副題が「アングラ経済の人類学」
香港に住むタンザニア人の経済活動について書かれている。
人類学の研究をもとにしたエッセイ。
想像もしない価値観を教えてくれるのが人類学だと思う。
ボスのカラマの魅力にはまった。
『14歳からのプログラミング』千葉滋著/東京大学出版会
語りの森ホームページ、リニューアル前はHTMLというプログラム言語を使ってて、ヤンの手作りだったんです。でも、独学ではスマホ対応が難しくて、おおかたをワードプレスってブログソフトを利用するように。リニューアルしたんですよ。
手作りの名残が《HOME》《プロフィール》《お問合せ・リンク集》《秘密基地》なんです。ね、この4頁だけ、見た目がちょっと違うでしょ。
でもね、ソフト使うより、自分で作るほうが自由がきくし、それに、アニメを入れたいと思っててね。
それで、プログラミングをいちから勉強してみようかと思ったの。
この本は、JavaScriptってプログラム言語で動画が作れる。
語りの森の次のリニューアル、アニメやら迷路やら入れるよ。いつになるか、知らんけど。
『室町は今日もハードボイルド』清水克之著/新潮社
副題が「日本中世のアナーキーな世界」
中学高校のとき、中世ってなんだかよくわからなくて、好きじゃなかったの。
古代って、資料が少ない分、教科書はすっきりまとまってたし、近世になると江戸幕府って組織がかっちりしてて分かりやすかった。
でも、中世はねえ・・・
でもそのよくわからん部分がおもしろいって、この本を読んでわかった。
庶民が自由でアナーキーで、めっちゃ面白いの。
作者の文章力もあるんだろうけど。
うちのご先祖様といわれてる村上海賊のこととか、おもしろ~い。