2月9日(水)
幼稚園5歳児
ろうそくぱっ
おはなし「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
ろうそくぱっ
子どもたちにとって幼稚園での最後のおはなし会でした。
4歳、5歳の2年間、ソーシャルディスタンスをとってのおはなし会でした。
床に座って肩寄せ合って時には抱きついたりしながら、笑ったりハラハラしたりするおはなし会はできませんでした。
それでも、子どもたちは、おたがいに一体になろうとしながら聴いていたように感じます。面白いことや恐いことは仲間と確認し合いたい、それがコミュニケーションの萌芽だと思います。
おとなはただお話を語るだけで、子どもは自然に人間らしく育つということなんでしょう。
この子たちの育ちの場で、微力ながらお手伝いできることを、ありがたく誇りに思います。
ペーチカとかミルクの川とか糸つむぎとか、5歳の子には正確には分からないはずだけど、いかにも分かっているかのように、ストーリーを楽しむ力がちゃんとついていました。
さあ、小学校に行ってやがて文字が読めるようになったら、すばらしい物語の世界が待ってるよ~って、声を大にしてさけびたかった~
最後に先生のピアノで、合唱をプレゼントしてくれました。
歌の題名は知らないですけど、サビの部分が耳に残っています。
♪(^∇^*) ずっとずっとともだちだよ~
帰り道で、中学校の前を通ったときに、先生に声をかけられました。
コロナで休校になったときの1年生の担任の先生です。
もう3年生になっていて、明日は入試だそうです。
あの子たちと最後まで付き合えなかったことが、ほんとに残念です。
先生は、コロナが終息したら、またお願いしますとおっしゃってくださいました。
是非ともとお答えしました。
じーんとしながら、でも、るんるんで帰ってきました。
2月10日(木)
幼稚園3歳児
ろうそくぱっ
おはなし「まめ、まてまて」《おはなしひろば》村上再話
絵本『ボートに乗って』とよたかずひこ作/アリス館
ろうそくぱっ
わたし「むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」
子ども「おじいさんとおばあさん!(大笑)」
わたし「あるとき、おじいさんが」
子ども「おじいさん!!!」
なんでこんなにツボにはまってるのか、わけわからんままに、大笑いで話が進みました。
わたし「はい、おしまい」
子ども「・・・・それがどうしたん!」
それがどうしたといわれても、おじいさんがお金持ってかえってきただけやしねえ(笑)
おはなしが終わると、ひとりの子が、わたしにそっと絵本を手渡しました。
「読もうか?」って尋ねたら、「うん」っていうので、「1冊だけね」といって読みました。
4歳児
ろうそくぱっ
おはなし「大工と鬼六」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店
ろうそくぱっ
じつは、この話、あんまり得意じゃないのです。理由は分からんけど。
それでも、大工が鬼の名前をいうところは、きゃあきゃあいってよろこんでましたよ。ところが・・・
わたし「おに、ぽかっと消えてしまったんやて」
子ども「・・・・・・・」
なんんともいえないしらけ鳥が飛んでいきました~~
この話が得意な人、ラストの語り方、教えて~