朝は少々冷え込みましたが、正しく五月晴れとはこのような日のことをいうのだろう、美しい青空の爽やかな日に5月の語りクラスが開催されました。
残念ながらヤンさんはお休みでしたので講評はなく、感想を言い合う会となりました。
<語り>
1.「あなのはなし」 『おはなしのろうそく4』 東京子ども図書館
2.「魚のなる木」 語りの森HP〈こちら→〉
3.「かにかにではれ」 『語りつぎたい日本の昔話2・浦島太郎』 小峰書店
4.「アナンシと五」 『子どもに聞かせる世界の民話』 実業之日本社
5.「犬神山のおおかみ」 語りの森HP〈こちら→〉
6.「佐渡の白つばき」(日常語)『語りの森昔話集5』 語りの森
とにかくお話を聞く楽しさにただ、ただ浸らせていただきました!
聞き手をイメージしながら語り手としてお話と対峙するためには、聞き手となる経験も必要不可欠なのだと思います。
語りの時間の後には、語り手ご自身の疑問や課題や想い、そして聞き手のみなさんの感想やご経験を聞かせていただけた事も、やはりとっても貴重な時間となりました。
今回の私の学びは「目の前のテキストをいかに理解して臨むか」ということです。お話のテーマや山場をしっかりつかむ事ができていれば、覚える、言葉を立てる、間を取る、という「自分だけの語り方」は自然と決まってくるのではないかと。最終的な「理解する」に至るには、やはり聞き手の反応から多くを学ぶことなのでしょうけれど、聞き手の前に立つまでに、まだまだできることがあるのではないかという事に気づかせていただけました!決して技術の巧みさではなく、理解の深さはお話や聞き手を尊重することにつながり、その想いがあって「時間の贈り物」となる!
はい、心に刻んで精進いたします。
次回は6月11日(火)です。