日別アーカイブ: 2025年3月9日

はなたれ小僧さま

今週の図書館は人がたくさんで、お話会の前のじゅうたんコーナーには何組も親子が絵本を読んでいました。
集まってくる顔ぶれを見ると、「はなたれ小僧さま」はちょっと難しいだろうなという年齢がおおい。
ヤンさんは、「ちょっとみんなには難しいかな、頑張って聞いてください~」といって始められました。

参加者は子ども14人、大人13人。
手遊び うめにうぐいす
おはなし 「はなたれ小僧さま」『舌切りすずめ新装版講談社青い鳥文庫日本のむかし話2』松谷みよ子他/作 講談社
 〃   「世界でいちばんきれいな声」『おはなしのろうそく6』東京子ども図書館
絵本 『うしろにいるのだあれ』ふくだとしお/作 新風舎
 〃 『あめのちゆうやけせんたくかあちゃん』さとうわきこ/作・絵 福音館書店
 〃 『おばけのかわをむいたら』たなかひかる/著 文響社
手遊び さよならあんころもち

聞けるかなと思っていた「はなたれ小僧さま」ですが、始まってみると常連さん2名ほどを中心によく聞いていたので驚きました。
続いて、小さい子どもさんにも楽しめる「世界でいちばんきれいな声」を語られると、ヤンさんの❝~と言えるでしょうか?❞のセリフに❝言えないィ~~❞と、思いっきり楽しんで答えてました(*^_^*)
絵本も楽しいものばかりで、子どもたちの反応を見ながらヤンさんがページをめくるタイミングを狙っているので、子どもたちも目を離さずずっと吸い付いている感じでした。
『おばけのかわをむいたら』は、バナナみたいなお化けの皮をむいていくと次々に何かが現れるナンセンスですが、終った時に子どもが、❝もういっかい~!❞といったんです。
ヤンさんが、❝じゃあ、高速でもういっかい行くで(笑)❞といって読み始めると、子どもたちが次に何が出てくるのか全部先に言うんですよね。
一回読んでもらっただけで覚えているとは恐るべき記憶力!
ただ楽しんでいるだけでなくて、すごく集中してるんですね。
恐れ入りました<m(__)m>