1月はお休みでしたので、久しぶりの語りクラスでした。皆さんわいわいと言葉を交わす最中、ヤンさんが出欠を取ります。「○さーん!」「はいー!」「△さーん!」「見かけましたので来てますー!」など、そんな様子を眺めながらこの一時に小さな笑みを浮かべるのです。ここ数ヶ月は語りのエントリーをしていないからそんな余裕があるのか。他にもそんな方がいるかも?語る方はそれどころではありませんもんね。あいすいません。さてさて、今日も心地好い緊張と共に楽しい時が始まりました。
手遊び ごんべえさんのあかちゃんがかぜひいた
「目ん玉落とした医者様」『語れやまんば5』藤田浩子の語りを聞く会
「かしこい羊飼い」『おはなしのろうそく34』東京子ども図書館
「プレッツェモリーナ」 『語りの森昔話集6プレッツェモリーナ』語りの森
「世界でいちばんきれいな声」『おはなしのろうそく11』東京子ども図書館
「パティルの水牛」『語りの森昔話集6プレッツェモリーナ』語りの森
入門クラスを終えた方「眠り虫の次郎」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』語りの森
ヤンさん「ホレばあさん」『語るためのグリム童話2』小峰書店
この度は入門クラスを終えた2名の方が、見学に来られました。そのうちお一人は、先月最後のクラスに参加できなかったとのことで、発表の場として語っていただきました。堂々としておられ、素敵な語りでした。新たな門出に立ち会った喜びを感じ、晴れやかな気持ちになりました。ご本人は先輩方を前にして、さぞ緊張されたことでしょう!聞かせていただきありがとうございました。ヤンさんは、「自分の内から出てくるものをそのまま語り、子どもたちの声を受け取っていけば語りが自然と変わっていく」と言われました。初心に返りました。子どもたちの声は、語り手を育ててくれる贈り物ですので、あんな反応してたなあ~で終わるのでなく、あんな反応があるってことはそうか!という気付きになるように、語りの姿勢を調えて臨みたいです。ですので、語りに向くテキストでない、語り手との関係が不十分、語り手が緊張して子どもたちも緊張している、イメージを届けられていなくて子どもたちがおはなしから離れている(恐ろしい状況です😱)というようなことになると、反応が表れにくくなる。今日の語りの中でも「おはなしの姿」を捉える話がありましたが、語り手が捉え損なうと、聞き手は笑いたいところで笑えない、なんか変だなという違和感が漂います。おはなしの姿については→こちら 語り手の感性で選ばれたおはなしは、その人のすき!共感!伝えたい!の気持ちがぴったりあったものですし、その人にしかできない語りとなるものです。(どなたかの語りを見てあんな語りがしたい!というのは別です。うまくいかない事が多いそうです)語る責任を心にほどよく留めて、確認をしてから取り組みたいです。今回も忘れかけていた事を思いだし、色んな偏りを戻すこととなりました。「語り この愉しき瞬間」にもすべて書いてありますし、手の届くところに置いておきます!私事ですが、今手元にあるのは宮部みゆきの「きたきた捕物帖」でして、3から読み出したおかげで1と2を読みたくて、さくさくと時間を費やしています。何でもそうですが、没頭する事って子どもも大人も大事ですね。届ける語りも、そんな最高の瞬間にできるように準備します。語りのエントリーもしま…一年を回せるだけのレパートリーを獲得したからか、プライベートレッスンで濃密な時間を過ごすことに甘えているのか、自分の都合のいいように怠けているのです(-.-)語りクラスで語られる皆さんの姿勢は素晴らしいです。いつも楽しみにしております。
次回は3/11(火)です
ウーカーさん、報告ありがとうございました。
みなさま、久しぶりの勉強会、お疲れさまでした。
みなさんの、ツッコミが深くなってきて、聞いてて面白いです(笑)
今回は、入門の方の語りが新鮮でしたね。
また聞きたいな。入会してくださったら嬉しいのにな~
ウーカーさん、報告ありがとうございました。
わたしも久しぶりの語りクラスがとても楽しかったです。
エントリーしてましたので多少緊張はしましたが、語る当てのない話だったので、わたしはそんなに気合が入っていなくてそれが申し訳ないというか反省ですね。
入門講座の方が語ってくださいましたが、しっかりした語りでびっくりしました。
初めてではないように思いましたが、そうだとしてもきちんと勉強してみたいと思われたのだとしたら素晴らしいですね。
頭が下がります。
初めて聞かせてもらう新鮮な語りに加えて、みなさんの語りもたくさん聞けて、楽しかったです。
ヤンさん、ジミーさん、コメントをありがとうございます。みなさんのご意見には感心するばかりで、ほーそうなのか、ほんとうだそうだわ!と流されがちです。もっと本を読んで文章に触れないとな~。そして、入門を終えられた方、入ってくださるといいですね!