ラプンツェル類話👸と怖い話😱

ラプンツェル基本形を語りたくって、類話を探したんだけど、なかなか見つからない。
『フランスの民話』岩波文庫
『イタリアの民話』岩波文庫
『ペンタメローネ』大修館書店
の3話だけ。
マルタ島のが欲しいんだけどね。翻訳がない。

『イタリアの民話』に入ってるのは、「プレッツェモリーナ」っておはなし。
イタリア語で、パセリをプレッツェモロっていうそうな。
そう、お母さんは妊娠してチシャじゃなくてパセリをたべたくなって、魔女たちの庭に忍び込むの。忍び込むのはお母さん自身。お父さんは影が薄い。
この話の魔女は、ちょっとまぬけな人食い魔女。昔話によくあるタイプの魔女です。
プレッツェモリーナの援助者は、魔女のいとこのメメっていう少年。
このふたりのやり取りがかわいいの。
ラスト、地下室に小さな炎がいっぱい。それが魔女たちの魂になってるところが神秘的でおもしろい。「死神の名付け親」を思わせます。が、明るい。
いつか覚えて語ろうと思います。学童保育のおはなし会くらいでね。
おっと、今日のおはなしひろばにUPしてますよ~
そのうち、《外国の昔話》にテキストを載せますね。

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4歳の孫が、恐い話が嫌いなんだけど、聴きたいそうで、娘としゃべってるとね、娘が子どもの頃の話になった。

娘「桜の木の下のお化けの話、恐かったなあ」
私「???」
娘「子守歌が出てくるやつ」
私「ああ、いたちの子守歌?え~~~?恐い?ええ話やん」
娘「ようあんな恐い話覚えたねえ」

大人と子どもでは、ずいぶん感覚が違いますね。
お化けの話じゃないのに。怖かったんや(笑)

娘「ほら、教会とか行って、死体がぶら下がってる話は、おもしろかった」
私「・・・恐がることを覚えに旅に出た男の話?」
娘「おもしろかった」
私「あれは長くて覚えられへんから読んでたね。1時間半かかった」
娘「あれ、嬉しかった。ああ、読んでくれてたんか。私は声が続かないから無理やね」「恐がることを覚えに旅に出た男の話」は、グリム。
娘は中2、息子が小5のとき、ある時期、毎晩読んでたなあ。
もう子育てとか、おやすみ前とか、読み聞かせとか、そんな感覚じゃなくて、親子で昔話を楽しむひと時だった。幸せなひと時やった~

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あづい(;´д`)ゞ

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