テレビ見てたらね、美術の先生が、ダ・ビンチのモナ・リザの絵とピカソの女の人の絵を並べて、生徒役の人たちに違いを説明してたの。
モナ・リザは、写実的。
ピカソのその絵はキュビズム。だから、抽象的。
でね、共通点は何かって、先生、質問した。
みんな分からなかったのね。それで、先生が答えを言った。
わたしは、どっちも美しいって思ったんだけど、答えはそんないいかげんなものじゃなかった。
答え=どちらもリアリティを追求している。
おおお!
そうだったのか!
そうだそうだ~!
小説は写実的。
昔話は抽象的。
共通点は?
そう、どちらも、よい作品にはリアリティがある。
小説はリアリティがなければ、嘘くさい三文小説になるし、昔話はリアリティがなければ、子どもは聞かない。
ほら、子どもは最小限の言葉から想像を大きくふくらませて昔話の世界を生きるでしょ。
「おしまい」って、世界から出てきたとき、子ども、「それほんま?」って聞くよね。
そう、リアリティがあるってことね。
だから、語りもリアリティを追求すればいいんだ。
そんなテキストに再話したいって思ったo(*^@^*)o
なんでも勉強になるね。
いつ何が起きてもおかしくない世の中。
今できる精いっぱいのことをしよう。