日別アーカイブ: 2024年1月9日

絵画展のテレビ📺

テレビ見てたらね、美術の先生が、ダ・ビンチのモナ・リザの絵とピカソの女の人の絵を並べて、生徒役の人たちに違いを説明してたの。

モナ・リザは、写実的。
ピカソのその絵はキュビズム。だから、抽象的。

でね、共通点は何かって、先生、質問した。
みんな分からなかったのね。それで、先生が答えを言った。
わたしは、どっちも美しいって思ったんだけど、答えはそんないいかげんなものじゃなかった。
答え=どちらもリアリティを追求している。

おおお!
そうだったのか!
そうだそうだ~!

小説は写実的。
昔話は抽象的。
共通点は?

そう、どちらも、よい作品にはリアリティがある。

小説はリアリティがなければ、嘘くさい三文小説になるし、昔話はリアリティがなければ、子どもは聞かない。

ほら、子どもは最小限の言葉から想像を大きくふくらませて昔話の世界を生きるでしょ。
「おしまい」って、世界から出てきたとき、子ども、「それほんま?」って聞くよね。
そう、リアリティがあるってことね。

だから、語りもリアリティを追求すればいいんだ。
そんなテキストに再話したいって思ったo(*^@^*)o
なんでも勉強になるね。

いつ何が起きてもおかしくない世の中。
今できる精いっぱいのことをしよう。

 

 

「おはなし会、はじまるよ~」

 新しい年になりました。今年もよろしくお願いします😊
年のはじめにたくさんの方が、しかも一年でいちばん寒いこの時期に、思いもよらないたいへんな状況の中で過ごされていると思うとほんとうに胸が痛いです。皆様のご無事を心よりお祈りしています。
 さて、今年最初の図書館のおはなし会はどんなかな~とじゅうたんコーナーへ行ってみると、あ、何人かいる!でもおはなし会に来てくれてるんじゃないのかな? そして5分前の放送が入った時、じゅうたんコーナーにだれもいなくなっちゃった!ヤンさんがめずらしく「おはなし会はじまるよ~」とかけ声をかけると、何人かが吸い寄せられ、何人かが滑り込みセーフ。私も一組の親子をつれて来て子ども6人、大人9人でスタートです。

手あそび おもちやいて
おはなし 「にんじんとごぼうとだいこん」『松谷みよ子のむかしむかし』講談社
絵本 『たべるぞたべるぞ』田島征三/佼成出版社
絵本 『あったらいいね』多田ヒロシ/こぐま社
絵本 『おしょうがつさん』谷川俊太郎 作/大橋歩 絵/福音館書店
手あそび さよならあんころもち

 今日もまぁ全員ちゃんとツッコミもいれてくれるし、元気な子どもさんでした!そしてすごくいいのが、お母さんがそれを優しく見守りながら自分も楽しんでくれているんです。ほんとにとってもあったかいおはなし会でした。私が半強制的に連れてきた親子は、2~3歳の子どもさんなんですけど「ぜったい行かない」って言ってる子を、お母さんが「ママききたいから、いこうよ」と言って、だましだまし連れて来てくれたんです。でも終わってみれば、あれやこれやと話しかけてくれるは、今日読んだ絵本も借りてくれるし、にこにこ笑いかけてくれるし、「行かない」と怒った顔とは別人になっていました。たった30分でこんなに人の心がかわるんですから、おはなしってすごいですよね!いつも来てくれる兄弟も新年に会えて嬉しかったです!