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語りの森を作った魔女

12月のおはなし会2🎄🎄

12月11日(水)
小学3年生 授業 一クラスずつ3回
おはなし「ハヴローシェチカ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
おはなし「とりのみじいさん」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店(日常語で)
てあそび「ちーちゃんぱーちゃん」
おはなし「こびとのおくりもの」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
おはなし「九尾のきつね」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話

語りは初めての子どもたちです。
でも、昔話についての学習に続いての実際の語りであり、3学期は自分たちも語るというので、とっても興味津々で聞いてくれました。
感想や質問も、はい!はい!って積極的。
その中で、感動的だったのは、「目に見えるものがないので、頭の中で自由に想像できて、楽しかった」という感想。
ね、すごいでしょ。
聞くことの楽しさが分かったのね。
この子の想像力に脱帽。

でもね、この子のようにことばで表現できなくても、お話の楽しさを感じている子は私たちの周りにいっぱいいると思う。
みなさん、がんばりましょう!

12月13日(金)
6年生 朝20分
おはなし「まほうつかいの弟子」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』村上再話
ブックトーク『クラバート』
中学1年生と同じプログラムです。
この子たちとは、5年生の3学期以来でした。ずいぶん成長していました。
ひさしぶりだったので、
わたし「ちょっと合わないうちに、老けたでしょ」
男の子たち「きれいになった」「美しくなりました」
大人なぶりしたらあかんで(笑)

で、このあと、風邪ひいちゃったんだ。
で、おはなし会軒並みドタキャン。
代わってくださったかたがた、ありがと~~~~

今年は、のこり25日(水)に、初めて会う学童の1年生のおはなし会があります。
楽しめますように!

12月のおはなし会1🎄

12月3日(火)
中学2年 朝20分
おはなし「まほうつかいの弟子」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』村上再話
ブックトーク『クラバート』プロイスラー作

12月5日(木)
幼稚園5歳さん 一クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「三匹の子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編訳
ろうそくぱっ

わたし「きょうのおはなしは、さんびきの」
こども「こぶた!」
わたし「そ、こぶた」
こども「やったー!」
でもね、オリジナルを知っている子は少数。
だから、ふっと吹いてぷっと吹いてのところは、楽しく余裕で聴いてたんだけど、こぶたが食べられると、「え?」ってびっくり。「いいカブのできる畑知ってるぞ」のところからはぐっと集中しました。「あれ、ちがうぞ?」って、手に汗握る感じね。

12月6日(金)
小学1年生 朝学習
おはなし「三匹の子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編訳

幼稚園4歳児
ろうそくぱっ
おはなし「おおかみと七匹の子やぎ」『語るためのグリム童話』小峰書店
ろうそくぱっ

おおかみが死んで、ほんとにほんとに喜んでくれました!
「七匹の子やぎ」の見本みたいな聞きかたでした(笑)

学童保育1年生
おはなし「あなのはなし」『おはなしのろうそく』
おはなし「スヌークスさん一家」『おはなしのろうそく』
おはなし「おはなしかめさん」『朝鮮の民話』偕成社(ジミーさん)
絵本『みにくいシュレック』ウィリアム・スタイグ/セーラー出版(ジミーさん)

ふうう、今日は三連ちゃん~~~

だれの時間でしょう❓

入門講座が終わりました。
ご家族やご自身の事情がゆるさず、最後まで行き着けなかったかたが、今年もいらっしゃった。
やってみようという意志はあっても、できないことって、あるよね。

自分のことを思いかえしたとき、乳幼児をふたりかかえて無事入門最終回まで参加できたのは、奇跡かも知れない。

そのあと、30年以上もやめずに来られたのも奇跡に近いかも知れない。
いや、あながち、奇跡とは言い切れないかも知れない。
どっちやねん(笑)

というのはね、家族のことや仕事のことや健康のこと、いろんなしがらみの中でのわたしの人生でしょ。
おはなしを止めるという選択肢はあった。というか、そういう危機は何度もあった。
やめなかったのは、わたし自身のためにやっていたから。
たとえば、家族も仕事も健康もすべてゼロになった自分がいたとして、その自分が本当にやりたいたった一つのことはなんだろうって、考えたのね。
そのことのために、一日のわたしの時間を少しでも使いたかった。
で、それが、おはなしを語ることやったの。
わたしのためのわたしだけの時間。

おはなしなんて、たいしたことではないけどね。
でも、自分のすることの価値を決めるのは、自分やからね。
ほんで、自分の人生は自分のものやからね。

あと何年元気で生きられるか分からないけど、人生の終わりに、うん、ちゃんとやりたいことをやったよ、楽しかったよって言えたら幸せやな。

ババ・ヤガーの仲間たち、講座に来てくださる人たち、長い人生の道の、ほんの少しの間だけどいっしょに歩けるのは、嬉しいな。よろしくね。

来年度からは、入門講座の主催はがらがらどんからききみみずきんに移ります。
ほんとはね、入門は今年で閉じようと思ってたのよ。寄る年波でね~
ききみみのみなさま、引き取ってくださってありがと~。
ききみみのおかげで、来年もまた新しい出会いを期待できます💖

なばりの講座、報告🎊

9月~11月、3回にわたる実践講座が、終了しました。
講座の詳細はこちら→

で、今日は皆さんの発表と質疑応答でした。
たった2回の講義の後の発表なので、心配だったのですが、7名のかたが手をあげてくださって、小一時間のすてきなおはなし会になりました。
知らない人ばかり、大人ばかりの場所で発表するのは、ものすごく勇気がいったと思います。みなさま、ありがと~~~

プログラムは、語り6話と絵本1冊。
「魔法のかさ」
「風の神と子ども」
「だめといわれてひっこむな」
「やまんばばあと馬子どん」
「だんまりくらべ」
「ねことねずみ」
『鹿よ、おれの兄弟よ』

ね、おもしろそうでしょ。聞きたかったでしょ!
語り手(読み手)の個性とお話(絵本)がぴったりあっていて、ほんと、よかった、楽しかったです。

みなさんからの質問(前もって尋ねていたの)も、核心をついていて大事な事ばかりでした。
短時間で答えるのに、めっちゃ頭を使いました~笑
私自身が勉強になった講座でした。
担当の先生や図書館のかたがた、名張市の教育委員会のみなさま、お世話になりました。
子どもたちに読書を!という志を強く感じました。
ほんで、わたしもがんばろうと改めて思いました。

さて、会場はここ。子どもセンター。

駐車場から見た山並み。

自然の美しいいい所でしょ。

帰りにすてきなところに案内してくださいました。
積田神社です。すごい銀杏!!!



名張市には、赤目四十八滝や青蓮寺湖など見どころがたくさんあります。
すすきで有名な曽爾高原(奈良県)も、名張からバスです。
ババの遠足にはちと遠いかな。ゆっくり遊ぼうと思ったら一泊せなあかんね~

11月のおはなし会3🎪🎪🎪

11月22日(金)
小学3年生 授業 一クラスずつ3回
おはなし「心臓がからだの中にない巨人」『おはなしのろうそく22』東京子ども図書館
おはなし「まぬけなトッケビ」『おはなしのろうそく30』東京子ども図書館(仲間)
ブックトーク 世界の昔話
元気な学年です。
プログラムは、元気な子どもたちにぴったりでした。こどもたちのすばやい反応にすばやく反応しながら語りました(笑)
なんだか、体育会系のおはなし会でした~
「心臓が~」は、3年生に聞いてほしい話です。
おおかみの背に乗って世界の果てまでかけていく想像が、やっとできるようになった3年生。
しかも、おひめさまの策略や、エスペンが心臓を握りつぶすことに、疑問を感じず、喜びを感じられる年齢。
長い話も長いと感じない、そんな自分が誇らしい年齢。
教科書で「三年峠」を習うので、同じ朝鮮半島の昔話「まぬけなトッケビ」。

11月25日(月)
4年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「三つの五月のもも」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話/語りの森
おはなし「捨て子と鬼」『日本の昔話4』小澤俊夫再話/福音館書店 (仲間)
おはなし「九尾のきつね」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話/語りの森
ブックトーク 新美南吉
3年生とは一転、静かな学年です。
もうちょっと力を抜いて聞いておくれと思ってしまった~
笑いあり、スリルあり、恐怖ありのいいプログラムなんだけどなあ。

11月26日(火)
中学1年生 朝学習
おはなし「まほう使いの弟子」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』村上再話/語りの森
ブックトーク『クラバート』
今年の一年生は、人懐っこくていい感じ。
期末テスト2日前なのに、だれひとりこっそり勉強していませんでしたよ。
余裕なのか、まじめなのか、お話が好きなのかぁ~

11月27日(水)
4年生 一クラスずつ2回
おはなし「三つの五月のもも」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話/語りの森
おはなし「捨て子と鬼」『日本の昔話4』小澤俊夫再話/福音館書店 (仲間)
おはなし「九尾のきつね」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話/語りの森
ブックトーク 新美南吉
一昨日のつづき。
一クラスは、ほんとに楽しそうに、このプログラムに模範的な聞きかたをしてくれました。笑ったり、恐がったりね(笑)
もう一クラスは、ぽろぽろとくずれて、間がぜんぶずれて、・・・
クラス運営によって、同じ学年でもこんなに違うのかと、感心した二日間でした(笑)