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ヤン について

語りの森を作った魔女

夏じまい

わたし「ここって、何が植わってたんやったっけ」
夫「とうもろこし」

ねこのひたいほどの畑の雑草を抜きながら、先週までわがもの顔に乱立していたとうもろこしをもう忘れている自分にぼうぜん。

まわりを見まわすと、あ、ここはにんじんやった。
こっちは、まくわうり。
ここはきゅうり。
と、記憶力をためす。

ここはきのう抜いたさんどまめ。
むちゃくちゃにからまったつるのなかから、ささげを6本みつけておいしくバター炒めにしましたよ。

トマトはあと2,3こ収穫できるかなあ。
おくらももう終わりそうです。

あとは秋ナス。
お正月用のさといも。

やさいたちは、たしかに、秋にむかっていますね。
帰り道、つくつくほーしが鳴いていた。うれし!

そやけど、なんでこんなに暑いのでしょう(ふうふうふう)

来週から二学期が始まります。
みんな、元気かな?

  ヤン

あなたのふるさとのことばは?

お盆ですね。
帰省ラッシュのテレビニュースをしり目に、なあんにもないじいさんばあさんの日々を送っております。

ヤン以外にもなあんにもないあなたのために、ちょっと楽しいテストをご紹介します。

え~っ、テスト~!?

はい。いくつかの質問に答えるだけであなたの出身地がぴたりと当たる・・・はず(笑)
東京女子大の学生さんたちが中心になって作ったサイトです。
 ↓↓

出身地鑑定「方言チャート」→こちら

出身地っていうのは、3、4歳~13、14歳のあいだに生活した土地のことだって。
やってみましたよ~
‘47都道府県版’ をやってみたら、「京都府出身」になってしまった。
大阪と京都の中間出身だからね、まんざらはずれてはいない!

で、もっと詳しい‘100PLUS’ では、なぜか長野県信濃エリアだって。
何度やっても信濃。
ううむ。涼しいところやし、ま、いいか。あ、そういう問題と違うな(笑)
ちょっと調べてみようと思う。

それからこのサイトでは、同じ内容を各地の土地言葉で話している動画が見られます。方言リレー。
たとえば、「何言ってるんだいいかげんしろ」って、あなたの土地言葉で言ってみて。
友達に「待ってるからね」って、言ってみて。
日本各地の言葉で聞いているうちに、なぜかうるっとしてしまった。

土地言葉っていいなあ。いまさらですが(笑)
そして、それを集めて学んでいる学生さん、しあわせですね。がんばれ~

ヤン

あついあつい語法~!

暑いですね。
完全に危険ですね。
きょうは、家の中で倒れそうになった。

それでもなんでも、ホームページの更新はする。

《昔話の語法》ですよ。いちばんにんきのないやつ(笑)。嫌がらないで読んでくださいよ~
暑さと闘いながらの記事ですよ。
抽象的っていったいなんなんや?って、自分でもわからなくなって、くまごろうで頭を冷やしながら書いてます。

《外国の昔話》もアップしましたよ。

秋に向けて、「三枚のお札」を覚えて、きょうは「りすとてぶくろとはり」を覚えました。覚えながら頭のなかは語法、語法、語法。
危険です。

あのね、語法をみつけていったら、とっても覚えやすいのですよ。
やっと時間ができたので、週一で、新しい話を覚えています。
夜明けとともに起きて、おいし~いスムージーとパンとコーヒーと納豆で朝ごはん。食後におはなし覚えて、語法~

あかん、やっぱり危険や。

どうぞみなさま熱中症にお気をつけくださいね。

ヤン

すべての人は兄弟になる ♪ ♬

オリンピックが始まりましたね。
わたしがオリンピックというものを知ったのは、前回の東京オリンピックのとき。
チャスラフスカさんの演技や、三宅選手の重量挙げ、マラソンのアベベさん、東洋の魔女、・・・心躍らせました。

「参加することに意義がある」

この言葉、はやりましたよ。
試験でもなんでも、「参加することに意義があるねん」といっては、結果は笑って忘れました。
いい言葉です。

でも、いま、テレビなんかでよく聞くやりとり、ちょっと違うんですね。
アナウンサー「メダル、期待していいですか?」
選手「はい。頑張って最高のメダルを持ち帰ります」
もしここで選手が、「いえ、参加することに意義があります」なんていったら、どうなるでしょうねえ。

国家の威信を背負ったりなんかするから、ドーピング問題なんかが起こるんでしょうね・・・

さてさて。
前回の東京オリンピックのとき、日の丸があがるのもうれしかったけど、それ以上に、さまざまな国の人たちのすばらしい競技に驚嘆しました。
そして、閉会式のとき、各国の選手たちがわいわいがやがや、ちっとも整列しないで入場してくるのを見たときのおどろき。
あの真剣な表情を見せた人たちが、嬉しそうに笑いあって、国も民族も肌の色も関係なく、肩をくんだり、踊ったり、歌ったり。まるで『せかいのひとびと』(ピーター・スピア)の最後のページのように、にぎやかで美しかった。これ、日本オリンピック委員会の心憎い演出だったんですね。
それを知ったとき、はじめて、日本という国を誇りに思いました。日本人のやることはすごいって。
小学生のときです。

あれれ?
そうそう、「すべての人は兄弟になる」です。
シラーの「歓喜によす」という詩の一節です。ベートーベン第九交響曲の歌詞です。
第九を歌うとき、あの閉会式のイメージと重なるんです。

今年も歌います。
世界じゅうの人々が、あの閉会式のように美しく、兄弟になれたらと、祈りながら。

日 時 12月17日(土)15時開演
会 場 京都ロームシアター メインホール
指 揮 高関健
管弦楽 京都市交響楽団
ソリスト 森麻季 竹本節子 清水徹太郎 三原剛

合唱団は9月16日まで募集していますよ~ → 京都ミューズで検索!

ヤン

 

 

 

 

夏のコンサート、無事終了♪

半年かけて練習して、舞台に上がるとアッというまに終わってしまいました。
いまちょっと虚脱感(笑)

新装なったロームシアター京都にて。
ヴェルディのレクイエム。
指揮 西本智実
管弦楽 京都市交響楽団
合唱 京都ミューズ・ヴェルディ・レクイエム合唱団2016 

自分のすべてを出し切って歌いましたよ。
西本さんのタクトと表情を見つめ、楽団の音楽に包まれて、至福のときでした。

ほかの人と声を合わせる喜びって、前に書きましたが、西本さんは「声を集める」と表現されました。
声を一点に集める。焦点は指揮者のタクト。
ひとりひとりが、各パートが、合唱団と楽団が、音を一点に集める。
ひとつの魂になる。

音楽は素晴らしい。

終了後、指導の小林先生がおっしゃったこと。
「たくさんたくさん練習を重ねて、本番はたった一度。それは、形には決して残らない。でも心の深くに残る。それが音楽です」
音楽と語りは同じだと思いました。

さて、冬の第九にむけて、がんばります。

聴きに来てくださったかたがた、ほんとうにありがとうございました。
一期一会。
あの日あの瞬間の出会い。
でも、またあしたからよろしくね。

 ヤン