ジミー のすべての投稿

11月のがらがらどん🍁🍂

すっかり秋になりましたね。
そして寒くなりました。
風邪やインフルエンザや家の用事をものともせずに今月もがらがらどんにいろんな語りが集まりました。

「捨て子と鬼」『日本の昔話4』福音館書店
翌日に、授業のお話会デビュー(?)をされるので最終の練習に来られました。
今月の初級講座でも語られましたし、練習に練習を重ねておられますね~。
すごいです! 練習は裏切りませんよね、やっぱり。
「リッキ・ティッキ・タービ」『ジャングル・ブック』西村孝次訳 学研
なんと、35分の長編です。
6年生に語られるそうです。
創作は難しいうえに、こんなに長いと家では通して練習するのはなかなか難しいですね。
ということで、がらがらどんという場で語られたわけです。
久しぶりに顔を出していただき、うれしかったです(*^_^*)
「まほうの鏡」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
なんと、今年の入門講座の受講生さんです。
発表会前に練習にこられるとは初めてのパターンです!
そして、自分の語りを録音しながら、初めての語りを堂々となさいました。
どんだけ、熱心で、度胸があるんでしょうか?
またまた、すごいの一言でした!
「スヌークスさん一家」『おはなしのろうそく2』東京子ども図書館
おなじみの、息を吹くときに上下左右のどれか一方からしか吹けないご一家の楽しい物語です。
何回聞いても笑えてきます。
「わたしはできない」と言わないで、子どもたちの前では自分を取り繕うことなど考えずにやりましょうという話が出ましたが、やっぱりわたしもこれはできないまま現在に至るでございます(/ω\)
語り手さんは見事にやり切られました。
「ねずみのもちつき」『日本の昔話5』福音館書店
ちょうどお正月のお餅つきの季節にいいお話ですね。
ほっこりするし、かわいいし、語り手さんの雰囲気もよくあっていて、いつもほんわかします。
聞かせてもらうたびに、日本の昔話っていいなあと思います。
「おはなしかめさん」『朝鮮の民話』偕成社
これも、今の季節ですね。
どんぐりを拾いに行くと、しゃべれるかめが出てくるおはなしです。
こちらは朝鮮の昔話ですが、これもほっこりしますね。
そして天から小判が降ってくる。
いいなあ~(笑)
でもいじめっ子に降ってきたものは、ギャ~!なんで、子どもたち大よろこびですね。
「三びきの子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店
1月に幼稚園の5才さんに語るので、練習させてもらいました。
まだ、おぼえたてでなんどか詰まってしまい申し訳ありません。
人前で語るとどこが詰まるのかをチェックして、今後の練習に生かそうと思ったんです。
ハイ、いいわけですね、その通り、申し訳ございませんでした<(_ _)>
「丈六のおじぞうさん」『なばりの昔話』より再話
昨日のブログにある、ヤンさんが講師をされた名張の講座のために、名張の話を再話して語られるということでした。
がらがらどんで披露してくださいました。
お地蔵さまが夜中に動いて、赤目四十八滝の茶店に行くというおはなしです。
以前、観光で行ったことがあるんですが、サンショウウオのいる入り口から滝までの間が結構長くて歩くんですが、ちょうどいいところに茶店がありました。
名張のみなさん、きっと大よろこびだったと思います。
「え、あのお店!」「まさか、続いてるわけないよ~」とかね(*^_^*)

新刊絵本の紹介
『ロージーのひよこはどこ?』パット・ハッチンス作 こみやゆう訳 好学社
『ロージーのおさんぽ』の続編だそうです。変わらない面白さ。
ネットの個人のブログに、「ドリフのような面白い個所がある」と書いてあり、「なるほど、コントか」と思いました。
『だーるまさんだーるまさん』おおなり修司文 きむらよしお絵 絵本館
ページをめくるとだるまさんがいろんな顔をしてるという、次は何かな~と楽しむパターンの絵本。
「でも、当たらないよねぇ」というのが、またおもしろい。
「ええ~っ!」という展開が楽しめました。
他もたくさん、ゆっくり読みたい絵本を紹介してもらいました。

今回も楽しい時間をありがとうございました。
次回は12月15日、今年最後のがらがらどんです。
1年過ぎるのがほんとに早いです。
年末のお忙しさもございましょうが、息抜きに、楽しみのために、みんなで語り、聞き、お茶しましょう(^o^)/

おはなし入門講座🌼3回目

下の、日常語クラスのブログでも書いてくださっているように、今月はじめにおはなし入門講座の3回目がありました(*^_^*)
遅ればせながらの報告です<(_ _)>

3回目は、「おはなしの覚え方」です。
みなさん、覚えるおはなしを1話選んで持ってくることになっていました。
「でも、まだ覚えてはいけませんよ。覚え方を聞いてからにしてくださいね。」といままで言われていて、前進したいところを押しとどめられていた状態だったのではないでしょうか?(笑)

おはなしを覚えるときは、まず声に出して読んでみます。
家で一人の時でも、小声でコショコショ言うのではなくて、部屋の隅まで聞こえるくらいの声を出してみて、自分の耳にも聞かせることが大切です。
その次は、本を見ないであらすじを書く。
その次は…
というように、ていねいに順を追って覚え方のお勉強をしました。
みなさん、ここは聞き逃すまいと真剣です。
だって、「早く覚えたいんです」という感じなんですよね。
みなさん、すごいです!
いよいよ、覚え方を教えてもらって次回は発表会です。
今頃は、みなさん一生懸命に覚えて、練習されているんでしょうね~
緊張せずに、リラックスして語りができるように祈っています。
初めは誰でも緊張しますから、どうか恐れずに(笑)
発表会が楽しみです!(^^)!

児童文学を読む会⚔

11月の最初の金曜日は、児童文学を読む会でした。
この『児童文学論』(リリアン・H・スミス 岩波書店)を読む勉強会で今までいろいろなジャンルの児童文学を読み込んできましたが、今回はいよいよ、ついに、待ちに待ったわたしの好きなジャンル、11章歴史小説でした。
わたしは歴史小説好きなので、出番が来たつもりで(笑)、できるだけ本章にある本を読んで当日を迎えました!
ストーリー、ファンタジーの章も、お勉強はためになるし楽しいのですが、落ちこぼれました_| ̄|○
次回までにできるだけたくさんの本を読もうという目標をほぼ達成せずに当日を迎えておりましたが、今回は意欲が違いました(笑)

『児童文学論』の11章の中から、抜粋いたします。
〝歴史小説という場合、作家はまず語るべきストーリーをもっている。そして、歴史という布地に、ストーリーは織物のたて糸のように織りこまれていなければならない。〟
〝想像力と史料と筆力の結合したものが、その作品のできばえである。〟
〝過去の生活を復元し、現在とは違う時代の雰囲気、味わいをとらえていなければならない。〟
〝作者が、ある時代に特有な状況や問題を十分に知りつくして、その時代のなかで自由に行動できるほどそこに没頭し、かれの人物をそうした条件のもとに生まれた時代の子として、同情と理解の目をもって見る時、はじめて第一級の歴史小説がうまれる。〟

全くその通りですね。
ほんとにねえ、ちょんまげゆって、刀を差してたら時代劇だと思ってたら大きな間違いだと、時代劇ファンとしては常々思っておりました。
ちょっと違うと思われるかもしれませんが、今回はわたしの歴史小説愛とともに時代小説愛と時代劇愛も炸裂してるので何卒お許しください<(_ _)>

『さらわれたディヴィド』(ロバート・ルイス・スティーヴンソン)にしても、『銀のうでのオットー』(ハワード・パイル)にしても、主人公の少年は平穏に暮らしていた生活が一変して苦難の道に変わってしまいます。
変りかたが、なるほど、この時代はそうだったのねというのがよくわかるんです。
前者は騙されて船に乗せられ奴隷として売られる運命、後者は預けられていた僧院から急に盗賊まがいの実父のところに引き戻されて敵がたにさらわれます。
いまならば、警察が逆探知したり、道路を封鎖したりしてくれて一大捜査網を敷いてくれますが、この時代はとにかく運と自力です。
福祉制度も今と全然違いますから、親がいなくなった時は遠く離れた知らない親せきを手紙ひとつを頼りに探し当てなければなりません。
物語の時代背景が、その時代を知らなくてもよくわかる文章、そして、主人公の心細さ不安、勇気の入り混じった感情のうずを同時に感じることのできる素晴らしくワクワクする本でございます。
とにかく、主人公はとんでもなく困難な命にかかわる状況から脱出しないといけませんね。
生きるためになんとか進まないといけないんです。
さあ、どうやって、どんなふうに知恵と体力を使ってサバイバルするんでしょうか!
どんな人が、主人公を助けてくれるのかも大きな問題です。
ただ、いい人、優しい人とかではなくて、助けてくれる人にもその時代ならと納得するような理由や役割を担っていたりします。
歴史の授業では全く分からない、外国の昔の人たちの生活がありありと見えるように読み進めるごとに入ってまいります。

そして、歴史小説の中では騎士がたくさん主人公になってます。
わたしは、騎士についての知識はありませんでしたが、数冊読んだだけで、もうとってもわかった気になっております(笑)
『ナイジェル卿』(コナン・ドイル)、『アイヴァンホー』(サー・ウォルター・スコット)は、主人公が騎士です。
普段の服装、戦うときの鎧はどんな装束かからはじまり、知らないことばかりでしたが、手を抜かずに書いてくれていることで全く知らない騎士というものが鮮明にイメージできました。
本の内容は長くなるので書けませんが、ストーリーとはまた別にわたしが惹かれるのは、騎士のいる時代は馬が大変重要です。
昔話の馬方は、もちろん馬を大事にしましたが、騎士にとっても馬はどれだけ強い馬を手に入れられるかが重要でした。
馬がつかれてきたから休憩させなければならないとか、たいへん急いで目的地に行かなければならないときは馬が走れなくなるまで乗りつぶして、また新しい馬を調達して目的地まで急いで行くとか、倒した相手の馬をもらって帰って行くとか、そういう場面がしょっちゅう出てきます。
また、僧侶と騎士の違いってなに?と思うほど、聖職者が=軍人なんですよね。
あるいは、聖職者が高位の政治家で、なおかつ軍隊を持っているとか、もう、戦うお坊さんがたくさん出てきます。
だから、キリスト教がこの時代の人たちのひとつの宗派ではなくて、政治的な意味があり、人びとを支配していたのだという様子が感じ取れました。。
昔話の中にも、神さまが出て来る話がたくさんありますし、そちらではおもに信仰というものを感じ取れると思います。
歴史小説とはそのへんが、違うように思いまして、それぞれに面白いなあと思いました。
かつてはるか昔の歴史の時間に自分はなにを聞いていたのかと思わないでもないですが、歴史小説を読みながらこんなにおもしろかったんだと改めて思いました。

残念なのは、11章に出てくる本のなかで、日本語訳が手に入らないものが何冊もあることです。
でも、検索しているうちにわかったのですが、A・デュマの『三銃士』ですが、これは三部作で『三銃士』のあとに二部ありますが、三部の全訳が復刊ドットコムで出ております!!
わたしは今、第二部の途中を読んでおりますが、まあなんとデュマという人は話を作るのがうまいこと!
二時間ドラマと大河ドラマのいいとこだけを取ったような面白さとスピード感!
家事をしないでずっと読んでいたいくらいです。

長くなってすいません<(_ _)>
今回は、P343の終わりまで進み、次回は歴史小説の残りとまだ読んでいない章をします。
宿題は今まで同様、本章に出て来る歴史小説を読んでくることと、出来たらそれに派生する歴史小説も読んできましょう、です。
児童文学を読む勉強会も次回で最後です。
みなさん、次回も頑張りましょう(^o^)/

10月のがらがらどん

ついうっかりしているまに、11月になってしまいましたが、月末にあったんだから仕方がないと思っていただくことにして、10月のがらがらどんの様子をお伝えします(*^_^*)

赤ずきん 『語るためのグリム童話2』小峰書店
いばら姫 『語るためのグリム童話3』小峰書店
世界でいちばんやかましい音 『おはなしのろうそく10』東京子ども図書館
ありこのおつかい 同名絵本 福音館書店
さるかに合戦 語りの森HP → こちら

新刊絵本を紹介してくださるMさんはお休みだったので絵本がなくてさみしい…(´;ω;`)
でも、今年のおはなし入門講座を受講しておられるかたが二人も来てくださいました(^o^)

おはなしを語ったのは、がらがらどんのメンバー4人とババヤガーの各クラスの参加者かつ、がらがらどんもほぼレギュラーのかたでした。
それとおはなし入門講座のお二人で、今回の参加者は合わせて7人で、いつもにもまして〝ちょっと、近所の知り合いが集まりました〟的な感覚を覚えました(笑)
茶飲み友だち(笑)

もちろん、おお勉強になる話もしたんですよ!
たまたま、語り手はすべて年季の入ったメンバーだったですから、それなりに、真剣な話もしたんですよ。
たとえば、「赤ずきん」にでてくる言葉でいまの子どもたちにわかりづらいものとか、「いばら姫」のドラマチックさを引き立たせるような語り方についてとか、「世界でいちばんやかましい音」「ありこのおつかい」では創作や絵本の物語の難しさとか。
「さるかに合戦」はヤンさんの再話ですからその話とか。
話題は尽きません。

でも、人数が少ないとちょっぴり寂しいような、でも、じっくり話せる利点もあるような…。
秋はいろいろ行事やイベントがありみなさん忙しいのかもしれませんね。
今月も来月もがらがらどんはありますので、お待ちしておりますよ~~(^o^)/

10月のおはなし中級クラス🍬🍭

二か月ぶりの中級クラスがあり、今回も濃い中身でした。
とはいえ、わたしは今回もラスト1話の批評というところで早退したので残念無念(´;ω;`)ウゥゥ
お勉強は以下のメニューで、まずエントリーした人が順番に語り、そののちに批評の時間という進め方でした。

「いばら姫」『語るためのグリム童話3』小峰書店
「おばけ学校の三人の生徒」『おはなしのろうそく28』東京子ども図書館
「だんまりくらべ」『子どもに聞かせる日本の民話』実業之日本社
「しんぺいとうざ」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』語りの森
「金を生むねこ」『子どもと家庭のための奈良の民話一』奈良の民話を語りつぐ会
「三枚の鳥の羽」『語るためのグリム童話4』小峰書店

「いばら姫」は、わたしが語り、テキストの疑問個所を勉強させていただきました。
指をつむにさす、といいまちがえてしまうことについて、みなさんはそんなことありませんか?
ありませんか、そうですか、わたしだけですか、すいません<(_ _)>
テキストでは、最初に「つむを指にさして死ぬであろう」と出てきて、次に出て来る時には「指につむをさしてしまいました」と出てきます。
わたしは、覚えるときにすでに罠にかかるな(決して罠ではないのですが)と自覚していましたので気を付けていたのですが、語るときに一回目は「つむに指をさし」てしまい、二回目は「指をつむにさし」てしまったのでした(笑)
いや、笑い事ではないですね。
不可能ですから、つむに指をさすなんて、格闘家ではないんですから…
聞き手の頭の中にお姫さまが浮かんでいるときにつむが先に出て来るよりは指が先に出て来る方がイメージしやすいです。
お姫さま→指(当然お姫さまの指を思い浮かべますよね)→つむ(ああ、ささってしまうんじゃないかな、とか、ささったんだなと聞き手が思う)
この順番です。
ということを勉強しました。
他にもこの手の細かいこと、そしてこのおはなしの深いところを単語を細かく見ながら指摘していただきました。
中級クラスはこんなふうにテキストや語りを細かく見ていきます。

「金を生むねこ」は、テキストがヤンさんの日常語になっているという、語り用にしては特殊な本です。
今回の語り手さんは、関西弁という大きなくくりでは同じですからそんなに違和感なく語っておられると思いますが、厳密にいうと違う関西弁ですから(それぞれ地域によってちがいますよね)、それについてのお話もありました。
「おばけ学校の三人の生徒」は、創作です。
このテキストは生徒であるお化けのセリフが、大きさや太さ、書き方がいろいろ違うように書いてあり、語るときに違いが分かるように語らなければならないということを表しています。
演じないといけない珍しいテキストです。
語り手によって、セリフをオリジナルに考えることになりますが、みなさんどんなふうに語られるのかとかんがえると楽しくなりますね。

一話ずつにたくさんお勉強したのですが、あんまりたくさんになってしまうので書けません、ごめんなさい_| ̄|○
でも、どの語りも面白かったですしよかったです。
次回のエントリーは、もういっぱいなんでしょうかね?
(さりげなく、自分を売り込む)
次回も楽しみです!(^^)!