かぶ のすべての投稿

12月日常語による語りクラス

12月に入り、何かと気ぜわしい毎日です。
2学期のおはなし会も全部終わり、ホッとしています。

12月の日常語による語りクラスの報告を致します。

〇語り
さかべっとうの浄土」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』 村上郁/再話
https://katarinomori13.com/jfolktales.html ←こちらからも見れます。聞けます。

雪おんな」『日本の昔話5』福音館書店 小澤俊夫/再話

 

〇テキスト
きつねと熊」『日本の昔話4』福音館書店 小澤俊夫/再話

こぶ取りじい」『日本の昔話3』福音館書店 小澤俊夫/再話

和尚おかわり」『日本の昔話1』福音館書店 小澤俊夫/再話

 

テキストにある「ほっほっほ」や「あははは」などの笑い声は、日常の会話の中ではまず言いません。ですから語りの中で不自然になってしまうようなら、「笑いました」でいいかもしれません。

「こぶ取りじい」の「となりの欲ばりじいさん」は、欲ばりとは違うのでは?という意見がでました。欲ばりというのは、お金や物を欲しがるイメージです。
このとなりのじいさんは、ただ「こぶ」を取ってほしかっただけです。このおはなしが伝えたかったメッセージは「欲ばってはいけない」ではなく、「人のマネをしてもうまくいかないよ」ではないでしょうか?変に性格付けされてしまう「欲ばり」は無い方がいいかも。

今回も、自分の語りにすぐにも役立つアドヴァイスを、ヤンさんからたくさん戴きました。
ありがとうございました!来年もよろしくお願いいたします。

今日はクリスマスを意識した色にしてみました (^^♪

かぶ🌲

11月日常語による語りクラス

8月は夏休み、9月は台風直撃により急遽中止、10月は秋休み、ということで、3ケ月とんだので、4ケ月ぶりの日常語による語り講座でした。
3ケ月以上練りに練ってあたためにあたためたおはなしが5つラインナップ致しました。

<語り>
豆っこの話」 『日本の昔話2』福音館書店
→「豆さんの話」

<テキスト>
さかべっとうの浄土」 『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上郁/再話 語りの森

雪おんな」 『日本の昔話5』福音館書店
→「雪おなご」

めしを食わないよめさん」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上郁/再話 語りの森
→「めしを食わへんよめさん」

とっつく、ひっつく」 『日本の昔話1』福音館書店
→「とっつこか ひっつこか」

<ヤンさんの語り>
茨木童子
(出典をしっかりお聞きするのを忘れてしまいました。。。)

おはなしのタイトルを言った時に子どもたちは
「どんなおはなしが始まるんだろう?」とわくわくしてこちらに集中します。
共通語で書かれたテキストは、もちろんタイトルも共通語になっています。
今回取り上げられたおはなしはタイトルも、日常語にしましたよ。その方が自然です。

語り継がれてきたおはなしを文字におこして残してきたテキストは、だれが読んでもわかるように、共通語で、接続詞もたっぷり加えて書かれています。
普段の語りの場合もそうですが、接続詞ではなく「間」でつないだ方がすっきりとおはなしをすすめることができる、ということがあります。
(もちろん取ってはいけない接続詞もあります!)
日常語つまり私たちの普段の会話を考えたとき、接続詞はほとんど使っていませんね。
考えてみて~!順接の接続詞はあんまり使わないよね~。でもでも!逆接は使うよね~
日常語のテキストを作るときは、取れる接続詞はなるべく取って「間」でつなげることを意識してみましょう。
きっとその方が自然な語りになりますよ、というアドバイスがありました。

他には、擬態語・擬声語・慣用句っぽいものなどが出てきたとき、それがその地方の土地言葉なのか、言い回しなのか、意味やニュアンスが分からないことがありますね~。その場合は臨機応変に考えなくてはいけませんが、その土地の他のおはなしを調べたり、類話を調べたりすることで、判断がつくことがあります。
はい、勉強、勉強~~

今回も、皆さまのほっこりした日常語で、ほんわかした気持ちになりました。
やっぱり日常語はいいなあ~。私もがんばろ。
はい、精進、精進~~

かぶ

7月 研究クラス

地震、大雨、台風と自然の猛威に圧倒されていますが、みなさまご無事でしょうか?
各地に甚大な被害が出ています。心よりお見舞い申し上げます。

さて、7月13日の研究クラスの報告をします。(またもや遅くなりました…)

<レポート付き語り>
ホレばあさん
みなさんよく知ってる「ホレばあさん」をとりあげて下さいました。
ATU480「親切な少女と不親切な少女」で、典型的な昔話、「親切で働き者の娘は幸せになり、不親切で怠け者の娘は罰を受ける」おはなし。類話も山ほどあります。それを20話以上取り寄せ、類話比較表にまとめて下さいました!これはもうひと財産です!ありがたや~
それからテキスト比較。
初版以前『エーレンベルク稿』「マーモット」ヤコブ・グリム、ヴィルヘルム・グリム/採話
始めは書物だったんですね~!私が以前レポートした「みつばちの女王」も読み物から採られ、グリム兄弟によって再話されたものでしたが、ヤンさんによると結構そういったおはなしも多いそう。ヤンさん、どのくらいあるんでしたっけ?すみません、記憶が・・・
「みつばちの女王」は読み物だった時にはやたら長くて今の3倍くらいの長さで、主人公も王さま?3人の王子?という感じのおはなしでしたが、グリムの再話によってすごくあっさり、短く分かりやすく生まれ変わっています。
ところが!この「あっさりすぎて物足りないじゃないの?」と感じてしまうくらいのおはなし、子どもに語ると、めちゃくちゃよく聞いてくれるんです!私は3年生に語っているのですが「よかったなぁ!」「あ~おもしろかった!」と子どもたちは大変満足してくれます。語るたびにグリムさんの再話の力をひしひしと感じてしまいます。
初版『初版グリム童話集1』吉原高志・吉原素子/訳、白水社
二版『完訳グリム童話子どもと家庭のメルヒェン集1』小澤俊夫/訳、ぎょうせい
二版(+七版)『語るためのグリム童話2』小澤俊夫/訳、小峰書店
二版『子どもに語るグリムの昔話1』こぐま社
七版『グリム童話全集1』高橋健二/訳、小学館
二版と七版はほとんど変わらなかったそうです。
これだけたくさんの資料を読み込みまとめて下さったので、いろいろなことが見えてきて、大変勉強になり、面白かったです!お疲れ様でございました!

<語り>
七羽のからす
こちらも皆さまごぞんじのおはなし。実は前回の研究クラスでレポートして下さったものです。前回、ヤンさんからいろいろとアドバイス頂いて、今回語りでエントリーして下さいました。
前回は、ほれ、あれですよ、
聞き手の子どもが語りを聞いて、語りの中で体験することが大事
と、最も大切で、最も基本的な事を、ヤンさんに言葉でずばっと言っていただき、
じんじん、びりびり、びびびびびーーーと雷に打たれてしまった、あの回ですよ。(私だけですか?・・・)

ふうふうふうふう・・・

研究クラスの報告を書くのに、今回の資料を読み返し、前回の資料を読み返し、いろいろ思い出し、再び雷に打たれ、やっぱり復習って大事なのね。そうよ、学校の先生も言ってたじゃないか。勉強は予習復習が大事だって。暑くたってがんばるのよ。だって、いろいろ勉強して、いろいろ分かった上で、子どものとこに語りに行った方が、ぜったいいいもんね。ぜったい楽しいもんね。
「みつばちの女王」も「さるの海岸見物」もめちゃくちゃよかったです!
ヤンさん、ほんとにありがとうございます!!

あれ、文章が変ですね。おゆるしを~~
(直さんのか~い!!(ー_ー)!!)

かぶ

6月日常語による語りクラス

今日も大変暑い一日となりました。
早速ですが日常語の語りクラスの報告をします。

語り
きもだめしのはなし」『千代田町昔話集』再話/村上郁

身上あがるようだ」『日本の昔話2』福音館書店

テキスト
三枚のお札」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』再話/村上郁

こんび太郎」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』再話/村上郁

ヤンさん語り
「かも取り権兵衛」『日本の昔話2』福音館書店

「きもだめしのはなし」は <はなしばなし>とのこと。
ですから、タイトルを言う時から「きもだめしの は な し」と強調しておくと最後のところでストンとおちます。
はなしばなし>は怖い話とくっつくことが多いので、聞き手の年齢や語り手との関係によっては、思いっきり怖がらせることもできます。
ヤンさんが「駅前の〇〇〇預かりのはなし」という<はなしばなし>をぱぱぱと教えて下さいました。怖くて面白い<はなしばなし>です。出席者は悲鳴をあげたり大笑いしたりしてすっかり楽しんで、覚えたい~!と言っていました。

今日取り上げたいくつかのおはなしの出典本である『語りの森昔話集2ねむりねっこ』はヤンさんの再話です。
読まれることを意識した再話にしてありますので、語る場合は、接続詞は取ってしまって、<間>で表すことが可能です。
大変覚えやすく語りやすい文章の『語りの森昔話集』をぜひぜひ口にのせて、子どもたち語ってみて下さいね。

 

今回の報告はスピード感を意識して書いてみましたので、出席者のみなさま、ぜひフォローをお願いいたします!(*^_^*)<(_ _)>(^_-)

 

かぶでした

5月日常語による語りクラス

忘れた頃に報告をアップすることをお許し下さい!

5月1日の日常語による語りクラスの報告です。

<語り>

おどるがいこつ」『日本の昔話1』 福音館書店

かも取り権兵衛」『日本の昔話2』 福音館書店

きもだめしのはなし」『千代田町昔話集』再話/村上郁

<テキスト>

「笑」という字 『ナーミンのための奈良の民話』再話/村上郁

あめは毒」『日本の昔話3』 福音館書店

身上あがるようだ」『日本の昔話2』 福音館書店

ヤンさんの語り

竹の子童子」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森 再話/村上郁

みなさまは、おはなしの中にむずかしい言葉がでてきたらどうされていますか?
今回は、むずかしい言葉、子どもには分からない言葉や物・ことがらをどう扱うか?が話題になりました。
「上方見物」「座頭さん」「身上(しんしょ)があがる」「あげ戸」などなど・・・
言葉の意味が分からなくても・知らなくても、
●子どもがなんらかを想像しておはなしについてきてくれる
●ストーリーにあまり影響がない
●成長につれていつか知るだろうから理解するのはそのときで良い
このような場合はそのまま使いますよね?
でも、
●これが分からければおはなしがイメージできない
●おもしろみが伝わらない、または半減する
●子どもに「それ、なに?」と聞かれる
子どもが聞いてくれれば幸いですが、
●子どもの目が宙をさまよっている
●子どもがおはなしについてこれなくなっている
となると、語りながら冷や汗が背中を流れます・・・

難しい言葉をどう扱うか?
子どもの年齢や、語り手との関係性、おはなしの持つテーマなどによって、同じ場面やパターンはあまりありません。常日頃から子どもをよく見て、その時一番良い選択ができるように、おはなしおばさんは日々精進を重ねなければなりませんね~~
はい、勉強、勉強~~(*^o^*)

当HPのステップアップのページにヤンさんがヒントを書いて下さっていますよ(*^_^*)
はい、勉強、勉強~~~(*^o^*)

かぶでした

おはなし初級クラス

こんにちは。4月10日の 初級クラス を見学させて頂きましたので、報告致します。

おおかみと七ひきの子やぎ」 語るためのグリム童話① 小峰書店

みじめおばさん」 語りの森HP → https://katarinomori13.com/wfolktales.html

ほらふき長吉」 日本の昔話② 福音館書店

鼻が長くなった兄さん」 子どもに語る中国の昔話 こぐま社

メケー・ドマ」 語りの森昔話集1おんちょろちょろ 村上郁/再話

講師のヤンさんの語り
カメのピクニック」  語りの森昔話集2ねむりねっこ 村上郁/再話

いやぁ~!おどろきました!
いつもヤンさんから「初級クラスは楽しいよ~!」と伺っておりましたが、ほんとだった!
みなさん、楽しそうに語られるし、
みなさん、どんどん質問するし、
みなさん、学ぶのが楽し~~!!ってことを前面に出されています!
私、初級の頃、こんなんだったかなぁ~???
いやぁ、もっともっとがちがちで余裕なかったなぁ・・・

研究クラスももっとがんばらねば!
楽しまねば!!

最近ねむくて眠くてたまりません・・・
知らぬ間にねむりねっこをかじってしまったようです・・・
どなたかおきるはっぱをお持ちではありませんか?・・・

かぶでした(^_-)

3月 日常語による語りクラス

3月始めの勉強会だったのにあと1週間で4月!!なんてことかしら!!
報告がまたもやすっかり遅くなってしまいました。ごめんなさい~!
花粉に目と鼻をやられてぐずぐずですが、はりきって報告させていただきます~!

<語り>
きつねの小判」 『日本の昔話1』 小澤俊夫 再話 / 福音館書店
この語り手さん、とにかくほっこりする語りです。
普段私たちは会話中、あまり「。」で区切って話していません。日常語で語る際には、文と文をつなげてみる箇所を作ってみてもいいかも、というアドバイスがありました。

犬の足」 『日本の昔話3』 小澤俊夫 再話 / 福音館書店
子どもに語る時は香炉の説明を軽く入れてあげるといいですね、とのことでした。
やさしいお声でほんわか語ってもらって、楽しかったです~!

<テキスト>
ひょうたんのお化け」 」『日本の昔話3』 小澤俊夫 再話 / 福音館書店
普段あまり「女房」と言わないので「おかみさん」に変更。自分が普段使わない言葉で語るよりも、日常使う言葉の方が、聞き手にもイメージしやすいですよね。
このおはなしは「宝ばけもの」の類話だそうで、忘れ去られた宝(お金の場合が多い)が化けて出て、人間に掘り出されたりして再び世に現れ成仏する、というはなし。ところがこのタイプ(宝自身が化ける)は日本独特のものだそうで、ヨーロッパや他の国では、幽霊やおばけが宝を守っていたり番をしているのだそうです。不思議ですね~。面白いですね~。もっともっと知りたくなりますね~。調べたくなりますね~。。。

<番外編>
長い名の息子」『にほんご』谷川俊太郎
みんなで話していると話題にあがったので「大急ぎで語ってあげようか?」と急きょ語って下さいました!
じゅげむ みたいなおはなし。楽しかった~(*^_^*)

今回は時間に余裕があったので、伝承の語り手さんのCDを聞かせていただきました。
岡山の方の語りは、やはり同じ関西圏ということもあり、なぁ~んとなく内容が分かります。
伝承の語り手さんの語りは、リズムが良くてほんと心地いいんですね~(*^_^*)

日常語のテキストを苦労して作るのは
「言葉を普段自分が使っている言葉にするということ、つまり、
おはなしを普段の自分の息使い・呼吸・間合いに近づけること」なのだと改めて強く感じました。

「日常語で語ることは本来の伝承の現場に近づけること」ですよね~(いまさら?笑)

ほらほら、日常語で語ってこそ、本来の語りの現場 ♪♪
本来のおはなしおばさんやで~(*^_^*)
さあさあ、みなさん、一緒に勉強しませんか~?

かぶ でした(^_-)

 

1月 日常語による語りクラスの報告

これまでの『日常語での語り講座』が今回から
『日常語による語りクラス』に名称変更致しました。

2018年、一つ目の勉強会が1月9日にありましたので報告致します。

<テキスト>

さるの顔はなぜ赤い」 語りの森ホームページ 日本の昔話より  村上郁/再話
https://katarinomori13.com/jfolktales.html

「ふるやのもり」の類話ですね。
共通語のテキストでは、「しっぽがぷつんと切れてしまいました。」のように擬態語と動詞がくっついていることが多いですが、
関西弁の日常語テキストを作る際は、思い切って「ぷつ~んて、しっぽが切れてしもてんて。」のように前に擬態語を持ってきても、いいかもしれません。大阪弁は擬態語・擬声語がとても多いそうです。それらを楽しく誇張するような話し方が自然なこともあります。

 

『笑』という字」 『ナーミンのためのテキスト』

奈良の民話を集めたものからの出典ですが、ヤンさんによると、このようなおはなしは日本中にたくさん残っているそうです。
それを聞いた受講者のお一人が「そうか!なるほど!今年買った切手の絵がね、犬が竹をかぶっているんですよ。どうしてかなぁ、と不思議だったんですよね!このおはなしからですね!」と言いました。
切手の画像を調べてみると確かに52円切手は犬張子(いぬはりこ)が竹の笊(ざる)をかぶっています。かわいい~。

犬張子について少し調べてみました。犬張子は郷土玩具として江戸時代に発達し、後期には今の丸みを帯びた立ち姿になったといわれています。犬は安産・多産なことから「安産祈願」「成長祈願」の縁起物とされていたそうです。笊(ざる)をかぶった「笊かぶり犬」は、犬に竹をかぶせると「笑う」という字に似るので、笑門来福 よく笑う家庭になる、という江戸の粋な洒落っけから作られたそうです。(本当の「笑」の字源はくさかんむりに手をあげて舞う巫女の形から「しなをつくる」→「口がしなをつくる」→「笑う」だったそうです。)

子どもの成長を祈ったり、笑って過ごしたいという江戸の人たちの想いが、おはなしとして全国あちこちに残っていたということですね。
短いおはなしですが、江戸時代からずっとつながった人の想いを感じられ、幸せな気持ちになっちゃいました~

 

<語り>

金剛山のとら」 語りの森ホームページ 外国の昔話より 村上郁/再話
→https://katarinomori13.com/wfolktales.html

次回もう一度語りにチャレンジして下さるそうです。完成を楽しみに待っております。

 

聞き耳」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』 村上郁/再話 語りの森

元のテキストは「ネリヤ」のままで共通語で再話されています。これを今回は「竜宮」に変えて関西弁の日常語にされます。「ネリヤ」のような、その土地や地方の独特な言葉や名称を変えることで雰囲気が変わってしまい、全体的なおはなしのイメージもくずれてしまうことがあります。ひとつ変えることで、他も変えなければならないこともあります。よく注意しなければなりません。

 

<お楽しみ・ヤンさんの語り>

日常語での語り「貧乏神」 日本の昔話5 福音館書店

共通語での語り「アナンシと五」 世界の民話 実業之日本社

 

 

今日も一話一話じっくり丁寧に取り上げて頂き、たいへん勉強になりました。

ヤンさんのおまけの語りも二つも聞けてなんてラッキー♪ しかも日常語と共通語!
しかも「アナンシと五」は元の原話資料には入っている「その次は?」という台詞まで教えて頂き、これが子どもとの掛け合いで成り立つおはなしである、というものすごい真実に、さらに語り方まで教えて頂き、なんともスーパースペシャル贅沢な新年一つ目の勉強会でありました。

みなさま、今年もよろしくお願いいたします。
子どもたちにすてきなおはなしを届けられるようにがんばりましょう~(*^_^*)

うれしい電話

年明けそうそうに、語りの森鹿児島支部(笑)の母から電話がありました。
うれしい内容だったので報告します。

母は昨年『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』をたくさん買ってくれて、母のまわりの児童民生委員をされている方、教員をされている方、里親さん、子どもへの読み聞かせボランティアの方、児童福祉のお仕事をされている方、子育て中のお母さんなどなど、子どもに関わる人たちに手渡してくれていました。
「その中のお一人がうれしい事を言ってたよ!」と言うのです。
「その方は小さい頃にお父さんからおはなしを聞いて育ったんだそうよ。いろいろ聞いた中でも、何回も聞いてものすごく好きなおはなしがあったんだって。大人になってお父さんも亡くなってからふと思い出して、お父さんに聞いたおはなしを本で探したんだけど、似た話はあっても同じのがどうしても見つからなくて、寂しいけど諦めていたんだって。
そしたら!『〇〇さん(母)にもらった昔話集読んでたら!子どもの頃お父さんに繰り返し話してもらったおはなしがそっくりそのまま載ってたの!もう懐かしくて懐かしくて!お父さんが語っていた様子がはっきりとよみがえってきて、涙が出たよ!』って言うのよ。この本すごいね~」って。
この方は小学校に読み聞かせのボランティアでも行かれているので、
「このおはなしは私がお父さんから聞いたおはなしです、って読んであげれるわ!」と喜んでいたそうです。
ヤンさん!すごいです!!途切れかけた伝承の糸が再びつながりました!!

『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』が、関西と鹿児島をつなぎ、お父さんの想いが現代の子どもたちへつながり、未来へと残っていく。
すごいことしてるなぁ~って感動しました。
k先生が日本のおはなしを増やした方がいい、と言われていたのもこういうことなのかなぁ。
ヤンさん、すごいことしてますよ~!

ヤンさんの再話が語法にのっとっているから、読んだ人の心にスッと寄り添うんだと思います。
だって語法は語り手の愛だから。ヤンさんの愛がつまってるからね。

正月からとってもうれしい気持ちになりましたので、おすそ分け。
(と同時に自分の尻をたたいて気持ちを引き締めます・・・)

ヤンさん、みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

12月 日常語の語り勉強会

大変遅くなりました。先日の日常語での語り勉強会の報告です。

<語り>

広岡の腰痛地蔵」 『ナーミンのためのテキスト』

おばあさんが始めに六体地蔵さんに頼む場面と、「明日の今度のその今度、もひとつ今度のその今度・・・」と言って慌てて帰って行く場面は、同じようには語らない、と、語り方のアドバイスがありましたが、テキストは完成です。皆で「他人事ではないねぇ」と言いながら楽しく聞かせていただきました。

だんごころころ」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』 村上郁 再話/語りの森

蓑 について子どもに聞かれたときにひとことで説明できるように用意しておく。
個人的に、欲ばりじいさんの「ヘングリヘングリケケッコウ」にはまってしまいました。恐るべし「ヘングリヘングリ」

天福地福」 『日本の昔話』 小澤俊夫再話/福音館書店

前回テキストチャレンジの時に、本文中に「天福地福」の説明的なことを入れる、と言われていましたが、やっぱりやめにしたそうです。するとヤンさんからアドバイスが!「おはなしが終わってから、天福地福の説明をする。もしくはタイトルを言わずにおはなしして、終わってから 天福地福 と言って少し説明してやる、という方法もあるよ」な~るほど!聞き手の年齢に合わせてそんな手もあるのか!!
私も前にこのテキストを日常語にしているので、新たな引き出しが増えたようで、ガッツポーズでした。

<テキスト>

聞き耳 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』 村上郁 再話/語りの森

3回目のテキストチャレンジ。どんどん修正されて完成間近です。今回は目線があちこちに行かないように、という修正が入りました。
するとうしろから、女の人が「ちょっとお待ちください」とよびとめました。→→ 目線は 語り手
するとうしろから、女の人の声で「ちょっとお待ちください」と聞こえました。→→ 目線は 男
少し変えただけで目線が変わってしまったり、つじつまが合わなくなったりします。なるほど~!

金剛山のとら」 語りの森ホームページ 「外国の昔話」村上再話

やさしいお声と言葉で心に届きました。「とてもいいおはなしなので大切に大切にしっかり覚えて語りたかったの。」と言われていましたが、それもしっかり心に届きました。いいなぁ~(*^_^*)

 

さてさて私、風邪をひいてしまい、咳が止まらず、咳をしすぎて胸が痛いのです。(母に話すと「多分肋骨にヒビ入ってるで。私もやったことある。咳した拍子に ピキーン! っていうたやろ?」と言われましたが、音が鳴ったかどうかわかりません・・・でも痛い((+_+))・・・)
脇を締めて腕を前でクロスしていると、コルセットのようで少し楽。。。

そしてそして私、このところいろいろやらかしていて、先日は小学校におはなし会に行き、教室でコートを脱いだらなんと上半身がパジャマでした((+_+))
トレーナーっぽいやつだとはいえ、胸のワンポイントはどうみても完全にパジャマの柄!!
もうどうしようもないので、ずっと脇を締めて腕を前でクロスしていました・・・

あ~あ・・・胸を張って生活したい・・・

みなさまよいお年を♪
かぶぶ