ぽんです。
昨夜から、久々の雨ですね。
雨は嫌いなんですけど、さすがにこれだけ乾燥していると、雨も嬉しくなります。
明日からはとっっても寒いとか。エルニーニョ現象も収まりつつあるってこと
で、これからが冬本番かもしれません。
さて、先週の金曜日、今年初めての日常語勉強会がありました。
テキスト
「ももたろう」
「猿地蔵」
「にせ八卦」
語り
「風の神と子ども」
「てんとうさま金のくさり」
「大工と鬼六」
「ペナンペと子犬」
「貧乏神」
今回も盛りだくさん。様々なお話があって、とても面白かったです。
語りの方も、以前にテキストをされてから語られたお話有り、テキストを飛ばし
て始めて語られるお話有りで、本当に盛りだくさん。
この勉強会を始めた頃の事を思うと、きゃーーって感じです。
さあ、3学期です。短い時間にお話会がいっぱい。短期決戦の学期ですね。
今回、持って来られたお話も、3学期にきっと活躍してくれることでしょう。
あっと、今月のお話の出典はすべて『日本の昔話一〜五』小澤俊夫/再話 福音
館書店刊でした。
by ぽん
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3学期です
ぽんです。
6日より3学期のお話会が始まりました。
えっ?もう〜?
そうなのです。もちろん学校はまだ始まっていませんから、保育所です。
いっつも行ってる所。3才と5才に行きました。
実はですね、ちょっとプライベートで年末からいろいろありまして、
しっかりお話を用意できなかったのです。
それで、どちらのクラスにも「金いろとさかのおんどり」を語りました。
出典は『おはなしのろうそく3』(3才ちゃん、ごめんねぇ)
えっと、3才、ポッカーンとして聞いてました。
5才、大盛り上がりで聞いていました。
年齢差あるねえ。
5才、「おんどりよ、おんどりよ〜」ときつねの歌がはじまると「あかん。あか
ん」「あけるんちゃうん」「ああやっぱり」。2回目の歌「また、ちゃ う
ん?」「絶対あけるで」「ほらなぁ」。3回目「え〜聞こえへんのん?」(おん
どりの声はねことつぐみには聞こえませんでした、の後)と、たーい へん。
楽しいお話会となりました。
えっ、絵本?気になる?しゃぁないなぁ。
プログラムは載せませんって宣言したんだけど・・・。
3才は「はらぺこわにのちっちゃいちゃん」鈴木出版、「てぶくろ」福音館書店
5才は「みんなびっくり」(長新太)こぐま社、「まゆとおに」福音館書店
3才の「はらぺこわにのちっちゃいちゃん」はこどものくにたんぽぽ版の1月号
です。
何ちゅうこともない絵本と思って読んだんですが、これが、以外に大受け。
最後にわにのちっちゃいちゃんは食べ過ぎて(いや、本当は成長して・・・なん
だとうけど)、わにのでっかいちゃんになっちゃいました、で終わり。
これが、3才さんには面白かったようです。
「てぶくろ」は素晴らしいしね。先日仕事先の2才児のクラスで読んでも、全員
微動だにせず聞いていました。すごいよね。
てな、わけで、3学期。短い期間に沢山のお話会がある時期ですよね。皆さん健
康に気を付けて、頑張りましょう。
では。 byぽん
2016年です
明けましておめでとうございます。
ぽんです。
2016年、オリンピックイヤーの幕開けですね。
皆さま、どんな朝をお迎えになられましたか?
我が家は31日に下の息子が帰省し、4人で元旦を迎えることが出来ました。
あと何年4人で新年を迎えられるのか・・・と毎年思うのですが、何とか今年も
4人で過ごすことができました。
帰省してくれた息子達に感謝です。
久しぶりの4人家族、先ほどようやく大漁の・・・ちゃう、大量の洗濯物を干し
終えました。
その前にはおせちを食べたわけですが、ヤンさんのようにりっぱなおせちを作る
ことも放棄。阪急さんに作って頂いたおせちを頂きました。
全部。。。そう全部。完食です。
私はこの後、お年始に行くのに車を出さないといけないので、禁酒。
男3人で750mlのお酒を3本、カラにしました。
夫・・・ソファーでお休み中
上の息子・・・ベッドでお休み中
下の息子・・・日向でギター演奏中
平和なこと、この上ありません。
今年も、ババ・ヤガーをよろしくお願い致します。
byぽん
御礼
ぽんです。
今年もあと二日となりました。
皆さん今年はどんな一年でしたか?
ババ・ヤガーにとっての今年一年は、またまた、新しいことに挑戦を始めた一年
でした。
再話勉強会や遠足、また今まで同様に日常語の勉強会をやり、中級講座をや
り・・・。でも、そのいつもの勉強会も昨年とは、また別のステップに移れ た
ように思います。
ババ・ヤガーは今年も一年走り続けてきました。来年も今年に負けないように、
走り続けられるババ・ヤガーでありたいと思っています。
私個人としての今年一年は、結構山あり谷ありでした。ゼイゼイいってたときも
あるかな?大殺界の1年目だったしね。(ってことは来年は大殺界の2 年目だぁ)
そして、実はこの押し迫った年末に身内で大事件がおこり、それがどうやら、来
年の私個人に重くのしかかってきそうな気配がしています。
そんなこんなで、今年一年、ババ・ヤガー語りの森を、見て頂いた方、ありがと
うございました。
また、様々な企画にご参加下さった皆さま、ありがとうございました。
そして、いつもの勉強会の皆さま、ありがとうございました。
皆様にとって来年が、さらに良い一年でありますように。
どうか、来年も、ババ・ヤガーをよろしくお願い致します。
byぽん
チャレンジャー ぽん!
ぽんです。
皆さん、グリムを語られるとき、出典は何を選ばれますか?
「そんなん、読み比べて決めるに決まってるやんか」というヤンさんの声が聞こえてきそうですが。
私の地元のおはなしグループの例会でのこと。
ある方が「星の銀貨」を語られました。出典は『語るためのグリム童話7星の銀貨』小峰書店刊。
これって、私の地元では凄いチャレンジャー。私の地元の会ではねグリムは99%こぐま社なんです。後の1%?ふふふっ。私です。最近の私だけが小峰。
で、まあ、語られたわけです。語り手の方はクリスチャンで信仰のある方なんですが、小峰とこぐまを読み比べられて、女の子の境遇に対して厳しい単語を使われている、特に冒頭、小峰では『見捨てられて』と強い言葉で書かれている。それが、このお話が本質的に何を語っているのかという自分の考えにびたりと合ったので、選ばれたと話されました。
ところがところが、これが御長老の意に沿わず、猛攻撃。
まず、「これ、誰の訳?」私(心の声は丸かっこ 小澤って知ってるやん)
長老「だいたいね、こんな話、子供に伝わりますか?裸になるんですよ」 私「再話は小澤研究所です。確かに聞き手に信仰に対する思いがあるほうがすっと入ると思うので、語りにくいことは語りにくいですよね。うちの会で語る人いませんし」 一同「うん」 私「でも、だからといって語っては駄目ということではないと思うんでけど。七羽のからすだって語りますし」 一同「うん」 長老(七羽のからすのところで、「お話は全てがわかる必要はないんです」と口をはさむ) 私(ほんならこれも語ってもええやん) 続けて長老「他の会ではたくさん語られる方、います。私この時期に何度も聞いたことあります」 私(えっ、さっきの発言と方向ちゃうやん、語ってええんかいな?)
長老「この子最初から帽子かぶってました?この出典、ぼうしかぶってるって言ってないよね。突然帽子被せてあげるってどういうこと」 語り手「身に付けているものって書いてあるでしょ。冬のドイツで帽子被ってない人なんかいませんよ。寒いのに」私(えっ、なに着てるか全部言うとかなあかんのん?昔々あるところに一人の女の子がいました。えーっと、この子は帽子を被り、チョッキを着、スカートをはき、肌着も着ていました。えええっー!?) 長老「だいたいね!こんなに宗教的な話やのに、最後にお金ひろて、金持ちになるっておかしいでしょ」 私「こぐまは違うんですか?」 長老「違うはずですよ。幸せになっただけです」 一同「そうなんや」 語り手「小峰はお金を拾い集めるで、こぐまはお金を集めるやったと思います」 別の人「笠地蔵は贈り物一杯もらってなに不自由なく暮らせるようになってもOKなのにねぇ」
この辺りで代表が止めに入りました。
(ほんとはもっとケンケンガクガクよ、一部しか書いてないのよ)
この語り手の方、結構なお歳の方なんですが、10年ぐらい前までは英会話教室のセンセイ。そして、ご主人のドイツ駐在について行かれてたこともあって、ドイツ語も多少は喋れて読める。ドイツ語のグリムも見られて単語の意味を確認されたんですって。
で、帰って確認しました。
小峰もこぐまも帽子は突然出てきます。最初に帽子被ってるとはいいません(当たり前やん)
小峰もこぐまも、最後は「お金持ちになりました」で終わり。
そして、小峰の方が、使っている単語が具体的でした。「被せてやりました」「着せてやりました」など。こぐまはすべて「やりました」でした。
だからさっ、結局小峰の方が、聞き手に具体的イメージを与えやすい単語を使っていたわけなんですよ。今までこぐましか聞いてなかったから、結果的に同じ内容なのにイメージが、弱かった。そこへ小峰。で、始めて聞き手の中にイメージがはっきり見えてきた。それだけのことやったんです。
ああ、なのになのに。小澤嫌いだからね、全てが小澤訳(ホンマは再話って言わなあかんねんけど、長老の言葉通り書きます。ヤンさんごめーん)のせい。
お歳やから、しゃーないねんけど、好き嫌いがあってもしゃーないねんけど、ちゃんと比較してから、言うて欲しいよー。頼むわ。
実は、この日はルンペルシュティルツヘンでも、一悶着。それは、また今度書きます。乞うご期待。
そんなこんなで、私はいつもチャレンジャー。
by ぽん