「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

天にのぼっていく🔔

先週土曜日は、いつもの図書館のおはなし会です。

子ども11人、大人6人

プログラム
おはなし「命のろうそく」語りの森HP⇒こちら
絵本『雲へ』黒井健/偕成社
絵本『ぼくはおこった』ハーウィン=オラム文/きたむらさとし絵/評論社
絵本『ゆうたはともだち』きたやまようこ/あかね書房
絵本『バンバンバンバンバンソウコウ』いとうひろし/ポプラ社

なんだかノリのいい子どもたちでした(笑)
コロナ前のおはなし会にもどったみたい。わいわいと楽しんでましたよ。
もちろん、語り手も大いに楽しみましたヾ(≧▽≦*)o
あんまりきゃあきゃあ騒ぐので、司書さんがのぞきに来たくらい。

「命のろうそく」⇒『雲へ』⇒『ぼくはおこった』は、天の高さを感じたくて選びました。
ほんとはそのあと『太陽へ飛ぶ矢』を用意してたんだけど、子どもたちの掛け合いで時間をとってできなくなっちゃって、短い『ゆうた~』にした次第。
『~バンソウコウ』はお遊びです。

3歳の男の子が、毎週来てくれています。
常連さん、第1号!!
うれしいなあ。

さて来週は「かしこいモリー」の予定なんだけど、聞いてくれるかなあ。
何が起こるか分からないドキドキの図書館のおはなし会です。

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今日の更新は《日本の昔話》「ぼっこ食いあねさま」
中学年以上できっとウケますo(*^@^*)o

秘密基地も更新してますよ~

 

もう、がぶりつきの3話です

 先週まで暑い暑いといっていたのに急に冷たくなって、ストーブを出したものの灯油がなくて……この寒さ、いったい、どーなってるんでしょうね⁈
 11月11日土曜日の図書館おはなし会は、ヤンさんはお休み、ジミーさんとウーカーさん担当です。はじまりは数人だったのですが、「あれ?なんかやってる」とのぞいて、促されるがままにじゅうたんスペースに……ということで、最終的に(じゅうたんの周辺にいる方も含めて)
子ども 11人  おとな 7人

プログラム
手遊び どんぐりころちゃん
おはなし 「さるかにがっせん」『語りの森昔話集4 おもちホイコラショ』村上 郁 再話/語りの森
おはなし 「はえの御殿」『語りの森昔話集5 ももたろう』村上 郁 再話/語りの森
大型絵本 『もりのかくれんぼう』末吉暁子 作/林 明子 絵/偕成社
手遊び さよならあんころもち 

 おはなし二つ楽しくきけましたね!よかったです。「さるかに」は擬態語・擬声語がほんとに楽しい!次から次へとでてくるので、どんどん楽しくなってくるんです。そして、「はえの御殿」。語り手がかわっても、おはなしの感じが似ているので(ブンちゃん、モゾちゃんとか)聞いている方も、前のおはなしの続きみたいにすーっと入れました。語り手がかわったからこそプログラムが生きたというかんじです。さすがのチームワークですね!
 そしてがぶりつきの「もりのかくれんぼう」。探して、見つけて、楽しいですよね。1978年に出版された「もりのかくれんぼう」ですが、「どこまでも続く団地ができる前はでっかい森だった」というだけで「八王子」だ!と密かに思ってノスタルジックになる私です。小規模の小学校の朝学で秋には必ず使っていました。なつかしい……
と、いうわけであっという間の濃い3話30分、帰りがけに若いお父さんが「あれさ、なんにもみないでやってたで……」とつぶやいていました。私もはじめそう思いました!

11月のおはなし会🍁

11月13日(月)

こども園のおはなし会

4歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「おはなしかめさん」『朝鮮の民話』松谷みよ子編/太平出版
絵本『バンバンバンバンバンソウコウ』いとうひろし/ポプラ社
ろうそくぱっ

わたし「むかし、ある村の」
子ども「うしろ見て!」
びっくりしてふりむくと、のりをまいた大きなおにぎりがふたつと、茶色っぽいラグビーボールのようなものがひとつ、でんと置いてあった。
わたし「あれっ!猿蟹合戦!」
子ども「さるかに!」
わたし「こんど『さるかに』するの?」
子ども「うん!」

というわけで、そこから「おはなしかめさん」に持っていくのにてんやわんやでした。劇の発表があるのね。今年は4歳さんは「さるかに」らしいです。

さて、かめさんは、しっかりストーリーについてきてくれました。
すいぶん聞く力がついてきたなあって思います。

帰りしなに、「さるかにがんばってね!」っていったら、みんなうれしそうにしてましたよ。

5歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「三枚のお札」『日本昔話百選』稲田浩二・和子編
絵本『バンバンバンバンバンソウコウ』
ろうそくぱっ

わたし「きょうのおはなしは、『三枚のお札』」
子ども「知ってるう」
子ども「ばばあが出てくるやつ!」
わたし「笑、笑、そう、ばばあ」
子ども「笑、笑、笑」

「三枚のお札」は子どもによっては恐がるので、最初に「ばばあ」発言をしてくれたおかげで笑って入っていくことができました。よかった、よかった。

わたし「それからは、このあたりにも鬼ばばは出ないようになってんて。よかったな。はい、おしまい」
子ども「もっかい!」
わたし「え、三枚のお札を?」
子ども「うん!」
ああ、リクエストにお応えできなくてとっても残念でした・・・体力が(笑)

「三枚のお札」で外すことはめったにありません(*^▽^*)

そのかわり、『バンバンバンバンばんそうこう』の「もっかい!」にはお応えしましたよ。
最後のほうのページでは、子どもたち、「そんなに貼ったらもったいない!」やって。

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今日のホームページ更新は《外国の昔話》リトアニアの「王さまとどろぼう」
いい話なので語ってくださいね~

秘密基地も更新していますよ~

 

 

11月のあったかペーチカ

岩の戸、開け 『語りの森昔話集2』語りの森

こんこんさまにさしあげそうろう 『同名絵本』PHP研究所

若返りの水 『子どもに語る日本の昔話3』こぐま社

蚕のはじめ 語りの森HP

はえの御殿 『語りの森昔話集5』語りの森

がちょう番の娘 『語るためのグリム童話5』小峰書店

九尾のきつね 『語りの森昔話集1』語りの森

かしこいモリー 『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館

はんてんをなくしたひょう 『大きいゾウと小さいゾウ』大日本図書

さまざまなジャンルのおはなしが出揃いました。いつも思いますが、こんな癒しの場所があるんですね!物は要らない、想像力だけで楽しい時間です。今回は参加者の方に感想をお願いしましたので、そちらを載せさせてもらいます。

楽しい時間ありがとうございました😊私のかしこいモリーは何年もかけて試行錯誤を繰り返しているうちに、今日語らせてもらったモリーに落ち着いた感じです。二年生が、モリーになって一緒に走って逃げてくれた経験が宝物!このお話は外せませんよ.皆さんも語って下さい😉(Oさん)

私は、今月に小学校で語る予定なので練習させてもらいました(若返りの水)。季節がちょっと・・と言う意見もありましたが、何分、語れるお話が少ないのでこの話になったという事でおさまりました。今日のペーチカは、じ〜んとくる話、笑い転げそうな話と大変楽しかったです。また、宜しくお願いします。(Sさん)

とてもバラエティに富んだお話し会で、どのお話も素敵でした。特に『はえの御殿』はなんとも楽しく、10種ものキャラクターがどんどん出て来てそれぞれの名前が順に繰り出されるのが充分予測できるのに、なんとも面白くドキドキしてしまいました。また、『かしこいモリ-』の袋の中からおかみさんにアピールする歌の歌い方がとてもステキで、思わずその穴から見てみたくなりました。おかみさんが魅かれて中に入りたくなったのは当然ですね。モリ-の作戦大成功!!(Uさん)

「蚕のはじめ」は、ホームページで読んでいい話だなと思っていましたが、語りを聞いてとっても良かったです。語り手さんは、蚕の生態をよくご存知だったそうで、それで説得力が語りに出ていたように思いました。わたしは、話のとおりに蚕が休むんだというのを説明してもらってより一層話が好きになりました。前半は「お月お星」のように母親がひどい仕打ちをしますが、蚕に生まれ変わったあとの話に引き込まれて、養蚕をおしえ人々の役に立つという嬉しい終わり方で、ほんとにいい話です! (Tさん)

ご感想をお寄せ下さったみなさま、ありがとうございました。次回は12月3日㈰です。誰でも参加できます。聞くだけでもOKです。ぜひお越しください~

とんとん、とんでもない🐷

11月にしては、夏のように熱い土曜日の図書館のお話会。
11月4日は、「今って、秋ですよね?」と、誰にとはなしに問いかけたくなるような、暑い日でした。

手あそび ♪どんぐりころちゃん
おはなし 「三びきの子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編・訳 福音館書店
絵本 『いわしくん』菅原たくや 文化出版局
絵本 『アボカド・ベイビー』ジョン・バーニンガム ほるぷ出版
絵本 『アブラカダブラカタクリコ』きたむらさとし ビーエル出版
絵本 『ピーターのいす』エズラ=ジャック=キーツ 偕成社
手あそび ♪さよならあんころもち

この日来ていたなかで一番大きい、たぶん姉妹であろう女の子ふたりが釘づけでした。
おはなしが終わった後に「子ブタがだました」と言っていたので、きっと今まで知っていた「三びきの子ブタ」との違いを知り、ほんとうの「三びきの子ブタ」の内容を的確に聞き取ったということでしょうか。
寝ころびながら聞いていた小さい子どもさんも楽しんでいました。
幅広い年齢で、それぞれが楽しめるところがありますし、改めて「三びきの子ブタ」のもつおはなしの力を感じました。

あと、「アボカドにはそんな威力があるのか!?」と、ほぼアボカドを食べたことのないわたしはびっくりしながら絵本を楽しませてもらいました。
好きです、ジョン・バーニンガム。
ナンセンスがたまりません!