「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

あったかペーチカ

手遊び とんがりやまのてんぐさんが うちわであおいでみわたせば すーいす すーいす かっぱのおやこがかおだした ばあ

金のおの 『語りの森昔話集4』語りの森

しおちゃんとこしょうちゃん 『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館

たなばたさん 『子どもと家庭のための奈良の民話一』村上郁 再話

とりのみじいさん 語りの森HP

この世の光 『語りの森昔話集1』語りの森

番ねずみのヤカちゃん 『おはなしのろうそく18』東京子ども図書館

ついでにペロリ 『おはなしのろうそく6』東京子ども図書館

あついあつい夏が来ました。そんな中でも、おはなしの灯をお一人お一人が静かに灯しています。みなさん新しいおはなしを次々覚え、レパートリーが色々とおありで、感心するばかりです。語りが終わったと同時に来られた方がいて、語る予定でなかったジミーさんに「なにかどうですか?!」とお願いしましたら、ついでにペロリ を語ってくれました。さすがベテラン!何もない時でも語れる話だそうです。初めて覚えたおはなしで、あれこれ熟考したものなので出てくると。

おはなしを始めて数年ですが、自分の生活を楽しくしてもらってるのをはっきり感じますし、生活リズムも良くなった気がします(なまけ癖があるので)。デジタル化の進む時代に逆境する語りの場は、今後ますます子どもたちにとって大事なものなるのでは…。宿題をネットで検索し、動画を倍速で見るのが普通なようです。それでは自分に何も残らないのではないかと気になります(私も忘れん坊ですし検索もします)。一番残るのは「自分で体験する」ですね。語り手のあたたかさを肌で感じるおはなし会はそれにあたります!想像力が創造力へとなればなあと、押し付けずに、そっと手渡せたらという気持ちで語りたいです。今日もおはなしとおしゃべりと、元気になる楽しいおはなし会でした(^^♪

今後の予定 8/8㈫、9/3㈰

おはなし会、帰ってきました!

 ご存じの方もいらっしゃると思いますが、図書館のおはなし会が、
7月1日土曜日より再開されました‼
 でも、あのすてきなすてきな「おはなしのへや」で、
ではないのです。児童書の本棚のすみに「じゅうたんコーナー」という
くつろぎながら本を読めるスペースがありまして、そこで、なのです。
 出入り自由のオープンスペース……
なんだか試練のような状況にも見えるんだけど?………。
 しかぁし、はじまってしまうと、心配など吹き飛びました。
待っていました!あぁ、いつものおはなし会だ。うれしい。

手遊び  じゃがいも芽を出した
おはなし「三匹のくま」 『語りの森昔話集4 おもちホイコラショ』村上郁 再話 語りの森
絵本  『いました』 五味太郎 ブロンズ新社
絵本  『ラチとらいおん』 マレーク・ベロニカ文・絵 とくながやすとも訳 福音館書店
絵本  『プラスチックのうみ』 ミシェル・ロード作 ジュリア・ブラットマン絵 川上拓土訳 小学館
絵本  『ばったくん』 五味太郎 福音館書店
手遊び  さよならあんころもち

子ども14人 おとな7人

『プラスチックのうみ』は来てくれた男の子が借りていた本で、その子の「読んで」のリクエストにヤンさんが答えたものです。
にぎやかしの子どもさんとヤンさんのやりとりも、あぁなつかしい。とりあえず、おはなし会、帰ってきました😊

はじめまして💞なのに😊

とうとう図書館のおはなし会が再開しましたよ。
毎週土曜日午後3時からのおはなし会です。

手遊び じゃがいも芽を出した
おはなし「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
おはなし「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『がたんごとんざぶんざぶん』安西水丸/福音館書店
絵本『いそげ!きゅうきゅうしゃ』竹下 文子作/鈴木 まもる絵/偕成社
絵本『うしろにいるのだあれ』ふくだとしお/新風舎
手遊び さよならあんころもち

子ども13人、おとな6人

3年も間が空いたら、お互いに新しい顔ばかりなのに、子どもって、ちっとも変わらない。
おはなしの部屋の雰囲気がふわっと帰ってきました。

といっても、密になるおはなしの部屋は使わずに、児童書コーナーのじゅうたんじきの場所が新しいおはなしコーナーです。
完全にオープンなので、あっちの方で本を探しているおじさんやお姉さんにもお話が聞こえます。
語り手の声や子どもたちの声を、うるさがったりしない、あったかい風が吹き続けるといいなあ。

窓の外を通る人たちが、めずらしそうにのぞき込んでいました。

老若男女を問わず、お話や絵本からいいものをこころに受けとる。その共感が子どもを育て、人を孤独から救うんじゃないかと思ったおはなし会でした。

 

6月のおはなし会🐌

6月12日(月)

子ども園4歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎著/実業之日本社
えほん『もこ もこもこ』元永定正絵・谷川俊太郎文/文研出版
ろうそくぱっ

 

子ども園5歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「ミアッカどん」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編訳/福音館書店
おはなし「くさかった」語りの森HP《日本の昔話》⇒こちら
ろうそくぱっ

先月、すこし心細くなったので、どうしようかと思いましたが、思いなおして予定通りの話をしました。OKでした(*^▽^*)
子どもたちのちょっとしたその日の調子で、ずいぶん楽しみ方が変わります。
長年やって来て分かっていることなのに、そのたびにうろたえるのは、ライブだからですね。
修行は永遠に続く(笑)
でも、だからこそ面白いし、努力のしがいがあります。

『もこ もこもこ』は、子どもたちの「もいっかい!」に応えて、もう一度読もうと思ったら、一番前の真ん中に座っていた子が、「もう読まんでもええわ」と不機嫌にいいました。
ずっこけながら、
わたし「そんなら、さっきと違うように読むね」といって、一度目と読み方を変えてみました。
声の高さと、リズムと1音の長さを変えて読みました。
え、そんなことしてもいいの、って?
いいんですよ。
以前、谷川さんと元永さんの講演会に行ったときに、谷川さんが実演してくださったの。読み方をいろいろに変えてね。
この本は、じつはそうやって楽しむ本なのです。

「ミアッカどん」は、ほんとに久しぶりに語りました。
子どもたちの緊張感と、びっくりした顔が楽しかった!
「こわいはなし、いや~!」って言ってた子も(というか、そんな子のほうが)、楽しんでましたよ。
「もいっかい!」
うーん。「ミアッカどん」の2回連続はどうかな?
すでに種明かししてるもんね。
そこで、急きょ「くさかった」
いつものごとく、先生に大うけ。
子ども「これ、なんのはなし?」

 

 

あったかペーチカ

こびとのおくりもの 『語りの森昔話集1』語りの森

若返りの水 『子どもに語る日本の昔話3』こぐま社

くいしんぼうのはなこさん 『同名絵本』福音館書店

かにかに、こそこそ 『日本の昔話2』福音館書店

食わず女房 『子どもに語る日本の昔話3』こぐま社

長い春のために 語りの森HP

弓の名人 『奈良の民話1』奈良の民話を語り継ぐ会

ソーディサルレイタス 『英語と日本語で語る フランと浩子のおはなしの本』一声社

語りが終わって、「あー、たのしい」と言葉がもれてしまうような、そんな充足感が、部屋を満たしました~。そして、語り手それぞれの、おはなしに対する思いや疑問を共有して、意見が飛び交いました。これってどうなのかな?という気持ちを、みなさんで考えて意見を出し合うことで、ヒントが得られ、また、語り手に気づきがあったりすることで、自身が納得していく事は本当に大事だと思いました。

そして、HPを見てくれていた方がお一人、遠方から参加してくれました。何年もおはなしから離れていたそうですが、久しぶりにおはなしを聞けたことを、とても喜んでおられました。会ったことのない人、遠くにいる人でも、「おはなしが好き」という同じ気持ちで繋がっているんだなと、嬉しく思いました。昔話は残酷か?その部分に触れる話が出て、その初参加の方が、「幼少期に自宅で飼っていた鶏をしめて晩御飯にする」その実体験を話してくれました。同じ空間で、心地良いおはなしの時間を過ごし、おはなしのおしゃべりをする。あっという間に時間が過ぎるんですが、語りだけでも軽く一時間超えます。勉強会やおはなし会は、語り手の聞く力や集中力も養ってくれているような気がします。楽しくて元気が出る、だから、自分のおはなしの取り組みも弾みがつきました。みなさんのそれぞれの素敵なエッセンスをすーっと取り込んで、語りの力に変えられる気がしました(^^♪

次回は7月9日㈰です