「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

あったかペーチカ

1.ロバとラクダ  『世界のメルヒェン図書館5』ぎょうせい

2.ブレーメンの音楽隊  『語りの森昔話集4/おもちホイコラショ』語りの森

3.ちょっとでかけるよ  語りの森HP こちら

4.がちょう番の娘  『語るためのグリム童話5/もの知り博士』小峰書店

5.息子とかみなりさま  語りの森HP →こちら

楽しい大人のおはなし会でした。短い話と長い話のプログラム(50分くらい)だったからでしょうか、気持ちよくなりました。実際のおはなし会の時は、聞き手の子ども達も、きっとこんな気分になっているんだろうなと感じました。

おしゃべりの中で、おはなし会の直前(前日)あたりはそわそわして落ち着かなくなるのだけど、みなさんどんな気持ちでどんなふうに過ごしているのか?どうしたらいいか?という話になりました。

前日は予定を入れない。いやいや、逆に前日は予定を入れて気にし過ぎないように、明日を忘れる。そのままおはなし会に行くことを忘れたりして…!(笑)

一つは練習をすること。また、場数を踏んでいくと落ち着くようになると思う。楽しめるようになる。間違えてもうまくごまかして切り抜けられたり、なんかうまくいかなかったなと思ったらじゃあ次はどうしたらいいかを考えたり、ときどきうまくいったり、失敗と成功の体験を積み重ねていくと緊張しすぎることはなくなるはず!という事だそうですよ。

みなさんのおはなしに対する思いや、おはなし会あれこれを語り合う楽しい時間となりました。

次回は8月9日㈫10:15~です。

7月のおはなし会🎋

7月4日(月)
雨のなか、行ってきましたよ~

幼稚園
4歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
絵本『かぶさんとんだ』五味太郎/福音館書店
ろうそくぱっ

お部屋の前にたらいが並べてあってね。
水の中にカラフルな発泡スチロールの板?がいっぱい浮いてるの。
よ~く見たら、ひとつずつにクリップがついてる。
はは~ん
わたし「え!何かなあ」
子ども「さかなつり」「さかなとかね、つりー」
わたし「わあああ。すごいね~」
おはなし会の前にみんなが廊下に出てきてしまった~

半年たってようやく仲良しになってくれました。
スキンシップがとれないとか、お互いに表情を読み取りにくいとかってことは、幼児にとってはとっても大きな壁だと思う。
コロナ憎し!

5歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「ヤギとライオン」『子どもに聞かせる世界の民話』
ろうそくぱっ

わたし「おいしい肉って、何のことかわかりますか?」
子ども「お肉、食べたい!」
子ども「ぎゅう」
子ども「お肉嫌いや」
子ども「やぎ!」
わたし「お、すごい!ようわかったねえ!」
子ども「やぎは食べたことないな」
わたし「いやいや、かわいそうなやぎにもわかりましたよ~。自分がそのおいしい肉だと分かったので」
子ども「ああ、やぎか」
はあはあ、ふうふう(笑)

はい、おしまい😊

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今日のHP更新は《日本の昔話》「かえる女房」
つる女房とか、こい女房とか、身近な自然の生き物が女房になる話、いろいろあって面白い。
さる婿とか、蛇婿とかも。
オオカミの恩返しとか、さるの恩返しとか、ナマズの恩返しとかも。
でもなあ、身近じゃなくて動物園とか水族館にしかいなくなってるかも。
あ、それでね、異類婚姻譚のなかでも、「かえる女房」、けっこう笑えて好きなのよ😂

 

 

 

6月のおはなし会☔

月一回の幼稚園のおはなし会です。

6月13日(月)
4歳児
ろうそくぱっ
おはなし「さんびきのくま」『語りの森昔話集4』
ろうそくぱっ

めっちゃがんばって楽しく語ったんだけどねえ。
全員でわあって盛り上がるところがなかった。
なんでや~。え~ん

5歳児
ろうそくぱっ
おはなし「うりひめのはなし」『おはなしのろうそく』日常語で。
ろうそくぱっ

日常語での語りに慣れてもらおうと思ったの。
うんうんとうなずいて聞いてくれました。
このクラスには、ムードメイカーの女の子がいて、とっても語りやすいのです。
わたし「こわかったねえ」
子ども「ぜんぜん!」

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昨日のHP更新は《外国の昔話》の”人間たちの話”から「ひとりでに鳴るグースリ」こじんまりしてるけど、ぐっと凝縮されたいい話やと思う。
語ってね!

 

 

あったかペーチカ

6月7日(火)

雪の降る夜は 楽しいペチカ~♪
ペチカもえろよ お話しましょ~♪
むかしむかしよ もえろよペチカ~♪

みんなで声を合わせて歌うのって、素敵だなと純粋に思いました。
心がほっこり温まりました。「ペチカ」はやっぱりいいですね~

おはなしのプログラム
1.「心臓がからだの中にない巨人」 おはなしのろうそく22
2.「わたしがテピンギー」 同名絵本
3.「さきぼそガラスの神」 語りの森HP
4.「地獄へ行った吉兵衛さん」 『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』語りの森
5.「むずかしい遺産分け」 語りの森HP
6.「ヨーナスの馬」 語りの森HP
7.「つぐみひげの王さま」 『語るためのグリム童話3』小峰書店
8.「ひなどりとねこ」 『子どもに聞かせる世界の民話』 実業之日本社

「地獄へ行った吉兵衛さん」を語られた方が「来年のことを言えば鬼が笑う」ということわざについて、ある新聞に載っていたと教えてくれました。
ポケモンのことわざ大百科という記事で、未来を見通せる「キルリア」が出てきて、子どもたちにも分かりやすく紹介されていました。
ほかにも、松岡享子さんが語られた「ひなどりとねこ」はとても感動したというお話や、小学校での朝学おはなし会で、途中チャイムが鳴っても、まるでチャイムが鳴っていないかのように、おはなしを進めるという手腕をお持ちの方のお話も聞けました。

月に一度のペーチカの集まりは、心に栄養が補給されますね~

次回のペーチカは7月3日(日)10:15~です。

5月のおはなし会🌹

5月16日(月)

幼稚園4歳児

ろうそくぱっ
おはなし「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『バナナです』川端誠作/文化出版局
ろうそくぱっ

わたし「おかゆって、しってる?」
子ども「赤ちゃんが食べる~」「熱が出たら食べる~」
わたし「そうやねえ。よう知ってるねえ。白くって、ごはんみたいで、やわらか~いのね~」

4歳さんにはそんなところからお話を始めます。
おかゆがどんどん流れ込んでいくところ、目を丸くして聞いていますが、おもしろいとは感じていないみたい。ほんとにそんなことがあるんだと思って、まじめ~に聞いてました。
4歳さんの「おいしいおかゆ」って、そうなんです。
わたしも分かってるんですけどね、迷ったくあげく、やっぱりこの時期、おかゆをやってしまうんです。来月「三匹のくま」をやる伏線なんですよ~

幼稚園5歳児

ろうそくぱっ
おはなし「アナンシと五」『子どもに語る世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
ろうそくぱっ

先生に一番受けていました(笑)
子どもたち、初めはちょっと怖かったみたい。
うさぎのおくさんのときには、「またや~」って笑ってる子もいましたが。
最後、「え!アナンシやられたん!!?」って、びっくりしていましたよ。

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昨日のHP更新は、外国の昔話「運命を出し抜く話」
大人のおはなし会でお勧めです。
このところ、運定めの話をつぎつぎ再話していてね、おもしろいなあと思って。
自分の人生の不条理を考えるのは、古今東西同じなんですね。どんなふうに納得するかということが、民族によって、また地域や個人の環境によって異なるから、結末も異なるんですね。
自分はどう生きるか、そんな個人的なことを、昔話という集団によって伝えられた話に学ぶ、おもしろいなあ。

写真はうちのクジャクサボテンです。