「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

そんなに、おじいさん~?!

 クリスマスイブ前日の12月23日土曜日の図書館おはなし会は、
子ども3人 おとな3人 …… クリスマス会とか、年の瀬も押し迫り忙しい時期ですものね😢

手あそび メリークリスマス
おはなし 「七人さきのおやじさま」『世界のむかしばなし』瀬田貞二 訳/のら書店
絵本 『くろうまブランキー』伊東三郎 作/堀内誠一 絵/福音館書店
絵本 『ゆうぐれ』ユリ・シュルヴィッツ/さくまゆみこ 訳/あすなろ書房
絵本 『ふゆはふわふわ』五味太郎/小学館
絵本 『ぱんですよ』大森裕子/白泉社
手あそび さよならあんころもち

 女の子3人がちょこんとベンチいすに座ってきいてくれました。どんどんおじいさんになっていくところが、ほんとおもしろいですよね~。
 ヤンさんが、おはなしの冒頭に「おやじさまってわかる?お父さんのことね。」といってからはじめていたのですが、そういえば、最近は古臭いとか年取ったという意味でしか「オヤジ」を聞いていないなぁと思いだして、ちょっと寂しくなりました……
 さて、図書館のおはなし会は今年7月に再開され、あっというに間半年がたちました。みなさま、いろいろお世話になりました。ありがとうございました!来年もよろしくお願いします。どうぞ、良いお年をお迎えください😊

消えないか確認しなくちゃね!

 今年も残すところあと半月となりました。みなさま、お忙しいことと思いますが、12月16日土曜日の図書館は、やっぱり、おはなし会です。先週来てくれた子どもたちの何人かがまた来てくれて、また「どんぐりころちゃん」からスタートとなりました。続けて来てくれて、ありがとう!お母さまお父さま、連れて来てくれて、ほんとにありがとうございます!

子ども11人 おとな7人

手あそび どんぐりころちゃん
おはなし 「スヌークスさん一家」『おはなしのろうそく2』東京子ども図書館
絵本 『サンタさんはどうやってえんとつをおりるの?』マック・バーネット文/ジョン・グラッセ絵/いちだいづみ訳/徳間書店
絵本 『ショッピング・バスケット』ジョン・バーニンガム/青山 南 訳/ほるぷ出版
絵本 『太陽へとぶ矢』ジェラルド・マクダーモット/神宮輝夫 訳/ほるぷ出版
絵本 『やさいのおなか』きうち かつ/福音館書店
手あそび さよならあんころもち

 大きい子で小学1年生くらいと思いますが、『太陽へとぶ矢』よ~くきいていましたね!絵本が終わった後「なんでとべたの?」と質問する女の子に、どんぐりころちゃんを全力でうたってた男の子が「矢にしたからとべたんだよ」と神妙に答えるところがちょっと感動しました。「三歩進んで二歩さがる♪」とは、ほんとに上手く言ったものです。ちょっと大人になっては、またふざけたり、甘えたり。こんな繰り返しが子どもの成長に必要ですよね。そしてそこにちょっと立ち会えたりしたら、今日はラッキーだったなぁと思うんです。
 ラッキーといえばこの日のおはなしが「スヌークスさん一家」でしたから、あ~おもしろかった💓子どもたちは早くもスヌークスさんをちらほら真似しはじめ、奥さんのところからはもう次を予測しはじめ……なかなかの聞き手さんでした。
 さあ、来週は今年最後の図書館おはなし会です。急に寒くなってきましたので、どうぞご自愛くださいませ。

12月のおはなし会🎄🎄

いつもの子ども園でのおはなし会の報告です。

12月11日(月)
4歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「ホットケーキ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『わんわんにゃーにゃー』長新太案作・和田誠しあげ/福音館書店
ろうそくぱっ

はいはいはい、おかしいですね~
わらえますね~
「ホットケーキ」、転げ回って聞いてる子がいましたよO(∩_∩)O
いつも先生のお膝でお客さましてる子も、ニタっと笑って見つめてきました。
おかしいもんねえ、がっちょぶっちょ。

5歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「三匹の子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編訳/福音館書店
絵本『わんわんにゃーにゃー』
ろうそくぱっ

おはなし会が始まる前にちょっとしたハプニングがあったらしく、なんだか落ち着かないままに始まった「三匹の子ブタ」
わたしはがんばったんだけどねえ、みなさんは集中が足りなくて「まあ、聞いたろか」って感じで聞いてくれました(笑)
環境って大事です( •̀ ω •́ )✧

今年は新しい園舎になって、子どもたちも嬉しかっただろうけれどそれなりに慣れるのに努力しただろうなと思います。
来年また一緒に楽しもうね~

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きょうのおはなしひろばは「ババ・ヤガー」
楽しんでくださいませ。

ここ図書館だから~

 あたたかくて、晴天の12月9日土曜日の図書館おはなし会は、ウーカーさんとおらふの担当です。先週大入りだったので、今週はどうかなぁと思いながら、じゅうたんコーナーに行くと、子どもが一人、二人。あぁやっぱり少ないかもと、じゅうたんの上で待っていてくれてる子とのんびりお話していたのですが、さあ、はじめるぞという時間になっら、おや?いつの間にこんなに?という人だかり。おまけに「どんぐりころちゃん、(ヤンさんが)練習しといてって言ってたから、練習してきた!やりたい!」というので、「じゃあ、やる?」「やる!」「やる!」とのっけから押せ押せ状態に。

こども14人 おとな9人

プログラム
手あそび どんぐりころちゃん
手あそび メリークリスマス
おはなし「こびととくつや」『子どもに語るグリムの昔話6』野村泫 訳/こぐま社
絵本『くつくつだいすき~こんなくつあったらいいな~』スギヤマ カナヨ/福音館書店
おはなし「きつねとたぬき」語りの森昔話集4/村上郁 再話/語りの森
絵本『わたしのペットはまんまるいし』スティーブンW.マーティン作/サマンサ・コッテリル絵/久保陽子 訳/ポプラ社
絵本『こねこをひろったけどそだててみたら…』新井洋行/BL出版
絵本『どうぶつしりとりえほん』薮内正幸/岩崎書店
手あそび さよならあんころもち

 2歳~小学4年生の子どもたちが全力で「どんぐりころちゃん」をうたってくれるので、(ここ図書館のオープンスペースなんだけど……)とびくびくしながらも楽しいスタートになりました。とにかくにぎやかしのハイ状態の男子が多くて、またみなそれに乗っかるしで、もうもうにぎやか。うるさ……じゃなくて、ほんと楽しかった💓(「こびととくつや」には不向きな環境となってしまいましたが(笑))
 ウーカーさんのおはなしと動物の絵本三冊がまた、しり上がりに、みなの意表を突く展開となり、『どうぶつしりとりえほん』ではその頂点に。思わず「ここ図書館だからね~ちょっとちいさな声にして~」と何度か言っても全然ダメ。(後で図書館の方にあやまりをいれると、「そうだったの~」という感じで、ほっとしました)まあまあそんなわけで、子ども30人分くらいのパワーをもらったおはなし会でした。終わった直後ウーカーさんが一言「子どもを静めるための絵本も必要なんですね……」と。にこにこおとなしく控えめにきいてくれる子どもばかりではありません。がんばりましょう⁉

12月のおはなし会🎄

今年も府外の某小学校に語りに行ってきました(^///^)

12月6日(水)3年生1クラスずつ2回

まずは自己紹介。
一休寺のこととか、ちょこっと話してから、おはなしを始めます。

語り「ホレばあさん」『語るためのグリム童話』小沢俊夫監訳/小峰書店
語り「みじめおばさん」語りの森HP⇒こちら
手遊び 「メリークリスマス」
語り「かしこいモリー」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
子どもたちとの質疑応答

毎年お招きいただくのですが、毎年3年生なので、いつも初めてお話を聞く子どもたちです。
子どもたちの感想「本を読んでくれると思っていたら、何も見ないで話してくれたのでびっくりしました。とてもじょうずに、かまないで話してくれて、おもしろかったです」
いやいや、噛んだんですよ(笑)

「みじめおばさん」と「かしこいモリー」は、ここでは今回初めて選びました。
「ホレばあさん」は、しんと聞く話でしょ。これがメインで、これさえ聞いてくれたらOKです。

「みじめおばさん」は、参加型。お遊びです。
わたし「(死神は)なしの実をとろうとしました」
こども「あっ」「あっ」「ああ!」
わたし「死神は木にぶら下がってしまいました」
こども「笑・笑・笑」「えっ!じゃあ、みんな死なない?」
かしこいねえ(笑)
わたし「世の中はどうなったと思いますか?」
こども「人口が増える!」「老人が増える!」「老人ホームが増える!」
わたし「笑、もうだれも死ななくなったのです」
こども「火事になっても?」「車にひかれても?」「首を切られても?」
わたし「そう、首を切っても生きています」

「かしこいモリー」は新しい試みでした。
安定して聞いてくれる子どもたちでなければ、こういう試み・冒険はできないものです。それで、思い切ってやってみました。
子どもは成長するにつれ、脇役にも気持ちが行くので、大きい子ほど「モリー」には反発するのではないかと思います。大人がよい例ですね。
3年生の子どもたち、どこまで主人公になれるか~?
考える余地を与えないように、スピードアップして語りました。
はい、みんな、モリーになりきってくれました~
一番前に座っていた子は、モリーが大男に腕をつかまれたとき、がばっと両手で顔を隠しました(笑)

わたし「モリーは橋を渡れましたが、大男は」
子ども「わったれませ~~~ん!」
めっちゃ達成感があって、だれもモリーをどろぼうだとか、おかみさんがかわいそうとかいう子はいませんでした。

「ホレばあさん」と「みじめおばさん」では、「本当にあったこと?」って尋ねてましたが、昔話がファンタジーだと納得してくれたので、最後の「かしこいモリー」を受け入れられたのだと思います。

最も弱い存在の少女が強い意思で人生を切り開く話、なんとかしてあの子たちに聞かせたいと思いました。
3年生でも遅くはなかった。
他の話との組み合わせ、語りかたに工夫は必要ですが、もう少し上の学年でも試してみてもいいかもね(*^▽^*)

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きょうのおはなしひろばは、「むかでの医者むかえ」
笑ってくださいヾ(≧▽≦*)o