「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

あったかペーチカ

5月1日(日)
しとしと雨の日曜日。しっとりした語りの時間でした。
「しっとり」とは、「静かに落ち着いて、好ましい趣のあるさま」だそうです。
まさに、そんなおはなし会となりました。

手遊び  「お寺のおしょうさん」
♪~おてらのおしょうさんが、たねをまきました~♪
目(芽)が出て、鼻(花)が咲きます。

♪~おてらのおしょうさんが、かぼちゃのたねをまきました~♪
とはちょっと違うバージョンです。

おはなしのプログラム
「ペトロのふしぎな話」語りの森HP
「タニシとタヌキ」『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』語りの森
「悪魔と仕立て屋」『世界の民話』6イギリス ぎょうせい

語りの後は、「再話」の話題になりました。
3つ目のおはなし「悪魔と仕立て屋」は、自分たちで再話をされたとのことで、先日、再話の勉強会に参加した私たちは興味津々でした。
「自分たちで再話をした話を語って、それが聞き手に伝わった(聞き手がイメージできた)ときはうれしい」とおっしゃっていました。
目の前にあるおはなしを覚えて語ることで精いっぱいのわたしにとって、再話は、はるかかなたの次元です。
自分はまだまだおはなしの世界の入り口にいることに気がつきました。
気持ちを新たに、日々精進したいと思います。

ゴールデンウィーク後半は天気が良くて気持ちがいいですね。
「洗濯&お掃除日和だ!」と、急に思い立って、
冬物や毛布を洗濯したり、あちこち掃除を始めました。
3月、4月でたまった汚れや疲れを落として、
連休明けは気持ちよくスタートしたいです。

次回のペーチカは6月7日(火)です。

4月のおはなし会🌸

4月23日(金)

幼稚園 4歳児

ろうそくぱっ
おはなし「ひとりふたりさんにんのこども」『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
えほん『もこもこもこ』元永定正絵/谷川俊太郎文/文研出版
ろうそくぱっ

みんな、もうまんなか組さんやねえ、すごいねえと、ご機嫌をうかがいながら始めました。まだ気心が知れていないので、気を使います(笑)
その年によって、最初からぱっと食いつくクラスや、なかなか集中しないクラスがあります。
クラスの雰囲気は、メンバーの性格でできあがるんだろうけど、とくにムードメイカーの力が大きいと思う。
で、今年の4歳さんは、3歳のときから、おとなしいなあっていう感じでした。
きょうも、おとなしかった。
もっと声に出していいんだよ~って、思いながら語りました。
卒園まで2年あるから、まあ、ぼちぼちですね。

幼稚園5歳児

ろうそくぱっ
おはなし「かきねの戸」『語りの森昔話集1』
ろうそくぱっ

このクラスは、3歳のときから、とってもおりこうさんで、どうやって崩してやろうかと、工夫を凝らしてきました。
その成果があって(?笑)きゃあきゃあと大笑い、大騒ぎしてくれましたよ。
「かきねの戸」をしいんと聞かれたらいたたまれないからね(笑)
さよならしてお部屋を出たら、子どもたちが走り出てきて、とうせんぼして帰らせてくれない~
わたし「とーおして!」
子ども「だーあめ!」
こちょこちょしたり、ハイタッチしたりして、やっと帰らしてくれました。え?ソーシャルディスタンスってなに?っていう幸せな一瞬でした。子どもには、これが必要!!

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きのうのおはなしひろばは、「ムズィカ」
聞いてね~

 

あったかペーチカ

デイジーさんに変わり、今回はピンチヒッターのジミーが報告します(^_^)
4月5日(火)、春らしいよく晴れた日にあったかペーチカの会が開催されました。
嬉しいことに、お子さん連れのママさんたちが来てくださって、大きな椅子にちんまりと座っているお子さんたちやベビーカーに乗っている赤ちゃんを見ることができて、とっても幸せでした!

おはなしのプログラム
「まほうの鏡」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
「三本の金髪を持った悪魔」『語るためのグリム童話2』小峰書店
「長ぐつをはいたねこ」かたりの森HP 外国の昔話 → こちら
「まほう使いの弟子」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』語りの森
「ルンぺルシュティルツヒェン」『語るためのグリム童話3』小峰書店
「ひとり、ふたり、さんにんのこども」『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
「三つのオレンジ」『語りの森昔話集5ももたろう』語りの森

ほぼ、しっかりした話ばっかりがそろいましたね。
「ひとり、ふたり、さんにんのこども」で、みんなほっとしたんじゃないですか?
聞くのに集中していたら肩こってたんじゃないですかね(笑)

初めに、恒例の「ペーチカの歌」をみんなで歌いました。
それから、Kさんが手遊びをしてくれました。
おもしろかったけど、まずはついて行くのにエネルギーを使い、指を合わせるのにもエネルギーを使い、終わったあとには全く覚えられていないという…。
自分の衰えを確認する結果になる手遊び!
めげるもんかと誓ったのでありました(笑)
参加できて楽しかった~~
次回は5月1日(日)です。
またみんなで集まりましょう(^_^)

あったかペーチカ

3月6日(日) 10名参加

手遊び「なっとうたいそう」 ♪~なっとうなっとう、ね~ばねば~♪

「とらとほしがき」『語りの森昔話集2』
「マリアの子」『語るためのグリム童話1』小澤俊夫編訳/小峰書店
「ミアッカどん」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子訳/福音館書店
「かえるの王様」『語るためのグリム童話1』小澤俊夫編訳/小峰書店
「命のろうそく」『日本のむかしばなし』ポプラ社

ペーチカ初の二桁参加!
1月、2月は少人数の参加で気がゆるんでしまっていたせいか、そもそも司会進行の技量が乏しいのか、またもやドギマギおぼつかない進行になりました(汗)。
「私のほうがうまくやれるわ~まかせて!」という方がいらっしゃったら、
ぜひぜひ、司会進行をお願いします!

前回の初級クラスで、舌の運動と早口言葉の話題が出て
「次のペーチカでやりましょう」となりました。

ペーチカが始まる前、来られた方に
「好きな早口言葉があったら教えてください」と聞いたところ、
「外郎売」(ういろううり)と言われた方がお二人いらっしゃいました。
外郎売は1718年(享保3年)に二代目市川團中郎が演じた「若緑勢曾我」(わかみどりいきおいそが)という歌舞伎の演目の台本が元になっているそうです。
初耳だった私は「聞きたい~」と興味津々。そうこうしていると、外郎売を覚えている方がいらして、急きょ披露してくださいました!
なんとまあ素晴らしい、圧巻でした。
実は、その方はナレーターのお仕事をされているそうで、
最初に勉強で覚えられたそうです。

「武具馬具、武具馬具、三武具馬具、合わせて武具馬具、六武具馬具」など、
早口言葉も入っています
皆さんもよかったら、「外郎売」練習してみてくださいね。

報告が大変遅くなり、周回遅れとなってしまいました。
次回のあったかペーチカは4月5日(火)10:15~です。

3月のおはなし会🎎

3月9日(水)

幼稚園3歳児

ろうそくぱっ
おはなし「せかいでいちばんきれいな声」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『いないいないばあ』松谷みよ子/童心社
絵本『しろいかみ』谷内つねお/福音館書店
ろうそくぱっ

3回目のおはなし体験。
こどもたちは、もう、何が始まるかちゃんとわかってスタンバイしてくれていました。
始めに「こがも」の説明をしたので、そのやりとりのせいで、おはなしに入ってすぐは、ちょっとガチャガチャしましたけど。
前回絵本をわたしのひざに持って来た彼が、きょうは『いないいないばあ』を持って来てくれました。
『しろいかみ』は、わたしが持って行きました。
こどものとも0,1,2のシリーズです。
幼い子と同じように、何度も読んで欲しがりました。で、4回読んだかな。
4回目は、自分たちで声に出してました。
「ぐじゅぐじゅ」「びりびりびり」「ぱー」がおもしろかったみたい。
終わってから本を確認に来た子もしましたよ。
「図書館にあるからね」っていっときました。

幼稚園4歳児

ろうそくぱっ
おはなし「ホットケーキ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
ろうそくぱっ

2月は「大工と鬼六」が申しわけなかったので(笑)、きょうは、張り切って乗せてやりました。乗った乗った(笑)!

わたし「子どもが七人ありました」
子ども「ええ~~~っ」

冒頭からノリノリでしたよ。
お父さんがフライパンをじっと見てるとこなんかも大うけ。
みんなでフライパンを見つめている光景がまざまざと見えて、めっちゃ面白かったです。
そう、イメージは、語り手だけが作るものではないのです。
聞き手の力、大ですね~

「おじさんぽじさんって、なんや~~~」
「めんどりぺんどりって、なんや~」
「おんどりごんどりって、なんや~」
もう、いちいち、うるさいのなんの。

最後に、一年間のお礼にと、歌ってくれました。
「お日さまになりたい」新沢としひこ作詞/中川ひろたか作曲

「だれかを好きになると、心があたたかくなる」🎵
「だれかを好きになると、心がやわらかくなる」🎵

思いっきり歌ってくれて嬉しかったです。
コロナでも、ちゃんと大声で歌う、その指導を尊いと思いました。

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きょうの《外国の昔話》は、ウクライナの昔話⇒「ムズィカ」
短いですが、心はげまされる話です。
語ってくださいね~