「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

夏のおはなし会 その2

学童保育でのおはなし会の報告。

おはなし「うりひめのはなし」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館(日常語で)
おはなし「くさかった」語りの森HP 村上再話
おはなし「ヤギとライオン」『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社
おはなし「ちいちゃいちいちゃい」『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店
絵本『あっ!』中川ひろたか文・柳原良平絵/金の星社
絵本『にているね!?』五味太郎作/福音館書店
おはなし「たこやき」村上再話/『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』

いかにも夏休み~って感じのプログラムでしょ?
雰囲気として、あ~!ムラカミさん、あそびにきてくれたん!?って感じで始まりましたよ。

「うりひめのはなし」がうきうきと終わって、
わたし「はい、おしまい(子どもたちと合唱ね)」
こども「うりと違って、桃やで!」
わたし「へえ~!ほな、なにが出てきたん?」
こども「桃太郎やん!」
わたし「あ、そうか。おいもが流れてきた話もあったなあ」
わたし「知らん!」
わたし「知らんか?いも太郎と違うで。ほら、むかしな、あるところにな、・・・」
前回となりのクラスでは、箱が流れてきた「花咲かじい」のことをちょっとしゃべりましたが、今回は「くさかった」をまるごとやりましたよ。

「ヤギとライオン」「ちいちゃいちいちゃい」は、こどもたち、爆笑につぐ爆笑。
わたし「(心の中で)だいぶ退屈してるんやなあ―笑」
『あっ!』は赤ちゃん絵本です。なんで?というほど受けました。笑って笑って、「もっかい!」
二度目読みはじめたら、「もっとスピード出して!」とか、「おばちゃんは笑ったらあかん!」とか、注文が飛び交う(笑)
『にているね!?』は、もちろん、似てるとか似てないとか、みんなわあわあいうんだけど、なぜ似てるかとかどこが似てないとか、各自が自説を主張するもんだから、五味太郎さんの文章よりずっと長い話になってしまった。咀嚼して飲みこんで消化して、ハイ次のページって感じ。ねえ、五味さん、こんな読み方でもいいのかしら???
結局、もう一冊準備していた本は読む時間が無くなって、
わたし「どうしよかなあ、終わろか」
こども「おはなしして!」
わたし「たこやき、したことあったっけ?」
こども「知ってる」「知ってる」「え~、知らん!!!」
で、「え~、知らん!!!」の女子の叫びにみんながおつき合いすることになりました。
このはなしは、何べんも聞いてる子でも、本で読んでる子でも、やっぱり面白いみたいです。

暑い暑い夏のおはなし会でした。
ちゃんちゃん。

暑いのに、ありがとう!

あら、7時なのに、もう真っ暗……、と思う他は、私の周辺に秋の気配は
全く感じられないないのですが、みなさま、小さい秋は見つけていますか?
いや、暑いだけ!ですよね。ぜったい。土曜日も朝から暑かったもの。
ほんとに、こんなに暑いのに、図書館に来てくれて、
おはなし会に来てくれてありがとう!! の気持ちでいっぱいです!
通常の土日に戻ったようで、常連さん半分、初めての子どもたち半分、と
また、にぎやかになりました!(子ども14人、大人3人)

 手遊び  「ちいちゃんぱあちゃんじゃんけん」
 おはなし 「あずきとぎのおばけ」 日本の昔話3ももたろう 福音館書店 より
 おはなし 「こびとのおくりもの」 語りの森昔話集1おんちょろちょろ 
                  村上郁再話 語りの森
 絵本   「にているね!?」 五味太郎 福音館書店
 絵本   「あっ⁈」 中川ひろたか文 柳原良平絵 金の星社
 絵本   「おててをつないで」 ジョン・プレイターさく 評論社
 絵本   「おめんのえほん」 安野光雅 童話屋
 手遊び  「さよならあんころもち」

「あずきとぎのおばけ」はヤンさんの日常語です。とっても面白かったです!
やっぱり、おはなしが流れるように進んでいくから、おもしろいんですよね😊
いま、本を見ながら、どこをどう、わかりやすく、聞きやすくしているのかな?
と、にらめっこしております。が、全然わかりません😭
「こびとのおくりもの」常連さん得意げに歌ってました☆
そして、絵本「おててをつないで」では、子どもたち、なんだか
うれしそうでしたね。やっぱり、お父さん、お母さんに
愛されてる喜びを感じるんでしょうね♡

お母さんのお膝の上に💨

お盆休みに入りましたね。
みなさま、お墓参りしたり、お出かけしたりで、
長いお休みも忙しいかもしれませんが、
それでも、お休みがあって嬉しい!
そのせいでしょうか?土曜日のおはなし会はぐっと少なめ。
2歳か7歳までの子ども6人、大人2人。

 手遊び  「メロンパン」
 おはなし 「ジャックと豆の木」
 絵本   「はたらくくるまのずかん」 五十嵐美和子 白泉社
 絵本   「ぞうのボタン」 うえののりこ さく 冨山房
 手遊び  「さよならあんころもち」

ヤンさん、「なんのおはなししようか……」と、今日が2度目の男の子6歳が二人、
初めての4歳が一人、女の子7歳常連さんと、2歳の顔を眺め眺めジャックを強行!
こんなに少ない人数でジャックって………の心配もよそに、のっけから、
「コウシって?」など、いい間できいてきたり、
「大いびきをかきだしました」といえば、「💤💤~」など
上手に合いの手入れてくるんです。
2回目の豆の木を登りにいくときは「またぁ~」なんていって
楽しそうにしていたのですが、
3回目「ジャックは早く起きだして、豆の木を登っていきました~」と
いったとたん、4歳男の子がパッっと、
お母さんの膝の上へ身をひるがえしたのです。
え!初めてにして最後の三回目を察知したのね!すごい!
ヤンさんもこの人数ですから、ぜんぜんこわくない大男だったのですが、
7歳女の子もお母さんにぎゅっ。もう、かわいい!
しかし、ここまで来るにはヤンさんの工夫が随所に散らばっていたのです。
わかりやすくするため言葉を足したり、怖いのを和らげるために言葉を削ったり、
ほんとに絶妙でした!めっちゃ、面白かったですね!
二歳さんが持ち歩いていた絵本を読んであげたり、
最後は「ぞうのボタン」で笑っておひらきデシタ!

一緒にいられたことだよ。

なんて暑い暑い毎日なんでしょう。雨も全然降らないし!
もう死にそうだ!!と、へとへとで図書館のおはなしのお部屋に入ると、
子どもたちが、にこにことヤンさんとお話ししていて、あぁ、子どもは
暑さで大変になることはないんだなぁと、なんだかホッとしました。
さあ、0歳から8歳の子ども11人、大人2人、ではじまりました!
 
 手遊び  「メロンパン」
 おはなし 「アリョーヌシカとイワーヌシカ」 『まほうの馬』岩波書店
 絵本   「ちいさなエリオット あそびにいこう」  
       マイク・クラトウ作 福本友美子訳 マイクロマガジン社
 絵本   「ねないこだれだ」 せなけいこさく・え 福音館書店
 絵本   「よあけ」 ユリ-・シュルヴィッツ作・画 福音館書店
 手遊び  「さよならあんころもち」

でました!夏といえばこれ、大好きな「アリョーヌシカとイワーヌシカ」!
みんな、しーんと、息を吞んで聞くのです。
おはなしが終わってヤンさんが、「こわかった?」ときくと
「…………こわくない」と、ポツリ。「……こわくない」、とまた一人、
「こわくない」、「こわくなーい」、「こわくないよ」
おもしろいなぁ、ポツリ、ポツリと一人ずつ夢から覚めていくみたいに。
夢から覚めればもうのってきましたよ。続いては絵本です。
水玉模様のぞうのエリオットとねずみが遊園地で遊びます。
でも、なかなかエリオットの楽しめるものがありませんでした。
帰るとき、エリオットはねずみにききました。「今日は何が一番楽しかった?」
「いっしょにいられたことだよ」…………ほんとにね、
いっしょにいられることって、とっても幸せよね!
そのおかげで、続いての「ねないこだれだ」も、なんだかほんわかでした。
「よあけ」もほんわか。
幸せになったおはなし会でした。

            

ヤンさんのお話が子守うた

毎日毎日暑い日が続いていますが、おげんきですか?
ホント、暑すぎますよね。ウナギを食べてもこの暑さには勝てません😭
先週土曜日(7月27日・土用の丑の日!)の図書館おはなし会の報告です。
この日は朝から雨が降ったり、やんだり、すごく降ってきたりで、
そのせいかお客さんも少なめ……。(子ども8人、大人2人)

 手遊び   「メロンパン」
 おはなし  「カンチルとわに」語りの森昔話集3しんぺいとうざ 村上郁再話
 おはなし  「ヤギとライオン」子どもに聞かせる世界の民話 実業之日本社
 絵本    「ぼうし」  井上洋介え・ぶん イースト・プレス
 絵本    「わたしのおじさんのロバ」 トビー・リドル作 あすなろ書房
 絵本    「なつはうみ」 内田麟太郎ぶん 村上康成え 偕成社
 手遊び   「さよならあんころもち」

「カンチルとわに」って、話しの流れからイメージがしやすくて、
「あんたは丸太か、わにさんか~♪」は、キタキタって、かんじですよね。
「もしもあんたが、〇〇なら、くるりと~♪」ここで、また
改めてイメージするんですけど、 〇〇は、丸太?わに? 
そのとき、間髪入れず、「丸太やろ!」と常連女の子。すごい!
なぜ、言葉が即座にでるかというと、寝る前にはヤンさんの音声を聞きながら
眠りにつくんですって。ほぉ、そういう使い方もあるのですね!
どうりで冒頭「カンチルってしってる?」に「シカ!」と答えていたわけだ。
そして最後、カンチルが通りがかりのとらに、
「ねえ、とらさん。あんた、野ぶたをほしくないかい」
「野ぶたは大好物だ。どこにいるんだい」「そこの穴だよ」~
カンチルはどこにもいませんでしたとさ。ここで、
「え?もう終わり?カンチルは?」と質問する女の子。
ヤンさんが、あれこれ紐解くと、「あぁ、そうか!」と嬉しそう。
今週は、和気あいあいとしたおはなし会でした😌