「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

いっつも、ちがう

月がきれいですね😊 十五夜も満月もバッチリでしたね!
そして、里芋も梨もおいし~い😋
9月14日土曜日の図書館おはなし会の報告です。
秋になってきたんですね、子ども10人、大人2人、
おはなしにぐっっっと入ってました!
 
 手遊び   「どんぐりころちゃんじゃんけん」
 おはなし  「七羽のカラス」  おはなしのろうそく10 東京子ども図書館
 おはなし  「ちいちゃい、ちいちゃい」 イギリスとアイルランドの昔話
 絵本    「どろどろ」 せなけいこ ポプラ社
 絵本    「おやすみサム」 メアリー=ルイーズ作 光村教育図書
 手遊び   「さよならあんころもち」

ヤンさん、集まった子どもたちの顔を見て「今日のお話はぁ………七羽のカラス」
 10中9人が女の子ってこともありましたが、ほとんどが常連さん。
骨のあるはなしができますよね☆ どんどん引き込まれて、子どもたちが、
ヤンさんの顔越しに別の世界を見ている……というその時、
「~娘は親切なお星さまの贈りものをなくしてしまったのです。 ~
 やさしい娘は、ナイフを取りだし、自分の小さな指を一本切り落として、戸に」
そこで、「ヒィッ」の声。 ん、なに? いま、いいところなの。
 子どもは集中していて聞こえてすらいないようです。
大人の感覚では、そんなことはあり得ないですが、これは昔話ですから、
ここで大切なのは、兄さんたちのために、そうまでする思いだったということ😭
 たっぷり、おはなしの世界に入ったあと、ヤンさん「つぎ、なにしようか?」
「長~いはなしがいい!」(……あまのじゃくだなぁ)
「ブレーメンの音楽隊は?」「えー」(………なぜ?初めてよね、ききたーい!)
「じゃ、ちいちゃいちいちゃい、しようか?」「それがいいー!」
 まあ、盛り上がったこと、盛り上がったこと! それもとっても、
質のいい~、見ていてうらやまし~い感じの、和気あいあいとした楽しさ。
 ヤンさんも、めっちゃノリノリで、おもしろかった!!
ほんとに、毎週毎週、毎回毎回、いっつもちがう、たのしい!があるんですね😊

9月のおはなし会🎑

ようやく秋の気配が感じられるきょうこのごろ。
子どもたちは、運動会に向けてがんばっています。
ほな、いってみよ~

9月9日(月)
幼稚園5歳児 一クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「ものをいうたまご」語りの森HP/村上再話
ろうそくぱっ
幼稚園でやっと本格的なお話をしました。ここから卒園に向けて、しっかりした話をじっくり聞いてもらえるようにしたいと思っています。それでも、「ものをいうたまご」は冒険でした。
ひとつのクラスでは、「おしまい」といったとたん、担任の先生が「すっごい集中!」とさけばれました。
そうよ、子どもたちがいるのに(笑) 子どもたち、うれしそうでした。
あの不思議な世界を子どもたちといっしょに旅できて、わたしも楽しかった!
つぎの語りの森昔話集は、幼い子向けの話ばかりを載せる予定でね、「ものをいうたまご」はどうしようかと迷ってたんだけど、大丈夫、自信を持って載せます。

9月11日(水)
学童保育 2年女子+3年
おはなし「ハヴローシェチカ」『語りの森昔話集ねむりねっこ』村上再話/語りの森
おはなし「こぶたのリコション」村上再話
放課後の子どもたちは、弾けているか疲れはてているかどちらかです。
残暑厳しき運動会前、しかも急な雷雨で学校待機で遅く帰ってきた子どもたち、さあ、どっちだ???
ほぼ初めてといっていいくらいひさしぶりに依頼のあった所なので、初対面の子どもたちです。
ただ、この子たちは学校で日常的におはなしを聞いているので、聞き慣れてはいる。そのことに望みを託して(笑)、行きました。
はじけてました(笑)
わたしがここで語るのは今回限りかもしれないので、一期一会、これだけ聞いてくれればよしと、「ハヴローシェチカ」を持って行きました。
息を飲んだりため息をついたり。特に女の子。
男の子も、初めはチョケていた子も、やがてあらぬ世界を見つめていました。
集中したので疲れてしまって、絵本にしようかとも思ったんですが、お話がいいと子どもたちがいうので、かる~く「リコション」をやりました。いや、かる~くといっても、聞き手にとってであって、語り手にはけっこうバイタリティの要る話です。
来週、ライブで紹介しますので聴いてくださいね。→≪外国の昔話≫

9月13日(金)
学童保育1年生
おはなし「はんてんをなくしたヒョウ」『おおきいゾウと小さいゾウ』アニタ・ヒューエット/大日本図書(仲間)
おはなし「うりひめのはなし」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館(日常語で)
おはなし「ギーギードア」『おはなしはたのしい』たなかやすこ
今回が3回目でしたが、夏を乗りこえて、成長していました。絵本なしのお話三つで、ちゃんと聞けましたよ。
が、しかし、ガクドウです(笑)
え? そう、元気いっぱい!
「うりひめ」を始めると、「聞いたあ~」って子が続出。
いや、そんなはずはないと、語りながら、頭のすみで前二回のプログラムを確認(笑)
「知ってる~」には動じないのだが、「聞いたあ~」には、ミスったかとうろたえた。
確認を終えた頃合いであまのじゃく登場。あとは、あまvsうりの緊張感の中をひた走りました。
「ギーギードア」できゃあきゃあたのしんで、おしまい!
わたし「そしてトミーは」
子ども「わあ~っ」
わたし「と、さけびました」
ちゃんちゃん。
次回からは、本格的な話をひとつは持って行こうと思います。

ぴったりのおはなし😊

朝夕の涼しさが嬉しいですね。でも、夏にたまった疲れのせいか、
毎朝眠~い…………。なのに昼間は35℃‼ が、しかし、
そんな疲労感をも吹き飛ばすのが土曜日の図書館おはなし会です。
0歳から8歳の子ども10人、大人6人ではじまりました~

 手遊び   「ちいちゃんぱあちゃんじゃんけん」
 おはなし  「六ぴきのうさぎ」  語りの森昔話集1おんちょろちょろ 
                  村上郁再話 語りの森
 おはなし  「ものをいう卵」   語りの森HP
 絵本    「あけるな」 谷川俊太郎さく 安野光雅え ブッキング   
 絵本    「おとどけものです」 ロット・キャンベルさく あすなろ書房
 絵本    「おとどけものです」 ロット・キャンベルさく あすなろ書房
 手遊び   「さよならあんころもち」

この日は初めて来てくれた子が6人もいたのですが、おはなしに夢中でした。
その中で、8歳の女の子は、お姉さんさしく、後ろにいるお母さんの膝の上の
小さな子に(みえてるかな?)という様子で気を使ってくれるのですが、
おはなしに引き込まれてふぅっと前のめりになって、笑った拍子に
また思い出して、後ろを振り返ったりしていた姿が、ほんと可愛かった😊

ヤンさんはときどき「この子たちのためにこの話を」は、もちろんベースに
あるのですが、「この子(だけ)のために(いま)この話を」の思いで
おはなししてる、と思うことがあります。わたし、こういうのだ~い好き!
お部屋の空気がやわらかくなる感じなんです。

「ものをいう卵」は、二人の娘の話ですが、よく知るのは、最後に悪い娘と母親は
罰をを受けるかたちです。ところが「ものをいう卵」の母親は最後、
悪い娘に対してドアをピシャンと閉めてしまうのです。
母親はうちの中をきれいなものでいっぱいにした、いい子の娘を認めたのです!

8歳の女の子に帰るとき、「今日のおはなしぴったりのおはなしだったね」
というと、満面の笑みで「うん!」思わず「たのしかった?」ときくと
さらに笑顔で「うん!」
絵本も、大人も子どもも、楽しんでました!

こういうのも楽しい!

小学校は始まりましたね!さあ、2学期です! 
…………だから、ですね。
先週の土曜日、8月24日の図書館おはなし会の報告です。
夏休み最後の土曜日だったこの日は、子ども4人、大人2人。ん?これだけ?
きっと宿題してるのかな?新学期の準備もしなきゃ、とかいろいろありますよね。
だがしかし、常連さんのみの4人ですから、一筋縄ではいきません。
のっけから「メロンパン」ならぬ、「きなこパン」ではじまりました~

 手遊び  「きなこパン」
 おはなし 「さるの海岸見物」 語りの森昔話集2 ねむりねっこ
                村上郁再話 語りの森
 おはなし 「かしこいモリー」 おはなしのろうそく1 東京子ども図書館
 絵本   「おちゃのじかんにきたとら」 ジュディス・カー作 童話館出版
 絵本   「おにぎりくんがね……」 とよたかずひこ 童心社
 手遊び  「さよならあんころもち」

この日の常連さんは7歳3人、6歳1人。「さるの海岸見物」では、
「~猿は、(おかしいなあ。気のせいかな)と思いました」のところで、
「…………カニや!」なんでわかるん?フナムシかもしれんやん。
でも、そうなんです。たしかにヤンさんの「ふーん」は、かにっぽかった。
そして、みんなの顔がキラキラっとしたところで(もっとおはなし!って顔です)
「かしこいモリ―」! もう4人ノリノリで、「わったれませ~ん!」
ヤンさんのモリーは、ほんとおもしろい!のです。
人数は少なくても、おはなしが大好きな子どもが集まったおはなし会は、
キャンプファイヤーみたいに、場が一つになった感じで、満足感でいっぱい!
終わってヤンさが「(少ないけど)こういうのも楽しいでしょ!」😊
(・∀・)ウン!!

夏のおはなし会 その2

学童保育でのおはなし会の報告。

おはなし「うりひめのはなし」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館(日常語で)
おはなし「くさかった」語りの森HP 村上再話
おはなし「ヤギとライオン」『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社
おはなし「ちいちゃいちいちゃい」『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店
絵本『あっ!』中川ひろたか文・柳原良平絵/金の星社
絵本『にているね!?』五味太郎作/福音館書店
おはなし「たこやき」村上再話/『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』

いかにも夏休み~って感じのプログラムでしょ?
雰囲気として、あ~!ムラカミさん、あそびにきてくれたん!?って感じで始まりましたよ。

「うりひめのはなし」がうきうきと終わって、
わたし「はい、おしまい(子どもたちと合唱ね)」
こども「うりと違って、桃やで!」
わたし「へえ~!ほな、なにが出てきたん?」
こども「桃太郎やん!」
わたし「あ、そうか。おいもが流れてきた話もあったなあ」
わたし「知らん!」
わたし「知らんか?いも太郎と違うで。ほら、むかしな、あるところにな、・・・」
前回となりのクラスでは、箱が流れてきた「花咲かじい」のことをちょっとしゃべりましたが、今回は「くさかった」をまるごとやりましたよ。

「ヤギとライオン」「ちいちゃいちいちゃい」は、こどもたち、爆笑につぐ爆笑。
わたし「(心の中で)だいぶ退屈してるんやなあ―笑」
『あっ!』は赤ちゃん絵本です。なんで?というほど受けました。笑って笑って、「もっかい!」
二度目読みはじめたら、「もっとスピード出して!」とか、「おばちゃんは笑ったらあかん!」とか、注文が飛び交う(笑)
『にているね!?』は、もちろん、似てるとか似てないとか、みんなわあわあいうんだけど、なぜ似てるかとかどこが似てないとか、各自が自説を主張するもんだから、五味太郎さんの文章よりずっと長い話になってしまった。咀嚼して飲みこんで消化して、ハイ次のページって感じ。ねえ、五味さん、こんな読み方でもいいのかしら???
結局、もう一冊準備していた本は読む時間が無くなって、
わたし「どうしよかなあ、終わろか」
こども「おはなしして!」
わたし「たこやき、したことあったっけ?」
こども「知ってる」「知ってる」「え~、知らん!!!」
で、「え~、知らん!!!」の女子の叫びにみんながおつき合いすることになりました。
このはなしは、何べんも聞いてる子でも、本で読んでる子でも、やっぱり面白いみたいです。

暑い暑い夏のおはなし会でした。
ちゃんちゃん。