「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

おはなし会12月🎄

他県の小学校におはなし会に行って来ました。
3年生の授業です。
国語で昔話を学習するので、図書室ではたくさんの昔話を読んでいるのですが、本来の形、つまり語りで経験させたいとの趣旨で、毎年お招きいただいています。

プログラム
「七羽のからす」『おはなしのろうそく10』東京子ども図書館
「みじめおばさん」語りの森HP
じゃんけん ちーちゃんぱーちゃん
「かしこいモリー」『おはなしのろうそく1』

初めてお話を聞く子どもたち、興味津々で集中していました。
「かしこいモリー」は、ふだん、1年生か2年生の1学期のメインの話として組むことが多いのですが、去年ここでおまけの話として語ったら、よろこんでくれたので、今年もやってみました。
3話目で疲れているかと思いきや、手をたたいて喜んでいました。
5歳から10歳が昔話年齢というけれど、こういうことなのかなと思いました。

冬休みに、子どもたちは昔話をひとつ覚えます。
1月は発表会。
これがまた楽しいんです。
何の話を語ってくれるのか、わくわくしています。

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今日はいいお天気のクリスマスです。
どうかみなさまおだやかに、年末年始をおすごしくださいませ。

 

 

もうじきクリスマス

報告が遅くなりました~。12/21(土)、今年も締めの図書館おはなし会は、クリスマス間近となりました。子ども17人、大人8人

手遊び メリークリスマス

おはなし「こびととくつや」『子どもに語るグリムの昔話6』 野村泫/訳 こぐま社

絵本 『くつくつだいすき~こんなくつあったらいいな~』スギヤマカナヨ/作 福音館書店

絵本 『サンタクロースはおもちゃはかせ』マーラ・フレイジー/作 文渓堂

絵本 『ぶたたぬききつねねこ』馬場のぼる/著 こぐま社

手袋指人形 『だれかがわすれたぼうし

絵本 『十二支のしんねんかい』みきつきみ/文 柳原良平/画

手遊び さよならあんころもち

子ども達がたくさん来てくれました~が、ほとんどが初めての子だったかな。おらふさんが、「こびととくつや」を丁寧に見えるように語ってくれましたので、みんな声を出しながらよく聞いてくれていました。ぶたたぬき…は、しりとり絵本ですが、ほとんどおらふさんのジェスチャーゲームとなっていて、おもしろかったです(^^)去年もおらふさんのこびととくつやを聞いたのですが、ついこの間のようです。1年早いですね。子どもの成長もあっという間、去年この場にいた子はいないかな~、あの子はどうしてるかな~などと思いを馳せました。おはなしと子どもの顔や反応は、一緒に覚えているもんですね。だんだん忘れていきますが、名前も知らないあの子。おはなし会は、たくさんの子ども達との出会いがあり、小さな関わりが幸せの一時です。おはなしのおばちゃん達はみんな、そんな関わりを楽しみにしてますよ~。みなさま一年お疲れさまでした!ここのオープンスペースは修行の場でね、もうね、ぺーぺーの私は色々大変なんですよ、面白がってますけどね(笑)先輩方の腕を体感して、少しずつでも体得したいところです。そして、今年もお世話になりました。みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください🐍

12月 大人のためのおはなし会

テーマは「おじいさん」、常連さん3名の方が来てくれました。

絵本『ゆうたのおじいちゃん』きたやまようこ/作 あかね書房

おはなし「導師、川をわたる」語りの森HP

絵本『アンジェロ』デビッド・マコーレイ/作 千葉茂樹/訳 ほるぷ出版

絵本『おじいさんの旅』アレン・セイ/作絵 ほるぷ出版

おはなし「七人さきのおやじさま」『世界のむかしばなし』瀬田貞二/訳 太田大八/絵 のら書店

絵本『トムテ』リードベリ/作 ウィーベリ/絵 やまうちきよこ/訳 偕成社

テーマを越えて、人生の奥深さや人間の究極の問いにふれる内容となりました。順番にいきますと…おじいちゃんと飼い犬じんぺいとのやり取りがかわいらしい絵本、おろかな導師と弟子たちですが、生きる力がみなぎるようなおバカさんたちの話。壁塗り職人アンジェロの、友達のハトへの優しさを描いた絵本。戦前、アメリカに渡った日本人の切ない郷愁を感じる物語。おやじさまのおやじさまのおやじさまの…ゆりかごに寝ているおやじさまあたりから異次元へ入り込んだような感覚になるおはなし。最後『トムテ』、生き続けている小人は、人間がどこからきてどこへいくのか?という問いに向き合います。スウェーデンでは、詩人リードベリの『トムテ』が、大晦日にラジオで朗読されるそうですよ。忙しい12月ですが、ろうそくを灯して静かな一時を過ごしつつ、心にも優しいあかりを灯すようなおはなし会となりました。

次回は1/17(金)10:30~11:10、テーマ「お正月」です。年はじめのおはなし会、お気軽にお立ち寄りください~(^^)

12月のあったかペーチカ

寒さが身体にこたえますね。この時期は湯タンポで布団を温めてから床に就きますが、これが私の病み付きでして、寝付きがよくてたまりません。さてさて、今回のおはなし会は…

パティルの水牛 『語りの森昔話集6プレッツェモリーナ』語りの森

やきもち和尚『日本の昔話1』おざわとしお再話 福音館書店

おなべとおさらとカーテン『村山籌子作品集1 リボンとゴムまりと月』ジュラ出版局

マリアの子『語るためのグリム童話1』小峰書店

スイカの種『新編世界昔話6』社会思想社より再話

森の家『語るためのグリム童話7』小峰書店

こびとのおくりもの『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森

貧乏神 語りの森HP

Mさんの絵本紹介

へびのニョロリンさん』富安陽子 文  長谷川義史 絵 童心社

りょこうにいこう!』五味太郎 偕成社

いかあげたこあげ』高畠じゅん子  作 高畠純  絵 偕成社

ごはんのつぶとおこめのつぶ』二宮由紀子 文 いとうひろし 絵 アリス館

10名の参加がありました。今回もさまざまなおはなしが揃いました😆若手・中堅・ベテラン語り手の垣根を超えて、意見交流の場です。語って、話して、聴いて、先輩に教えてもらって、ヒントをもらえる場ですね。時間をかけて自分で気が付くことが一番いいのですけどね、何でわからないんでしょうかね(自分の事)、時間のかけ方とイメージが弱いからでしょう!覚えたおはなしは、なるべく色んな場所で何回も語って、その二点を強化したいところです。短い冬休みに3学期の準備ですね~。語り手の皆さま、体調に気を付けてお過ごし下さい~!

次回は1/9(木)です。

こども園おはなし会 11月12月🤶

まとめて失礼!
こども園のおはなし会です。

11月18日

4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「おはなしかめさん」『朝鮮の民話』 瀬川拓男・松谷みよ子著/偕成社
ろうそくぱっ

「ならの木の実」は「どんぐり」に変え、「長者」は「大金持ち」に変えましたが、それでも足りません。まず「小判」が分からない。「昔のお金」と説明しましたが、お金がいっぱい落ちてくるのに感動できない子どもたち。そやなあ、カード払いやからなあ。大金持ちのありがたみが分からへんのかなあ。「倉」も分かりません。そんなこんなで、とっても盛り上がりに欠ける「おはなしかめさん」になってしまいました。
時代は変わる(;´д`)ゞ

5歳さん 1クラス

ろうそくぱっ
おはなし「三枚のお札」『日本昔話百選』稲田浩二・和子/講談社
ろうそくぱっ

これはてっぱん。
子ども「はや!」「みじか!」
わたしはストレス発散。

12月16日

4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「ホットケーキ」『おはなしのろうそく18』東京子ども図書館
ろうそくぱっ

クリスマスも近づいてきたからでしょうか。
どちらのクラスもノリノリで、「7にんのはらぺこぼうず」からずっと笑い続けでした。こんなときは、笑いの合間を縫って次の言葉をいうんだけど、「おじさんぽじさん」と言おうものなら、またひっくり返って笑っています。
「おしまい」っていったら、ころんころんひっくり返った子どもたちで床がいっぱいでした~

5歳さん 1クラス

ろうそくぱっ
おはなし「三匹の子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子訳/福音館書店
絵本『たれてる』鈴木のりたけ/ポプラ社
ろうそくぱっ

このクラスは、絵本を読めとうるさいので、持って行きました。が、まずは「三匹の子ブタ」
初めは余裕で聞いてたんだけど、かぶの所まで来るとぐっと集中しましたね。1匹目と2匹目がおおかみに食べられたので、これはちょっと違うぞって思ったらしい。3匹目がどうなるか、スリル満点で聞いてました。
りんごの所まで来ると、「4時!」「4時!」
シャンクリンの町まで来ると、「2時!」「2時!」
「ははあん、それじゃきみは、ぼくをみてこわがったんだな」のあたりからは、子どもたちみんな子ブタになって、めっちゃ得意そうな顔。
「なべのなかにスポンと落っこちてしまいました」で、「やった~!」
おしりをなでて熱い熱いとして見せる子もいます。でもね、
「おおかみを煮て晩ご飯に食べてしまいましたとさ」っていったら、一瞬きょとんとしてから、お腹をかかえて大笑いしていました。やっぱり、ころんころんひっくり返った子どもたちで床がいっぱいになりました。