「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

今週のおはなし会👦

11月20日(火)
中学2年生 朝学習
「酋長カイレ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話

カイレは好きな話だし、原話の「酋長カイレと死者の頭」を見つけたときはぞくっとなったけれども、これが中学生の、特に男子にぴったりの話だとは気づかなかった💖
1学期、1年生に語った時も、鼻をすすってた男の子がいて、「あれ?」って思ったんだけどね。
今回、担任の先生がいらっしゃらなかったので、しかもけっこうノリがよかったので、冗談を言ったりして楽しく始めたんだけど、ストーリーが進むにつれて、表情がどんどん真剣になって行くの。緊張した(笑)

22日(木)
幼稚園5歳児
ろうそくぱっ
おはなし「三枚のお札」『日本昔話百選』稲田浩二・和子著 (日常語で)
ろうそくぱっ

ひとつ目のクラス
わたし「和尚さん、かぶりをふって、あかん、あかん、栗なんか拾いに行かんでもええ。鬼ばばが出ると困るから」
子ども「鬼ばばちゃうで。山姥やで」
わたし「おんなじやん」
子ども「ちゃうで。山姥やで」
わたし「山に棲んでる鬼ばばを山姥っていうの」
子ども「ほらあ。山姥やん」
????
仕方がないから、「鬼ばば」をぜんぶ「山姥」に変えて語りました。
たまに間違えると、「山姥!」って嬉しそうに笑うから、まるで掛け合い漫才みたいになりました。
ふたつめのクラスは、めっちゃ素直に聞いてくれました(笑)

おはなし会 まとめて🍁

11月5日(月)
支援学級 朝学習
絵本『バナナじけん』高畠那生作/BL出版
絵本『うまはかける』内田麟太郎文/山村浩二絵/文溪堂
絵本『まちにはいろんなかおがいて』佐々木マキ文・写真/福音館書店
絵本『かわいいおかし』かけひさとこ作/教育画劇
いつものように気立ての良い楽しいガキどもと遊んできましたよ~
みんなしゃべりたくって、絵本の世界に参加したくって、だから、なかなか次の本に進めません(笑)

7日(水)
学童保育
おはなし「ついでにぺろり」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『ジャイアント・ジョン』アーノルド・ローベル作/福本友美子訳/文化出版局
絵本『つないでつないで』福地伸夫作/福音館書店
絵本『おめんです』いしかわこうじ/偕成社
絵本『えをかくかくかく』エリック・カール作/アーサー・ビナード訳/偕成社
おはなし「駅前の自転車預かりの話」村上再話
おはなし「くらいくらい」村上再話/語りの森HP
何だかのどの具合がよくなくってねえ。
早めに終わろうと思ったら、子どもたち、「あと5分ある」っていうのよ💧
で、「自転車預かり」やって、終わろうと思ったら、「あと2分」って💧💧
で、「くらいくらい」をやりかけて、はっと気が付いたときには遅かった。
「おばけ~」って叫んだとたん、ああ、のどがあ💧💧💧

一週間、風邪でおはなし会はお休み。勉強会もお休み <m(__)m>

13日(水)
小学2年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「悪魔の話」語りの森HP《外国の昔話》村上再話(仲間)
おはなし「とら猫と和尚さん」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店(仲間)
てあそび「なかなかほい」
おはなし「こぶたのリコション」村上再話/未公開(笑)
絵本『うしはどこでも「モー」』エレン・スラスキー・ワインスティーン文/ケネス・アンダーソン絵/桂かい枝訳/鈴木出版
例の元気いっぱい才気煥発の2年生です(笑)
途中でいつのまにか、みんながずんっずんって前に寄って来て、先頭の列が近すぎて絵本が見えなくなって、わたしがろうそくごとずずずっと後ろによって・・・って感じでした。
終わってから、ひとりの男子が、用事のあるふりをして部屋にもどってきました。
わたし「おはなし、おもしろかった?」
Aくん「ぜんぜん、おもんなかった」
わたし「そら、残念やなあ」
Aくん「本、嫌いやから」
わたし「あ、そうか。またそのうち好きになるときもあるよ」
読書を学習のテーマにしている学校なので、彼にはプレッシャーなのかも知れないと思いました。
2年生なら、まだまだ自分で読むのは難しいものね。
しかも、おはなしだって、ほとんどの子が理解して楽しんでいるときに、世界に入って行けなかったら、それも疎外感あるよね。
学校のおはなし会は、図書館のおはなし会とは異なる難しさがあります。

15日(木)
4年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「まほうの鏡」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
おはなし「きつねの小判」『日本の昔話1』小澤俊夫再話/福音館書店 (仲間)
おはなし「にひきのかえる」新美南吉 (仲間)
おはなし「デンデンムシノカナシミ」新美南吉 (仲間)
おはなし「九尾のきつね」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
ミニブックトーク「新美南吉」
ちょうど、新美南吉のごんぎつねを習っている最中でした。だから、南吉を身近に感じてもらえたかなと思います。
「にひきのかえる」「デンデンムシノカナシミ」は、わたしが「いい話やねえ」というと、子どもたち、しきりに頷いていました。
南吉のふるさと、愛知県半田市に南吉記念館があることを話したら、行ってみたいという子もいましたよ。

17日(土)
図書館のおはなし会 子ども22人、大人9人
てあそび「どんぐりころちゃん」
おはなし「こぶたのリコション」村上再話/未公開
おはなし「赤ずきん」(仲間)
絵本『ちゅうちゅうたこかいな』(仲間)
てあそび「さよならあんころもち」
0歳から10歳まで。
10分以上かかる話をふたつも、とっても楽しんでくれました。
まだまだ喉の調子がよくないので、仲間に手伝ってもらいました。

今週のおはなし会🌕

10月29日(月)
小学校5年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「金の鳥」『語るためのグリム童話』小澤俊夫監訳/小峰書店
おはなし「かめの笛」『ブラジルの昔話』かめの笛の会/東京子ども図書館
ミニブックトーク「椋鳩十」

ほんとに、何といえばいいのか・・・
ううむ。おもしろかった、としかいいようがない(笑)
わたしはね、今年初めての「金の鳥」で緊張してたんですよ。
ところがね、子どもたちは、笑おう笑おうと待ちかまえてたんですよ。
子どもってなんでも新鮮でいいよなあ。
担任の先生も、「これが5年生ですかねえ」と笑っておられました。ちゃんちゃん。

30日(火)
小学4年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「まほうの鏡」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
おはなし「きつねの小判」『日本の昔話1』小澤俊夫再話/福音館書店(仲間)
おはなし「にひきのかえる」『新美南吉童話集』大日本図書(仲間)
おはなし「デンデンムシノカナシミ」『新美南吉童話集』大日本図書(仲間)
おはなし「九尾のきつね」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
ミニブックトーク「新美南吉」

「まほうの鏡」は吸いとり紙のようによく聞いてくれましたね。
後半はけっこう興奮していましたが(笑)
「きつねの小判」は日常語です。とっても柔らかくてみんながリラックスしていいムードでした。
日常語の自然な語りっていいなあ、の見本でした!
今年は、事情があって、ブックトークで紹介できる本が少なかったので、語りでやった次第です。
「手袋を買いに」「狐」も絵を見せながら、ゆったりあらすじを話しました。
「ごんぎつね」を習ったばかりなので、とっても興味をもって楽しんでくれましたよ。
あ、そうそう、「まほうの鏡」、途中でまちがえたの!
あんまり一生懸命聞いてくれるので、調子に乗って突っ走って、あれれ?って感じで(笑)
こんど、HPにアップするね。
どんなにうろたえてるか、聞いて楽しんでおくれ。あ、いや、他山の石にしておくれ。

今週のおはなし会 🐝

10月24日(水)
学童保育
おはなし「茨木童子」『大阪府の民話』日本児童文学者協会編/偕成社
絵本『ジャイアント・ジョン』アーノルド・ローベル作/福本友美子訳/文化出版局
絵本『つないでつないで』福地伸夫作/福音館書店
絵本『おめんです』いしかわこうじ/偕成社
絵本『えをかくかくかく』エリック・カール作/アーサー・ビナード訳/偕成社

2年生の子たちが、『ジャイアント・ジョン』を読んだって言っていたのがうれしかった。授業のブックトーク(アーノルド・ローベル)の後、自分たちで読んだんだね。市の図書館で頑張って選んだかいがあったってもんだ💪
「茨木童子」はハッピーエンドではないし、どうしようかなって思ったんだけど、あの子たち、日常的におはなしを聞いているので、思い切ってやりました。伝説であること、わたしの故郷の話であることを説明しました。高学年の子は深い目で聞いてくれましたよ。

25日(木)
小学2年生 授業 一クラスずつ3回
おはなし「ハヴローシェチカ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
おはなし「ちょうふく山のやまんば」『日本の昔話3』小澤俊夫再話/福音館書店(仲間)
おはなし「はらぺこピエトリン」『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子訳/こぐま社
ミニブックトーク「アーノルド・ローベル」

「ハヴローシェチカ」の「ねんねんころり🎵」はいっしょに歌ってましたよ。この学校は昔から音楽教育に熱心だからおはなしの中に歌があると、とっても喜ぶの。
「ハヴローシェチカ」も「ちょうふく山」も、難しい言葉があるにもかかわらず、内容はよく理解して聞いていました。うん。賢い!
「はらぺこピエトリン」は、いつでもどこでも、ワーワーいいながら聞きますね、これは絶対外さない~笑

26日(金)
幼稚園5歳児 一クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「ものをいう卵」語りの森HP《外国の昔話》村上再話
おはなし「くらいくらい」語りの森HP《外国の昔話》村上再話
絵本『つないでつないで』福地伸夫作/福音館書店
ろうそくぱっ

予想通り、「ものをいう卵」をものすごく集中して聞いたので、あとにリラックスできるものを持っていきました。
『つないでつないで』は、来週のHP更新で紹介します。

きょうの図書館は、ヤンはお休みだよん。
第九の練習があるのだ🎵

今週のおはなし会 🌜

15日(月)
支援学級 朝学習
『やさいのおなか』きうちかつ作/福音館書店
『かけまーす どん』五味太郎作/絵本館
『ミラクルバナナ』ジョルジュ・キャストラ、ロドニィ・サン・エドワ作/ルイジアーヌ・サン・フルラン絵/かこさとし訳/学研
『だれのたまごかな』アレックス・ラティマー作/聞かせ屋。けいたろう訳/KADOKAWA
3冊はクイズみたいな本ですね。この手の本は、1年生がリードします。
『ミラクルバナナ』は、3年生が、「ふう、賢くなった」といっていました。
この本はバナナからできた紙で作られてるの。

17日(水)
小学2年生 授業 1クラスずつ2回
おはなし「ハヴローシェチカ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話/語りの森
おはなし「米山薬師」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話/語りの森 (仲間)
おはなし「だんごころりん」語りの森HP《日本の昔話》村上再話
おはなし「めんどりちゃん」語りの森HP《外国の昔話》村上再話
ミニブックトーク「アーノルド・ローベル」

この学年、一学期は嵐のようなおはなし会だったので、ドキドキしながら行きました。
元気というより、なんというか、食いつきがよすぎる、というか、とても能動的に主体的におはなしを聞いてくれました(爆笑)
わたし「最初のお話は、ハヴローシェチカ」
子ども「なんて?」
わたし「ハヴローシェチカ」
子ども「(口々に)ハブ?ハブローチェチェ?」
子ども「長い名前やなあ」
わたし「ハヴローシェチカ」
子ども「早く始めて!」
わたし「(心の中で)分かってるがな。わたしかて始めたいねん」

これはほんの序の口(笑)
それでも、茶々を入れていた子も話が進むにつれて減っていき、雌牛が殺されるあたりからは、全員がしーんと聞き入っていました。目があらぬところを見つめている(笑)
ハヴローシェチカが若者と結婚して幸せになると、女の子たちは、嬉しそうに手を握り締めて破顔一笑💖
うん、こういうとき、語りがいがあるなあ。
つぎの瞬間、男の子が「なんで子どもと大人が結婚するねん?」
ああ、この精神年齢の男女差~💧
おはなしはだいすきで、「もうひとつ!」「あとふたつ!」「メリーさんのお話して!」「ジャックと豆の木!」「ももたろう!」「ヘンゼルとグレーテル!」
わたし「メリーさんて、どんな話?」
子ども「ほら、あの怪物が出てくる話!」
わたし「・・・?」謎は深まるばかりであった。

また音声、アップしますね。めっちゃおもしろいから。

19日(金)
小学1年生 朝学習
おはなし「ものをいう卵」語りの森HP《外国の昔話》村上再話
おはなし「だんごころりん」語りの森HP《日本の昔話》村上再話
「ものをいう卵」はいちいち「え~っ」ってびっくりしてましたよ。
あ、そうそう、おもしろいのはね、「ローズは悪い子でしたが」といったとたん、全員の目がキラ~~~ッと光ったの。なんでやろね。いつもどこでもそうなのよ(笑)
「だんごころりん」は、「おむすびころりん」と同じって、嬉しそうに言ってましたよ。こうやって、さりげなく類話の存在を教える。世界の多様性を教えるのだ(笑)

幼稚園4歳児
ろうそくぱっ
おはなし「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
ろうそくぱっ
おはなし会のハシゴはしないという今年度の決意、どこ行ったんや(笑)
はい、元気いっぱいのおはなし会でした。
先月の「くらいくらい」は、お互いに完全に忘れていました(笑)