「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

今週のおはなし会🐸

9日(月)
小学1年生 朝学習
おはなし「とりのみじい」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店 日常語で
おはなし「めんどりちゃん」語りの森HP≪外国の昔話≫
早めに行ったのに、教室に入ると、ちゃんと聞く態勢で待っていてくれて、あわてました(笑)
「めんどりちゃん」は、しちめんちょうちゃんやがちょうちゃんやあひるちゃんが食べられてしまうし、ショックかな?と思ったんだけど杞憂でした。早口言葉がおもしろかったって言ってくれました。累積譚だって、うそ話だって、ちゃんとわかってるんやね、かしこ~い!

10日(火)
中学3年生 朝学習
おはなし「ボタンインコ」『ムギと王さま』ファージョン/岩波書店
おはなし「たこやき」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
中学生にしては結構反応のある学年。楽しかったです。
「3歳から聞いてくれていた人も、今日が最後やから、私がいちばん好きな話をするね」といって語りました。
え?「たこやき」? これはおまけ。けどねえ、人生ってたこやきみたいなもんやと思うねん。

11日(水)
小学2年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「七羽のからす」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「てんとうむしのおじょうさん」語りの森HP≪外国の昔話≫ (仲間)
おはなし「はらぺこピエトリン」『子どもに語るイタリアの昔話』/こぐま社
ブックトーク「レオ・レオニ」
個性豊かな、伸び伸びと育った、自分の思いだけに忠実な、エネルギーにあふれた元気な子どもたちです(笑)
おはなしは聞きなれている子が多いし、めっちゃ聞く耳があるので、2年生のこの時期でもこのプログラムはばっちりでした。
「お婿さん」の意味を知らなかったのはずっこけましたが。何とかしなければ・・・
一クラスは、とにかくまずは座らせようというところから始まりました😲
で、終わってから先生に思わず「がんばってくださいね~」とエールを送ってしまった(笑)
もう一つのクラスは、姿勢ができていたのですごい集中力。それでもなんやかやと合いの手を入れていました。
個性豊かな、伸び伸びと育った、自己主張にあふれる元気な子どもたちです・・・
さて、来学期どんなプログラムを組もうかと・・・やりがいあるなあ💖

7月第1週のおはなし会🎋

2日(月)

支援学級 朝学習
絵本『ばったくん』五味太郎/福音館書店
絵本『わにわにとあかわに』小風さち文/山口マオ絵/福音館書店
絵本『ごきげんななめのてんとうむし』エリック・カール/偕成社
絵本『らくちんらくちん』高畠純/アリス館
もう一冊『だるまちゃんとキジムナちゃん』を持っていったんだけど、時間切れ。
子どもたちは「え~っ」と不満顔でしたが、あとで先生に読んでもらうことにして、教室に置いて帰りました。
わたし「かこさとしさんってしってる?」
子ども「知らん」
わたし「ほら、だるまちゃんのシリーズ書いた人やん」
子ども「てんぐちゃんとか、かみなりちゃんとか? 知ってる!」
ま、これも、ちょっとしたブックトークね。

小学6年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「三本の金髪を持った悪魔」『語るためのグリム童話』小澤俊夫編訳/小峰書店
おはなし「きつねの小判」『日本の昔話1』小澤俊夫再話/福音館書店(仲間)
おはなし「おどるがいこつ」『日本の昔話1』小澤俊夫再話/福音館書店(仲間)
ブックトーク「平和」
先週の残りの二クラスね。
ブックトークでは『ヌチヌグスージ』を始めに紹介して、私たち一人ひとりの命が今ここにある奇跡を実感しあったの。ちょっと感動するよ。

3日(火)
中学1年 朝学習
詩「すてきなひとりぼっち」谷川俊太郎『すてきなひとりぼっち』童話屋より
おはなし「酋長カイレ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
中学校に入って最初のおはなし会。懐かしい笑顔がそこここに💗
カイレは、子どもに初めて語りましたが、ストーリーが進むにつれて、子どもたち、どんどん前のめりになっていきました。
眼が完全に物語の世界に入っているの。
確かに私も好きな話だから再話したんだけど、こんなに子どもの心をつかむ話だとは思わなかった。
ひとりの男の子は、最後のところで鼻をすすってたよ(風邪じゃなくってね)。

4日(水)
幼稚園4歳児 一クラス
てあそび「ろうそくぱっ」
おはなし「ギーギードア」『おはなしはたのしい』たなかやすこ
てあそび「ろうそくぱっ」
子ども「明日、すごい雷やった!!!」
わたし「そやったねえ(きのうだよ、ふふ)」
子ども「きょうも、雷なるよ~」
わたし「たいへん・・・」
子ども「ろうそくつけよっか!」
わたし「そやね。はい、ろうそくぱっ🎵」
おはなしのおばちゃんは、完全に子どもに仕切られております(笑)

5日(木)
警報☔が出て学校はお休み。やるはずだった小学3年生のプログラム、未練たらしく涙ながらに書いておきます。
おはなし「三つの五月のもも」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
おはなし「たにしとたぬき」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話(仲間)
おはなし「てんとうむしのおじょうさん」語りの森HP《外国の昔話》村上再話(仲間)
おはなし「カンチルとワニ」語りの森HP《外国の昔話》村上再話
ブックトーク「身近な自然」

今週のおはなし会🌊

25日(月)

小学4年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「石になった狩人」『子どもに語るモンゴルの昔話』こぐま社 (仲間)
おはなし「三つの五月のもも」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
じゃんけん「ちーちゃんぱーちゃん」
おはなし「竹の子童子」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
ブックトーク「ファンタジー」
このプログラム、けっこうイケてました。
ブックトークのとき、「これが楽しみやねん」と言ってくれる子がいて、きっとあとで読んでくれているんだと思って嬉しくなりました。本を集めるのも、子どもに配布するリストを作るのも、10分で紹介するのも力技だけれど、やりがいがあります。

27日(水)

小学4年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「かえるの王さま」『子どもに語るグリムの昔話』こぐま社
おはなし「ントジィの蛇退治」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
おはなし「カンチルとワニ」語りの森HP≪外国の昔話≫
ブックトーク「ともだち」
「かえるの王さま」はいまのところ、4年生がぴったりかな。男の子がかえるを諸に敵視しているのがおもしろかった(笑)
「ントジィの蛇退治」がおもしろくてねえ。「なんでやねん」って、何度も何度もつっこみが入るの。でも、出会う仲間が蛇退治の条件にぴったり一致しているのがわかったら、「すごい!」って感心してくれました。語法にぴったり当てはまると、聞いていても気持ちがよいようです。「「心臓がからだの中にない巨人」とおんなじや」って言ってた子もいましたよ。賢いなあ。
「カンチルとワニ」は、最初は、カンチルがいなばの白うさぎのように毛をぬかれるのではないかと心配そうに聞いていましたが、そのうち、「かしこい!」って言いながら笑っていました。
おはなしがふたつ終わったとき、子どもたちが、時計を見て「まだあとひとついけるな」って。
わたし「え、三つ続けて聞ける?」
子ども「そんなんふつうやん」
で、じゃんけんも手遊びも伸びもなしに三話続けてやりました。こっちがしんどいわ。
ここの子どもたちはとても自立していて、おはなし会のときは先生はほんとに黒子に徹しておられます。

学童保育 低学年クラスと高学年クラスそれぞれ約30分
低学年クラス 1~3年生約50名 (仲間二人)
おはなし「ちょうむすび」『黒いさくらんぼ』小澤昔ばなし研究所
おはなし「たにしとたぬき」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
大型絵本『ドライブにいこう』間瀬なおかた/チャイルド本社
大型絵本『はらぺこあおむし』エリック・カール/偕成社
大型絵本『999ひきのきょうだい』木村研/チャイルド本社
大型絵本『へんしんトンネル』あきやまただし/金の星社
ほぼ年に一度のイベントなので、大型絵本で楽しんでもらいました。よろこんで聞いてくれていたそうです。
高学年クラス 4~6年生約20名
おはなし「七羽のカラス」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「なまくらトック」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「たこやき」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
絵本『太陽へとぶ矢』ジェラルド・マクダ―モット/ほるぷ出版
さすがに高学年、おはなしが続いてもじょうずに合いの手を入れながら聞いてくれました。日直さんが、「毎年来てくれてありがとうございます」って挨拶してくれましたよ。ここは、ふだんからおはなしを聞いている子たちなので、知らない人が来て語っても、とても集中して聞いてくれました。聞く姿勢ができてるんやね。

29日(金)

6年生 授業 一クラスずつ二回
おはなし「三本の金髪を持った悪魔」『語るためのグリム童話』小峰書店
おはなし「きつねの小判」『日本の昔話1』福音館書店(仲間)
おはなし「おどるがいこつ」『日本の昔話1』福音館書店(仲間)
ブックトーク「平和」
仲間の日本の昔話2題は日常語です。なんとものんびりしていて楽しかった。
去年に比べると、きゅうに最上級生になっていて、おどろきました。
まだ幼稚園の時の面影は残っているけれどグンと背が伸びていましたよ。
和気あいあいのクラスと、生真面目なクラスと、雰囲気は違うけれど楽しかったです。来週残りの二クラスがあります。

さて、来週からはおはなし会も終盤にかかります。
お、その前に明日は図書館のおはなし会。楽しみ~

今週のおはなし会🐌

6月18日(月)
幼稚園4歳児 一クラス
てあそび「ろうそくぱっ」
おはなし「あなのはなし」
てあそび「ろうそくぱっ」
この日のことは18日の井戸端会議に書きましたね~
おっと、初めての面白い反応がありました。
わたし「森の中に一軒の小屋がありました。小屋にはだれもいません」
子ども「おおかみの家や!」
わたし(ぎょぎょぎょ!)
さあ緊張感がぐっと高まりましたよ!なんで狼の家で寝るんやあ!えらいこっちゃ!
わたし「夜中になると、おおかみがやって来ました」
子ども「な、やっぱり!おおかみの家や!」
おもしろかったですねえ。

6月20日(水)
小学4年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「石になった狩人」『子どもに語る中国の昔話』こぐま社
おはなし「三つの五月のもも」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
じゃんけん「ちーちゃんぱーちゃん」
おはなし「竹の子童子]『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
じゃんけん「ちーちゃんぱーちゃん」
ひとつ目のクラスは入室が遅かったので、竹の子童子はやりませんでした。
それからひとつ目のクラスのときは、「三つの五月のもも」のほうが長いので、先にやったんだけど、内容的には「石になった狩人」のほうがテーマが重いので先にやるほうがよいと考えて、ふたつ目のクラスでは上記のようにしました。
「三つの五月のもも」は気楽に聞いてくれたらいい話だしね。「石になった狩人」はしっかり聞いてほしかったから。
それと、ふたつ目のクラスでは、何や知らんけど「ちーちゃんぱーちゃん」が気にいって最後にまたやりました。一回勝負でね~

6月22日(金)
6年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「鉄のハンス」『語るためのグリム童話』小澤俊夫監訳/小峰書店
おはなし「竹の子童子」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
ブックトーク「日本の歴史」
長い話をよくしんぼうして聞いてくれました。
わたし「長かったね~。よう聞けたねえ。からだはしんどかったけど、おもしろかったでしょ?」
子ども「おもしろかたあ」
わたし「グリムって面白いのよ。語ったら一時間半もかかるのがあってね、けど、おたがいに体力もたへんよねえ。だから、読んでみてね」
子ども「うん!!」
ほんとはね、「恐がることを覚えに出かけた若者のはなし」とか「二人兄弟」とか語りたいんやけどね~笑
「竹の子童子」は「もうひとつ!」にお応えして語りました。けど、6年生向きではなかったな(笑)

今週のお話会 🐸🐸

6月11日(月)
小学3年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「七羽のからす」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「お百姓と地主」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話(仲間)
おはなし「竹の子童子」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
ブックトーク「楽しいおはなし」
このプログラム、うまいな、と自分でも思う。
しーんと聞いて、へえ~と聞いて、ぎゃははと笑って、はいおしまい。
ところで、「竹の子童子」がこんなに笑える話だとは知らなんだ~
語ってみないと分からないこともあるんやね。

6月12日(火)
中学2年生 朝学習
おはなし「一足のくつ」『木曜日はあそびの日』グリパリ作/岩波書店
おはなし「さるの海岸見物」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
なんかだるそうにしている子が何人かいなたあ。先週の3年生のほうが若かったような(笑)

6月13日(水)
小学2年生 授業
おはなし「ものをいうたまご」『アメリカの民話』皆河宗一編訳/未来社 より村上再話
おはなし「カンチルとワニ」語りの森ホームページ《外国の昔話》
おはなし「うりひめのはなし」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
とちゅうで「じゃんけんをしようか」って尋ねたら、「おはなしがいい!」っていってくれて、うれしかった💖
「ものをいうたまご」には子どもがいちいち「まじか?」~笑

学童保育
おはなし「なまくらトック」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「たこやき」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
絵本『ごきげんななめのてんとうむし』エリック・カール作/偕成社
絵本『ばったくん』五味太郎/福音館書店
絵本『ブルくんのだいじなひ』キャンディス・フレミング作/講談社
2年生は、3時間目にもお話会があったから、
わたし「なんで、一日に2回もおはなし会やねん、なあ?」
子ども「ええやん。おもしろいやん」
それでもお疲れの子どもたち、絵本2冊までで「やめようか?」ってきいたら「やめよ~」
ひとりだけ、「読んで!」
ヤンは少数意見を大切にするのです(笑)
で、読みはじめたら、みんなノリノリ。

6月15日(金)
幼稚園5歳児 一クラスずつ2回
てあそび「ろうそくぱっ」
おはなし「うりひめのはなし」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『ひよこがにげた』五味太郎/福音館書店
てあそび「ろうそくぱっ」
普段、絵本は読まない。せがまれるとおまけの話をする。ところが、今日は余力がなくて絵本を隠し持っていった。
1クラス目
子ども「えほん読んで~」
わたし「なんでしってるのお?」
で、かばんから、エコバッグを出したり、さいふを出したり、めがねケースを出したりした後、おもむろに『ひよこがにげた』を出す。
見開き毎に、わはは、わははと笑ってくれた。
2クラス目
子ども「わちゃわちゃわちゃ~」
わたし「えほん読もか?」
子ども「!!!!」
1クラス目のような反応はない。???と思いながら「おしまい」っていったら、
子ども「もっかい!」
で、2回目読んだら、わはは、わははと笑ってくれた。ほっとしてたら、
子ども「もっかい!」
で、3回目読んだら、私の後について、大声で嬉しそうに繰り返してくれた。楽しかった!
子ども「もっかい!」
先生「あの本、どこかでさがしてきてあげるからね」
そう、保護者がお迎えに来ているのですよ~
『ひよこがにげた』は、月刊こどものともの年少版です。3歳児向きね。よい本は、年齢を問いません、の実例でした~🐥

明日はいつもの図書館のおはなし会。どきどき。