「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

おはなし会終盤 🌷

3月5日(月)

支援学級 朝学習
絵本 『チョコレートパン』長新太
絵本 『アリからみると』栗林慧
絵本 『かげはどこ』木坂涼文/福音館書店
絵本 『それから それから』谷川俊太郎文/柚木沙美郎絵
絵本 『どうながのプレッツェル』H・A・レイ作

どれから読むか、5年生が仕切ってくれます。
本の姿によって上手に感じ取って返してくれるようになりました。
この子たちは、自分のクラスでの授業のおはなし会にも参加していますが、クラスに溶け込んで楽しんでくれます。

幼稚園四歳児 一クラスずつ二回
てあそび ろうそくぱっ
おはなし 「かきねの戸」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
てあそび ろうそくぱっ

はじめに「垣根」の説明をしようとしたのですが。
わたし「垣根って、知ってる?」
子ども「知ってる!」
わたし「(疑い深く)ほら、家のまわりにね、」
子ども「垣根の垣根のまがりかど~🎵」
はい、三番まで一緒に歌いました(笑)

3月6日(火)

中学2年生 朝学習
詩 「すてきなひとりぼっち」谷川俊太郎/同名詩集/童話屋刊
おはなし 「一足のくつ」ロダーリ作/岩波書店

中学校のおはなし会も今回で一年が過ぎました。
助っ人も含めて10人のチームで全クラスを廻りました。
集中力のある生徒たちでした。
お行儀が良すぎて、率直な反応が返ってこないので戸惑いましたが、嬉しそうに楽しそうに受け入れてくれているなということは感じました。
ほんまに、まっすぐに見つめて聞いてくれるのですよ~

3月7日(水)

小学4年生 授業 一クラスずつ二回
おはなし 「いばらひめ」『語るためのグリム童話』小峰書店
おはなし 「へびのむこさん」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話 (仲間)
おはなし 「雪女」『日本の昔話5』福音館書店
ブックトーク 「平和」

3月8日(木)
小学4年生 授業 一クラスずつ三回
おはなし 「いばらひめ」『語るためのグリム童話』小峰書店
おはなし 「へびのむこさん」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話 (仲間)
おはなし 「雪女」『日本の昔話5』福音館書店
ブックトーク 「平和」

この二日間は、同じ学校。5クラスを二日に分けてやました。
いやあ、1~4クラス目までは、なんとよく聞く、何と成長したんだろうと、感心しました。
内心、ちょっとおとなしすぎと違う?とつぶやいてしまった。
で、5クラス目でずっこけました(笑)
上から押さえつけるのでなく、子ども本来の好奇心を開かせる方向で、おはなし会の時間をすごさせたいと思うのです。
おはなし会の時だけでなく、そんな学校生活が送れるように祈っています。
先生とじっくりお話がしたい。ひざ詰め談判(笑)

さて、今年度の学校関係は、あと月曜日の1年生朝と幼稚園3歳児でおしまい。
なんとなんと、今年は一度も風邪で穴を開けることがなかった。拍手~👏

お話会はつづく・・・ 🌹

2月26日(月)

小学5年生 授業 一クラスずつ二回
おはなし 「がちょう番の娘」『語るためのグリム童話』小峰書店
おはなし 「この世の光」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話 (仲間)
おはなし 「かめの笛」『ブラジルの昔話』かめの笛の会/東京子ども図書館
ブックトーク 杉みき子と外国のファンタジー

「がちょう番の娘」、やっと聞かせられるようになりました。5年生になって、1、2学期は、男の子が主人公の冒険ものをやって来たので、女の子が主人公の話をしたいと思ったのですが、子どもたちの成長ぶりを見て、「灰かぶり」よりもっと大人の「がちょう番の娘」がいいのじゃないかなと思ってやってみました。実は苦手なのですが。でも、うまくいきました。
どこをどうやってうまくいったのか、ちょっと言葉で説明は無理(笑)
ところで、先生の話では、子どもたち、教室に戻ってからずっと「フィンフィンフィン🎵」と歌っていたそうな。

3月1日(木)

小学2年生 授業 一クラスずつ二回
おはなし 「三枚の鳥の羽」『語るためのグリム童話』小峰書店
おはなし 「悪魔の話」語りの森ホームページ《外国の昔話》 (仲間)
おはなし 「アナンシと五」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編
ブックトーク 世界の昔話

「三枚の鳥の羽」、楽しんで聞いてくれました。とくにふたりの兄さんたちが登場すると、そのまぬけさとか欲深さとかを嗤ってたので、うん、テーマつかんだなと思って嬉しかったです。けど、「でぶでぶのひきがえる」というたびに笑うのにはちょっと困りました(笑)
「悪魔の話」、めっちゃよかった。再話した本人がいうのもなんですが、ええ話です。2年生~3年生の始めにぴったりかな。ただ、「かしこいモリー」を経験した後がいいと思います。みなさん、語ってください。これ、語りの森昔話集の第3巻に入れよう(笑)
出ました、アナンシ・テスト(笑) この2年生が一番わかってくれました。

3月2日(金)

小学4年生 授業 二クラスまとめて一回
おはなし 「いばらひめ」『語るためのグリム童話』小峰書店
おはなし 「小石投げの名人タオ・カム」『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社
おはなし 「雪おなご」『日本の昔話5』福音館書店
ブックトーク 科学の本

行事の都合で、二クラス合同でやりました。
もちろん楽しんでくれたんですよ。でもね、ふたつのクラスの雰囲気が微妙に違っていてね、落ち着かなかった。
いえ、仲は良いと思うのですよ。ただ、し~んと聞いてわっと笑いたいクラスと、初めから笑いたいクラスとだったから、し~んクラスが、初めからクラスに「しずかにしてよ!」「黙って聞いて!」ってもんくをいうのです。それをまとめながら語るのが大変(笑)
まあ「いばらひめ」であれだけ笑われたのは初めてでしたが(笑)

今週はこれだけ。
今日の午後は例によって図書館のお話会です。
来週は月曜から木曜までぶっ続け。風邪ひかんようにしても、花粉は飛んでくるよお😿

今週のお話会 ⛄

2月19日(月)
小学1年生 朝学習
おはなし 「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館
おはなし 「アナンシと五」『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社
4月から始まってもう10回目。子どもたちもずいぶん慣れてきました。
先生、子どもが喜んで、ちょっとくらいしゃべっても気になさらないでくださいね。愛情表現、心のゆとりかな?

2月20日(火)
中学1年生 朝学習
詩 「すてきなひとりぼっち」 谷川俊太郎同名詩集より/童話屋
おはなし 「羊飼いと噴水」『兵士のハーモニカ』ロダーリ/岩波少年文庫

小学3年生 授業 一クラスずつ二回
おはなし 「心臓がからだの中にない巨人」『おはなしのろうそく22』東京子ども図書館
おはなし 「へびのむこさん」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話 (仲間)
おはなし 「アナンシと五」 『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
ブックトーク 「斎藤隆介」

2月21日(水)
小学3年生 授業 一クラスずつ二回
おはなし 「心臓がからだの中にない巨人」『おはなしのろうそく22』東京子ども図書館
おはなし 「へびのむこさん」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話 (仲間)
ブックトーク 「斎藤隆介」

この二日間のことは、別便で報告済み(笑)⇒「いつもいつもは・・・」

2月22日(木)
幼稚園4歳児 一クラスずつ二回
ろうそくぱっ
おはなし 「アナンシと五」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編
絵本 『しろいかみ』谷内つねお作/福音館書店
ろうそくぱっ
珍しく絵本を読みました。おはなしが短かったので、ちょっとおまけに。
『しろいかみ』は「こどものとも0,1,2」のシリーズ最新刊です。大喜びで、三回も続けて読みましたよ。「つぎの時も持ってきてね~」って言われてしまった(笑)

2月23日(金)
小学3年生 授業 一クラスずつ二回
おはなし 「心臓がからだの中にない巨人」『東京子ども図書館』
おはなし 「アナンシと五」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編
朗読 詩を数篇(三好達治・山村暮鳥・草野心平・阪田寛夫・谷川俊太郎・島田陽子)
ブックトーク 「斎藤隆介」と詩の本を紹介。
この日も3年生ですが、20日・21日とは別の学校です。
先生も一番後ろで子どもたちと肩を寄せて目をまん丸くして聞いてくださいました。
子どもたちの反応がおもしろくって~ また音声を紹介しますね。
国語の授業で詩の扱いは難しいと思います。特に三好達治・山村暮鳥・草野心平なんて巨匠の詩!
おはなし会で、言葉そのものの面白さを知ってもらえたらいいなと思って、やってみました。
最初から乗ってくるクラスと、いったん引くクラスとがありました。
引いたクラスは、先入観で詩が難しいと感じているんだろうと思います。
谷川俊太郎の言葉遊び歌や、島田陽子の大阪弁の詩、阪田寛夫の子どもの気持ちに沿う詩を読みました。
「詩って、誰でも書けそうやねえ」というと、楽しそうにうなずいていました。

さて、これから図書館のお話会に行ってきま~す。
でもね、昨夜から、喉がちょっとイガイガしていてね。薬とハチミツで抑えてるけど。
ああ、あと2週間、シーズンが終わるまで持っておくれ~

最後のおはなし会 ✌

2月15日

幼稚園5歳児 一クラスずつ二回
手遊び 「ろうそくぱっ」
おはなし 「ジャックと豆の木」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
手遊び 「ろうそくぱっ」

わたし「きょうのおはなしは、ジャックと豆の木」
子ども「知ってるう~」
わたし「そおお?でもちょっと長いけど、聞けるかなあ?」
子ども「聞けるう~」
わたし「大男が出てくるけど、聞けるかなあ?」
子ども「聞けるううう~~~!」
約15分の話。聞きましたよ~。口に手を当てたままの子。腰を浮かしていつでも飛びだせそうな子。
大男の「ズシン、ズシン、ズシン」には「ひゃあ~またや~」って喜んでいました。
ひとりの子が、最後に、「人間って強いなあ」といったのには驚きました。
五歳児さんに、おばあちゃんのヤンが励まされました。そうや、人間って強いんや!
きょうで、この子たち、幼稚園でのおはなし会はおしまいです。
3歳児の冬から始まって、ほんとうに成長しました。
どうか、小学校でも会えますように💖

お話会、今週は ❆

2月5日(月)
支援学級 朝学習
絵本 『サンカクさん』マック・バーネット文/クレヨンハウス
絵本 『ねむるまえにクマは』フィリップ・C・ステッド文/光村教育出版
絵本 『おでんもおんせん』川北亮司文/飯野和好絵/くもん出版
絵本 『ゆき』ユリ・シュルヴィッツ作/あすなろ書房
キーツの『ゆきのひ』も持っていってたんだけど、時間がなくて、5年生の子に、「みんなに読んであげてね」とお願いして置いて帰りました。
『おでんもおんせん』は、早口言葉です。ヤンは絵がなじめなかったんだけど、子どもたちには受けていました。そして、どのページも早口言葉で読んでくれるのです。ヤンは噛むのにね(笑)

2月6日(火) 
中学3年生 朝学習

詩 「すてきなひとりぼっち」 谷川俊太郎/同名詩集・童話屋刊より
おはなし 「ボタンインコ」 『ムギと王さま』ファージョン/岩波書店
この話はやっぱり女の子に深く届くようです。
中学校最後のお話会でした。
幼稚園の3歳児のときから15歳の中学卒業まで、12年間付き合ってくれた子たち。
ヤンは幸せだったけど、子どもたちはどうだったかな?
校長先生や先生がたの理解と協力がなければあり得なかったことです。
つぎにこの子たちと会うことがあれば、それは、親になって子どもを連れて図書館に来てくれた時。
長生きしよう~

2月7日(水)
学童保育
おはなし 「馬方山姥」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店 日常語で
おはなし 「カメのピクニック」 『新編世界のむかし話』山室静編訳/文元社より再話
絵本 『うがいライオン』ねじめ正一作/長谷川義史絵/すずき出版
絵本 『ゆきのうえのあしあと』ウォン・ハーバート・イー作/ひさかたチャイルド
絵本 『しろいかみ』谷内つねお作/福音館書店
絵本 『はだかんぼうがふたり』奥田継夫文/サンリード
いちおう30分間のお話会。
わたし「時間になったし、終わろか」
子ども「もっと、もっと。ずうっと読んでえ」
大きな子どもたちは自分のことやりたいけど、低学年は、疲れていて、ぼ~っと読んでいてほしかったみたいです。
『しろいかみ』は「こどものとも0.1.2」の今年2月号。出たばかりです。赤ちゃん絵本ですが、子どもたちにウケてましたよ。

はい、おしまい。
今週はこれでおはなし会は終わりです。
2月後半まで、一息入れます。