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2月度 初級クラス❆

インフルエンザの大流行も少し落ち着いてきたでしょうか。我が家も2年連続で次男と三男がかかりました(><)でも、初級クラスのある、この日から登校可能日で無事参加できました!

今月も7話のエントリーがありましたよ。さてさて、おはなしは・・・

①「ロバの耳をした王子さま」   『語りの森HP』/村上郁 再話

以前から語りたいと思っていたおはなしがHPに掲載されたので、小学1年生の朝学習用に覚えました。                                                注意すべき点は・・・                                           ①葦の草が生えてきました→本来は「葦が生えてきました」になりますが、聞き手がと間違えないよう、ヤンさんはわざと草を付け足しているそうです。アクセントに注意して語りましょう。                                                 ②「王子さまの耳はロバの耳」→床屋が穴に向かって、笛が鳴るときでは重みが違います。穴に向かっては、今までずっと我慢していてやっと言えたのですから、その点をしっかりイメージして語りましょう。

王子さまが帽子を脱いだときの子ども達の反応が楽しみです!しっかり練習して、本番に備えたいです。

なお、このおはなしは 『子ども 世界の民話(下)』/実業之日本社 にも掲載されていますが、この本は 『子どもに聞かせる世界の民話』/矢崎源九郎 をさらに子ども達が読めるように手を加えられており、語りには向かないそうです。

②「だんだんの飲み」   『日本の昔話5』/福音館書店

亭主がお腹の痛みをとめるために、かえる→蛇→きじ→狩人→鬼をつぎつぎに飲み込む累積譚です。和尚さんが「それでは、〇〇をのめ」と言いますが、〇〇を言う前には子ども達に考える間をとりましょう。小さなものから大きなものにクレッシェンドしていますが、子ども達の驚きもどんどん大きくなります。

かかさ、ととさの夫婦のかけ合いは重要ではありませんので、スピードにのせて語りましょう。

③「だんまりくらべ」   『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/村上郁 再話

間が命の笑い話ですので、句読点でとまらないよう、意識して語られました。おもちが一つずつ減り、最後の一つをおじいさんとおばあさんのどちらが食べるかをめぐって、だんまりを競争する楽しいおはなしです。五個から減っていくだけですので、幼稚園児でも楽しんで聞けますね。

④「へこきじい」   『日本の昔話1』/福音館書店

最初のじいさんと欲ばりじいさんの言葉が全て違い、覚えにくかったそうです。5年目に突入のYさん、少しずつテキストに手を入れる練習をしてもいいのでは、とのアドバイスでした。

⑤「アナンシと五」   『子どもに聞かせる世界の民話』/実業之日本社

タイトルの「五」を言うときに、手の5本指で五と説明しておくといいそうです。

子どもははとの奥さんの気持ちになって聞くと思うので、アナンシが怖すぎないように語りましょう。また、聞き手が雑念を考えてしまわないよう、もう少し句読点で止まらずに語るといいですね。

このおはなしを語られている方も多いかと思うのですが、                     みなさんは、はとの奥さんは「五」という言葉を知らなかったと思いますか?それとも、知っていたけれど、わざと知らないふりをしたのでしょうか?                     ヤンさんが語られたとき、はとの奥さんは空を飛んで、あひるやうさぎが食べられたのを見ていたから、わざと知らないふりをしたと言った子どもがいたそうです。子どもの想像力は無限ですね。

⑥「ハヴローシェチカ」   『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/村上郁 再話

Nさんの久々の語りでしたが、もう一度聞きたいとコメントした人がいたほど、おはなしにあった心地よい語りでした。

☆ヤンさんによる語り   「ホレばあさん」   『語るためのグリム童話2』/小峰書店

2年生に「雪」がテーマで「つるの恩返し」と一緒に語られるそうです。             おはなし会のプログラム、ブログで報告してくれていますが、とても参考になります。

語りと講評が終わってから、「ノート式おはなし講座 語りこの愉しき瞬間」の第1章、「語りの場」の導入部分に書かれている『日本昔話通観』(都道府県ごとに昔話が総覧できるようになっている)の説明をしてくれ、原話を読みました。そこには〈伝承〉5歳頃、夕食後寝るまでの間、火鉢にあたりながら母(坂田むめ)から聞く と具体的に書かれており、興味深かったです。自分の生まれ育った土地の資料を読んでみましょう。

初級クラスの皆さん、来月よりみなさんの語りが終わってから、今回のような勉強タイムをとることになりました。「ノート式~」の中から興味のある章段を考えてきてください。皆さんが知りたいこと、分からないことを勉強します。1月度の「世界でいちばんやかましい音」や今回の「ハヴローチェシカ」に歌が出てきたので、ステップアップ 四 の「おはなしの中の歌」はどうでしょうか?皆さんからの要望、お待ちしています。

2月の日常語による語りクラス

ブログ担当のかぶさんが体調不良で無念の欠席をされました。
かわりに、ジミーが臨時担当を務めさせていただきます<(_ _)>

語り
「雪娘」 『日本の昔話5』福音館書店
「地獄に行った吉兵衛さん」 『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森
「大工と鬼六」 『日本の昔話2』福音館書店(ヤンさん)
テキスト
「蛇からもらった宝物」 『日本の昔話3』福音館書店
「つるの恩返し」 語りの森HP → こちら

この日の語りもテキストも、それぞれ楽しい思いとお勉強と、程よくマッチした内容でした。
が、個人的に大変ラッキーだったのは、じぶんがおぼえたてほやほやの「大工と鬼六」をヤンさんが日常語で語るのを聞けたこと✌(‘ω’✌ )三✌(‘ω’)✌三( ✌’ω’)✌
わたしは、本のままをおぼえました。
わたしの脳内で、ヤンさんの日常語の語りと、『日本の昔話2』のテキストが同時進行し、まるで〝この放送は同時通訳でお送りしております〟状態になります。
そしたら、どこがどうヤンさんの日常語に変わっているのか一目瞭然で、これをラッキーと言わずしてなんとする!!
おぼえている話がもっと多ければ、こうなる確率は当然高いわけですから、喜んでいる自分が同時に悲しくもありますが…
そして、「大工と鬼六」を語るときは、「お前の名前はー」で、ちょっと伸ばして、子どもたちの「言うぞ」「来るぞ」という気持ちを考えて繰り返すといい、というヤンさんのアドヴァイスも聞けました。
ラッキー、グッドタイミング、今月の年中さんに語ります!(^^)!
さあ、練習だ(^o^)/

1月度 初級クラス

報告が遅くなりましたが、先週火曜に2019年一回目の初級クラスがありました。入門講座を修了され、初級クラスに入会された方や見学の方なども来られ、約20名と大人数での勉強会になりました。お部屋もいつもの会議室ではなく、集会室になり、語り手さんはいつもとは違った雰囲気で緊張しながら語りました。

では、今月の語りです。

①「世界でいちばんやかましい音」   『おはなしのろうそく10』/東京子ども図書館

10分以上のおはなしを覚えたのは初めてだったそうです。好きなおはなしで覚えやすかったが、長いので最後まで集中して練習するのが難しかったそうです。             「これからどうなるか」と後半が盛り上がりますので、毎回全部を通してではなく、後半部分だけの練習をするといいとアドバイスがありました。

「ある日のことでした」の前ではしっかり間をとり、違うことが起こるんだ、と子ども達に印象づけることが大切です。

「だれもかれもが、仕事はほかのひとにまかせて~」は説教っぽくならないよう、さらっと語ることが大切です。

②「心臓がからだの中にない巨人」   『おはなしのろうそく22』/東京子ども図書館

一番ダメだと言われている末っ子が、彼岸の存在に助けられながら成長するおはなしです。このテーマを十分に理解する必要があります。みんなから馬鹿にされいている末っ子エスペン、力が強いだけで頭の弱い巨人、しっかり者のお姫さま、イメージをしっかり持てば、演じようとせずとも、素直に語れば子ども達には通じるそうです。

これは私が語ったのですが、この点を理解せずに言葉だけを覚えてしまいました。そのため、HPにアップされているヤンさんの音声を聞いてみると、特にエスペンの語り方に違和感を感じました。理由が分からなかったのですが、エスペンの人間性の違いであることをヤンさんから指摘されました。

HP『昔話の語法』に「劣っている子がやがて逆転して力を出していくという力学をもっており、これは昔話の根本的なもの」と書かれています。にもかかわらず、私が語るエスペンはしっかり者で旅に出る前に成長していました・・・これでは、聴いている子ども達は主人公のエスペンと同化することはできませんね。

20分を超える本格的昔話を初めて覚えたのですが、テーマの読み込み、語法が大切であるかを痛感させられました。

細かなアドバイスとしては

(1)オオカミがエスペンを背中に乗せて、巨人の屋敷へ向かう場面。「こんなに軽く、こんなに速く走ったことは初めてでした。たちまち、巨人の屋敷に着きました。」を間髪入れずに語ることで、オオカミがとても速く走っているイメージができる。

(2)子ども達がもっとも集中して聴く、巨人が心臓のありかを言うときは、子ども達がしっかりイメージできるように、でもゆっくり過ぎてはいけない。

(3)島に着いてから、大ガラスやサケを呼ぶ前の場面。「どうすればいいでしょう?」の後に子ども達の反応を見ながら、一瞬だけ間をとるとよい。ただし、子ども達が口々に「〇〇」と言っていても、長くは間をとらず、次を語るとよい。

③「もちは金仏さま」   『日本の昔話1』/福音館書店

和尚さんと小僧さんの知恵比べが楽しいおはなしです。                     まきで金仏さまをたたいた音「くわーん、くわーん」は、テキストには2回しか書かれていませんが、子どもが「食った」と分かるまで、繰り返していいそうです。

④「ファン・タン西天へいく」   『子どもに語る中国の昔話』/こぐま社

ファン・タンは、米八合分しかないという自分の運に納得できず、仏さまに確かめにいきます。途中でファン・タンに質問を託す三人と出会います。仏さまが答えてくれるのは三つだけ、頼まれたことを優先し、自分のことをあきらめたファン・タン。けれでも他の人を救うことによって、自分の運命を乗り越え、最後は幸せになります。

「約束は約束だ、やぶるわけにはいかない。自分のことはあきらめよう」とありますが、教訓くさくならないよう、さらっと語りましょう。

「三つのねがい」/子どもに語る 日本の昔話3(こぐま社)、「仙人のおしえ」/日本の昔話5(福音館書店)の類話です。ただし、このおはなしは、「仏さまから3つの答えをもらうと、帰りの道をいそぎました」としか書かれていません。語法の観点から言えば、仏さまが具体的に言葉で答えをファン・タンに伝え、三人にも同じ言葉で繰り返す必要があります。          読み比べ、良いテキストを選ぶのも勉強ですね。(分かっているのですが、これが難しい・・・語法の勉強会に参加して学びましょう!)

☆ヤンさんによる語り   「酋長カイレ」   『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/村上 郁再話

次回、2月12日(火)はいつもと違い、中央公民館になります。もし、公民館までの交通手段のないかたはご連絡ください。また、『ノート式おはなし講座 語り この愉しき瞬間」を忘れず持参ください。休まれる場合は、『おたすけメールフォーム』を利用して、連絡しましょう。

このころには、インフルエンザの流行も治まっていますように~!

中級クラス🏔

インフルエンザが猛威を振るう中をかいくぐって、勉強会がありました。

「三びきの子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編訳/福音館書店
「ソーディサルレイタス」『英語と日本語で語るフランと浩子おはなしの本1』一声社
「つるの恩返し」語りの森HP《日本の昔話》
「ホットケーキ」『おはなしのろうそく18』東京子ども図書館
おまけ
「りこうなまほうの鳥」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
「この世の光」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話

4話とも、比較的低い年齢の子どもたちに語るおはなしでした。
「つるの恩返し」は、ゆったり楽しむおはなしですが、他の3話は、スピード感がほしい話です。
「三びきの子ブタ」は、スリルを楽しむ。だから、おおかみとこぶたの力が拮抗していなくてはなりません。
おおかみのほうが強いと恐い話になるし、こぶたのほうが強いとこぶたが悪者になってしまい、最後におおかみが食べられるところがすとんと腑に落ちにくくなります。
「ソーディサルレイタス」「ホットケーキ」は累積譚ですね。
ただ繰り返すのではなく、ちゃんとイメージしなくては面白くありません。
まじめに言葉を覚えてなぞるだけでは、いっしょに楽しんでもらえません。
この2話は、語り手もいっしょにおもしろがりながら語るのが肝やね。
「ホットケーキ」については、『ノート式おはなし講座 語り この愉しき瞬間』(長い書名やなあ~😅)にも少し書いています。

以上が語りかたのお勉強。

つぎは、テキストのお勉強。
おはなしを始めてしばらくは、ひたすらテキスト通りに語らないとダメです。
でも、どんなテキストでも、完璧っていうことはないのよね。
だから、経験を積んでそんなことが分かってくると、こんどは、自分でテキストを整えないといけない。
その力をつけることも中級クラスの目的ね。

がんばれ~🥞

再話クラス

おはなしを語るためには、再話する力が必要!
再話への道は、なかなか進めないいばらの道!!
なのは、わたしだけかもしれませんが、とにかく前に進みたい!!!

メニュー
語り
「三羽の蝶」『日本の昔話14出雲の昔話』日本放送出版協会
再話検討
「地蔵浄土」『全國昔話資料集成14芸備昔話集』岩崎美術社
「竹取翁見付女児養語第三十三」『今昔物語集四』小学館

原話は、普段あまり見ない本から、みなさんとっていますね。
再話のために探す原話は、研究者が採集されたものを書き起こしている資料ですから、語った人の息遣いが感じられます。
それはそれで面白いのですが、実際に語れるテキストとは程遠いです。
今回の語りの「三羽の蝶」は、こんなかわいらしい話があったのかとうなるほどの、三羽の蝶ちょうの仲の良さを簡潔に物語る話です。
それを、人生の先輩である語り手さんの味のある優しい声で語っていただきました。
いつもはしっかりした話を選ばれるイメージがありましたので、「ああ、いろんな話をやる必要があるんだな」と改めて教えていただいた気持ちです。
「地蔵浄土」は、なんとも笑える話です。
となりのじい型のおはなしですが、お勉強なのでみんなで真剣に検討しますが、その中でもついつい笑いがもれる光景がたのしゅうございました。
「竹取翁見付女児養語第三十三」は、竹取物語の難題エピソードが3つという構成のおはなしです。
わたしは現代語訳を見て再話案を考えていったんですが、ヤンさんはじめ古典に詳しいメンバーさんがおられるので、むかしの風習、特に婚姻に関する風習を教えていただき、「女性が求婚者に会うということは、結婚オッケイという意味だった」と教えてもらいました。
現代と全然違うやんか!?
ということで、古典を再話することの難しさを改めて感じました。

わたしが少しでも前に進めたのか、それはよく分かりませんが…(笑)
次回は何が飛び出すか!
次も楽しみな再話クラスです(^^♪

『宝さがしのこどもたち』📖

📘『宝さがしのこどもたち』📘

イギリスの児童文学者イーディス・ネズビットによって書かれた物語(小説)です。

バスタブル家には、お父さんと六人の子どもたちがいます。子どもたちが主人公です。
お母さんがなくなり、その頃からお父さんの仕事もうまくいかなくなります。以前は中流階級の暮らしだったけど、貧しくなって、子どもたちは学校にも行けなくなります。
そこで、なんとかしてお金を手に入れられないかと、子どもたちは自分たちが考えられるあらゆる手段を試みます。
庭のそこここに穴を掘って宝をさがしたり、ノエルの書いた詩を新聞の編集長に売りに行ったり、山賊になったり・・・
失敗の連続ですが、子どもたちは明るくめげず前向きです。
母親を失った悲しみは面に出さず、自立して生きようとしています。
現実は厳しいのですが、子どもたちのとんでもない空想にちゃんと応じてくれる大人たちが登場します。それが嬉しい。

はずかしながら、『宝さがしのこどもたち』を読むのは初めてなのですが、めっちゃなつかしかった。
きっと、子どもと周りの大人が、まっとうだからだと思います。
こんなにまっとうにものを考え、行動するなんてこと、ふだん身近で経験しなくなったなあと思います。
小説の中でもあんまりない気がする。
読んでごらん、気持ちがすうっとするから。

ネズビットは、1858年、イギリスのロンドンで生まれました。
生涯で100冊ほどの本を出しました。
小説は、「自分の中の子どもを楽しませ、喜ばせるために書いた」そうです。
『宝さがしのこどもたち』が出されたのは1899年。
だから、時代背景とか生活環境とか考えたら、時代劇のようなものだけど、内容は少しも古くない。むしろ、子どもたちの言動がすごく新鮮です。

吉田新一訳/福音館書店刊、で読みました。
彼女の他の作品も読もうと思います。

え?
なんで今ネズビットって?

ババ・ヤガーの『児童文学論』を読む会でね、3月に第9章ストーリーを勉強することになってるの。
でね、宿題(笑)
『宝島』『ツバメ号とアマゾン号』『シロクマ号となぞの鳥』『宝さがしの子どもたち』『若草物語』『トム・ソーヤ―の冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』を読もう~✨
みなさまも、どうぞ、読んでみて!
どれもおもしろいよ。わくわくするよ~😊

1月の研究クラス🌼

待ちに待っていた研究クラスの報告です(^o^)

レポート付き語り
「まほうの鏡」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
語り
「半かけ男が神さまをさがしにいった話」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
ヤンさんの語り
「七人さきのおやじさま」 『世界のむかし話』瀬田貞二訳 学研
昔話研究
呪的逃走モチーフの続き

今回は二話とも『語りの森昔話集1』からになりましたね。
わたしは、「半かけ男が神さまをさがしにいった話」を語らせてもらいました。
テキストについての質問があり、次のお話会までに間に合うようにしたかったので、この勉強会を待っていたわけです。
すでに6年生に語っている話ですし、子どもたちもよく理解して聞いてくれていたと思いますが、これでよかったか、改善する点はないかを研究クラスでヤンさんやみなさんに問いたかったわけです。
ヤンさんが再話されているので、テキスト自体に問題があるわけではないのですが、勉強会に一度も出さないまま語り続けることをわたしは良いと思いません。
ヤンさんやみなさんに聞いてもらって、オッケイが出て、また、前に進める気持ちでうれしいです。
ヤンさんが原話を用意してくださったので、これから再話と突き合わせてみて、さらに深く読み込めるように頑張ります。

そして、毎回何が出るか分からないヤンさんのおまけの語りですが、この日は「七人さきのおやじさま」!
キターーーーーー\(゜ロ\)(/ロ゜)/ (古い?)
わたしの大好きな話!!!
おまけというにはうれしすぎます♡
これは演じる話だそうで、ヤンさんはだんだん小さくなっていくおやじさまを、よぼよぼ度が分かるように演じて語られました。
わたしは途中で咳が出て止まらなくなり、涙や鼻水と戦いながら、全神経を耳に集中させて最後まで聞き漏らすまいと頑張りました(笑)
そんな執念で聞くほど好きなんです、おもしろいから。
演じる話といえば、「なまくらトック」もそうですね。
演じるといえば、今週の日常語による語りクラスのNさんの語りを思い出します。
Nさんはステージ型ですから(そんな語りの型があるのかどうか知りませんが)、ご本人は自然に語られているのですが思いっきり演じているように見えます。
反対にわたしは、思いっきり演じているつもりが「全然演じてない、もっとやってもいい」とアドヴァイスされるほうです。
これはわたしの永遠の課題であり、Nさんのエキスを少し分けてほしいと常々思っています。
人前で語るということは、自分がどんなふうな〝つもり〟や〝イメージ〟で語っていても、聞いているほうがどう聞こえてどう見えているかが正解なのだとつくづく思います。
課題山積みですが、また今年も頑張ろうと思った研究クラスでした(^^♪

2019年1月 日常語による語りクラス

2019年の『日常語による語りクラス』勉強会が始まりました。
皆さま今年もよろしくお願いいたします。
ヤンさんが先日のブログで『今年の抱負』は(も)「伝える」だといわれていましたが、私は「時間を上手く使う」にしたいと思います。
私事ですが、今年度は生活リズムが大きく変わりそうなので、自分に気合を入れるつもりで、大々的に発表させて頂きます。
公私混同甚だしいですね。年明け早々からすみません。

早速報告させて頂きます~。

 

<語り>
猿の肝」『ナーミンのためのならのみんわ』 村上郁/再話

きつねと熊」『日本の昔話4』 小澤俊夫/再話

こぶ取りじいさん」『日本の昔話3』 小澤俊夫/再話

和尚おかわり」『日本の昔話1』 小澤俊夫/再話

 

<ヤンさんの語り>
貧乏神」『日本の昔話5』 小澤俊夫/再話

 

<テキスト>
地獄に行った吉兵衛さん」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上郁/再話

雪娘」『日本の昔話5』 小澤俊夫/再話

 

 

今日の勉強会はいろんな意味で非常におもしろかったです~!!
まず初めの「猿の肝」の語り手さんが!!
いわゆる型にキッチリはまったストーリーテリングというのではないのです。
いわゆる、椅子にキチッと座り、
いわゆるテキストの通りにキチッと語り、、、、ではなく!!
自由に!
感じるままに!!
心からおはなしを楽しんで!!!
見ている(聞いている)こちらもどんどん語り手さんの世界に引きずり込まれ、、、
気が付けばみんなが笑顔で終わっているという、、、。
『語り』というのはそもそも語り手の数だけあって、いろんなスタイルがあっていいのよ。自分のできるやり方で、伝えやすい得意なスタイルで。そうやってこれまでたくさんの人が、子どもに、孫に、近所の子に、語ってきたのだから」というヤンさんのお言葉に大きくうなずき納得するのでした。

テキストの「雪娘」では、前半の吹雪の晩、中ほどの女の人が話す緊迫したシーン、雰囲気が変わる赤ん坊を育てるところ、そしてラスト。
ヤンさんに細かいところまでアドヴァイスをいただき、修正し、もう一度読んでもらうと、みんな「ほぉ~~~」と、ため息がでるほど素敵なテキストに!
勉強になる~~!!

日常語のテキストを作るとき助詞や接続詞を抜くのは、「間」を活かすため。日常語だからこそ、自分の普段の語り口だからこそ、「間」を自在に操って、もっとも分かりやすく伝えられるように。

今日は「語り」について、「語ること」について、「日常語」について、などなど、興味深く、おもしろく、勉強になることがたっくさん見つかる勉強会でした!「今日、勉強しにきて良かった~~!」と言いながら解散しましたよ。

また、来月、よろしくお願い致します。

かぶ

児童文学を読む会📚絵本

今年初めての勉強会は、1月4日の児童文学を読む会でした。
曜日の関係ですが、今年は4日からスタートとともにダッシュ!!のつもりで気合を入れて、かつ楽しく勉強会が行われました。

前回に引き続き、リリアン・H・スミスの『児童文学論』第8章絵本を読みました。
本章に出てくる絵本、例えば今回はビアトリクス・ポターのピーターラビットのシリーズベーメルマンスの『マドレーヌ』マージョリー・フラックの『ピンのおはなし』エドワード・アーディゾーニの『チムとゆうかんなせんちょうさん』H・A・レイの『ひとまねこざる』ジャン・ド・ブリュノフの『ぞうのババール』を実際に見ながら読み進んでいきました。
絵本の章は確かに楽しいです。
でも、内容は難しい…。
よい絵本とは、〝しっかりしたテーマがあり〟〝はじめがあり、中間があり、終わりがある〟〝一人の主人公について語られ、その主人公は子どもが自分と同一視できる〟
なるほど、その通り、これは理解できました。
〝私たちの洞察力が敏感であればあるほど、子どもの目でその絵とストーリーを見ることになる〟
正直、わたしはまだそんなに洞察力はありません。
洞察力をもっと磨かないといけません。
前回の内容でその方法が出ましたね。
例えば、たくさんの絵画を見て、絵を見る目を養うことです。
〝その表現を通して子どもに与えなければならないのは、美と真実と想像の世界なのだということをさとるだろう〟
ひえ~~
洞察力でもう怖気づいていましたが、〝美と真実と想像〟が出てきて、もうーとんでもない先にゴールがある気分です。

絵本の章を読み進めて、改めて、その場限りの楽しさを求める絵本なのか、大人になっても心に残る絵本なのか、読み手として絵本を選ぶときにいつも心に置いて絵本を読まないといけないなと思いました。
子どもが喜んでくれる絵本を読むのがいいことだと思っているとあまり考えなくても選べますが、いい絵本を選んで子どもたちに見てほしいと思ったら、ああ…、並大抵の努力ではだめなのかも…。
と、いったんしおれましたが、それでもうしろは振り向かない(笑)
本章に出てくる絵本は、本当にどれも素晴らしいです。
その素晴らしさを本書に解説してもらい、実際にヤンさんに読んでもらい、英語のできるメンバーさんに原語部分を読んでもらって、いい絵本を堪能させていただき、これから自分の洞察力を磨くためのエネルギーをいただきました!(^^)!

次回は、第9章ストーリーに進みます。
児童文学を読む会のメンバーさんは、いますぐ語りの森HPの秘密基地の連絡事項を読んで3月の勉強会に備えてくださいね。
ではまた、2か月後に(^o^)/

入門講座終了🎊🎊🎊

がらがらどんのおはなし入門講座が終了しました。
12人の語り手が誕生しました🎉

9月から4か月間、みなさん、ようがんばらはりました。お疲れさまでした。
「え?覚えるんですか?」から始まったかたもおられます。
それでも、最後はちゃんと、みんなにお話を届けてくださいました。

初めて覚えたお話は宝物です。
きっと初めて読んだお話集。
きっと懸命に選んだ一話。
きっと絶望しながら覚えた日々。
汗をかきかき初めて語ったお話。
どうぞ、たいせつに、たいせつに、これからも折にふれ、語ってくださいね。

プログラムをこっそり教えてあげよ~
人数が多かったので、二日間に分けての発表になりました。
個性あふれる、すばらしいお話会でしたよ💖

12月18日
「おんちょろちょろあなのぞき」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
「福田屋のプリン」『10分で読める名作二年生』学研
「おおかみと七ひきの子やぎ」『おはなしのろうそく18』東京子ども図書館
「だんごころころ」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
「かめのピクニック」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森
応援隊(笑)
初級クラスの先輩3人に語っていただきました。😍
「こねこのチョコレート」「やぎとこおろぎ」「アナンシと五」

12月25日
「魚と指輪」『子どもに語るイギリスの昔話』こぐま社
「三匹の子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店
「こすずめのぼうけん」『おはなしのろうそく13』東京子ども図書館
「かめのピクニック」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森
「かきねの戸」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
「銅のなべ」『子どもに語る北欧の昔話』こぐま社
「古屋のもる」『子どもに語る日本の昔話1』こぐま社

ほとんどのかたが、初級クラスに入会、または次回見学されます。
語りの森の仲間が増えました。
みなさん、仲良くしてあげてくださいね👩‍❤️‍👩