カテゴリー別アーカイブ: 勉強会

6月のおはなし中級クラス👧

6月の中級クラスの報告です(^^♪
今回は、資料のお勉強からはじまりました。
(わたしを含めて早退する人がいるので先に資料解説をしてもらったんです)

『ノート式おはなし講座語りこの愉しき瞬間』第1章おはなしを語る(P5~6)
わたしたちはふだん、再話された話を覚えて語るのですが、再話される前の話を原話と言います。
原話が掲載されている本はたくさんありますが、それをどうやって調べて探すのかを、ヤンさんの資料を基に学びました。
原話の本の中には、おはなしを記録するために録音したその時、語り手さんの背景を聞いておさめてある場合があります。
あるいは、年齢と出身地だけとかもあります。
今回の資料は語り手さんの背景が詳しく載っていました。
語り手さんがだれから何歳くらいの時に聞いた話かまで書いてありました。
そういうことを知り、なおかつ、原話が自分の理解できる言葉であるので、その時代の雰囲気を感じられたと思います。
そうすると、再話された話を覚えるのだけれども臨場感が加わるような気がします。
語り手さんの背景を読んだ時の感覚が頭の隅に残りながら、覚えたり語ったりするのは、心強いように思いました。
図書館で取り寄せてもらえばたいていは読めると思うので、こういう貴重な記録を読むのが大切だと思いました。

語り
「ひとりふたりさんにんのこども」 『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
三人の子どもたちがつぎつぎと三択で先へ先へと進んでいくおはなし。
途中からは、聞き手に次は何が出て来るか当てさせたり、でもおしまいにさしかかるころには語り手主導で終了まで引っ張るという、聞き手の様子を見ながらその時その場にあった語り方ができるという、楽しくおもしろいおはなし。
でも、語る立場になると、こんなことを考えるのは年期がいるかも(笑)
「ジャックと豆の木」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
おはなしはよく知っているのに、ジャックと大男のやり取りがハラハラドキドキする楽しいおはなし。
ジャックがおかみさんに「おまえ、前にここに来なかったかい?」と言われるところはおかみさんの疑いの気持ちを込めて、つぎのジャックのセリフは対照的にしらばっくれて、でも内心ドキドキしているはず、とかいうところを意識して語ること。
ジャックが宝物を持ち去って逃げるのは、もちろん緊迫感満載のシーンですし、スピードが必要だから特に噛んではいけない話ですね(笑)
「ワシにさらわれたおひめさま」 『ネギをうえた人』岩波少年文庫
大ワシが、三人のお姫さまをさらっていってしまいます。姫たちは地の底に連れていかれます。そこは恐ろしい妖怪〝賊〟の支配する世界でした。
お姫さまを助けに武士が地の底へ行き、賊を打ち倒すおはなし。
韓国の話ですので、挿絵の武士、姫、賊が、韓国のそれでした。
韓国の宮廷ドラマを見ているような内容に、移動距離の長さと深さにスケールの大きさを感じました。
「三匹の名付け親」 『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』語りの森
これ、わたしなんですけど、覚えはじめて「難しいやんか」と気づきました(´;ω;`)
ライオンとハゲタカとへびがしゃべるところが出て来るんですが、昔話は1対1の場面が基本だから、三匹にしゃべられるとどうしていいのか分からない(笑)
ちゃんと、語り分けができていたか不安なんですよ。
それと、対象年齢なんですが、話のわりに単語が難しいので、やっぱり大人とか中学生になるとみなさんのご意見でした。
ホントにその通りですよね。
たとえ語る当てがなくても、クラスのみなさんに笑ってもらえて満足でした(笑)
「北斗七星」 『おはなしのろうそく25』東京子ども図書館
きっちり、美しく語られて、とっても「北斗七星」の雰囲気のおはなしの世界でした。
残念ながら、早退してしまい、指導の時間にはいませんでした。
残念無念。

次回は8月です。
どんなに暑くとも、中級クラスのみんなの情熱のほうが暑いに違いありません!
そして、お部屋はクーラーで涼しいです。
部屋にたどり着ければもう勝ったも同然です。
頑張りましょう!!

絵本読み聞かせ入門講座🐦

3回目の絵本の読み聞かせ講座の報告です(^^♪
今回読んでもらった絵本は…

『こすずめのぼうけん』ルース・エインズワース/作 石井桃子/訳 堀内誠一/絵 福音館書店
これと同じ内容で登場するキャラクターの違うおはなし「世界でいちばんきれいな声」を思い出しながらほんわかしておりました。
この絵本では、こすずめが次々にいろんな鳥に出会います。ぜんぶ鳥です。
それぞれの鳥が絵によってわかるわけです。そこがおはなしと絵本の違いだと説明されて、なるほどと思いました。「あ、おんなじ話だぁ~」などと、ほんわかしている場合ではありませんでした。どんな時でも、いつもおはなしの勉強につながるのがよく分かりました。
『おさるのまいにち』いとうひろし/作・絵 講談社
これも、安定のほんわかした絵本ですね。
おじいさんがめの「うん、うん」がもうたまりません。
そして最後だけが「うん」と、ひとつだけなんですよ!
ここ、大事だと思うんですが、それはわたしだけかもしれません(笑)
体裁は児童書のようになっていて、絵本から児童書への移行に使える本です。
『鹿よ、おれの兄弟よ』神沢利子/作 G・D・バヴリーシン/絵 福音館書店
ああ、もうこれはねえ、絵が美しいですね。
「なんでこれが絵本なの? ギャラリー用じゃないか?」
美しいという言葉では足りないくらいで、芸術でございます。
文章ももちろん美しいです。そしてしっかりしています。
高学年が納得と満足する絵本です。
しかし、重いので、読み聞かせの時は持つ手に台をあてがわないと腱鞘炎になりますのでご注意ください。
『なつのいちにち』はたこうしろう/作 偕成社
こんなにスカッと少年の夏の一日を描き表せるなんてすごいと思います!
虫取りの経験はないんですが、行ったような気になります。
「がんばって、くわがたをつかまえてくれぇ~~」と、応援しながら読んでもらってました。
絵のアングルがいいですね。
下から見上げている位置の絵が、ページをめくると目に飛び込んできました。
『もうぬげない』ヨシタケシンスケ/作 ブロンズ新社
これを初めて紹介してもらったとき(がらがらどんの例会でした)みんなで笑いころげました。
もうたまりませんね。
ナンセンスじゃないんですね。
子どもだったら、そうなってしまったらほんとにこんなことを考えるんじゃないかというリアルが感じられるんでおかしいんだと思います。
自信ありませんが(笑)
『三びきのこぶた』瀬田貞二訳 山田三郎/画 福音館書店
以前に、ヤンさんの昔話絵本を考える勉強会で、三びきのこぶたの絵本をたくさん見せてもらってどう違うのかを勉強しました。
現在流通している三びきのこぶた絵本のなかで、イギリスの昔話として元の姿をそのまま伝えているのはこの絵本ひとつだけでした。
絵本の講座では、時間がないので詳しくはおっしゃいませんでしたけど、「わたしは知ってるぞ、へへへ」的な…(笑)
それはどうでもいいんですが、まじめな話、いい絵本を選びたいと思うならば、やっぱり勉強は欠かせないし、ある程度積極的に取り組んでいかないといけないということを改めて感じたのでした。
ブックトーク用
①『あるかしら書店』ヨシタケシンスケ/作 ポプラ社
②『いのちのまつりヌチグヌスージ』草場一寿/作 平安座資尚/絵 サンマーク
この2冊は、ブックトークをした後に「あとで見てみてね」と、そこへ置いて帰れる状況で使える本として紹介してくださいました。
①は、児童書の形態ですから長いです。見るのに時間がかかります。
②は、仕掛け絵本的で、読んでもらったり、読んだりした後、各自がいろいろ話をしたくなる絵本です。
そのほかにも資料にたくさんの絵本がリストアップされています。
どれも面白そうで、読んでおきたいです。

お勉強の時間は、
☆前回に引き続いて、よい絵本の条件
☆よい絵本の見つけ方
☆質問に答えて
・年齢に会った絵本はあるのか?
・絵本の好みについて。好みでない絵の絵本をスルーしていいのか?
そして次回からは実習です。
絵本の見分け方で教えてもらった条件の絵本を一人1冊選んできます。
そしてみんなの前で読みます。(時間の許す限り。たぶん全員は無理)
わたしは、今回読んでもらったいとうひろしさんの『ごきげんなすてご』にしようかと思いましたが、残念ながら初版から25年過ぎているという条件に合いませんでした_| ̄|○
他をあたります。
来週も楽しみです!(^^)!

6月度 初級クラス

ババの皆様はおはなし会シーズン真っ最中でしょうか?子ども達から思った通りの反応があったときは達成感があり、次のおはなし会も「さあ、やるぞー!」と楽しみになりますが、上手くいかなかったときは、次を語るときにいつもより緊張してしまします。でも、語りの力を信じ、子どもの心に響くおはなしを届けたいです。

先月のクラスで長いおはなしにも積極的にチャレンジしましょう、と話に出たのですが、早速語ってくれました~遅くなりましたが、報告です。

①金の子牛  『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/語りの森

初めて長い本格昔話にチャレンジされましたが、練習のときに集中力を保つのが難しかったそうです。長いおはなしは言葉をしっかり覚えれば、短いおはなしのように間を考えたりする必要もなく、ストーリーで十分楽しんでもらえます。長くなると最後まで通して語るのにも時間がかかりますが、練習回数は減らさず頑張りましょう。

ヤンさんの再話は耳で聞いて分かりやすいように、3回の繰り返しはできるだけ同じ言葉でそろえているそうです。それでも違う言葉を使っているときは、「何故変えているか?」文脈を読み込み、考えて欲しいそうです。そうすると、間違えることもなくなるでしょう。

語り方のアドバイスとしては、三つのひじかけいすでビロード+銀+金とありますが、「銀」と「金」を聞き間違えないよう、言葉を立ててはっきり語るようにしましょう。

先日の総会で、かぶさんがこのおはなしを小学5年生に語られ、特に女の子がとても集中して聞いてくれた、と言われていましたよ。ぜひ、子どもの前で語ってくださいね!

②カンチルとワニ  『語りの森昔話集3 しんぺいとうざ』/語りの森

小学5年生のおはなし会で「三本の金髪のある悪魔」のおまけに語る予定です。「三本の金髪~」は王さまが黄金を手に入れるために、川を渡し守に渡してもらう場面で終わるので、「カンチルとワニ」も川を渡るという意味で重なり、組合せが良くないかも?と思っていました。しかし、「三本の金髪~」が渡る川は「三途の川」であり、カンチルが渡る川とは意味が全く違い、また描かれる風景も違うので問題ないとのことでした。

プログラムの組み方・・・本当に難しいです。先日のヤンさんのブログ(6月4日参照)に1年生の初めてのおはなし会に「動物昔話&食べられるおはなし」で統一した理由を詳しく書いてくれていましたが、とても勉強になりました。

③クルミわりのケイト  『おはなしのろうそく10』/東京子ども図書館

初めて10分以上のおはなしを発表してくれました。最後まで覚えてから、自分の弱い場面を繰り返し練習されたそうで、覚えていくうちに、どんどんこのおはなしが好きになり、楽しくなったそうです。

このおはなしは、ある王さまにアンという娘があり、アンが14歳のときにお妃に先立たれ、ケイトという娘を連れた二度目のお妃を迎えます。継母はアンの美しさを妬み、鳥飼のばあさんに頼み、アンの頭を羊の頭に変えてもらいます。

継子と実子の仲が悪いおはなしは沢山ありますが、このおはなしは二人が本当の姉妹のように仲良くなり、二人で幸せを探す旅にでます。病気で死にかけの王子のいるお城に泊めてもらうのですが、勇気あるケイトの働きで、アンが救われ、病気の王子も元気になり、二人とも王子と結婚するという幸せな結末です。

病気の王子が小鳥を一口食べるにつれ元気になる3回の繰り返しは、徐々に元気になるイメージをもって、嬉しそうに語るといいでしょう。

④ひとり、ふたり、さんにんの子ども  『おはなしのろうそく26』/東京子ども図書館

昨年末に出産された3男くんを抱っこひもの中で抱いたまま、語ってくれました。我が子をイメージしながら練習したそうですが、お母さんの愛情が感じられる、素敵な語りでした。

不特定多数の子どもが参加する図書館などのおはなし会では、下の年齢に合わせたおはなしを語るほうがいいそうですが、我が子に語る場合は、聞きなれた母の声ですので、上の子どもの年齢に合わせてもいいそうです。

「一つ、二つ、三つ」「一本、二本、三本」「一軒、二軒、三軒」などの3回の繰り返しは、子ども達と一緒に言うつもりで、リズムも楽しみながら語ってみましょう。

⑤文福茶釜  『子どもに語る 日本の昔話2』/こぐま社

方言があるテキストで、お母さんたぬきの口調がおっさん(笑)のように感じてしまうことを気にされていましたが、雰囲気のある語りで楽しかったです。

⑥だんまりくらべ  『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/語りの森

小さい子どもに語るときに「七つ(ななつ)」が分かるのかな?と質問がありました。図書館のおはなし会では、ヤンさんは手遊び「パン屋に五つのメロンパン♪」をして、一つ~十までを子ども達と数えてみてから語ることもあるそうです。

「間」が命のおはなしですが、子どもとの「間の取り方」はパネルシアターで勉強することもできるそうです。

次回はいつも通り、7月9日(火)中央図書館 集会室です。

その前に語法の勉強会ですね~「馬方やまんば」は「聞き手の成長段階」を考えると高学年がいいとお聞きしました。お休みなしで超多忙&股関節まで痛められているヤンさんには申し訳ありませんが、しっかり勉強して、子ども達に語りたいです。

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絵本読み聞かせ入門講座📙

第二回目の絵本の講座がありました。
まず初めはいつものようにヤンさんの読み聞かせからはじまります(^o^)/

『いないいないばあ』松谷みよ子/文 瀬川康夫/画
これはとても有名な赤ちゃん絵本ですね。
赤ちゃんに絵本をプレゼントしてくれる自治体ではこの絵本を採用しているところもあちこち聞きます。
単純なんだけど繰り返しがかわいくて、読んだあとに手で顔を隠すじっさいの「いないいないばあっ!」をみんなやってるんじゃないかな?
『しろいかみ』谷内つねお作
白い紙がいろいろに変化する…
それだけ。
以上だと全く面白くありませんね(笑)
でもこれは手に取らないと分かりません。
ほんとにおもしろい絵本です。
この2点は赤ちゃん絵本です。
赤ちゃん絵本は、特に非日常を感じられます。
というか、わたしとしては、自分の気持ちも絵本の持つ力も合体して、非日常にブンともって行ってくれる感じがします。
おそるべし赤ちゃん絵本!です。
『だるまちゃんとてんぐちゃん』加古里子/作・絵
だるまとてんぐ、登場人物をしっかり理解できる絵本は今少ないんじゃないかと思います。
その意味でも貴重だと思いますが、なんといっても細かいアイテムが楽しいですし、繰り返しと起承転結もあって、子どもの心をわしづかみシリーズです。
ユーモアもあるし、わたしは加古里子をほとんど知らなくて最近まで来たことを後悔しております。
『もこ もこもこ』谷川俊太郎/作 元永定正/絵
これはどうやって読んだらいいのか分からなかったんですが、ヤンさんが読んで大騒ぎで盛り上がる子どもたちを見て、なんと楽しい絵本なのかと分かりました。
この絵本の講座では、大人が勉強しようとしてきているわけで、みなさんまじめにしんとして聞いておられます。
わたしとしてはまるで〝笑ってはいけない…〟テレビのようでつらかったです(笑)
この2点は幼児絵本です。
『時計つくりのジョニー』エドワード・アーディゾーニ/作 あべきみこ/訳
前半は、まったくジョニーを理解しない両親に怒り、ジョニーをいじめる友達に怒りながら聞いていました。
でも、理解してくれる友達の登場にホッとし、協力してくれる大人(かじやさん)が出てきて嬉しくなりました。
ストーリーのある長い絵本です。
一冊の児童書を読んだごとき読後の満足感のある絵本です。
昔も今も、一見理解されにくい存在、もともとマイナー側にいる子どもの苦悩の問題はあって、それを回りがサポートできるのか、本人の努力だけを求めて済ませるのか、なんか大人になってから知る絵本なので、いろんなことを考えました。
でも、まったく押しつけがましいところはないんで、その辺見事だと思います。
『ぼくのいまいるところ』加古里子/著 太田大輔/絵
これも加古里子さんですが、科学系の絵本といっていいんでしょうか?
知識欲をまんぞくさせるというか、かきたてる絵本でした。
科学絵本は、ほんとにいろいろな知識を与えてくれるから、どれも楽しいと思います。
いまの子どもたちはいろいろな科学絵本があってうらやましいですが、絵本に多少ともかかわっているのに自分に知識がありませんでした。
押さえておきたい絵本でした。
自分という人間が大きな宇宙の中の一員だなんて、なんて壮大なスケールでしょう!!

読み聞かせの後は、お勉強です。
絵本の絵を愉しむ
子どもにとって絵本とは何か
受講者の質問に答えるコーナー
・子どもを本すきにするにはどうしたらいいか?
・絵本を読むときに子どもがページを先にめくってしまう…
・読むときは声色を使う?使わない?
などなど

ヤンさんは今回も、絵本について言わなければならないことが多くて最後は早口(笑)
リストには何倍もの絵本が挙げてあるし、いろんな角度から絵本についてしゃべらなくてはならないし大変でした。
受講している身としてはそんなことも考える隙間もあるのですが、ヤンさん、大変お疲れさまでした。
次回もよろしくお願いします<(_ _)> (←結局は労をねぎらっていない)

絵本読み聞かせ入門講座📗

昨日は暑くて暑くて、アイスを食べていたのに今日は大雨で寒いです。
体調がついてきません。
しかし、休みなく働くヤンさんは、昨日絵本の講座の第1回目でした。

いつものように最初はヤンさんの読み聞かせからはじまります。
読んでもらったのは以下の絵本~~
『おじいちゃん』ジョン・バーニンガム
温かいのに悲しい、悲しいけどやっぱり温かい、救いが満杯の読後感。さすがジョン・バーニンガム!
『アイドルベア』ロバート・イングペン
クマの絵が、「かわいい~~」
二匹が向かい合ってる構図が多いんですが、小首をかしげている角度と目が何とも言えません。

人形好きではないわたしですが、たまらないかわいさです。もちろん、文章もきれいです。
『ふしぎなナイフ』中村牧江・林健造
ご存知、アレです。知らない人のために中身は書きません(笑)
『まどのそとのそのまたむこう』モーリス・センダック
美しい絵です。中世のフレスコ画を思い出しました。
おとぎの国の不思議がただよいます。みているこっちも宙に浮きそうです(笑) 

これもファンタジーに分類されるんでしょうか?
『ねむれないひつじのよる』きたむらさとし
これ、ページがめくられるごとに数えるのが楽しいんですよねぇ~
キンドル本とかだと、この愉しさがかなり減ってしまうと思うんですよね。
キンドル版があるのかどうか知りませんけど(⇐無責任)
『なみにきをつけて、シャーリー』ジョン・バーニンガム
お腹の中で大爆笑しました。(みんながお行儀よく聞いているから…)
親としての自分を振り返ると辛いですが(笑)

きっと、子どもたちならワーワーいろんなことを言って大騒ぎになるんでしょうね~
やっぱりさすが、ジョン・バーニンガム!
『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック
何回読んでもらってもいいですねえ~
行くときも帰るときも1年かかる大冒険なのに、一人の世界でそれができてしまうなんてすごいです!

もっと読んでぇ~ (⇐読んでもらっている者のお気楽な発言)
『しろさんとちびねこ』エリシャ・クーパー
これもよかった!
かわいい、たのしい、そして命について、心に残りました。
最初と最後を「命」でまとめる、これはヤンさんの目論見ですか?!

リストをもらいまして、その中のいろいろな本も紹介してもらいました。
このリストがお宝物です~~(^o^)

今年初めてなんですが、この後受講者の自己紹介をしました。
ひとことのつもりが、みなさん少し受講の背景をしゃべりたくなるんでしょうね。
結構しゃべりましたね(笑)
でも、目的がお互い理解できてよかったし、「みんな、意識高いーーー」と思いました。
初級クラスのかたがお二人参加しておられました。
わたしと同じ小学校のメンバー(読み聞かせ担当)も、より勉強しようと2回目の参加でした。
みんな、意識高い系で良きかな!!

次回は来週です。
休みなく働くヤンさんには申し訳ない限りですが、楽しみです。
連続参加のわたしは、もうはや絵本選びを始めております(笑)

5月度 初級クラス

他の方も書かれていますが、10連休は長かったですね~私はご飯を作っては片付けの繰り返しでうんざりでした・・・子ども達も宿題が多めに出ており、3連休ぐらいがちょうどいいとぼやいていました。

さて、長い連休で初級の皆さんは練習する時間があったのでしょう(^^)完成度の高い楽しいおはなしが沢山きけ、今月も楽しい勉強会となりました♪

では、報告です。

①ものをいう卵  『語りの森HP』/村上郁 再話

以前、句読点でとぎれることを指摘され、その点に注意しながら語られました。

おばあさんの家でブランシにお米を渡す場面、

それから、おばあさんは、ブランシにお米をひとつぶわたして、「これをすり鉢に入れてすりこ木でついてごらん」といいました。ブランシがとつぶのお米をすり鉢に入れてすり木でつくと、たちまち、すり鉢はお米でいっぱいになりました。

修飾語がある場合、どの言葉が重要なのかを理解して語らなければいけません。一回目はブランシの目に見えたもの「お米」が大切であり、二回目は「ひとつぶ」がいっぱいになったことが重要ですので、「ひとつぶ」を立てて言う必要がありますね。

また、「やがて」「そして」「それから」など、接続詞は目で見る(読む)ためにあり、語るときは間でかえることができます。ですので、接続詞は強調せず、その後の文を丁寧に語りましょう。

②魚と指輪  『子どもに語るイギリスの昔話』/こぐま社

昨年12月の入門講座に発表されてから、約半年間あたためられ、今回の発表となりました。指輪の言い方が変わるので覚えにくかったそうですが、途切れることもなく、2回目の発表とは思えないほど、素敵な語りでした。

③地主の頭は何斤か  『子どもに語る中国の昔話』/こぐま社

まずはじめに、「斤」が中国の重さの単位であることを説明してくれました。

二人の兄弟がよそより多くお金を払うという大地主の家で働くのですが、1年経つと難題を出され、解けなければお金を払わないと言われます。先に兄が働きにいきますが、問題が解けず、無一文で家に帰らされます。翌年に弟がいき、見事地主をやりこめ、兄の働いた分までもらって帰るという痛快なおはなしです。

ヤンさんから、「このおはなしの姿(『ノート式~』P32参照)は何でしょう?」と質問がありましたが、私達が答えることができず・・・これは社会的地位の低い人が知恵を使って、高い人をまかす「笑い話」です。それを理解して語ると、地主の言い方も変わってくる、とのアドバイスでした。

④米山薬師  『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/語りの森

2回目の発表で、怖く語ることを意識されました。

声を低く、ゆっくり語るほうが恐怖感が出てきます。茶屋のおばあさんの言葉「あんなところへ行くと、帰ってこられなくなるぞ。~」はもう少し怖く語るほうがいいでしょう。逆に次郎が穴の中に葉を入れ、火をつける場面はもう事件が解決した後のことですので、軽く語ればいいそうです。

⑤鳥のみじいさん  『日本の昔話3』/福音館書店

1年生の初めての授業のおはなし会に語ろうと覚えました。「じさ/ばさ」は口になじまないので、「じいさん/ばあさん」に変えました。

「みたこともないきれいな小鳥が、ぷあぷあぷあーと飛んできて、」の文で一番重要な言葉は、小鳥です。を立てて言うように意識しましょう。また、じいさんがあくびをする場面は「ふああ」と言うのではなく、実際にあくびをするといいそうです。

鳥がじいさんの腹の中へ飛びこむ場面、「そのとたん、鳥がぷあぷあぷあーと飛んできて、じいさんの腹の中へとびこんでしまいました」とありますが、口からじいさんの腹の中へと「口から」を付け足すと、小さい子ども達はよりイメージがしやすくなるでしょう。

最後の「それからというもの、じいさんは毎日、へその羽をひっぱっては、町じゅう、うたって歩きました。」とありますが、歌っているのは腹の中の鳥です。この書き方だとじいさんが歌っているようにもとれるので、ヤンさんは「うたって」を省いているそうです。

⑥めしを食わないみいさん  『語りの森昔話集1 おんちょろちょろ』/語りの森

1年生から6年生までの子ども達が入り混じった場で語るそうです。1年生には分かりづらい言葉が出てくるが、その場で上手く説明ができるか心配されていました。

「蛇(じゃ)」→「へび」、「梁」→「天井」と言葉を言い換えて語ればいいそうです。「五升めし」はたくさんということが分かればいいのですが、「炊飯器10個分」と説明すれば、分かるかなと言われていました。本番でも説明するなら、入れながら練習をしたそうがよさそうですね。

よめさんがにぎりめしを頭の口の中へ入れるときの「しっとんしっとん」や、よめさんが鬼になって追いかけてくるときの「ブーンブーン」などの擬態語はイメージをしっかり持ち、聞き手に恐怖感をあたえましょう。

⑦ハープをひくハチとネズミとゴキブリ  『子どもに語るアイルランドの昔話』/こぐま社

若者がおっかさんと二人きりで暮らしていますが、悪天候で食べるものに困り、おっかさんに頼まれて若者が牛を売りにいきます。しかし、市場にいた男とつまらないものと取りかえてしまうという、「ジャックと豆の木」と同じ導入です(若者の名前もジャックです)。しかし、手に入れたハープ、ハチ、ネズミ、ゴキブリの音楽と踊りで、7年間一度も笑ったことのないお姫さまを笑わせ、最後は結婚し、幸せを得ます。

ハチが小さい小さいハープをひき、ネズミとゴキブリが、後ろ足で立って、ハープに合わせて踊る姿、想像するだけで楽しいですね。

若者が牛を売りに行く3回の繰り返し、お姫さまを笑わせる3回の繰り返し、テキストは少しずつ言い方が違っており、覚えにくかったそうです。子ども達にとって3回の繰り返しは分かっていても、予想していたことが当たって楽しいものですが、言葉が出てこない間や言い直しは、おはなしから離れてしまいます。

長いおはなしは構成を十分に理解し、体力も気力も必要です。これは長いおはなしでなければ経験できませんので、無理とは決めつけず、初級の皆さんもどんどんチャレンジしましょう!

☆ヤンさんによる語り  だんごころりん  『語りの森HP』/村上郁 再話

次回初級クラスは6月11日、中央図書館・会議室(集会室前の狭い方のお部屋)です。その前に来週火曜の 語りの森 総会でお会いしましょう。

再話クラス✾

カラスがごみを荒らしているので、注意喚起の張り紙を作成した今年班長のジミーが、再話クラスの報告をいたします<(_ _)>
(班長と再話クラスに関係はありません)

語りによる再話確認
「地蔵浄土」 『全國昔話資料集成14芸備昔話集広島』岩崎美術社
テキストを見ないで耳だけで語りを聞いていると何の違和感もありませんでしたが、その後テキストを見ながらの勉強の時間になると、何か所か指摘するところが出てきました。
ということは、語り方でおかしいと思ったり思わなかったりの違いが出てくるということでしょうか?
それは恐ろしい。
わたしは、そんな技量はありませんのでテキスト通りに覚えるしかありません。
そんなことを勉強できたと思います。
再話検討
「人と動物の寿命」 『昔話研究と資料第四六号』日本昔話学会
話の前半は、神さまが人間と動物たちに寿命を決めるという内容で、それを受けて後半は人間の人生の苦労を妻子のあるサラリーマンを例に挙げておもしろおかしく聞かせる内容です。
出版年が2018年です。
後半は世間話になっています。
ということは、昔話がこうやって移り変わっていくのだということと、元の形が『日本昔話通観』には残っているだろうということを学びました。
世間話には世間話の面白さがありますが、再話をするときにまず原話を決めて、それを誰に語るかということが重要です
対象を誰にするかで、再話が全く変わってきますし、そもそも面白い原話でも語れないと判断しないといけないかもしれません。
〝誰に語るか〟
中級クラスで常に基本に戻らなくてはいけないという話が出ましたが、原話選びでもそうですね。
笑える原話なんですが、真剣にいろんなことを考えさせられました。
「しじみ兄弟の竜宮行き」 『日本昔話通観第15巻』同朋舎
太郎しじみ、次郎しじみ、三郎しじみが竜宮へ向かいますが、太郎と次郎は着けずに三郎だけが着けるというお話。
かわいいお話です。
最初タイトルが「しじみの兄弟」とされていたのですが、「しじみの三兄弟」がいいという意見が出て採用されました。
いっそ「しじみ三兄弟」はどうかという意見もありましたが、採用されませんでした。
むかし、だんごでそんなタイトルがあったからでしょうかね(笑)
原話に欠落している一文がありました。
欠落しているとはいっても、勝手に入れてはいけません。
でも、明らかに一文が必要なら、さて、どうするか?
もちろん、文章を作るのですが、原話から推測できる事実だけを表す一文を入れるのです。
決して、事実を作るのではありません。
ということは、記憶にとどめましたが、さあ、次に自分がトライするときに出来るかどうか…。
欠落しているのは分かるんですが、作らずに一文を入れることはほんとに難しいと思いました。

再話と語法は同じペースで勉強していかないと、再話力が上がらないと思ったんですが、それも基本でした。
常に基本を忘れるべからず!
というのを、忘れるべからず!!です(笑)

4月の中級クラス

今年度初めての、中級クラスの勉強会の報告です(^^♪

山の上の火 『山の上の火』クーランダー他/渡辺茂雄訳 岩波書店
まぬけなトッケビ 『おはなしおろうそく30』東京子ども図書館
おんちょろちょろあなのぞき 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
かしこいモリー 『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
ヤンさんの語り
三びきのくま 『イギリス民話集1トム・ティット・トット』J・ジェイコブス再話/木村俊他訳 東洋文化社

『ノート式おはなし講座語りこの愉しき瞬間』
P18おはなしの選び方
どのおはなしを覚えるかというのは大抵の語り手には大問題ですね。
だから人から勧められたら、タイトルと同時に言われた言葉もうのみにしてしまいがちです。
でも、語り手にそれぞれ個性がありますから、低学年向きと言われる話を高学年のおまけで語って大うけする人もいますし、低学年には難しいと思われる話を小さい子どもに語れる人もいます。
聞き手も、おはなしを聞く機会が年に一度の聞き手、月に一度の聞き手、それぞれです。
聞き手と語り手との信頼関係がどの程度できているかということも関係してきて、一概に○○年生向けのおはなしという言い方は難しい、ということを教わりました。
自分の目の前にいる聞き手のニーズと言いますか、終わった後に満足してくれている状態になるのは、いったいどの話だろうと必死に考えて、かつ、自分が嫌いでない話で(好きならばなお良し!)覚えられそうな話をこれまた必死に覚える。
楽に覚えられる人がいたらごめんなさい<(_ _)>
でも、そんな人とは反対に必死と覚悟を決めておかないとわたしは覚えられません(笑)
おはなしの選び方は、聞き手が固定している場合は、おはなしも考えやすいですが、いろんな場所に行く場合ですと決め方が難しいですね。

今年度からメンバーが増えました。
HPから申し込んでくださっていたかたが1人おられて、今回から参加されました。
そして、見学のかたが2人こられていまして、参加を決めてくださいました。
わたしも今回からが正式な参加者ですので、4人増えたというわけです。
今年もみんなで、語りの勉強頑張りましょう!!

4月度 初級クラス

今年の桜は遅咲きだったおかげか?!、雨が降っても全ては散っていませんね。桜を見ているだけで癒されます。

さて、4月度の初級クラスは「祇園の夜桜、ぱっと咲いた~♪祇園の夜桜、ちょっと咲いた~♪、祇園の夜桜、ぐっと咲いた~♪」の手遊びで始まりました。

今月の語り

①矢のくさり  『語りの森昔話集1 おんちょろちょろ』/語りの森

語る前に「アメリカインディアンのおはなし」と一言添えるとよいでしょう。皮の服にやまあらしの針で飾ってある靴下、お葬式のときに聞こえてくるたいこや顔を黒くぬった村人達など、インディアンならではの独特の生活が描かれているからです。

おばあさんが口に手を当てると食べ物が出てくる場面を力んで語ってしまいました。この後に重要な援助者からの贈り物が描かれますので、その前はさらっと語りましょう。

②みるなのくら  『日本の昔話1』/福音館書店 

語り方がおはなしにぴったりで、完成度の高い語りでした。一の蔵から十一の蔵まで、子どもならどんな景色を想像するのでしょう。「四の蔵 花見」や「七の蔵 七夕さま」はイメージしやすいでしょうか?!「九の蔵 大嵐」や「十の蔵 刈り入れ」は難しいかなと思ったり・・・ぜひ子どもに語ってくださいね。

③あなのはなし  『おはなしのろうそく2』/東京子ども図書館

間が命のおはなしですね。間の取り方は聞き手の年齢や経験によって違うでしょう。練習しているときは、間はとれません。子ども達の前で語って初めて間ができますので、練習のときには自分で「ここで間をとろう」とは考えず、一気に語りましょう。

緊迫感が始まる後半、オオカミがやってくる場面。動物たちが小屋のどこに隠れるか、そしてオオカミが口をあけてパクリと食べてしまいますが、どんな風に飲む込むのか、しっかりイメージしましょう。すると同じ言い方ではなく、一つ一つ違ったものになるはずですよ。

④かめのピクニック  『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/語りの森

入門講座を終えられ、初めて語られました。「父さんがめと(間)、母さんがめと(間)、息子のかめです。」初めは誰もが経験しがちですが、句読点は読むためのものですので、この1文は間をいれずに一気に語りましょう。

練習しているときに、同じところでばかり間違えるので、今日の発表のときもその箇所にくると力んでしまい、必要のない間をとってしまったとの反省でした。

「そうそう」と思い切りうなづいてしまいました。間違えたらいけないと思うと、余計に力が入ってしまいますよね。どうすればいいか?「その部分だけを繰り返し練習するのみ」とのことでした。

⑤三匹のこぶた  『イギリスとアイルランドの昔話』/福音館書店

3番目の子ぶたは「おおかみをうまくだましてやったぞ!」という気持ちを持って語るとよいでしょう。でもわざとらしくはならないように。

⑥手なし娘  『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/語りの森

はじめに衝撃的な導入が書かれています。新しい母親が娘を憎み、父親に山で殺してくるように頼みます。しかし、父親は殺すことができず、両手を切って、そのまま山にのこして家に帰ってしまいます。手を切られたところでは、聞き手が「はっ」と思うように、短いですが丁寧に語ることが大切です。

⑦田の久  『子どもに語る日本の昔話1』/こぐま社

旅役者の意味を理解できない場合があるので、「旅回りで芝居をして稼いでおった」と言い換えるといいでしょう、とのアドバイスでした。

「うわばみ」の説明、Kさんはタイトルを言う前に説明したのですが、最初ではなく、おはなしの中で出てきたときに「へび」と一言添えるだけでいいそうです。

こぐま社の特徴、会話文と字の文に方言と共通語が混ざって書かれており、覚えにくかったそうです。私も福音館書店の日本の昔話が覚えやすく、語りやすいです。

☆ヤンさんによる語り  六匹のうさぎ  『語りの森昔話集1』/語りの森

語りの後、ノート式から「おはなしの選び方」の勉強をしました。やはり一番大切なことは、「自分が好きなこと」。読んでみて「こんなおはなしがあるよ」と思わず他の人に言いたくなるようなおはなしを選びましょう。本にも書かれていますが、対象年齢の書かれたテキスト本や先輩から勧められたおはなしは、あくまで目安にしましょう。

私は息子が3人いますので、どうしても女の子のおはなしより、男の子の成長物語が好きな傾向にあります。同じようなおはなしばかりに偏ってしまうのでは?と思いますが、それでいいそうです。おはなし会は一人ではなく、複数でしますので、それでプログラムを考えればいいそうです。

5月度のクラスでは続きの「2、聞き手の視点からの選び方のポイント」を勉強しますので、読んできてくださいね。

さて、ついに「語りの総会」の抽選が終わりましたね。私は一昨年に語ったので、関係ないとたかをくくっていたのですが・・・見事に当たってしましました。あ~緊張しますね。どんな素敵なおはなしが聞けるか、そして昔話集3にはどんなおはなしが集録されているのか、今から待ち遠しいです!

昔話の語法勉強会の感想から4😄😄😄😄

感想のご紹介、今回でおしまいです。

👷‍♀️感想
昔話は、子どもたちへの語りものではなく、老いを《今》生きる人たちに適切な《話》ではないかと思いました。

👩‍🎓おおお、根源的ですね。
そう、200年前までは、昔話は、《子どものもの》ではなかったのです。
子ども限定ではなく、大人たちが語っていたものなのです(これ、研究者たちの常識です😅)
では、200年前に何が起こったのか? (答えはいちばん下を見てくれ⬇)

わたしたち(私だけか?)は、図書館や学校で子ども相手に語ることが多いので、ついそのことを忘れてしまいがちです。
けれども、大人が楽しむ語りの会におおぜいの人が集まる実情を考えると、納得できます。
老人施設に出向いての語りの会も、広く行われています。
奈良の民話を語りつぐ会が毎年おこなっている民話祭りなど、全国津々浦々で、大人も子どども一緒に楽しめる語りの会が盛況です。
老いも若きも、生の声で語りを聞く魅力を感じているのですね。
生の声。これ、大事ね。
加えて、昔話は《人間》を語っています。
もちろん子どもに対して教育的な効果がありますが、大人にとっても今を生きるすべを教えてくれるものです。

この感想を書いてくださったかたは、今回の勉強会で初めて語りを聞いたそうです。
こんな感想をいただいて、語り手冥利に尽きます。
30ん年前、わたしの語りの出発点は、ここにあったからです。

🙋‍♀️感想
昔話はどうやって生まれたのか、同時多発的なのか、伝わったのか、知りたい気持ちがふくらみました。

🧙‍♂️そうですねえ。
よく似た話が世界じゅうにありますが、どうやって生まれたんでしょう。めっちゃ興味がありますよね。
たとえば『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』に入れている「こびとのおくりもの」、日本の「こぶとりじい」とそっくりですね。これは小学校低学年でも気付きます。
昔話の研究には、そういうことを追求する分野もあって、個々の話型についての研究がおこなわれています。
これはそのうち≪昔話雑学≫にまとめてみます。

💗感想をくださったみなさま、ありがとうございました。
ヤンはとっても気が弱いので、前向き肯定的な感想、うれしかったです。

🔆ほな、200年前に何が起こったか、わかりましたかあ❓
そう、1812年、グリム童話の初版が出ました。
グリム童話の正式名は『子どもと家庭のためのメルヒェン集』
ちゃんちゃん