ちょっと遅い報告です。
日曜日に、がらがらどんがつぶやいた屋根裏の寄り合いがありました。
いつもの勉強会のようなお楽しみ会のようなお話の会です。
おとなが10人、子どもがひとり(つき合ってくれてありがとう〜)。
持ち寄ったおはなしはつぎのとおり。
「アナンシと五」 『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
「ホットケーキ」 『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
「はなたれこぞうさま」 『子どもに語る日本の昔話』こぐま社
「モモちゃんが生まれた日」 『ちいさいモモちゃん』松谷みよ子作
「わらしべ長者」 『語りつぐ日本の昔話』小澤俊夫監修/小峰書店
「京の走り坊さん」 『童話屋でござる』東義久/澪標
「ついでにぺろり」 『おはなしのろうそく3』 東京子ども図書館
「おばけ学校の三人の生徒」 『おはなしのろうそく27』
「うりこひめ」 『おはなしのろうそく』
「くさかった」 『子どもと家庭のための奈良の民話』村上郁再話
みんながよく語る話は、聞きなれた話だからこその面白さがありますね。
語り手によって、話の世界がずいぶん変わるのが楽しい。
語りかたや解釈が、この話はこうでなければならないと考えると、その人らしさ
がなくなる。
ウソっぽくなるんですね。で、しんどくなります。
だから、のびのびと楽しく誠実に語って聞かせてほしいなあと思います。
ご参加くださったかたがた、ありがとうございます!
ヤン
「日記」カテゴリーアーカイブ
小学校 2学年6クラスに行きました byぽん
ぽんです。
梅雨ですねぇ。うっとうしい日が続いています。
洗濯物がいっこうにスッキリ乾きません。
先週行ったお話会のプログラムです。
〇小学校 2年生3クラス、4年生3クラス
ろうそくなし。35名弱。約30分。
この小学校校は3年前の11月より、1年生〜4年生に毎月1回図書の時間に
行っています。
2年生
お話「七わのからす」 『子どもに語るグリムの昔話③』こぐま社
お話「ミアッカどん」 『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店
絵本「ほーら、これでいい!」
ウォン=ディ・ベイ&マーガレット・H・リパード/再話
ジュリー・パシュキス/絵 さくまゆみこ/訳 アートン
4年生
お話「ルンペルシュティルツヘン」 『語るためのグリム童話3 白雪姫』小峰書店
お話「銅のなべ」 『子どもに語る北欧の昔話』こぐま社
お話「ヤギとライオン」 『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社
4年生、今回初めてお話だけにしてみました。
お話会の冒頭で「今日は絵本は無しで、3つお話をします」というと、
前に座っていた男の子が「やった〜」と一言。
ひょっとするとお世辞だったのかもしれませんが、とても嬉しかったです。
「七わのからす」「ルンペルシュティルツヘン」、外しませんねぇ。
子ども達はぐぐっと前のめりになって聞いてくれます。
今月はどちらの学年も、手応え十分。
充実のお話会でした。
ああ、うれし。
7月
あと、保育所が4カ所(5クラス)、小学校は1年生が2クラスと3年生が2ク
ラス。
1学期のお話シーズンもゴールが見えてきました。
頑張れ、わたし。
6年生のお話会 by ジミー
ぽんさん!
復活おめでとう〜
よかった、待ってましたよ〜:-)
さて、今週火曜日、6年生のお話会でした。
4クラスです。
プログラムは…
オルゴール
おはなし「ろばの子」 『語るためのグリム』小峰書店 (ジミー)
おはなし「聞き耳ずきん」 『日本の昔話』福音館書店 (日常語)
手遊び
絵本「酒呑童子」 『京の絵本刊行委員会』
ブックトーク 宮沢賢治の本の紹介
オルゴール
2クラス「ろばの子」を語って、みんなよく聞いてくれるんだけども、特に男の
子が食いついてくれたので、反対に女の子はあんまりつかめなかった感 じがし
たんです。
中間休みになり、「女の子にはあんまり興味がない話なんかなあ〜」と、考えて
いたら休みが終わり、つぎのクラスを待っていたら…
来ない!
後でわかったんですが、勘違いして他の教室に行っていたようで探したりしてい
るうちに時間がたち、みんなが入ってきたときは全員小走りで駆け込ん できま
した。
こりゃ、お話の雰囲気に入るまで時間がかかるかと思っていたんですが、オル
ゴールをならして「ろばの子」を語りだしたら男女関係なく、すっとつか めま
した。
きっとみんな、時間が過ぎているのを分かっているから、早く聞きたかったんだ
ろうなと思いましたが、それは後で思ったことで、語っているときはあ まりの
食いつきように、改めて気を引き締めました。
それとやっぱりこのおはなしの持つ力というか、子どもたちをひきつける内容な
んだと実感しました。
「ろばの子は、きっと、本当の自分の姿のまま、二度とろばにはならないでしょ
う」のあたり、空気がピンと張り詰めるようでした。
4クラス目も、男女の違いはなかったです。
クラスごとの違いに一喜一憂した自分を反省して、今回の締めの感想は、「わた
しはやっぱりこの話が好き!」ということで…
え!
みんな自分の語るおはなしが好きに決まってるって!?
それはそうでしょうけど、大好き!ということで…
また、まとめて…になってしまいました。 byぽん
ぽんです。
ご無沙汰しておりました。
6/13に、所属しているリコーダーオーケストラの演奏会がありました。
その疲れが出たのでしょうか、
あるいは3月以降に起こった数々のプライベートのごちゃごちゃの疲れが出たの
でしょうか、
風邪をひき、熱を出し、回復に時間がかかってしまいました。
ブログもさっぱり書けませんでした。
すみません。
ヤンさんにも、ジミーさんにもご迷惑をかけてしまいました。
回復に日にちがかかるのも、歳のせいでしょうか?
お話シーズンの6月。6月に風邪ひいたらあきませんね。
延期してもらった保育所が1つ。
急遽、他の人に替わってもらった小学校(5年生3クラス)が1つ。
ご迷惑をかけた皆さま、ありがとうございました。
では、プログラム、まとめてgo。
○6年生1クラス
ろうそくあり。35名強。
お話「悪魔とその弟子」
『吸血鬼の花よめ ブルガリアの昔話』八百坂洋子/編訳 福音館
お話「歌うふくろ」 『おはなしのろうそく6』
絵本 ・・・
ごめんなさい。朝起きたら熱が・・・。それでもドタキャンできず、お話会にい
きました。
その結果、絵本の題名をメモしてくるのを忘れてしまいました。
本の名前は分からないのですが、
例えば、テディーベアはどこでどうやってできたか?とか、剣玉はどこで出来た
ものか?みたいなことが書いてある本でした。
私は「悪魔とその弟子」を語りました。
初だしでした。しかも出典には手を入れています。
ああ、なのに、なのに。熱があって、語るだけで精一杯でした。
聞いてくれた子ども達、すみません<(_ _)> 懺悔。。。
○図書館のお話会
ろうそくあり。子ども15名弱。大人4名
お話「赤ずきん」 『子どもに語るグリムの昔話5』 こぐま社
お話「ついでにぺろり」 『おはなしのろうそく6』
絵本「そらまめくんのベッド」 福音館書店
私は「赤ずきん」を語りました。私にとっては久々の図書館でした。
最近常連さんが増えてきました。嬉しいことです。
語るお話が同じようなお話ばかりにならないように、気をつけなければなりません。
そらまめくんのシリーズの他の本や、「かいじゅうたちのいるところ」「びくび
くビリー」などを紹介しました。
紹介した絵本を沢山の子ども達が借りてくれたので、良かったです。
○保育所
ろうそくなし。
《3才》 30名程度
ろうそくの歌
絵本「おおきなかぶ」
絵本「おにぎり」
童歌(手遊び)「にぎり」
絵本「ぞうくんのさんぽ」
ろうそくの歌
はじめてのお話会でした。
私にとっても初めて出会う子ども達。
個々の子ども達も、集団としての子ども達も、様子がよくわからなかったので、
無理してお話を語ることはしませんでした。
来月から、様子を見ながら、語っていきたいと思っています。
焦らず、ゆっくりと。
《5才》 35名程度
ろうそくの歌
お話「ついでにペロリ」 『おはなしろうそく6』
絵本「かたつむりのふしぎ・どうして?」 学研
絵本「ピーターのいす」
ろうそくの歌
ちょうどクラスでかたつむりを飼っていたので、子ども達は口々にいろんなこと
を言っていました。
○保育所
ろうそくなし
《4才》 30名強
お話「三びきのやぎのがらがらどん」 同名絵本 福音館書店
絵本「サンドイッチ サンドイッチ」 福音館書店
絵本「ちいさなきいろいかさ」 金の星社
私はお話を担当しました。
このクラスも今回が初めて。
でも、5才クラスにはお話会に行ってるので、子ども達は5才さんから聞いてい
て、とても楽しみに待っていてくれました。
しっかり聞ける子が多そうなので、これからが楽しみです。
《5才》 17名程度
お話「マーシャとくま」 同名絵本 福音館書店
絵本「かまきりかあさん」 福音館書店
絵本「11ぴきのねこふくろのなか」 こぐま社
これまでは、大抵1名〜2名程度、ごぞごぞしてる子がいたんですが
この日は、全員食い入るように聞いてくれました。
どうしたんだろう、と、こっちがびっくり。
○2年生3クラス
お話「がちょうはくちょう」 『おはなしのろうそく27』
お話「ふしぎなたいこ」 同名絵本 岩波書店
絵本「おさるとぼうしうり」 福音館書店
絵本「これはあっこちゃん」 ビリケン出版
私は「ふしぎなたいこ」と「おさるとぼうしうり」を担当しました。
年に3回ほど行ってる学校なので、子ども達もしっかりお話会を楽しんでくれま
した。
「ふしぎなたいこ」、出典通りに語っています。
でも、とっても大阪弁のアクセント。
石井桃子さんもびっくり。
字面さえ出典どおりなら、どんなアクセントで語ろうと、それは『出典どおり』
と言えるのでしょうか?
このお話を語ると、いつも疑問に思ってしまいます。
どうなんだろうね?
それでも、『一言一句、テキストどおり』って言っていいの?
以上6月分でした。 ぽん
6月更新 byヤン
やっと更新しました。
毎月発信するはずが、5月はとんでしまいました〜
≪語るために≫
「日常語で語るには1・2」
私たちはテキストを覚えて語りますね。
で、その語りのテキストを作る、作り方を書きました。
まったく初めてのかたは、これを読んだだけでは難しいかもわかりません。
今年度も日常語入門講座をしますので、予習として読んでおいてくださいね〜
再話を勉強なさっているかたは、よくわかってくださると思います。
参考にして挑戦してみてください。
すでに日常語で語っておられるかた、ご自身の方法と照らし合わせてご意見いた
だけると嬉しいです。
予告!
このページ、次の更新では「おはなしの選びかた」「語りに向くテキスト」を書
きます。
これで予定していたテーマは終わります。
そのあとは、≪おはなし日記≫などで出てきた疑問を考えていきたいと思います。
もし、取りあげてほしいテーマがありましたら、どんどん出してくだ さいね。
≪おはなし日記≫に投稿してくださってもいいし、≪お問い合わせ≫に書いてくだ
さっても結構です。
よろしくお願いします。
≪日本のおはなし≫
「さるの海岸見物」
この原話(『出雲の昔話』所収)を見つけたのはお話を初めて間もないころです。
出雲の土地言葉で語られていますが、きちんと注がついているので意味はよくわ
かります。
でも、この土地言葉では、このまま覚えて語ることはできませんでした。
それで、自分の言葉に直しました。どうしても子どもたちに語り伝えたかったの
です。
まだ、再話の「さ」の字も知らなかった頃のことです。
低学年から高学年まで、数えきれないほどの回数を語りました。
ふだんの生活の中で、幼い子どもは、深い気持ちもなくアリや虫を殺します。
そして、殺した命が二度と生き返らないことを、身をもって理解します。衝撃と
ともに。
そんな経験はみなが持っています。だから、子どもは、さるのしたことを残酷だ
と一方的に非難はしません。
むしろ、さるの立場で聞いている子どもは、自分の経験に照らし合わせてはっと
します。
そして、かにをだんごに丸めて返事させようとするさるの行為を、子どもは「我
がままだ」とは考えません。
さるの祈るような思いが分かるからです。共感です。
だから、返事が返ってきたとき、子どもは救われたような嬉しそうな顔をします。
そして、「ものいうても返事するもんがおらなんだらあかんなあ」というテーマ
をすっと受けとめてくれます。
以前、6年生に語ったとき、あとでひとりの男の子が目を赤くして、こっそりい
いに来てくれました。
「昔話はいいなあ。死んでも生き返るから」
この子は幼稚園のときから昔話を聞いてくれていた子でした。
ちなみに、ずっとあとになって、松谷みよ子さんの再話による絵本『さるのひと
りごと』が出版されました。
「雨の日も晴れの日も泣く」
こんなおばあさんいてますよね。
あ、私自身かも(笑)
大人どうしで楽しむおはなし会のおまけにどうぞ。
≪外国のおはなし≫
「ジャックが幸運をみつけに行く話」
イギリスのジェイコブズのおはなし。
ストーリーはグリムの「ブレーメンの音楽隊」と同じですね。
でも、ジェイコブズのほうは、ストーリー展開を楽しむだけでなく、むしろくり
返しの面白さに重点があるように思います。
だから、繰り返しのリズムを楽しみつつ、場面が分かるように語るのが、ちょっ
と難しい。再話もね、難しい。
「脱穀」って、耳で聞いてわかるかな?「麦を打つ」にしようかな、と迷いまし
た。でもそれでは正確じゃないしね。
「殻竿」。大人でもたいていはわかりませんね……。「さお」からイメージできる
かな、と思い切りました。
リズミカルに語ることで、少々知らない言葉があっても楽しめると思います。
子どもが尋ねたら、あとで説明するといいですね。
≪問い合わせ先とリンク集≫
「東アジア民話データベース」をみてください。
「日本民話データベース」がリニューアルされました。
以前も興味深かったのですが、おもしろい情報がたっぷりです。
活用させていただきましょうね。
ヤン