「日記」カテゴリーアーカイブ

持論ではあるけれど・・・🌟

おはなしおばさんは、おはなしを通じて地域の子どもの子育てをしているのだ。
だから、自分の生活圏の子どもたちにお話を語りに行くのだ。
ヤンは、A幼稚園と、その子たちが卒園して入学するA小学校とB小学校、その卒業生の行くA中学校に語りに行っている。
毎月、毎学期、毎年、同じ顔だ。転入生以外は12年間のつきあいだ。
ヤンは有名人なのだ。
子どもに選挙権があれば、市長に立候補しようと思うくらいだ。

冗談はさておき。

先日小学校に行った時のこと、2年生のC君が話しかけてきた。
C君「このまえ、***駅で宝くじ買ってたやろ?」
わたし「え!見てたん?」
C君「音楽教室行くときいつも通るねん」
わたし「ふうん💧」
C君「いくら当たったん?」
わたし「300円」
C君「いくら賭けてたん?」
わたし「(賭けて・・・)3000円」
C君「損したなあ」
わたし「うん。賭け事はあかんなあ」
おお、小学生でも「賭け」という言葉を知っていることが判明した!
「だんごころころ」が語れるやん!
そういう問題か?

D君が話しかけてきた。
D君「おばちゃん、何歳?」
ようある質問だ。
わたし「何歳やと思う?当ててみ」
ようある答えだ。
D君「45歳」
わたし「へえ、すごいやん。ぴったし!なんでわかったん?」
D君「顔でわかるわ」
ほっほっほ。いい一日だった💖

10月のがらがらどん⛅

すっかり秋ですね。
先日、秋のさわやかなお天気の日曜にがらがらどんがありました。
でも、いつもより参加者が少なかったです。
きっと、「みんな、ボール持って公園に行ってるんやで」とかいいながら、こじんまりとしたがらがらどんになりました。

「ホットケーキ」『おはなしのろうそく18』東京子ども図書館
「め牛のブーコラ」語りの森HP → こちら
「ちょうふく山のやまんば」 『日本の昔話3』福音館書店
「こぶたのリコション」 (『フランスの昔話』アシル・ミリアン他著 新倉朗子訳 大修館書店)より、再話
絵本の紹介

「こぶたのリコション」は、フランス版の「3びきのこぶた」ですが、まったく同じではありません。
こちらも面白いし、納得して、かつ、いい話です。
その点では「3びきのこぶた」と同じだと思いました。
リコションというのがぶたの名前です。
リコション!
ああ、フランス的な名前です!!
言うときは、鼻にかけて、リコショ~~ンっていう感じでしょうか(笑)
そんなことはどうでもいいですね。
少人数で、くだけた一日だったもので、ついつい乗ってしまいました。

「人数少ないから、なんかしゃべっとくことないか?」
という発言により、くだけた雰囲気になったように思いますが、そんな中でもがらがらどんはただ、しゃべって食べて飲んでいるだけではありません。
決定!「創作モノ大会」!!
来年の4月に久々にがらがらどんの大会シリーズをします。
あまり聞いたことのない創作の物語をみんなに語ってもらおうよ という大会をします。
いまからおはなしを選んで覚える人のために予告していますので、みなさんよろしくお願いします。
エントリーはまだ先ですから、ゆっくりご用意くださいませ。
ではまた来月<(_ _)>

🐛歯

ぜんっぜんアカデミックやないねんけど。

ひさしぶりに、ほぼ一年ぶりに、歯医者に行ったの。
奥の歯が欠けたのでね。いきなりぽろっと😲
で、つめてもらったら、別の所に虫歯があった。外からは全然わからないところ😲
その予約の日が昨日だった。

蒜山前にかかった風邪を、必死で治した。
おはなしの練習も第九の練習も一切せずに。

だって、ガアーッ、ウィーンって削ってるときに、咳が出たらどうする?
手元がくるって、あのウィーンが別の場所を削ったら?
ね、恐いでしょ!!!
それか、鼻がつまって、ガアーッ、ウィーンって削ってるときに、窒息したらどうする?
ね、恐いでしょ!!!!!!

夫はそんなこと考えたこともないっていうけど。
だれかて、考えるよねぇ

きょうはほぼ2週間ぶりにおはなしの練習をした。
ああ、こんな世界もあったんや~って懐かしかった💕

ハンス=イェルク・ウター先生<講演会>

昔話の類話を調べるときに必要な分類番号と言えばATU番号。
ATU番号が分かったら、内容を調べるのには『国際昔話話型カタログ』が必要です。
その『国際昔話話型カタログ』を出されたウター先生の講演会がありました。
そうです、来日されたのです。
ATUの〝U〟は、ウター先生の〝U〟!
値段が高いので当然私は持っていませんが、雲の上の先生が間近で見られるというチャンスに、ミーハー気分で行ってきました。

講演会タイトルは<ヨーロッパの医療と口承文芸 ―霊薬、魔法、奇跡、精霊、護符>
講演は、ウター先生がドイツ語で話され、日本語の通訳が付きます。
ドイツ語→日本語→ドイツ語→日本語、の繰り返しです。
そして黒板には、ヨーロッパの昔の風刺画がたくさん映し出されていました。
残念ながら、わたしの耳が悪いのか、通訳の声が速くて、聞こえてはいるのですが語尾がよく聞こえなくて何を言っているのかよく分かりませんでした(´;ω;`)ウッ…
黒板の風刺画はとても面白く、だいたいわかる内容と合わせて見ていると、中世では医者という存在が〝あんまり信用するな〟という存在だったようです。
昔話に登場する医者は、無茶苦茶な治療をしているのにたまたま治ったとか、医者の処方を信じなかったからこそ治ったという落ちだったり、滑稽な話が多いです。
昔話では治療の過程ではなくて、摩訶不思議な治療に関心があり、薬草とかトラのミルクとかおおざっぱなこと、訳の分からないものを持ってきてうやむやのうちに治してしまう(笑)
医者が出てくる話にはそういう滑稽なものが多いですが、実際の医者がそうだったというよりは、そこには民意が反映しているようです。
中世の医者は法律家よりは低い位置にいましたが、それでもエリートとして社会的地位は高く、人々は言いたいことを昔話を借りて言っていたといえるでしょう。
……みたいなことを、ウター先生はお話ししてくださいました。

最初は70人定員だったけれども、問い合わせが多くて150人定員の教室に変更になっていました。
そりゃそうだろう、他の講演会は英語で通訳なしですから。
それなのに、その日本語が聞き取れなくてなんと残念な私のお耳…(´;ω;`)ウゥゥ
字幕を流してほしかった…わがままなお願いですいません。
でも、大方は分かりましたよ!
それにこれからも講演会を企画されるみたいです。
たぶん次は神話って書いてありました!
楽しみですねえ~、神話も~~
お願いします、待ってます~~

休日🍄

今年も蒜山高原に行ってきました。
年に一度は日常の何もかも忘れてぼ~~~~っとしに出掛けるのです。

まずはアルバムをどうぞ。

蒜山三座のうちの中蒜山。この稜線が好きなのです。

津黒高原の不動滝。このところの天候不順で水量が多いそうです。

鬼面台からの眺め。10月下旬になれば紅葉がすばらしいそうです。

鍵掛峠から望む大山。圧巻でした。

出ました、すいとん❣

今年は、櫛田孫一さんの説明文があったので、一部紹介しますね。
「・・・蒜山には古くから『粋呑』という怪物が住んでいた。(おお、粋呑と書くんや~)『粋呑』は人間が思ったことをすべて知っている。(おお、さとりとおんなじ能力があるんや)だからもし悪いことをたくらんだり他人に迷惑を掛けたりした者は、どこからともなくスイーと現れトンと一本足で立った『粋呑』にたちまち引き裂かれて食われてしまうという。(こわいなあ~~)だから蒜山には悪い人はいない。(なるほど~~💖

ほんとは4泊するつもりだったんだけど、台風が近づいて日本海側を通るというので、早めに帰ってきてしまいました😢😢😢
おまけに引きかけの風邪が本格化して、ぐすん ぐすん ごほん げほん 💧💧💧