「日記」カテゴリーアーカイブ

今日は何の日? 🙌

今日は、さくらの日。日本さくらの会というところが決めたんだそうです。
うちの歳時記カレンダーをみると、25日の土曜日が七十二候のうちの「桜始開」。
「さくらはじめてひらく」と読んで、桜が開き始めるころをいうんだって。
このところ関西地方は寒くって、桜が待たれます🌸

今日から絵本週間が始まります。📚 
アンデルセンのお誕生日が4月2日でね、その前後2週間が絵本週間。
これは、全国学校図書館協議会が決めたそうです。
図書館に行って、新しい絵本に出会いましょう。

そして、今日はね、今日はね~
なんで今日は何の日?って聞いてると思う?

ホームページをリニューアルしてちょうど一年目なんですよ🙌
あっというまでしたね~
毎週更新するはずだったのに、先先週一回休んでしまった。ぐやじい。
まだまだ紹介したい昔話がわんさかあるからね、懲りずに読んでやってくださいませ。

閲覧してくださった人は、延べ15,616人です。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

語りの森総会

みなさま、総会をやりますよ~

ババ・ヤガーでは日常語の語り勉強会、初級講座、中級講座、再話勉強会と四つ、通年で勉強会しています。その通常会員さんや単発の勉強会に来られる会員さんが、一堂に会するのが、総会です。
4月7日。こちら→
合唱もしますよ~
会員でないかたも、みなさまお誘いあわせの上、遊びに来てくださいね。
むりやり勧誘とかはないので、気楽にどうぞ。
あめちゃんとかあります(え?ジミー、そんなん予定にないって?)

抽選で語りに当たった人、秘密基地に順番を載せていますので、確認しておいてくださいね。

あ、そうそう、秘密基地っていうのは、べつになんか特別のことが書いてあるのではなくって、通常会員さんの連絡事項を載せてるだけです。でもなんかわくわくするでしょ。
秘密基地の来年度の通年の勉強会の予定を更新しました。
語りの森手帳に間違ってシールを貼ってしまったあなた、はりなおしておいてくださいね

ケッテンメルヘン

昨年末、昔ばなし大学のヤンが所属している再話研究会でのこと。
あ、再話研究会ってね、いくつかのグループがあって各グループで再話してきて小澤先生に見ていただくっていう勉強会なの。
で、あるグループがインドネシアのむかしばなし「ありとこおろぎ」を再話してきてて、めっちゃうれしかった。
好きなんです、この話。

語りの森でも《外国の昔話》→こちらにヤンが再話して入れてますよね。ちっちをぽちっとすると、コメントが読めるでしょ。で、「類話はたくさんある」って書いたんだけど、これは学術的に知っていたんではなくって、資料をいっぱい読んでて気がついた、いわば感覚的に知っていただけなんですね。

小澤先生「これは、ケッテンメルヘンって言ってね」
わたし「ケ?」
小澤先生「ケッテン」
わたし「(しつこく)ケッテンメルヘン?」
小澤先生「(しんぼう強く)そう、ケッテンメルヘン。ケッテンは「鎖」。だから鎖話っていうのかなあ、次々鎖のようにつながっていく」

やった~
手がかりはつかんだ。
ところが帰ってから、辞典でもネットでも「ケッテンメルヘン」が見つからない。
うんうんうなって、はっと気がついた。
『国際昔話話型カタログ』ATUだ!
索引を引いた。「鎖」の項に「連鎖説話2000~2100」とあった。
同書p.950「累積譚2000-2100」。
これだこれだ!
つまりATU2000からATU2100の話型群が、ケッテンメルヘン。日本語では累積譚。

キーワードは「累積譚」
調べてごらん、みつかるから。

語りの森《昔話の雑学》のページ→こちらに、みつけたケッテンメルヘン52話をリストにして載せました。親切やね~

でね、再話するときの一番大事なことは、「語りたいな」とか「ほらこんな面白い話、聞いてよ」とか、っていう気持ち。
でもそれだけじゃだめで、なんでかっていうと、よく似た話(類話)が世界じゅうにいっぱいあるでしょ。だからひょっとしたらそれよりもっと素敵なバージョンの話があるかもしれないでしょ。
あとでそれを見つけたら、ああ、こっちのほうが好きって思うかもしれない。
再話作業ってエネルギーいるからね。いまさら別の類話でやり直す気にならない(ヤンはね。あかんたれやし)。

だから、いいたいことわかりますよね、すぐにその話に飛びつかないで類話を読もうってことなんです。
結果その話になっても、背後の世界が広がる。イメージがふくらんで、語るときの世界が豊かになるのですよ。

さて、「ありとこおろぎ」
52話のなかでもやっぱりいちばん好きだった。
ぶたもここやしもからすも・・・みんなとっても正直というか子どもらしいでしょ。
で、こおろぎは「川に落っこちたありを助けるんだ」って走りつづける。ながいながいながいことかかって。
聞いてる子どもたちは、もうありは死んじゃってるって思うんだけど、ちゃんと助かる。
最後の言葉がいかしてる。
「友達はお互いに助け合わなくっちゃね」って、笑っていうのよ。
友だちのために、わたし、ここまでできるかな?
子どもたち、ここまでできるかな?

昔話は未来への希望。

現実の世界は、大人が作っていて、決して子どものお手本になるようなものではない。
でも、こうありたいという思いは、大人も失ってはいけないと思う。
理想主義かもしれないけれど、こんな時代だからこそ、理想がほしい。
こうありたい心が語られている話を、再話し、語りたいと思うのです。

ま~いにち♫ ま~い・・・😷

きのうは6年生の授業のおはなし会。
なかには3歳からずっと聞いてきた子どもたちがいる。

「いばらひめ」 『語るためのグリム童話』小峰書店
「小石投げの名人タオ・カム」 『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社
「九尾のきつね」 語りの森HP
おまけ「かめの遠足」 村上再話

もう卒業前で、校内を写真を撮って回ったりの時期で、落ち着かないので、かる~いプログラム。
じょうずに乗ってくれた。
いい〆ができた。

わたし「長いおつき合いやったね。ずうっときいてくれてありがとう」
子ども「ありがとうございましたあ。たのしかった!」

これで、今年度の授業のおはなし会はおしまい。
3学期、ドタキャンせずにがんばった。
ようがんばった。
えらい!

夜、合唱の練習にでかける。
あ、声が出ない。
😷!!?

まだ幼稚園と、朝学習のおはなし会が残ってるのに・・・

ま~いにち♬ ま~いにち 🐟 

月曜日は府外にでかけ 
三年生におはなし三つ ♫

火曜日は日常語入門
新鮮なテキスト作り ♫

水曜日は4歳と学童保育
「ねずみのすもう」と「~ピエトリン」 ♫

木曜日は近所の5年生
「灰かぶり」「馬方やまんば」 ♫

金曜日は近所の3年生
早口言葉で「ありとこおろぎ」 ♫

土曜日は衣笠へ出かけ
先生がたにあれとこれとこれとあれ ♫

日曜日はよく晴れて
洗濯日和 ♫

テュリャテュリャテュリャテュリャリャ~
テュリャテュリャテュリャテュリャリャ~ ♫

ああ~♫ 来週も・・・💖💖💖💖💖💖💔