日別アーカイブ: 2025年1月20日

ロシアの魔女、名まえは「ババヤガー」

 新しい年になりました。今年もよろしくお願いします。お正月休みがなかなか抜けない毎日なのに、もうそこに2月が来ようとしている!時間は大事にしたいものです…。さて、1月18日土曜日の図書館おはなし会は、寒さも少しマシだったせいか、館内にたくさんの人人人!じゅうたんコーナーにも満員か⁈くらいに集まってくれて、おはなし会スタートです。

子ども 13人 おとな 6人

手あそび おもちやいて
おはなし 「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館
絵本 『いちごりら』麻生かづこ 作/かねこまき 絵/ポプラ社
絵本 『エイモスさんがかぜをひくと』フィリップ・C・ステッド作/エリン・E・ステッド/青山南 訳/光村教育図書
絵本 『ゆきのひ』エズラ・ジャック・キーツ/木島始 訳/偕成社
手あそび さよならあんころもち

 赤ちゃん、1歳さん、2歳さんから小学2年生くらいかなぁ、子どもさんの年齢も幅広かったのですが、「がちょうはくちょう」ほんとに集中してきいていました。途中、上手に歩けるようになったちびちゃんがにこにこと歩き回るのも物ともせず、大きな目を見開いて聞き入っていましたね!
 おはなし前にヤンさんが、ババヤガーと、がちょうはくちょうのことを楽しく説明してくれたのですが、それもイメージを広げやすくしたのでしょうか?
 ヤンさんのどこに隠れたらいいかの問いに、ペチカ?パン焼きかまど?とか、すっぱいリンゴの木!と答えていましたね!すごーい!
「話す人のために」の説明に、「4、5歳くらいから驚くほどよく聞く」と書いてありますが、ほんとにその通り、これぞおはなし会という空間でした。
 絵本も楽しかったですね。『ゆきのひ』雪に「いいなあ~」と声を揃えていたのもおもしろかったです。おもしろいと言えば、小学2年生くらいの男の子が、はじめの手あそびで、おもちを焼いて、おしょうゆつけて食べる手あそびなんですが、何回やっても「しょうゆ」なんです。
 2回目(2個目)「次、何つける?」「しょうゆ!」3個目「何つける?」「しょうゆ!」とみんなの笑いを取っていたのですが、ウケ狙いと思いきや、おはなし会の後にその子のお母さんに、年末に実家でおもちつきして、醬油餅ばかり食べていたと聞いて、ほんとうにただただ醤油もちにハマっていたとわかって納得したんです。つきたておもちは美味しすぎますもんね~楽しくて美味しいおはなし会でした😊

淡路島

2泊3日で淡路島を楽しんできました。
南あわじのほんの一部をうろついただけだけど。

1日目は、福良(ふくら)の町を半日ぶらぶら歩きました。
去年も来たから、町の東西南北も分かってるし、新たな発見もありました。この写真は福良の子どもたちが描いた七福神の絵です。

昭和の時代を歩いているかのような福良の商店街に、小さな水族館があります。
ギョギョタウン!
去年来たときは、魚屋さんかと思って通りすぎたんだけど。
入ってみると、小さな水槽がいっぱい置いてあって、鯛やらイワシやらが楽しそうに泳いでいました。海水で育てるのは大変なんだそうです。
さかなくんの絵も掲示してありました。
スタッフは、5,6人のお爺さんたち。
海辺の町だから、漁師さんたちが、「これあげるわ」といって魚を持ってきてくださるそうです。
地元の小学生が勉強に来るんだって。
あったかい雰囲気の水族館だから、もし福良に行ったときは、ぜひ訪れてくださいね。

2日目は、沼島(ぬしま)へ。
イザナキとイザナミが、天の浮橋から、天の沼矛(ぬぼこ)で、こおろこおろと地面をかき混ぜて、矛を引き上げたときに、ぽたりと落ちてできたのが、オノコロ島(=沼島)。
つまり、日本で最初にできた土地、という神話です。
そのときの矛を突き刺したのが、上立神岩(かみたてがみいわ)。これは伝説ね。


上立神岩

沼島へは船で渡ります。10分ほど乗ります。

沼島は、中央構造体の上にあって、結晶片岩でできた島です。
片岩はとてもきれいで、表面がキラキラしています。
いくつか持って帰って、うちの庭に飾りました。

3日目は、淡路島の芸能といえばこれでしょう。
淡路人形浄瑠璃を楽しみました。
演目は『玉藻前あさひの袂』「神泉苑の段」。
九尾のきつねが玉藻の前を殺して化ける話。首(かしら)の早変わりがめっちゃゆかい!


このポスターの右側の写真、顔が怖いでしょ。九尾のきつねです。


えべっさんのとなりにいる人だれや?
恵比寿さんは、福の神です~

温泉もお魚料理も、満足満足でしたO(∩_∩)O

 

 

 

 

 

1月の大人のためのおはなし会

テーマは「お正月」2名の方がご参加くださいました。

絵本 「おもち」彦坂有紀・もりといずみ/作 福音館書店

おはなし 「笠地蔵」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

絵本「十二支のお節料理」川端誠/作 BL出版

おはなし「貧乏神」語りの森HP

絵本「鬼ぞろぞろ」船崎克彦/文 赤羽末吉/絵 偕成社

絵本「どいてよへびくん」五味太郎/作 偕成社

おはなしファミリーでの集まりとなりましたので、和気あいあいとした和やかな雰囲気で開催しました。みなさん年末年始はどのように過ごされましたか~?大掃除はほどほどに、お節の準備やお餅味わったり、お正月気分を振り返るようなプログラムとなりました。おはなしや物語絵本は、大晦日から元日にかけての話や、出来事の始まりが大晦日というものでした。大晦日は、神様や鬼など異次元のもの達に会いやすい時なんだな~と改めて感じました。あちらの世界の声をちゃんと聞けているか、大自然の神々やご先祖さまへ感謝を示しているか。そんなことも思いました。そして、新しい年をいい年にしたいと願いますが、時には大変な苦難や受け入れがたい事もやってきます。まわりの人の助けも借りながら、自分もまわりを助けながら、できる事を増やして楽しんでいきたいところです!

おはなし会では、おはなしの世界を広げる要素も含まれていますし、また聞きに来たいなと思ってもらえるようなプログラムを組んでいます。しかも大人のためですよ!参加者みなさんとおはなしを通して、楽しい時を共有できたらと思います。次回は2/27(木)10:30~11:40 テーマは「鬼」です。外国の鬼も登場します。おたのしみに~(^^)