「日常語の語り」カテゴリーアーカイブ

学童おはなし会ラスト✨

てあそび「メリークリスマス」
おはなし「七人さきのおやじさま」『世界のむかし話』瀬田貞二訳/小学館
おはなし「貧乏神」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店 (日常語で)
絵本『クリスマスのつぼ』ジャック・ケント作/清水真砂子訳/ポプラ社
絵本『どうぶつえんのおふろやさん』とよたかずひこ作/ひさかたチャイルド
絵本『だじゃれレストラン』中川ひろたか文/高畠純絵/絵本館

わたし「元気な人~」
子ども ぱらっ
わたし「元気とちゃう人~」
子ども ぱらっ
わたし「普通の人~」
子ども ぱらっ
わたし「なんや。どないしたん?」
子ども「疲れた」

昨日あたりから個人懇談とかあって短縮授業。
だから、みんな、けっこう早くから学童のお部屋に来ているのね。
それで疲れてるんだって。
子どもも大変やね。

わたし「そっか。そしたら、クリスマスツリーでもつくろっか?」
子ども「うん」
ところが、みんな、なぜかクリスマスツリーが作れない😮
わたし「あんな、ほら、親指上げて、人差し指上げて。こんどは反対の親指上げて、人差し指上げて・・・」
一年生「🤚🖖🤞💦💦💦」
わたし「ほら、なんでそこでぺっちゃんこになる?」
めったにやらない手遊びで、けっこう遊べました(笑)

「七人さきのおやじさま」は、いっしょに「わしは、このやの、あるじでない。だがな」って笑いこけてました。
「貧乏神」は私と目が合うたびに、みんな、「うん」って言ってうなづいていました。日常語のいい所ね。
絵本は、受け身でいいので、らくちんなんやろうね、まるでテレビ見てるみたいに見ていました。いつまでも読んでもらいたそうにしてましたよ。

わたし「ほな、みなさん、よいお年を❣」
子ども「まだクリスマスもすんでないのに」
わたし「あ、さよか」

おはなし会の後は、三々五々、テーブルに分かれて人生ゲームや日本地図ゲームやレゴやらで遊び始めました。
年末からお正月にかけてのなつかしい子どもの風景でした。
わたしもやりた~い。

ねえねえ、こんど盤ゲーム大会せえへん?
チョコとかおせんべとか、炭酸水とか、みかんとか用意して。
温泉つきで。
村上ツーリストに頼んどこか?

12月日常語による語りクラス

12月に入り、何かと気ぜわしい毎日です。
2学期のおはなし会も全部終わり、ホッとしています。

12月の日常語による語りクラスの報告を致します。

〇語り
さかべっとうの浄土」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』 村上郁/再話
https://katarinomori13.com/jfolktales.html ←こちらからも見れます。聞けます。

雪おんな」『日本の昔話5』福音館書店 小澤俊夫/再話

 

〇テキスト
きつねと熊」『日本の昔話4』福音館書店 小澤俊夫/再話

こぶ取りじい」『日本の昔話3』福音館書店 小澤俊夫/再話

和尚おかわり」『日本の昔話1』福音館書店 小澤俊夫/再話

 

テキストにある「ほっほっほ」や「あははは」などの笑い声は、日常の会話の中ではまず言いません。ですから語りの中で不自然になってしまうようなら、「笑いました」でいいかもしれません。

「こぶ取りじい」の「となりの欲ばりじいさん」は、欲ばりとは違うのでは?という意見がでました。欲ばりというのは、お金や物を欲しがるイメージです。
このとなりのじいさんは、ただ「こぶ」を取ってほしかっただけです。このおはなしが伝えたかったメッセージは「欲ばってはいけない」ではなく、「人のマネをしてもうまくいかないよ」ではないでしょうか?変に性格付けされてしまう「欲ばり」は無い方がいいかも。

今回も、自分の語りにすぐにも役立つアドヴァイスを、ヤンさんからたくさん戴きました。
ありがとうございました!来年もよろしくお願いいたします。

今日はクリスマスを意識した色にしてみました (^^♪

かぶ🌲

ま~た、おはなし会 🎉

ふうふう、へえへえ🙆‍♀️

12月3日(月)
支援学級 朝学習
「いっぽんばしわたる」五味太郎/絵本館
「なりました」内田麟太郎作/山口マオ絵/絵本館
「どうぶつしりとりえほん」薮内正幸/岩崎書店
「なにをたべたかわかる?」長新太/絵本館
「ふゆめがっしょうだん」富成忠夫写真/茂木透写真/福音館書店
そろそろ今年もおしまい。
言葉遊びとクイズで楽しみました💖

小学3年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「犬とねこと玉」村上再話/語りの森HP《外国の昔話》
おはなし「ババ・ヤガーの白い鳥」(仲間)
おはない「はらぺこピエトリン」『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子編訳/こぐま社
ミニブックトーク「世界の昔話」
「さんねん峠」がテーマのおはなし会の続き。
担任の先生が、「このプログラムいいですね~。おもしろかった」って言ってくださいました。
組み合わせ、考えたもんね~

4日(火)
中学1年生 朝学習
おはなし「酋長カイレ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
先日のブログを見ておくれ~

6日(木)
幼稚園5歳児 一クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「三匹の子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子訳/福音館書店
ろうそくぱっ
先月、「三枚のお札」を聞いて、お話にはいろんなバージョンがあるんだって知った子どもたちは、『三匹の子ブタ』も新鮮に聞いてくれましたよ。

8日(土)
小学校おたのしみ会
おはなし「ハヴローシェチカ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
おはなし「馬方山姥」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店 (日常語)
てあそび 「ちーちゃんぱーちゃん」
おはなし「マーシャとくま」同名絵本/福音館書店 (仲間)
おはなし「ものいう地蔵」 (仲間)
おはなし「九尾のきつね」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
おはなし「たこやき」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
絵本『うしはどこでも「モ~」』エレン・スラスキー・ワインステイン作/鈴木出版
約1時間のおはなし会。長かったけど、ようつきあってくれました(笑)
「ものいう地蔵」は、仲間が再話した話。とっても新鮮だったよ~

ふうふう、へえへえ🙆‍♀️

みなさん、風邪ひかないように、気合を入れてがんばろうね~👵

つぎからつぎへとおはなし会 👟

いきま~す💖

11月26日(月)
4年生  授業  一クラスずつ2回
おはなし「まほうの鏡」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
おはなし「きつねの恩返し」『日本の昔話3』小澤俊夫再話/福音館書店 (日常語で)
てあそび「なかなかほい」
おはなし「おおかみときつね」『語るためのグリム童話』小澤俊夫監訳/小峰書店
おはなし「九尾のきつね」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
ミニブックトーク「新美南吉」
きつねの登場する話を集めたんだけど、4話はちょっと多かったかな。
子どもたちは喜んでいたけれど、ブックトークで時間オーバー💦
反省💦

27日(火)
小学3年生 授業  一クラスずつ3回
おはなし「ハヴローシェチカ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
おはなし「犬とねこと玉」村上再話/未公開
てあそび「ちーちゃんぱーちゃん」
おはなし「とりのみじい」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店 (日常語で)
おはなし「九尾のきつね」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
質問タイム
わたしにとっては初対面の子どもたち。
でも、とっても人懐こくって、じょうずに聞いてくれました。
質問タイムも、わたしのこと、おはなしを語ること、お話の内容、などなど、刺激的で楽しかった💕

28日(水)
小学3年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「犬とねこと玉」村上再話/未公開
おはなし「ババ・ヤガーの白い鳥」(仲間)
おはない「はらぺこピエトリン」『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子編訳/こぐま社
ミニブックトーク「世界の昔話」
国語で「さんねん峠」を習うので、それに合わせてのおはなし会です。
ブックトークは、できるだけアジアの昔話を紹介しました。
語りの森昔話集も紹介しましたよ。そのために出版したのだから、やっぱりうれしいです。きっと、読んでくれると思う💕💕💕
「犬とねこと玉」は、朝鮮半島の昔話です。またHPで紹介しますね。

29日(木)
小学3年生 授業 二クラス合同
おはなし「六人男世界をのして歩く」『語るためのグリム童話』小澤俊夫監訳/小峰書店 (仲間)
おはなし「犬とねこと玉」村上再話/未公開
ミニブックトーク「世界の民話」
昨日とは別の学校ですが、やはり「さんねん峠」がテーマです。
「六人男~」は、子どもたちが初めて聞く【長いお話】。前半はさてこれからどうなるのかと興味津々、後半は、つぎつぎ能力を発揮するたびにどっと笑っていました。

30日(金)
小学1年生 朝学習
おはなし「ものをいう卵」語りの森HP《外国の昔話》村上再話
おはなし「だんごころりん」語りの森HP《日本の昔話》村上再話 (日常語で)
なぜかとっても神妙に聞いていました。
もう少しリラックスしたら、もっと楽しめるのにと思いながら語りました(笑)

幼稚園4歳児
ろうそくぱっ
おはなし「おはなしかめさん」『朝鮮の民話』偕成社
ろうそくぱっ
神さまのうん〇は、ぜったい受けますね~
それでも、これを語りはじめた四半世紀前は、同じ4歳でももっと楽しんでいたように思います。
ううむ。

さてあしたは図書館のおはなし会。
楽しみです👟

今週のおはなし会👦

11月20日(火)
中学2年生 朝学習
「酋長カイレ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話

カイレは好きな話だし、原話の「酋長カイレと死者の頭」を見つけたときはぞくっとなったけれども、これが中学生の、特に男子にぴったりの話だとは気づかなかった💖
1学期、1年生に語った時も、鼻をすすってた男の子がいて、「あれ?」って思ったんだけどね。
今回、担任の先生がいらっしゃらなかったので、しかもけっこうノリがよかったので、冗談を言ったりして楽しく始めたんだけど、ストーリーが進むにつれて、表情がどんどん真剣になって行くの。緊張した(笑)

22日(木)
幼稚園5歳児
ろうそくぱっ
おはなし「三枚のお札」『日本昔話百選』稲田浩二・和子著 (日常語で)
ろうそくぱっ

ひとつ目のクラス
わたし「和尚さん、かぶりをふって、あかん、あかん、栗なんか拾いに行かんでもええ。鬼ばばが出ると困るから」
子ども「鬼ばばちゃうで。山姥やで」
わたし「おんなじやん」
子ども「ちゃうで。山姥やで」
わたし「山に棲んでる鬼ばばを山姥っていうの」
子ども「ほらあ。山姥やん」
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仕方がないから、「鬼ばば」をぜんぶ「山姥」に変えて語りました。
たまに間違えると、「山姥!」って嬉しそうに笑うから、まるで掛け合い漫才みたいになりました。
ふたつめのクラスは、めっちゃ素直に聞いてくれました(笑)