「日記」カテゴリーアーカイブ

もっかい!

きょうは幼稚園の4歳児。

20分×2クラス
手遊び 「ろうそくぱっ」
おはなし「かきねの戸」 ババヤガー語りの森 村上再話
おはなし「かきねの戸」
手遊び 「ろうそくふっ」

え? 書き間違え?
いえいえ。
「かきねの戸」を語って「はいおしまい」って言ったら、「もっかい!」の連呼。2クラスともね。
ほんとは「おいしいおかゆ」をしようと思ってたんですが……
「もっかい!」コールに乗せられて、もう一回やりました。
そしたら、2回目のほうが盛り上がった〜笑
で、「はいおしまい」って言ったら「もっかい!」
いえいえ、3回やる時間はありませんでしたよ。

お話会が終わって職員室で。
先生方は全員出払っておられて、ひとりでお茶をいただいていると、4歳児のAちゃんがそっと入ってきて「ひとり?」とききました。
わたし 「うん。ちょっとさびしい」
Aちゃん「お話しに来たの」
わたし 「何のお話?」
Aちゃん「おにぎり君のお話」
わたし 「へえ〜」
Aちゃん「昔むかし、あるところに、おにぎりくんがいました」
Aちゃんは、おにぎり君が転がっていって、穴に落っこちて、お化けに食べられたり、みんなに助けてもらったり、オオカミが空を飛んでったり、ず うっと話してくれました。そして、
Aちゃん「はいおしまい」
わたし 「もっかい!」
Aちゃん「もうお帰りの時間ですよ」

ヤン

授業最後のおはなし会 5年生

グリム童話の「金の鳥」は、高学年で、どうしても聞かせたいと思っている話です。
失敗してもいい、誠実に素直に勇敢に歩いていけ、諦めずに助けてくれる狐が必ずいるから。
子どもに語りながら、先生、狐になってください、私も努力をしますって、思っています。

5年生 45分×2クラス ひとりで
おはなし「金の鳥」 23分
『語るためのグリム童話』小澤俊夫監修/小峰書店
おはなし「カメの笛」 6分
『ブラジルの昔話』カメの笛の会/東京子ども図書館
おはなし「豆のつる」 8分
ババ・ヤガー語りの森 村上再話

予定では「金の鳥」と「カメの笛」の2話だったんだけど、子どもたちがもっと聞きたいって言ったので、「豆のつる」をしました。

これで、「豆のつる」は1、2、3、5、6年生にやったことになります。
1年生:わけわからずに笑ってました。
2年生:わけが分かりませんでした。
3年生:わけを説明しようとしました。
5年生:わけが分かって笑いました。
6年生:わけが分かって、それがどうした〜ん?

昔話を語ってておもしろいのは、ストーリーは簡潔だから何年生でもわかるし楽しめるけど、年齢によって受け止め方が違うこと。

ミニブックトーク 29冊 約10分
わたし「宇宙飛行士になりたい人〜?」ときいてから、毛利衛さんの伝記を紹介。
「スポーツ選手になりたい人〜?」→イチローの伝記。
「漫画家になりたい人〜?」→水木しげる、手塚治虫。
「お医者さんになりたい人〜?」→貫戸明子、ジュノー。
「科学者になりたい人〜?」→ガリレイ、ニュートン、アインシュタイン、レイチェルカーソン、ファーブル。

途中でひとりの子が、「う〜ん、お医者さんにもなりたいけど、迷ってるねん」
わたし「あ、そやね。まだまだ決められへんね」
そこで、伝記を読む意味を少し説明しました。そのうえで、
わたし「けどね、いろいろやりたいと思っても、障害になることってぜったいあるやん?」
子ども「(めちゃ真剣に)うん!」そこで、

『夢をあきらめないー全盲のランナー高橋勇市物語』
『ヘレン・ケラー』
アンネフランク、中沢啓治、キング牧師、マララ、ガンジー。
マザーテレサ、杉原千畝、ザメンホフ、……。

最後に、
「この本がぜんぶ読めるのは、この人のおかげ」と言って、グーテンベルクを紹介して、おしまい。
時間は超過しましたが、みな満足のため息をつきながら、本を抱えて教室に戻っていきました。
みんな、がんばれ〜〜

今年もあとは幼稚園と学童保育、図書館を残すのみ。
語り手のみなさん、がんばろ〜〜

ヤン

お話会  

こんにちは、ジミーです。
うちも、地元小学校の2学期のお話し会が始まってます。
4学年、終わりました。
最初と最後がオルゴールで、最後の時に「オルゴールがなっている間に、心の中
でお願いごとを一つし てください」って言います。
今まで使っていた、傾けたら鳴るオルゴールのふたが壊れ、今年から、手回し型
のオルゴールを使ってます。
1日1学年、1クラスずつ順番に、おばちゃんたちの待っている部屋に来てくれ
ます。
1年生(3クラス)
おはなし「番ねずみのヤカちゃん」 『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
手遊び ハンカチねずみ ハンバーグ
絵本「ほんとのおおきさあかちゃん動物園」
★この日悩んだのは、ハンカチねずみとハンバーグの入れる場所と順番と、ねず
みをどこまで使うか…。
語り手3人でプログラムを組んでいて、3人で頭を突き合わせて考え、3クラス
少しずつ違うようになり ました。
考えて工夫しながらやったんですが、子供たちをわかせすぎないように適度に楽
しいというところが、難しいですね。
6年生(4クラス)
おはなし「しかのお告げ」『子供に語るトルコの昔話』こぐま社
絵本「みならい騎士とブーツどろぼう」クエンティン・ブレイク 好学社/
「じゅっぴきでござる」エクトル・シエラ 佼成出版社
おはなし「指輪」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
★「じゅっぴきでござる」が、思ったほど受けなかった。
5年生(4クラス)
おはなし「良弁杉」『奈良の民話』村上郁再話 / 「ろばの子」『語るためのグ
リム7』小澤昔ばなし研究所再話
絵本「ライフタイム」ローラM シェーファー ポプラ社 / 「じゅっぴきでござ
る」エクトル・シエラ 佼成出版社
おはなし「指輪」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
★「じゅっぴきでござる」は、5年生の方が受けました。
「指輪」を5・6年生でやりましたが、怖い話が最後をさらってしまったかもし
れないという思いが残り、でも、めったに怖い話をしないので、子ども たちは
楽しんで聞いてくれたし…。
でも、少数ですが、ほんとに怖い子供もいるようでした。そんな時は、明る~く
語ったんですが…。
子どもたちのご要望にはお応えしたいし、でも、お話し会の雰囲気をさらってし
まったり、一人でもうなされそうな子がいたらかわいそうだし。
ああ、難しい。
でも、「指輪」のはなしは好き♡
2年生(3クラス)
おはなし「まめたろう」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
手遊び どんぐりころちゃん 
おはなし「ついでにペロリ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本「あのねサンタの国ではね」嘉納純子 偕成社 / 「ぺんぎんのたまごに
いちゃん」あきやまただし 鈴木出版
★「ついでにペロリ」繰り返し部分を今までは節をつけて歌うようにしてたんで
すが、それをやめたら、その方が一緒に言ってくれる率があがりました。
一番ノリの良かったクラスは、“ペロリと食べてしまいました”も、声が合ってたし。
「ぺんぎんのたまごにいちゃん」が、思いのほか受けまして、やっぱり外さな
い、恐るべしたまごシリーズ(笑)
あと、2学年。
がんばろう~
ジミー

12月の屋根裏で 

さすがに師走の、しかもまだおはなし会シーズンなので、集まりは少なかったです。
でも、「明日子どもたちに語るし〜、聞いて〜」って、ご参加くださったかたも
おられました(笑)

「心臓をもたない巨人」 『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業
之日本社
「ススペチッチッ ススペランラン」 『アイヌの昔話 ひとつぶのサッチポ
ロ』萱野茂編
「ジャックと豆の木」 ババ・ヤガー語りの森 村上再話
「まめたろう」 『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
「豆のつる」 ババ・ヤガー語りの森 村上再話

アイヌの昔話は、透明で素朴で広大で激しい空気を持っていますね。
たまに語る人はありますが、私は彼女の語りで聞くのが好きです。
いつものごとく、たくさんの新刊絵本も読んでもらいましたよ〜

  ヤン

今年も歌った歓喜の歌♪ 

おはなし会の最後に、おはなしのろうそくを消します。
「このろうそくにはふしぎな力があって、お願い事をひとつだけ、一生懸命しな
がら消したら、かならずかなう、かもしれない」
といって、子どもたちにお願い事を決めてもらいます。
「大事な願い事は人には言わないで、心の中で」
「ひとつだけ。いっぱいはだめ」
全員の願い事が決まるのを待って、
「みんなの願い事がかないますように」
といって消します。
厳粛な瞬間です。
子どもたちは何を願っているでしょうね。
わたしの願いは、いつも同じ。
「この子たちが、戦争で苦しむことがありませんように」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
世の中がどんなに不穏でも、自分のこと、家族のことがどんなに不安でも、第九を歌うとき、その間だけは歓喜に震えてくださいと、合唱の先生はおっしゃいます。
きのう、京都コンサートホールに、私たちの声が響き渡りました。
指揮者を信じ、仲間と声を合わせる幸せ。
今年も歌えた、幸せ。
夫が観客席の片隅で、斜め45度に傾いて寝ています。あ、いや、聞いています。
ときどき、夫を見ながら歌います。
どうか、私と、夫と、娘と息子と、孫と、それに連なるみなが、戦争で苦しむことがありませんように。
今年の締めくくりに、歓喜の歌を歌いました。
どうぞ、みなさま、よいお年を!
あ、まだ早すぎるな。
まだ3学期のおはなし会の最中や〜

  ヤン