津和野~湯田温泉~志賀島

シュッシュとロキソニンをおともに、またまた旅に出ました。

最終目的地は福岡県志賀島なんだけど、ちょっと寄り道して、安野光雅美術館に行きました。


津和野は高校生のときから行きたかったんだけど、なぜか行きそびれててね。
でもちょっと寄り道だったから、街をぜんぶは回れなかった。残念!
しずかな、山間の、美しい街でした。
弥栄神社からのぞむ津和野川のながれが、心懐かしい風景でしたよ。
またあらためて、森鴎外の旧居も行ってみようと思います。

その日宿をとった湯田温泉も、落ち着いた街でした。
中原中也の故郷です。
記念館で、中也の筆跡をたんのうしました。

つぎの日はメインの志賀島。
金印が発見された島です。
といっても、実際には見られなかったんだけど(笑)


神功皇后の伝承が残っていたり、玄界灘をながめていると、古代の大陸とのかかわりを彷彿とさせてくれます。
志賀島神社がよかった。


はるかに眺めると、島と九州をつなぐ砂州の道が続いている。


天の橋立は古くからの景勝地だけど、ここの砂州は、生活の道だったんだなあと思いました。

え?なんで志賀島って?
へっへっへ
玄界灘の海の幸を求めて~~~

玄界灘の夕日!

子どもたちが巣立って夫婦二人になってからずいぶん経ちます。
行ける間に全都道府県を踏破しようと思い立ったの。
でも、コロナで足止め食った。
そんなん、いつまでも待ってられないわ。
で、去年、西予市にお招きいただいたのがきっかけで、あちこち行き始めたのですよo(*^@^*)o

つぎはどこ行こうっかな~

 

 

あたらしい春🌷

暑さ寒さも彼岸まで。
気がつくと、街も野もすっかり春の装いです。
セーターもダウンコートも洗濯の季節になりました。
花粉はつらいけど、それでも、春はいい。
別れも、悲しい記憶もあるけれどね、それでも、春はいい。
ひとあし、そっと歩きだそうと、春は背中を押してくれます。

あと、何度、桜を見られるのか、わからないから、今年も桜を見に行こう。
街や山には、ソメイヨシノではない古い種類の桜が、たまにあって、それを見つけるのが楽しいです。
上の写真は、近くの緑地にある大島桜です。
ソメイヨシノより、ちょっと早く咲きます。

母がよく話してくれた桜は、富士山のふもとの八重桜です。
一本だけ孤立していて、とても大きな木で、遠くからでもよく見える。
祖父の実家の目印になる桜だそうです。
母は、子どものころ、疎開で富士山のふもとのその家に半年間暮らしたそうです。
学校の帰り道は、富士山に向かう道。
毎日、富士山を背負ってでかけ、富士山に向かって帰っていったと聞きました。

母はもういませんが、母の話の中の桜は、わたしの中で、今でも咲いています。

あたらしい春。
今しかできないことを、どんよくに、やっていこうと思います。

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今月の月曜日の更新は《ステップアップ》です。
「テキストを整える」ことについて書いてます。3回ぐらいで終わると思ったけど、ちょっと無理かも。

3月の中級クラス

暖かかったり、寒かったり、雨が降ったり…季節の変わり目を感じます。そんな気候に合わせるように、人の気持ちもあれやこれや、あーだこーだ、浮いたり沈んだりですかね。そして、今日は春分の日で祝日でしたので、会場はお休み。お家でzoomオンライン勉強会でした。

アントニウス・ホーレクニッペル 『新装世界の民話⑭』から再話

屋根がチーズでできた家 『子どもに語る北欧の昔話』こぐま社

赤ずきん『グリムの昔話2』福音館書店

ヤギとライオン 『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社

それぞれのおはなしの表情から、その語り方について学びました。

●登場人物の語り手の人物像は、気に入っているセリフがあれば、そこから捉えて、それを全体に取り込む。

●語順は大事になる。聞こえてくる順番にしか聞き手はイメージできない。逆に、与えてしまったら、取り返しもできない。イメージの訂正はもったいない。

●テキストの言葉通りに語れず、変わってしまうのには理由がある。意識して考えてみて、変わった方がいいと思ったらそう決める。間違いではなく、正しいことにしたらよい。

●おはなしの怖さ(赤ずきん)は年齢によって抑え方を変える。「おまえをうまくくえるようにさ」1・2年は怖さを楽しんでやる。幼児は抑え気味でやる。そこにいくまでも、耳→目→手→口と危険度が大きくなっていく順番に並んでいる、おかしいぞ~という赤ずきんの疑惑も大きくなっていくので、語りもクレッシェンドする。

●おまけの笑い話として語る話は、聞き手は主人公になって聞かない。聞き手も外から笑うようにもっていく。幼児に語る場合、聞き手は主人公になって聞くので、語りの立ち位置を変えて、聞き手(主人公)から見ているおはなしを、そのように語る。相手と一つにならないとうまくいかない話は、訓練になる。

今日はオンライン語りでしたが、学びの多い楽しい時間でした!デジタル機器を通しても、語りはちゃんとその人を出してくれるなぁと思いました。語りの雰囲気にほっこりしました。みなさんのお顔も一挙に拝見できて嬉しかったです。最後に、一つ。ヤギとライオン、こちら2つの歌が出てくるのですが、語る人みなさんに歌ってもらいました。みんな違っていたり、ヤンさんの語りを聞き続けていた人は完全コピーだったり、色んなメロディーが流れました。歌の入ったおはなしは、子どもたちにばちっと印象が残りますね。あ、そういえば、ヤンさんの語りがなかった…また今度、対面でよろしくお願いします!

次回は4月18日㈫です。

3月の初級クラス

先日、京都・城南宮のしだれ梅と落ち椿を観てきました。異界に迷い込んだような美しさでしたよ~

椿の花の時期は早咲きは10月から春咲きは4月までと、とても長いのをご存じでしょうか。私は冬に咲く花だと思い込んでいました。
私の語りたいお話リストの中に「佐渡の白つばき」というお話があります。このお話の椿は春咲きです。

手遊びジャンケン
梅にうぐいす、たけのこ水仙
お日様かがやく、さんじょのじょ

語り
1.水晶の玉/語るためのグリム童話7/小峰書店 
2.しんぺいとうざ/語りの森昔話集3/語りの森
3.黄太郎青太郎/子どもに語るアジアの昔話1/こぐま社
4.小僧さんとねこの絵/語りの森昔話集5/語りの森
5.庄やん/子どもと家庭のための奈良の民話2/奈良の民話を語りつぐ会
6.十二のつきのおくりもの/おはなしのろうそく2/東京子ども図書館
7.小さな赤いセーター/愛蔵版おはなしのろうそく4/東京子ども図書館

ヤンさんの語り
いぬとにわとり/おはなしのろうそく31/東京子ども図書館

講評
・初級のうちはとにかくテキストのまま語る。ここはどうか?と思いながら、聞き手の反応を見ながら、色々考える時期。
・擬音語、擬態語はその言葉だけでなく、前後の文章から話の解釈を入れ込む。
・「覚えた話」を語るのではなく、「知っている話」を語るためには、テキストを完全に覚えた後の色々な語り方の積み重ねが効果的。
・色々な声の出し方、語り方を試してみると良い。
・セリフについて大きな声で言った、と書いてあっても、声を大きくして語るのではなく、「大きな声らしく」語る。
・似ているが違う「くり返し」箇所を覚えるのが大変な時、くり返しの部分だけ取り出して集中して練習する。
・実際に子どもの前で語ることで、学ぶ事が多い。

今月は2名のニューフェイスを迎えての初級クラスでした。来月の語りのエントリーに手が上がる、手が上がる!とっても活気に満ちた新年度を迎えられそうです♪

次回の初級クラスは4月11日(火)です。
『ノート式おはなし講座・語りこの愉しき瞬間』を持ってきてください。

3月の日常語クラス

外を歩けば、色んな花のいい香りがしてきますね。待ち遠しかった春がやってきて、あれもしたい、これもしたい、とわくわくしますね。ホタルイカが食べたいです。

語り

島をすくった三人兄弟 『日本の昔話3』福音館書店

だんだん飲み 『日本の昔話5』福音館書店

聞き耳 『語りの森昔話集1/おんちょろちょろ』語りの森

テキストを日常語になおす

危機一髪 『語りの森昔話集5/ももたろう』語りの森

手なし娘 『日本の昔話2』福音館書店

鳥のみじさ 『日本の昔話3』福音館書店

ヤンさん語り かっぱのむこさん 『沖永良部島昔話集』岩倉一郎編/民間伝承の会

日常語の語りは、耳に心地よくて引き込まれますし、音楽を聴くようにふわっとします。語り手の日常語とリズムでイメージを渡してもらうので、聞いて知ってる話に聞こえてくるから(覚えたんじゃなくて)「ふん、ふん、そうなんか~」と、おはなしを、より身近に感じ、楽しみ、怖がり、笑い、語り手と聞き手が一つになるような雰囲気になるのかなと、改めて思いました。

今日もいいことを教えてもらいました!

つらつらと文が長くて言いにくいとき 「この家の屋根の茅に…」→いいところでを入れる。「この家の、屋根の茅に」もしくは、『』を入れる。~のな~にな。そうすることで言いやすくなる。

言葉が見つからないとき 「それじゃあ、わしの…」→ほんなら?、わしの…→それじゃあを取る。「わしの…」 取ってしまっても大丈夫なら、取る

語尾の連続性が気になる、うるさい?と迷うとき  それを逆手にとって楽しむ

自分の土地言葉に悩むとき  思いっきりくだいて語ってみて、聞いて確かめる

今日もとても楽しく、学びの多い時間となりました。前にも言ったかもしれませんが、私の日常語は遠州弁(浜松)と関西弁なのですが、関西に引っ越してきた時、新しくできた友達に自分の言葉をおもしろがられて、びっくりしたことを覚えています。「そうだに~、~しただよ」標準語だと思い込んでいたんです(笑)色々思い出して考えてみると、おじいちゃんおばあちゃん子だったことも今の日常語に影響してます、世代で流行って使ってきた言葉もあります、父母・兄とも少し違う言葉を使ってます。みなさん一人ひとり違うってことですもんね。人を通して言葉が変わっていくことを思うと、言葉が人を語ってるってことか~。深い。人が言葉を使っているのか、言葉が人を使っているのか?瞑想です(笑)報告を書かせてもらうことで、日常語の入門で学んだ事に立ち返ることができました。そのまんまの自分の言葉の語りで、子どもたちに届けられたときに、何が起こるのか?!そこを体感できるように、楽しみにしつつ、日常語直しと語りをしていきます。

次回は5月12日㈮です。