私達は伝承の途中にいる

ぽんです。
このところずっと寒いですが、今日は一段と寒いですね。
その寒い中、我が家は防水工事が入っています。家に何とも言えない化学臭が
入ってくるので、換気のために窓を開けています。この寒空に・・・。家 で
ジャンバー(ジャンパーが正しいそうな。今パソコンさんに怒られました。でも
関西ではジャンバーよねえ)着てます。
さて、本当に嬉しいことがありました。
ふふふっ。
12月におはなし会に行った私が住んでる地元の小学校3年生の子ども達から、感
想文が届きました。
その中にね・・・、とっても嬉しいことが書いてあったんです。
その部分だけ書き写しますね。
『一番おもしろかったのは、「カーカーモーモー」です。おぼうさんをよんでと
言ったら、からすで、つぎがうしだったので、とてもわらいました。そ のお話
しを、おとうと・おかあさん・おとうさんに話すと、すごいみんなもわらってた
のしかったです。』
ブラボー!!
私は語りをやっていて、これを言われるのが一番嬉しい。だって、だって、その
子ちゃあーんと家族に口伝えしたんですよ。語り手としてこれ程嬉しい ことっ
てあります?私みたいな未熟な語り手でも、こうして、次世代に昔話が繋がった
んですよ。もう本当に踊り出したいほど嬉しかったです。
語りを始めて、12年目になりました。今までにも何回かこの喜びを得ることが出
来ました。本当に嬉しいです。
もっと言えば、このお話が自分たちで再話したお話だったこと、そして、その原
話の出典が『とろし』だったこと、さらにさらに、嬉しい。
(『とろし』については昨年の12/25のブログの中で「かあかあ、もうもう」の
出典を説明している箇所を参考にして下さいね)
「私達は、昔話の伝承の途中にいる」
小澤先生のこの言葉を忘れずに。
今年も頑張るぞー。
                              byぽん

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