11月になり、朝晩すっかり寒くなりましたね。
11月初日の昨日は、日常語講座でした。
語り
「こぶ取りじい」『日本の昔話3』 福音館書店
「蟻通し明神」『子どもと家庭のための奈良の民話一』奈良の民話を語りつぐ会
「ちょうふく山のやまんば」『日本の昔話3』福音館書店
テキスト
「洪水」『語りの森HP』≪外国の昔話≫ →こちら
今回も、楽しく勉強させていただきました。
日常語で語ると、おはなしが丸くなるというか、かつ、語り手の人柄がにじみでるというか、あるいは、にじむ程度じゃなくて、これでもかというほど感じられる、それがまた聞いていて心地よいというか面白いです。
今回、特に心に残ったのは、中国のおはなし「洪水」でした。
これは中国で語りつがれていたおはなしで、それが収集されてドイツ語に翻訳され、『世界のメルヒェン図書館』編訳者の小澤俊夫先生が日本語にされ、今回この「洪水」をテキストとして取り上げられた方は、広島県出身で関西在住が長い方であるということ。
その方の日常語になったテキスト「洪水」は、中国の話でありながら、まるでノアの箱舟のようでもあり、日常語になっているので日本の話のようでもあり、それが違和感が全くなくてすっと耳に入ってきます。
次回、語りを聞ける日をとても楽しみにしています!(^^)!
ああ、楽しみ~~♪