三連休はいかかでしたか?ゆっくりお休みできましたでしょうか?
わたしは、連休のまんなかに行ってきました!語りの屋根裏部屋に!
(こんなネーミングだったっけ?)
みんなが集まれば、
あの話のここは?
わたしは、イメージしにくいみたいだから、こう言ってるよ。
なんて始まって。
ここは、初心者だろうが経験豊富だろうが、ざっくばらん。
おもしろい話ができるところなんです。
今日のキーワードは、「イメージ」
これ、めっちゃ大事ですよね!今日はラッキー!
お話の題目です。
「エパミナンダス」 おはなしのろうそく1 東京子ども図書館編
「ふたりのあさごはん」 おはなしのろうそく16 東京子ども図書館編
「三枚のお札」 おはなしのろうそく5 東京子ども図書館編
「くさった風」 こんにちは、昔話です 小澤ばなし研究所
「ヤギとライオン」 子どもに聞かせる世界の民話 実業之日本社
「かも取り権兵衛」 日本の昔話2 したきりすずめ 福音音館書店
「ヤギとライオン」 子どもに聞かせる世界の民話 実業之日本社
「三枚のお札」 日本昔話百選 三省堂
先日、大阪大学で行われた、日本昔話学会のことなど、どうだった?
なんてところから、今日のお話のあれこれを含め、
今日は、「子どもがイメージできる語りを」についての流れになりました。
子どもが、静かに、おとなしく、よく聞いてくれた、だけでは、
せっかくストーリーテリングしているのだから、もったいないですよね。
イメージしてもらうには、
まず、言葉が一つ一つ、はっきり、ちゃんと聞こえることは、大前提。
そして、そしてです。
人間って、いろいろなんですよね。
育ったところの言葉づかい、長年の話し方のクセ、声の大きい小さい、声の色合い……
さまざまなことが、子どもにイメージさせることのジャマになったりします。
でも、一方で、岩手の全くわからない方言での語り手の話が、
頭の中に、ぱぁっとイメージがひろがった、ということもあるそうです。
どんな形であれ、語り手に、イメージさせる力があるか、が問われることになる
ということです。
その力ってなに? どうやったら私も、
「ミアッカどん」で、最後のところ、「足は?」って言ってもらえるようになるの?
「かも取り権兵衛」で医者どののこと、「おまえのほうがなにしてんだ」
と突っ込んでくれくようになるの?
どうしたら、どうしたらの思いはたくさんありますが、でも、まずは、
一言一言がちゃんと聞こえるように語って、
どの言葉、語句、どの文章をはっきり伝えるかを、わかって語って、
そして、なにより、聞き手のために語る。
これを、「子どもにイメージさせる力をつける」の「基本の教え」にします!
基本ができてなくては、ステージアップもできないもんね!
おらふさん、報告をありがとうございます。
お話はイメージがすべてだからね~
って、わかってても、どうやってイメージさせるのかは、とっても難しい。
もう15年近く前に岩手県の遠野を歩いてね、正部家ミヤさんの語りを聞いた。
「おしらさま」
遠野の言葉は初めてだったのに、情景がまざまざと浮かんで、馬の血の匂いまで感じた。
言葉の壁を越えてイメージさせる語り。すごいなと思った。
昔ばなし大学では土地言葉の語りを進めているし、わたしも日常語での語りをきわめたいと思ってるけれど、「土地言葉(日常語)」に理屈でとらわれるのではなくて、大前提としてのイメージさせる語り、まずはそれを追求しなくてはね~
わたしは、いち聞き手として言ってしまうと(自分のことは置いといて)
方言だったり、話し方のクセが強いと、そればっかり気になって、
お話がわからなくなってしまうんです。
聞き方が悪いと言われれば、それまでなんですが……
でも、方言であろうがなかろうが「理屈にとらわれない」境地にいるかたのお話は、
言葉を超えて、イメージさせてくれるんですね。
昔話の形式意思の中で、本当に自由に、舟を漕いでいるような(いねむりとちがうよ)メージがうかびます。
わたしも、遠野に行って、ミヤさんのおはなし聞きたいな。
と、おもうけど、身近にそんなかたがいらっしゃるので、ついて回っています。
追及の手をゆるめませんよ~!
私は「鈴木サツ」フリークなんですが、最初のころは、話の中身はまったく分かりませんでした。
ですから何のイメージも湧きませんでしたが、繰り返しCDを聞かずにはおられませんでした。
これが語り手の実力ということなんでしょうか?
(サツさんは正部家ミヤさんのお姉さん)
そのうち単語の意味が分かってきたら、また引き付けられました。
そして子供に「頼むからやめて」と言われるまで聞いてましたが(-.-)
ミヤさんのお話を、ライブで聞いてみたいです。