昔話の語法勉強会の感想から1😄

2月26日の勉強会のときに、みなさんに感想を書いていただきました🖊🖋🖍
ありがとうございました。
みなさんからのコメントを励みにして、これからもがんばってやっていきたいと思います💗

その感想の中に、語法とは直接関係ないんだけど、昔話について、疑問や考えなどを書いてくださったかたがたがありました。
知っている範囲でお答えしたいのと、私自身の考えも言ってみたいので、何回かに分けて井戸端会議の話題にあげていきますね🌈

この日は、「おおかみと七匹の子やぎ」を取り上げました。詳しくはジミーさんの報告を見てくださいね。
この時の資料は、小澤俊夫先生の『語るためのグリム童話』(小峰書店刊)をテキストにしました。
『語るためのグリム童話』は、グリム童話の2版をもとに7版のよいところを取り入れたものです。
それで、昔話の語法を学ぶために、2版と7版を比較して、7版にはあるが2版にはない部分と2版にはなくて7版から取り入れた部分をみなさんに見てもらうことにしました。
そのため、まずは、エーレンベルク稿から7版まであるんだよということを説明しました。

👩感想
グリム兄弟が、たくさんの物語を集めていった過程(どんな人たちから、いつ頃から語られていたお話なのか)など、グリム童話にも興味が深まりました。

🕵️‍♀️グリム童話に関してはたくさんの研究があって、文献がいっぱいありますが、わたしは昔ばなし大学でまなんだので、やっぱり小澤先生のご本が、詳しく、基本的で、また分かり易いように思います。
おすすめ本で~す。
1、『グリム童話の誕生ー聞くメルヒェンから読むメルヒェンへ』朝日選書
2、『グリム童話考ー「白雪姫」をめぐって』講談社学術文庫
3、『グリム童話集200歳ー日本昔話との比較』小澤昔ばなし研究所刊
とくに1と2は、グリム童話の成立だけでなくて、今回の勉強会でちょこっとやった【版の比較】が詳しく説明されていて、おもしろいです。

以上👩‍🎓

そうそう、今後の語法勉強会の希望話を、おふたり、書いてくださってましたね。
「鉄のハンス」は長いから、次回は「馬方やまんば」にしま~す👹🐴

 

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