トールキン先生のおもかげ👴ーバークシャー地方の小村にしのぶ

『瀬田貞二 子どもの本評論集 児童文学論上』の報告。
子どもに本を手わたすことのしょうはおしまい。今日からは新しい章にはいります。

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第2章ファンタジー
2-1空想物語が必要なこと
その1トールキン先生の俤ーバークシャー地方の小村にしのぶ 1975年発表

ヤンは、子どもの時から、児童文学の中でもとくにファンタジーが好きでした。
そして、ファンタジーのなかでもぴか一はトールキンの指輪物語だと思っていました。
だから、最初にトールキンについて書かれていたので、嬉しくって!

瀬田貞二さんが指輪物語を翻訳しておられたときに、トールキンはなくなったそうです。
そして、生前に会うことはなかった。
そののち、イギリスに旅した時にコッツウォルズの小さな村の古い旅籠に泊まったんだって。エルフに会いたいと思って。
3泊してあたりを歩き回った。

いたるところに草地が広がり、羊などが放牧されている。

想像するだに、のんびりゆったりするね。
でね、もう日がくれてきたとき、

ある谷あいに「水車亭」という名代のレストランがあって、灯影が見え、扉を押してはいると、バーには人が群れていて、暖炉には太い薪が燃えていた。このとき私は、エルフにこそ出あわなかったが、トールキン先生の俤に出あった。『指輪物語』の出端(ではな)、旅立ちの情景に嵌(はま)っていることをさとった。

う~~~ん。ファンタジー♫

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