夏が急に秋になったかのような朝晩の気温になりましたね。
ほんとうにこれで夏が終わったのか、外出自粛で夏らしいイベントが何もなく今年も過ぎたので、何ともメリハリのない夏でした。
そんな夏の終わりのプライベートレッスンは4人のかたが申し込まれました。
1人目さん
再話「ふしぎな子ねこ」『新装世界の民話14ロートリンゲン』ぎょうせい
7月にも再話のプライベートレッスンをされています。
その時のテキストをさらに練り直してこられました。
最終的におはなしの題は「白い小ねこ」になりました。
原話の前半部分を相当カットする大手術を必要としていましたが、見事に手術成功といったところです。
わたしも、覚えたいと思ったかわいいお話にまとまりました。
再話はほんとうに難しいけれど勉強になりますし楽しいです。
となりで見ている者が楽しいというのも申し訳ないのですが…。
2人目さん
語り「勇敢な娘」語りの森HP外国の昔話→こちら
話型はATU956B「家にひとりでいた賢い少女が強盗たちを殺す」です。
これだけで勇ましいかんじがしますね(笑)
話型名になっている内容はおはなしの前半部分で、後半は『おはなしのろうそく』に所収の「金の髪」のような内容になります。
主人公が馬に乗って「パタタ、パタタ…」と走っていく場面が印象的な話ですね。
「勇敢な娘」は、この後半に重きを置いた話ですのでそれを踏まえて語るのがいいそうです。
3人目さん
語り2話
「ホットケーキ」『おはなしのろうそく18』東京子ども図書館
プライベートレッスンでこのおはなしを語るのは辛いものがありますが、がんばって語ってくださいました。
おみごと、あっぱれ!
勉強会でもこの話を大人の前で語るのは反応が薄いからやりにくいですもんね。
勉強したい気持ちが素晴らしいし、ヤンさんのアドバイスにたくさんのものをつかんでくださったと思います。
「なら梨とり」『おはなしのろうそく6』東京子ども図書館
語りかたと同時にお話会のプログラムのことを質問されていました。
お話会といってもいろいろあります。
図書館のお話会、小学校の授業のお話会、朝学習の短時間のお話会、それぞれのパターンで「なら梨とり」をどう生かしていくかの話が聞けました。
4人目さん
語り(日常語)「さかべっとうの浄土」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』
テキストを日常語になおす「うりひめの話」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』
4日目は残念ながら同席できなかったのでどんなことがあったのか書けません( ;∀;)
いっしょにいて聞いているだけで勉強になるのですが、用事があって参加できず残念でした。
今回のように、短い話ですと1時間で2話ということもできました。
主婦感覚でいうと2話もできてお得な感じですよね(笑)
プライベートレッスンはこんな使い方もできますので、ご遠慮なくご相談くださいね。
9月の申し込みを受け付け中です。
詳しくは秘密基地の日程を確認してくださいね。
コロナの緊急事態宣言、どうなるんでしょうね?!
感染者数は少~し減ってきていますが、このまま減り続けてくれるのでしょうか?
そうであることを祈っております。