とにかく今年の夏の猛暑には参りました～。
まだまだ残暑が続きますが、そろそろ秋～冬に向けてのお話を用意。
練習しているうちにお話に出て来る「おもち」が食べたくなって
「ええ具合に焼けて、ぷう～とふくらんできた」ので
砂糖じょうゆでいただきました。はい、練習そっちのけ（笑）
手遊び：「きつねがね」
コーンコーンコンコンコン ✖２回
きつねがね、化けたとさ
石ころかな、おにぎりかな
いや違う、いや違う
葉っぱかな、お皿かな
いや違う、いや違う
はさみかな、お箸かな
いや違う、いや違う
おばけ～～～
語り
１．『大歳の火』／日本の昔話５／福音館書店
２．『三匹の子ブタ』／イギリスとアイルランドの昔話／福音館書店
３．『ヘンゼルとグレーテル』／語るためのグリム童話集１／小峰書店
４．『タオの物語』／子どもに語るアジアの昔話２／こぐま社
５．『かたつむり』／語りの森昔話集３／語りの森
６．『みつばちの女王』／語るためのグリム童話４／小峰書店
ヤンさんの語り
７．『アリョーヌシカとイワーヌシカ』／まほうの馬／岩波書店
講評
１．お話の背景、テーマは語った後で話すのが良い。まずお話を聞いてもらって自由に感じてもらってから。
２．テキストの言葉を変える基準は耳で聞いてわかりやすいように。
例：ハリエニシダ→ハリエニシダの木の枝
３．すべて丁寧に同じテンポなく、時の流れを一瞬に感じたり遅く感じたりするように、語り方も間や早い遅いを組み合わせて語ると良い。
４．語り手に合わないお話などはない。外から見た評価は気にする必要はなく、語り方で克服できる。
５．一字一句間違えないように語ることは、聞き手にきちんと伝えるための言葉や感性の「訓練」だと考える。現場を経験することで、変えても問題ない言葉、変えては伝わらない言葉の違いを体感できるようになる。
６．スラスラとまるで読んでいるかのように語れるようになってから「間」を入れる。
お話を語るということは、「お話への愛」「聞き手への愛」に尽きますね。良いお話が伝承されていくこと、語り継がれていくことの尊さ。お話を待っている聞き手のためにも、精進致しましょう！
次回は１０月１０日（火）です。
フルーツさん、高速で的確な報告を（笑）ありがとうございます。
おはなしへの愛と語り継いでくれた人々への感謝と、聞き手への愛。
わたしたち、しあわせですね。
その思いをひとまとめにして、「わかりやすく」語れるように精進しましょうね。
わかりやすくということは、イメージしやすくということ。
今回すこし思ったのは、人によって向く話と向かない話があるっていうのは誤解だ～ってことです。
創作の場合はあるかもしれないと思います。それでも、ヤン、まだ宮沢賢治をあきらめてないもんね。まだ向き不向きがあるともないとも断言できないです。
でも昔話は語り手を選ばないと思います。
伝承の語り手の多くは、異なる話型の話を複数持っておられるようです。本格的な冒険譚も笑い話も悲しい話も。マックス・リュティの含世界性の考え方を思い出しましょう。昔話というガラス玉の中に世界がうつっている。それは、ひとりの語り手の中でも完成されているんだと思います。
だから、心惹かれる話は覚えたらいいと思います。今まで知らなかった自分を見つけられるかもしれない。すくなくとも自分の世界が広がります。自分で自分をしばることはない。
ヤンさん、コメントありがとうございます。
心惹かれる話は覚えたらいい
今まで知らなかった自分を見つけられるかもしれない
少なくとも自分の世界が広がる
自分で自分をしばることはない
いいですね。
語り手のお話に対するワクワクした気持ちを伝えるための研鑽であり、お話を通して、そういう語り手の前向きに生きる姿勢みたいなものもきっと伝わるはずですよね！
笑い話と格闘中…納得行くまでやろうと思います。
フルーツさん、報告ありがとうございます。
笑い話と格闘中とのことですが、わたしも久しぶりのお話会のために戻す話の中に笑い話があります。
わたしも格闘します！
ジミーさん、コメントありがとうございます。
ジミーさんの笑い話、聞きたいなぁ〜いつかどこかで聞けるかなぁ〜(控えめに、でも力強くリクエスト 笑)