ほんとに寒くなりましたね。
そして年末、その前にクリスマス🎄
毎年毎年、無駄になにかに追いかけられるような気分になる時期ですが、それとは関係なく今年最後のプライベートレッスンの報告をします。
今回は一日で2話でした。
2話とも、日常語にテキストをなおす作業をしました。
1話目
「夢見小僧」『日本の昔話1』福音館書店
2話目
「貧乏神」語りの森HP → こちら
「夢見小僧」はわたしなんですが、同じ週の中級クラスで他のメンバーさんが同じ話で講評を受けておられるので、それがとても参考になりました。
それでも、会話だけで話が進むようにしていいかどうか迷う箇所があり、それについてアドヴァイスしていただきました。
もちろん、気づいていないところもありましたし、アドヴァイスいただいたあとは、この話が笑い話寄りというか、「そんなあほな~!」という終わり方に持っていけるように語ればいいと分かってすっきりしました。
重婚の話ですし、不思議な話というエッセンスが入っているんだろうかと思っていたんです。
中級クラスでこの話を出した方がその時教えてくれたんですが、類話がコーカサス地方(黒海とカスピ海に挟まれた地方)とアルバニア(東南ヨーロッパ、ギリシャの上)にあるそうで、どちらも重婚で、朝日長者と夕日長者に当たる登場人物が月と太陽だそうです。
おんなじじゃん!
全然違う場所に同じような話があるんで面白いですよね~。
「貧乏神」は類話がたくさんありますが、この「貧乏神」は自分から進んで家を出て行ってくれるのが面白くていいですね。
貧乏神というのはどこかユーモラスなものですが、この話の貧乏神もわらじを編んだりするんで、神様というよりその辺のおっちゃんみたいで親近感をかんじる神様です。
お正月らしくて、楽しくて、ほんわかしている話を日常語で聞いているとほんとに幸せ~~な気分になりました。
語りを聞かせてもらえたらうれしいな~
今年ももうあと少し、とはいえ、特に大掃除をするでもなく普段とほぼ変わらない年末を過ごすのですが、なぜか急がなければいけないような気がしてそわそわしてしまう(笑)
落ち着いて、忘れ物や失敗をしないように、急がば回れで生きていきたいと思います。
では、みなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいね。
ジミーさん、報告をどうもありがとうございました。
毎月プライベートでもがんばってるフルーツさん、ありがとうございます。
貧乏神って人気がありますよね。
いろんな地方に貧乏神の話があって、どのバージョンも捨てがたい。
福の神が欲しいんだけど、だからといって貧乏神を嫌うわけでもなく、親近感を持ってる、そんな話が多いです。
庶民やな~
ヤンさん、コメントありがとうございます。
ほんとうに、毎月続けておられるフルーツさんはすごいです!
次々に話を選んでこられますよね。
貧乏神ですが、〝貧乏〟を神様にするなんて面白い発想ですよね。
子どものころ、〝それは神さんではないのでは?!〟と思っていました。
だって、誰も歓迎しないですよね。
昔話の中で、貧乏神を歓迎して、最後は幸せになるというのもありますし、受け入れられているのが面白いと思います。
ヤンさん、ジミーさん、対面での勉強会も再開された本年度、引き続きプライベートレッスンも継続して下さっていることにひたすら感謝しています。
ちょうど去年、テキストを日常語にしたものを、今年覚えて語っています。ちなみに去年は「おもち」の話を3連続。
今年は「命のろうそく」から「死神」につながり、「貧乏神」にハマっております。ちなみに次も「貧乏神」にする予定なのですが、新巻にも収められているのですね!ワクワク♪
フルーツさん、コメントありがとうございます。
プライベートレッスンもそうですが、対面の勉強会でも次々におはなしを覚えておられる姿がまったく頼もしい限りです。
みなさんそれぞれ忙しい事情がありますでしょうし、それはフルーツさんも同じだと思いますが、それにしてもガッツとバイタリティーを感じます。
〝やれるときにやらねば〟
この言葉がいつも浮かびます。
あの時やっとけばよかったと後で後悔しないように、わたしも頑張ろうと思うんです。
ヤンさん、フルーツさん、みなさん、ことしもありがとうございました~~(^O^)/