新しい年が明けました。
京都府南部は、快晴とはなりませんでしたが、暖かな元日をむかえました。
みなさまのところは、どのようなお正月をお過ごしですか。
1月1日は初詣。
いつもの地域の神社にお参りに行ったら、まあ~、鳥居の外まで参拝者の列。
足の神さまだけお参りしておみくじ引いて帰って来ました。
本年もよろしくお願いいたします。
子どもたちが幸せだって思える世の中になりますように。
と、ここまで書いたところで、地震!!
家族3人、テーブルの下に避難。
阪神淡路のときよりは揺れは小さかったけれど同じくらい長く続いた。
こわかった。
震源は能登半島。震度7。津波警報。
まだ被害の状況は分からないけれど、夜になるし、みなさま、どうぞご無事でいてください。
自然災害は恐ろしい。
でも、止めることのできる人間の起こす災害はもっと不気味で怖ろしい。
年の始めに想います。
わたし、戦争を止めることはできないし。
自ら命を絶つ子の数には涙するしかないけど。
心がふっと軽く明るくなるようなおはなしを、子どもたちに届けたい。
つらいときふと思い出して励まされるような、おはなしを届けたい。
それならできるかもしれない、と思います。
勉強して、
考えて、
練習して、
考えて、
また練習して、
考えて、
勉強して。
なんの才能もなくても、努力することは、わたしにだってできます。
自信はなくても、勇気を出して今のせいいっぱいで差し出す。
かならず受け止めてくれるかといえば、外れることのほうが多いけどね。
努力を積み重ねていけば、いつか伝わるから。
子どもは賢いから。
愚直に、
誠実に、
また1年、歩いて行こうと思います。
いっしょに歩いてくだされば光栄です。
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1月ホームページは、毎日《奈良の民話》を1話、UPします。こちら⇒
奈良教育大学の竹原威滋先生の依頼で奈良に残っている昔話や伝説をひたすら再話したのはもう十数年前になります。計145話。
同時に語り手の養成講座も数年にわたりお引き受けしました。
奈良の民話を、語り手の普段使いの言葉(=日常語)で語るプロジェクトです。
この経験で、口承について再話について、実践的に知ることができました。
再話は、書籍として残りましたが、本来は語るべきものです。
講座での語り手たちは、もちろん、いまも語ってくださっています。
が、再話テキストは我が子のようなものです。自分で語り伝えたい気持ちが強くなりました。
そこでその語りの場として、語りの森HPをつかおうと思った次第です。
本で読んでくださっている方も、ぜひ耳を傾けてくださいね(^///^)