12月の中級クラス

1.つるの恩返し 『語りの森昔話集3』語りの森

ある日…何か物事が起こる時は、日を特定する。それを意識することで、聞き手が集中する。機織りとは何かということは、テキストで「布を織る」と表現を変えて言われているので、聞き手は理解しながら聞ける。イメージできる範囲でストーリーが分かれば大丈夫。「キイトン バタバタ キイトントン」という機織りの音の原話…変えずに、こちらを尊重するのがいいのでは。→小澤先生氏曰く、「語り手は語りを思い出すときに、体で覚えている音楽的な部分から思い出す」らしいとのこと。リアルな状況ではなく、大事なこととイメージだけ伝えられればいい。機織りを覗いてしまう場面に焦点を合わせて語る。みんなで一緒に覗くといい。こちらを語られるOさんからもたくさんアドヴァイスありました。

2.かも取権兵衛 『日本の昔話2』おざわとしお再話 福音館書店

ふんどしってわかる?聞き手が分かる必要があるワードはたずねる。「お相撲さんがしてるようなの!」と子どもたちが答えてくれることが多いそうです。権兵衛が大屋根にいて、下の村の人らと会話する場面、聞き手は権兵衛になっているので、村の人らの声との違いを出すと距離感が出る。

3.夢見小僧 『日本の昔話1』おざわとしお再話 福音館書店

和尚さんとのやり取り、鬼たちとのやり取り、二人の長者とのやり取り、三段階になっているので、この構造を活かす。長い笑い話。長者の娘が生き返る場面の面白さは、語り手の考えた間でいって、聞き手はのせられたら笑う。こちら私の語りでしたが、練習中もおかしくて楽しくて、こんな弾んだ調子で娘を生き返らせていいのかと思いましたが、いいそうです!そして、いい夢は人に喋らない、そのテーマをしっかり押さえつつ、笑える語りを目指します。

飛び入り だんまりくらべ 『子どもに語るトルコの昔話』こぐま社 面白すぎました。

ヤンさん スウォハムの行商人 『More English Fairy Tales』Joseph Jacobs より再話 みなさんでヤンさんの課題を検討しました。

風邪を引いて報告が遅くなりましたが、年末に間に合いました。風邪のおかげで、色んな事をせずに、最低限のことをして過ごしています。みなさま、よいお年をお迎えください。

次回は3月19日㈫

3 thoughts on “12月の中級クラス

  1. ウーカーさん、報告ありがとうございます。
    お風邪だったんですね。
    もう大丈夫ですか?
    プライベートレッスンのブログでも書きましたが、「夢見小僧」は、わたしも覚えているところだったのでとっても参考になりました。
    「つるの恩返し」の〝キートンバタバタ〟のバタバタは機織り機の音か、つるの羽音か意識してませんでした。
    あいまいに考えてましたが、機織り機の音だとはっきり意識しながら、でも本来の音を追求するよりも話の内容と筋に意識を向けて語るということを改めて教えてもらい、なるほどと思いました。
    楽しかったです!

  2. ジミーさんコメントありがとうございます。
    私も気づいていないこと、深く考えていないことが色々あることに気づかされました。どんな事情があるにせよ、丁寧に向き合う時間をとって、テキスト一文一文を意識して読んで、しっかりイメージしていく。こちらを本当にしているか?!自分でチェックしてみます!

  3. ウーカーさん、体調がお悪いなか、ありがとうございました。無理してくださってごめんね。
    けど、ウーカーさんだからこその報告やなって思います。

    テキストの読み込み=読解力=想像力
    まずは謙虚にテキストと格闘することです。安易に変更してはいけない。
    語りにくいなら、語りの力をつける。
    覚えにくいなら、覚える力をつける。
    聞き手が想像できないって言ったら、目に見えるように語る力をつける。
    まずはそこからです。

    機織りの音とか、歌とか、呪文について。
    言いにくいとか、意味が分かりにくいとかはあって当然です。知らない古い土地言葉そのままなんですからね(日本の話の場合)
    だから変える、のではなく、その響きを味わう。
    やはり謙虚さが大切です。
    そこから出発です。

    みなさん、テキストを大切にしましょう。

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