月別アーカイブ: 2024年8月

奈良の民話の季節?いえ、セミが・・・🎐🎶

京都府南部(だけじゃないなあ)は、お日さまに解熱剤が必要なくらいの暑さです。
今年初めて夜もクーラーを入れて寝ています。

ところで、昨日から、毎日《日本の昔話》を更新してるの、気づきました?
「奈良の民話」の続きです。

じつは、毎日、日本や外国の新しい話を再話してるのね。ルーティーン。
で、1週間に1話くらいできて、みなさんに紹介したいんだけど。
音声の録音ができないのよ。
セミがうるさすぎてφ(゜▽゜*)♪

それで、前に録音しておいた『子どもと家庭のための奈良の民話』を1日1話、紹介してるわけなんです。
短いし、気楽に聞けるので、涼みがてら聞いてくださいませ。

セミの季節が終わるまでのおつきあい、よろしく~

ところで、子どものころは、蝉とりなんか全っぜんしてなかったから気づかなかったんだけど。
今はしゃんしゃんしゃんしゃんって、クマゼミばっかり鳴いているでしょ。
夫に言わせると、むかしは、アブラゼミが優勢だったんだって。
いまは、アブラゼミは、この辺りではちょっと山のほうに行かないといないって。甘南備山とか。
温暖化の影響らしい。
ああ、はやくつくつくほーしが聞きたいなあ。
あとすこし、なんとかがんばろー

 

 

7月のプライベートレッスン

ほぼ毎日猛暑続きなので、ZOOMで行うプライベートレッスンのありがたさを改めて実感します。
次々に開発される技術についていけないけれど、ヒイヒイ言いながらついていく苦しさも少しは報われたと思う瞬間です(笑)

7月のプライベートレッスンは2話でした。
語り
「黄色いリボン」『語られると怖い話』岡村綺堂、半藤一利他/著 赤木かん子/編 ポプラ社
アメリカ民話です。出典本に解説がありまして、〝語ってもらわないと面白くない話の典型です。朗読するだけでも面白くならないのです。〟とのこと。
ご存じない方のために、どういう結末かは書きませんが、怖い話特集のお話会にぴったりなおはなしです。
どういう風に怖く語るのがいいのかということをみんなで考えました。
怖い話を怖く語るのは当たり前で、声を低くするとか簡単に思いつくと思いますが、いざ一つの話に向き合うとそう簡単ではないというのがよくわかりました。
怖い話といっても、怖さがそれぞれ違います。
そして、始めから全部怖いのか、最後が落ちになっていてそこでド~ンと怖いのか、後半から怖くなっていくのか。
そして、語り手さんの声とかにじみ出る雰囲気がどんな効果をもたらすのか。
「はぁ~~、笑い話は難しいというけれど、笑い話のほうが楽なんじゃないの?」
と思うほど、どうしたらいいんだろうかと頭を使いました。
でも、語り手さんが練習の方向をつかんでくださる結果となりましたし、少人数のプライベートレッスンは、まさに頭を突き合わせて一緒に考えられるからこそできたことかもしれません。

テキストを日常語にする
「ちょうふく山のやまんば」『日本の昔話3ももたろう』おざわとしお/再話 福音館書店
この話、いいやまんばの話でわたしも好きなんでうれしかったです。
お月見が出てくるので秋に語るのにぴったりです。
ヤンさんから、「これからは、テキストを自分で日常語に変えて、覚えて、勉強会には語りから出してみてはどうか…」と語り手さんに提案がありました。
回を重ねられて自分で日常語テキストをつくる力がついてこられたということで、ヤンさんが提案された瞬間に立ち会えたことになぜかわたしが「おおっ、出ました通行手形!」と、感動したのでした。
やり続けることで進んでいけるというのを横で見られるということは、自分も頑張ろうと思えて元気をいただきました。

季節柄、セミの抜け殻とセミの死骸をよく見ますが、人によって平気か平気でないかが違うようで、両方絶対気持ち悪いとか抜け殻は大丈夫だけど死骸は無理とか…
わたしは両方平気なんで、死骸でも指でつまんでポイッと捨てますが、抜け殻か死骸かの会話に「ああ、夏やなぁ~」と思った次第です(笑)
ではまた、次回のプライベートレッスンで~(^O^)/