9&10月おはなし会

ぽんです。
サボってました。ダメな子です。(子じゃないか、おばさんやね)
9月後半と今日までのお話会のプログラムです。
〇保育所
3才
ろうそくなし 30名 20分
ろうそくのうた
お話「三びきのやぎのがらがらどん」 同名絵本 せたていじ/訳 福音館書店
絵本「いたずらこねこ」 バーナディン・クック/文 レミイ・チャーリップ/絵
               まさきるりこ/訳  福音館書店
絵本「ぼくじょうのうしさん」 笠野裕一/作 福音館書店
童唄「さよならあんころもち」
ろうそくのうた
ちょっとわくわく感が減って、落ち着いた普通の感じになってきました。
さて、10月は何にしましょうか?
5才
ろうそくなし、35名 30分
ろうそくのうた
お話「おいしいおかゆ」 『子どもに語るグリムの昔話①』 こぐま社
絵本「おさるのジョージ」 H・A・レイ/文絵 光吉夏弥/訳 岩波書店
ろうそくのうた
絵本はちょっと大型の方を使っています。
2年ほど前から、5才には毎年読んでいます。でも、今日はイマイチな感じ。
ジョージ、私、子どもの頃大好きで、何度も何度もそれこそ100回ぐら い読んだ
ので、お話が短いときに使ってたんです。今頃出版されてる新しいシリーズやア
ニメとは趣の違う、最初の頃の作品を、ぜひ、子ども達に知っ て貰いたいと
思って、お話会を何度も経験している子達に読んできたんですが。語り手の私の
思い込みやね。
知って貰いたいなんで、強く思うと空回りするっていうことね。
なんかちょっと、退屈そうにしてた子がいました。
〇小学校4年生
ろうそくなし 35名 30分 毎月行ってます
お話「赤鬼エティン」 『おはなしのろうそく15』 東京子ども図書館
お話「あたしがテピンギー、この子がテピンギー、あたしたちがテピンギー」
      『魔法のオレンジの木』  岩波書店
9月に前半として書いたブログの中の小学校と同じ所、残りの1クラスに行きま
した。
とっても良く聞いてくれて、語りやすい。
そして、後日談ですが・・・。
実はテピンギーを語った後、3クラスとも「魔法のオレンジの木」をちょっと紹
介しました。
中に載っているお話を二つほど、ほんのちょっとだけ、紹介したんです。
そして、最後に「この図書室のあそこの棚に入ってるよ」って言いました。
そしたら、なんと・・・。
只今、予約待ちの子が何人もいるんですって。
嬉しい限りです。
出典が子ども達の手に届くところにあるっていいなあ、実感。
〇小学校4年
ろうそくあり 30名ちょい 45分 2クラス
お話「おどっておどってぼろぼろになったくつ」 
      『子どもに語るグリムの昔話①』 こぐま社
お話「小石投げの名人、タオ・カム」 『子どもに語るアジアの昔話②』こぐま社
絵本「このよでいちばんはやいのは」
      ロバート・フローマン/文  あべ弘士/絵 福音館書店
絵本「ぞうの金メダル」
     斉藤洋/作 高畠那生/絵 偕成社
年に5回、ずっと通っている小学校。お手本となるくらい、ちゃんと聞いてくれ
ます。
ホントに子ども達のおかげ。
時間配分もばっちりでした。
〇保育所
ろうそくなし 30人 30分
4才
ろうそくのうた
お話「おだんごぱん」 同名絵本 福音館書店
絵本「びっくりまつぼっくり」 多田多恵子/文 堀川理万子/絵 福音館書店
絵本「お月さまってどんなあじ?」 
    マイケル・グレイニエツ/絵と文 いずみちほこ/訳 セーラー出版
ろうそくのうた
この保育所はいつも昼食とお昼寝の間の時間に行かせて貰っています。
今日はプログラムの最後が「お月さまってどんなあじ?」でしっとりほっこり終
われたので、みんな上手くお昼寝に移行できたかな?
この絵本、4才〜1年生ぐらいでよく使ってきました。
で、その結果、今、4才に使うのが一番いいなあと思っています。
この絵本を読むときには、極力、書いてある言葉以外の言葉は発しないように気
を遣って読んでいます。聞いてる子ども達に、この絵本の世界その ものを味
わって欲しいと思ってそうしています。
「どんな味かなあ?」とか「お月さま食べたことある?」とか「次は何が出てく
るかな?」とか、言いたくなりますが、ガマンガマン。
そっとそっと、読みます。
子ども達もその方が、すっと心に落ちて、満足してくれるように思えます。
ああしんど。10月分は近日公開。
                        byぽん

7 thoughts on “9&10月おはなし会

  1. お年寄りの会に行ってきました。
    感動したので、報告させて下さい!
    ヤンさんにアドバイス頂き、色々考えたのですが、すぐに語れるおはなしも数多くなく、どんな雰囲気か、どんな会場かも分からず(T_T)
    仕方なく、全くの私の都合で、一つ一つを失敗しない、私が安心・安全なものを準備して行きました。(あんだけプログラムが大事とか言ってたのにね(T_T))
    最高に緊張しながら会場に着くと、もう一人のゲストのハーモニカおじさまが、ハーモニカを奏で、お年寄りの方々は歌詞を見ながら 野崎小唄 などを歌っておられました。
    私も歌詞を持たされ「歌ってね」といわれましたが、すみません、知らない歌ばかりでした…(T_T)
    そして歌の合間に「読み聞かせの かぶさん どうぞ~」と呼ばれ、
    お年寄り35名ほど(机と椅子)、スタッフの方々10名ほど(後ろに立たれてる)の前に立ちましたが、もう、まな板の上の鯉です。泣いても仕方がありません。軽く自己紹介してから ええい、ままよ! と読み始めました。
    絵本『手ぶくろを買いに』偕成社
    新美南吉 作・黒井健 絵
    14分ほどかかるので、途中、あまりに静かで「もしかして、みんな、寝てる?(ー ー;)」と心配になってチラっと見ると、おじいちゃん、おばあちゃんたち、やさし~い目で、全員がこちらを見ています。後ろのおじいちゃんなどは絵本の絵が見えにくかったんでしょう、目をつぶってうん、うんとうなづきながら聞いてくれています。驚きました。さぶイボが出ました。自分の心臓の音が聞こえるほど静まりかえっています。さっきまであんなにざわざわしてたのに…
    読み終えた時、ほーっとあたたかい ゆるみ があり、皆さん にっこりしていました。受け入れてもらえたと勝手に感じた私は 「クイズしてもいいですか?」と言って
    『くるまのねだんのえほん』
    くもん出版
    を読んで皆さんに参加してもらい、声を出し、笑ってもらい、打ち解けたところで、
    「語っていいですか?」と、
    読み聞かせ 、という役割で呼ばれて行ったにもかかわらず、語らせてもらいました。
    「どっこいしょ」日常語で。
    『 日本の昔話⑤ 』 福音館書店
    語り始めたとたん、1人のおばあちゃんが、「あら、この話しってるわ。川が出てきて、飛び越えるのよ。うふふ。」って、とってもうれしそうに。私もうれしくなって、そのおばあちゃんに目で「うん。うん!そうなんです!」って合図を送りながら。
    知ってる話だからつまんない、
    ではなく、
    知ってる話だから、うれしい・おもしろい、ってのが伝わってきて。
    そのおもしろがる雰囲気がみんなに伝染して、、、いよいよ
    川を どっこいしょ って渡ったら
    みんなで大笑い。
    家に帰った婿さんが嫁さんに
    早よ、どっこいしょ 作ってぇな
    言うたら大笑い。
    すりこぎで叩かれた嫁さんが
    団子みたいなコブできたやんか~!
    言うたら、一拍おいて大笑笑笑い。
    婿さんの
    その、団子や~!
    も聞こえないくらい。
    楽しかったなぁ~。
    その後、まだ時間あるから、も一つして~、と言われたので、
    「鳥のみじい」今度は標準語で。
    『子どもに語る日本の昔話②』
    こぐま社
    歌わないバージョンで。
    早口じゃなく。
    そしたら、なんと!
    あやちゅうちゅう こやちゅうちゅう…~ …びびらび~ん
    と小鳥が鳴くと、目を丸くして笑わはるんです。以後、4回 びびらびび~ん と鳴くのですが、皆さんが期待しているのが伝わってきて、
    どんどん
    びびらび~~~~~~~ん
    となっちゃいました。
    ベロにとまって鳴いてくれ
    のあたりでは、笑いながら
    うぇ~!と顔をしかめる方、多数。
    舌を出している方もチラホラ。
    へそから小鳥のしっぽがのぞいた
    で、お腹をもぞもぞさせ、
    ほうびの金を重たいほどくだされた
    では、拍手が。
    すばらしく楽しく幸せなひと時でした。
    気付いた事。
    子ども達 と
    おじいちゃんおばあちゃん達。
    全く同じところで笑って、
    同じように喜んでくれてました。
    年齢は関係ないの?
    これって、私がそこが面白いと思っているから?私のイメージをみんなと共有しているから?
    ほら、また、疑問の迷宮に迷い込む~…
    そして、文章がどんどん長くなる病 に効くお薬を、誰かプリーズ…

  2. はい。
    次回お会いしたときに、処方箋お渡しします。お近くの調剤薬局に持っていって下さいね。

  3. 何度も申し訳ない、度々の投稿…
    (神さま、なるべく短くなりますように………もはや神頼み)
    今日、2年生に「鳥のみじい」を語ってきました。そしたらすごい事に気付いたんです!
    2年生2クラス、こないだのお年寄りと全く同じような反応でした。
    鳴き声で喜んでくれて、
    ゲラゲラ笑いながら
    「そんなへんな鳴き声の鳥おるかいな!」言うたり、
    わからんなりに、雰囲気で言葉当て込んで、一緒に鳴こうとしてくれたり。
    舌を出した→うぇ~~!
    飲み込んだ→ゔぇぇ~~~~!
    ほうびの金を重たいほど下された→大金持ちになったんか!良かったなぁ!
    お年寄りと2年生、同じところで、同じように喜んでくれました。
    ところがちょっと違うところが!
    あやちゅうちゅう こやちゅうちゅう…~…びびらび~ん と 全部で6回小鳥が鳴くのですが、
    今日の2年生をはじめ、子ども達の場合は、一回目の鳴き声で、一番盛り上がり、次に鳴くのを期待しながらも、ナゼか、デクレッシェンドで要求してきます。いつも「うん、うん、わかったから。ニヤリ。」みたいな空気をちょっと感じるんですよね~。だから、鳴き声はデクレッシェンドになっていく。
    それに対して、先日のおじいちゃんおばあちゃん達は、一回目の鳴き声で驚き、喜び、次に鳴くのを更に大きな期待で、更にその次はもっと!ってな具合に、クレッシェンドで要求してこられたんです。だから、最後なんて
    びびらびび~~~~~~~~ん
    になっちゃった;^_^A
    これって、私の語り方のせいですか?
    それとも、気のせいですか?
    今回、日をあけずに同じおはなしを持っていったので、違いを特に感じたのですが、鳴き声のところ、子ども達はデクレッシェンドで要求してくるけど、お年寄りはクレッシェンドで求めてこられる。
    お年寄りには初めて行ったので、今回だけが、特別だったのかどうかも、わからないのですが…
    この違いは何なんでしょう?
    子どもとお年寄り、何か聞き方の違いがあるとか、感覚が違う点がある、とかありましたら、教えて下さい~m(_ _)m
    …ぽんさん、お薬ありがとうございます。でも、なかなか治りそうにありません…即効性のある、ブロック注射でお願い致しますm(_ _)m

  4. やっと、発見!
    「最近のコメント」を開くと、前の日付のコメントのたどり着けるのですね、
    ひとつ賢くなった気がします。
    かぶさん、いい経験されましたね。
    笑い転げる、人生の先輩たちが目に浮かぶようです。

  5. きっとかぶさんの誠実な一生懸命さに、皆さん心を開かれたんでしょうね~
    かぶさんへのお応えになるかどうかわかりませんが……
    お年寄りに語ったのは一度だけでしょ。何度も語った結果、いつも子どもと聞き方が違うかったら、なんでかなって考えたらいいんじゃないかな。
    今回の経験は、たまたまかもしれませんよ。
    すぐに答えを出さないで、ずっと自分の中に持っているのって大事かな。
    いつかびっくりするような答えが出るかもしれない。
      ヤン

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です