ヤン のすべての投稿

ヤン について

語りの森を作った魔女

あたった~🎉

あのね、ツイッターやってるって言ったよね。
でね、いろいろ遊んでるのね。
先日、イタリア政府観光局のクイズに応えたらね、当たった~

さっきポストに入ってたの。
ラファエロのエコバッグとはがき大のクリアファイル。
めっちゃおしゃれ~~~

みせてあげよう。

オンライン講座 日常語の語り入門✨

オンラインでの入門講座をやってみようかと思い立ちました。

ババ・ヤガーでやってる普段の勉強会は、メンバーのWEB環境がそろわないので、今のところやりません。
「待つ」ことも大事だと思うしね。
待つ間に考える事、気が付くことってあるからね。
やっと会えたときって、うれしいでしょうねo(*^@^*)o

日常語の語りは、毎年、何人か、入門希望者がいるんだけど、今年はコロナのせいでできそうにない。
理想は、顔を合わせてやることだけど、いちど試してみるのもいいかもと思って。

考えてみると、けっこう利点もあるのですよ。
募集要項を見てもらったら分かるように、参加者の都合で日程を決めるから、今まで、日程の都合がつかなかった人も参加できるでしょ。
遠くて来られなかった人も、瞬時に会えるのは、オンラインの力ですね。
会場までの道のりがゼロですからね(笑)
そして、わたしたちも会場確保の必要がない。

モニターを通してでも、きっと、やってよかったって思える講座にしますね。
全国の人とつながれたら、素敵だなあ。
各地の土地言葉の良さが、きっとわかると思う。
ぜひぜひ、申し込んでくださいね(*^▽^*)

問題は、zoom。
でも、やってみたらけっこう簡単だよ~

↓ここから入れますよ~

**********

『おもちホイコラショ』、なかなか評判よさそうで、ホッとしています。
《書籍案内》にコメントくださってるので見てくださいね。
そして、何かコメントしてくださるとうれしいです。
こちら⇒

ふと☕

何か月ぶりかなあ\( ̄︶ ̄*\))
ひとりで、ふと、喫茶店に行きました。
読みかけの文庫本持って。

まだまだみんな自粛してるみたいで、お客はいなくって、ひとり占め。
ふと気がついたら、冷房が効いてて、湿気が少ないのってなんてさわやかなんやろうって、幸せになった。

アイスコーヒーと木苺とチョコレートのチーズケーキ。
ええねん、たまには。
どうせ体重なんて減らへんねんし。
ここのお店のコーヒー、おいしいのよヾ(^▽^*)))

入店の時も帰る時もアルコールで手の消毒。
コロナのこと考えないで過ごしたいな。

BSで、敦煌の莫高窟が映っててね。
たくさんの仏様。色とりどりの仏様。
美しい菩薩像を見てたら、涙が出た。なんでかな。
だいたい、好きだから、博物館とかでも見てるのにね、泣けてくることなんかなかった。

たぶん、今までは、わたしにとって命はとっても個人的なものやった。それが、感染症の広がりで、社会的なものだって、感じるようになった。
そしたら、たくさんの仏さまを作った人たち、守ってきた人たち、信じてきた人たちと、つながった気がした。時空を超えた共感。

このまえのzoomおはなし会で、ジェニィさんが「黄泉平坂」を語ってくださったときに、涙が出た。
あれと同じやね。
1300年の間、たくさんの命がつながってきたけど、きっと細い糸のようなものやったんや。
たまたま、わたしたちは仕合せな時代と地域に生まれ合わせただけ。

自分にできる精一杯のことがしたい。

あ、おはなしのオンライン講座をやろうかと考えてます。
遠くで見てくださっているあなたとつながれるかしら?

『少年時代』三部作📚

『瀬田貞二子どもの本評論集児童文学論上』報告

お久しぶりです(笑)
マルセル・パニョルの自伝『少年時代』を読みました。
今から100年近く昔のフランス。町の様子や田舎の様子、自然にあふれた山の様子。まざまざと思い描きながら、みずみずしい感受性に、ワクワクしながら、読みました。

*********

第3章書評など
「少年時代」三部作 1976年

マルセル・パニョル(1895-1974)
フランスの劇作家。
最初に戯曲を書いたのは15歳のとき。
33歳で「トパーズ」が上演され、そののち、「マリウス」「ファニー」「セザール」の三部作で世界的な名声を得る。
その後、映画の製作も多く、51歳でアカデミー・フランセーズの会員になる。
『少年時代』が書かれたのは、60代になってから。1957~59年。

この書評が書かれたころの、日本の児童文学の世界では、子どもから大人への移行期の子どもたちに向けて書かれた文学がない時代でした。
瀬田先生は、第二次世界大戦後、世界では、中高生図書の意義が再検討され、この時期の子どもに向けた本を「橋」ととらえるようになったと書いています。
そして、このマルセル・パニョルの『少年時代』には、「橋」の資格があると。

この三部作は、マルセル・パニョルの初めての散文です。
作者はこう言います。
今はもうすぎさってしまったある時代についての思い出であり、親を偲ぶ子の心のささやかな歌であるにすぎない
それに対して、瀬田先生はこう言います。
引用
日常の細部を淡々とつづっているにすぎない。しかし、抑制のきいた描写は、かえっておしかくした感情の波を私たちの胸底にかきたてずにはおかない。

第一巻『父の大手柄』
第二巻『母のお屋敷』
第三巻『秘めごとの季節』

ネタばれになるので、あらすじは書きませんね。

引用
巻の構成もまた、父(社会)、母(家族)、自己へ、一種の形成への漸層が意図されているだろう。しかし教訓は一切筆にとらない。そのためにここでも、かえって読者は胸にひびくうったえをきくことができる。

マルセルの感受性に共感する部分が随所にあります。
その中で、私が特にあげるなら、山の別荘で友達になった土地の少年リリとの友情が描かれている所。
町に戻って日々を過ごしているマルセルのもとに、ある日、リリから手紙が届きます。初めての手紙。
小学生用のノートを破いた三枚の紙に、字の大きさは不ぞろい、つづりの間違いもいっぱいあって、インクの染みもある手紙です。
マルセルは、何度も読み返し、宝物としてしまっておきます。
そして、町へ行って美しい便箋を買ってきて、下書きをして二度読み返し、清書します。優等生の完璧な手紙です。
その手紙を出そうとして、考えます。それから、ノートの紙をびりびりと引きちぎり、字の大きさを不ぞろいに、つづりの間違いをあちこちにちりばめて、手紙を書き直し、インクの染みまでつけて、投函するのです。

忘れていたことを思い出させてくれる小説でした。
大人にも、もちろんこれから大人になる人たちにも是非読んでもらいたいと思います。

きょうは🌊

きょう6月23日は、沖縄戦の日。
命と日常と戦争について考える日です。
それで、《絵本のこみち》こちら⇒ を更新しました。
沖縄について書かれている絵本を2冊紹介しているので、見てくださいね。

++++++

今日は、久しぶりに図書館の集会室に行きました。
三々五々、訪れてくださって、ちょっとだけお話をして、嬉しかったです。

ひとりで22冊背負って電車で帰ってくださったHさん。ほんとにありがとうございます。すごい力持ち\(@^0^@)/

『おもちホイコラショ』、頑張って書いたので、買ってくださるとうれしいです。応援よろしくお願いします。
今日来られなかった方で、手渡し可能な方も郵送の方も、ご連絡くださいね。

各地の方で、図書館や学校においてくださる場合は、送料無料になります。
本屋さんには置けないけど、たくさんの人に読んでいただきたいと思っています。
よろしくお願いします。