「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

おもちがいっぱい?!

 寒さに慣れたと思ったら、またあたたかくなったりの冬で、なかなか寒さに慣れなくて、「暖冬」というけど寒いなあと思ってしまう毎日です。今日のこの寒さが今季最後ということですが、ほんとに?
 1月20日土曜日は降ったりやんだりの雨模様。朝からたくさんの方が図書館に来てくれていたみたいです。

子ども 17人  おとな10人

手あそび どんぐりころちゃん
手あそび もちっこやいて
詩 「ぽいぽいたいそう」『のはらうた2』くどうなおこ/童話屋
おはなし 「ねずみのもちつき」『日本の昔話5』おざわとしお/福音館書店
絵本 『おもち』彦坂有紀 もりといずみ/福音館書店
おはなし 「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
絵本 『どんどこどん』和歌山静子/福音館書店
手あそび さよならあんころもち

 にぎやかなどんぐりころちゃん大好きの子どもたちが来てくれて、また「どんぐりころちゃん」からはじまりました。「にぎやか」なんですけど、だんだんとこの場所での聞く力も育っていってるなと思っていると、ちびっこちゃんの予測不可能な動きにおはなしが中断されたりと、なかなか一筋縄ではいきません。
 子どもも昔は縦社会でしたから、ルールのわからないこのくらいの子は「みそっかす」といって、なにをやっても許される優遇された存在でしたよね。そうしていろいろな社会性を身につけていくんですものね!
 今日はヤンさんはお休みで、先輩と私おらふでのおはなし会でした。先輩の心の広さを感じてひとりでツボって楽しんでましたが、皆様もほっこり楽しいおはなし会、楽しんでいただけましたか😊

1月のおはなし会🎍🎍2

1月22日(月)
こども園 3歳さん 2クラス

今日が初対面o(*^@^*)o
おそらく生まれて初めてのおはなし体験です。

ろうそくぱっ
おはなし「にんじんとごぼうとだいこん」『日本・中国・韓国の昔ばなし集3』小澤俊夫再話/日中韓こども童話交流事業実行委員会
ろうそくぱっ

ドキドキしながら、お部屋に行ったのですが、めっちゃよく聞いてくれました。
ふたつのクラスはカラーが全く違ったんだけど、個性豊かに聞いてくれました。

初めのクラスは、わたしが「おしまい!」って言ったら、「え、これで、おしまい?」って顔で、しーーーんとしてて、もうちょっとでふたつ目の話をしようかと思ってしまったくらい(笑)。集中力がすごかった~

ふたつ目のクラスは、体も動くし言葉も出るって感じで、躍動的に(笑)聞いてくれました。
わたし「にんじんは赤いし、ゴボウは黒いし、だいこんは」
子ども「きれい!」
わたし「そやな、きれいねんな。まっしろやねん。はい、お・し・まい!」
子ども「はや!」

クラスカラーの極端な違いは普段からだそうです。
これからが楽しみ~~

終わって廊下に出たら、5歳さんのAちゃんにばったり。
Aちゃん「どうしてきたの?」
わたし「小さいぐみさんのおはなし会やってん」
Aちゃん「きのう、ころした、いちまんびきのらいおん!」
Aちゃんは「ヤギとライオン」がお気に入りで、ことあるごとに歌っているそうです。かわいいなあ。せっせっせをしてから別れました。

 

 

1月のあったかペーチカ

がちょうはくちょう 『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館

園生姫 『子どもと家庭のための奈良の民話一』村上郁 再話/京阪奈情報教育出版

夢を見た小僧さん(原題 夢見小僧)『日本の昔話1』おざわとしお 再話/福音館書店 より、日常語

びんぼう神と福の神 『子どもに贈る昔ばなし12 石のカヌー』小澤昔ばなし研究所

6人でこじんまりと、初級クラスからベテランさんまで、色んな語りの姿が見られました。おはなし会のおばちゃん達は、好きなおはなしを一生懸命覚えています。好きなことを一生懸命して、心同じくする仲間と語り合えて学び合えて、うまくいけば子どもたちにおはなしをすっと手渡せる。素敵なおはなし会の未来が予感されるような気がしました。みなさん活動場所は色々ですが、たくさんの子どもたちが今後もみなさんのおはなしを聞いていくことでしょうね。勉強を続けて、ほそくながくできる活動ですね。楽しすぎます。こんなボランティアがあるんです~。3学期もおはなし会に精を出します。

次回は2月4日㈰です。

1月のおはなし会🎍1

1月15日(月)
こども園4歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「おおかみと七匹の子やぎ」『語るためのグリム童話1』小澤俊夫監訳/小峰書店
絵本『ならんでならんで』
ろうそくぱっ

なんだかとってもおりこうちゃんで聞いてくれました。
なんだかって(笑)、失礼やね。
ぐんぐん成長しています。

こども園5歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『ならんでならんで』
ろうそくぱっ

子ども「なが~い」
子ども「みじか~い」
わたし「(心の中で)どっちやねん」
子ども「ながいけどみじかい!」
ようわからんけど面白かったみたいです(笑)
来月が最後のお話会です。何をしようか迷い中~

 

 

あっという間の・・・🐐🐐🐐🐐🐐🐐🐐

コロナで休止していた図書館のおはなし会が、昨年7月に再開して半年がたちました。
コロナ前の常連さんたちがみな成長して大きくなったからもう来てくれないし、いちからの出発です。
静かなお話の部屋ではなく、フロアの隅の開放された場所でやっています。
こらもう、定着するまで3年はかかるなと覚悟して始めました。
特にストーリーテリングは、大人も子どもも「これなんや?」状態から始まりました。

でね、まだ3年たちませんが、なんとか常連さんができてくれました。
そして、終了後の胃痛は最近やっと治まって、土曜日がちょっと楽しみになって来ました(^///^)

いつもはおらふさんが書いてくれる報告ですが、今日は、ヤンが書きます。

1月13日(土)
図書館のおはなし会。
30分があっという間に終わりました。くたっ・・

プログラム
手遊び おもちやいて
おはなし 「おおかみと七匹の子ヤギ」『語るためのグリム童話1』小澤俊夫監訳/小峰書店
絵本 『すしん』たなかひかる/ポプラ社
絵本 『じかんだよー』さいとうしのぶ/白泉社
絵本 『ぼくびょうきじゃないよ』角野栄子文/垂石眞子絵/福音館書店
手遊び さよならあんころもち

参加
子ども15人 大人8人

子ども「おおかみだって家族がいるんだから、悲しいと思う」
わお~。ヤンは何も答えられなかった!
七匹の子ヤギが終わって絵本に移ろうとしたときに、こそっと言ってくれました。
たぶん6歳の男の子。
少し離れた窓の所で向こう向いたりしてたから聞いてないのかなと思ってたんだけどね。聞いてた。めっちゃ聞いてた╰(*°▽°*)╯
想像力と繊細な気遣いに、うれしくなりました。
このことをずっと心のどこかにしまっておいてほしいな。

あ、だから悪者のオオカミを殺さないようにストーリーを変えるといい、というのではないですよ。
変えずにそのままオオカミが死んじゃったからこそ、この子はそういう感想を持ったわけだからね。
「オオカミがかわいそう」は、大人が言ってはいけない。大人は、「もうオオカミは現れないから大丈夫だ」って、子どもを安心させないといけない。で、その安心の中で、子どもは「でもオオカミかわいそう」と思ってもいいということです。思わなくてもいいしね。

その証拠に、オオカミが部屋に飛びこんできたとき、両耳をぐっとふさいでいた女の子がいました。やっぱり6歳くらいの子。
恐かったんだ。
オオカミが死んでよかったね。
恐さに耐える力を物語の中で育てるのが、わたしたち大人の仕事です。

さてさて
わたしがひとこと話すたびに、同じことを2歳の孫に大きな声で繰り返すおばあちゃんやら、「知ってる!」って顔で先を教えてくれる子どもやらを相手に、こけつまろびつのオオカミと七匹の子ヤギでした~

わたし「入ってきたのは・・」
子ども「オオカミ!」
わたし「そう、オオカミでした」
子ども「時計の中に隠れるねん」
わたし「待って!順番や!」

おはなし会で読んだ本は、そのまま借りて帰れるようにしてるのね。
きょうも、3冊ともなくなりました。
『すしん』は、3人で取り合いになって、じゃんけんしてもらった。
負けた子がひっくり返って泣いていた。
うん、面白い本やけど、そこまで面白かったんや~
ヤンは『ぼくびょうきじゃないよ』が好きです(*^▽^*)