「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

5月のあったかペーチカ

みなさんどのようなゴールデンウィークを過ごされたでしょうか?私は何事もなく、何ら変わらない、いつもの日常でした。おかげで疲れることもなく元気です!そして、連休明けでも7名集まりました。

手遊び    ぱっぱっぱ   なっとうなっとうねーばねば 

ひなどりとねこ 『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社

マカトのたから貝 『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社

めしを食わないよめさん 『語りの森昔話集1』語りの森

舌切りすずめ 『語りの森昔話集4』語りの森

出かけるつぼ 『世界のメルヒェン図書館2』ぎょうせい より再話

カメの笛 『ブラジルの昔話』かめの笛の会/東京子ども図書館

めしを食わないよめさん、語り手さんが話序盤でね、おかしなことになったのです。笑いのツボに入ったらしく、しばらく笑いながら語っていて、こちらも見ていて「ふっ」と笑ってしまって。原因はですね、ある場面で聞き手のオメメがにょーんと大きくなって、それがおかしかったそうです。自分にも起きうる状況だと思うと恐いですが、収まるまでみんなで一緒に笑うのがいい!そうですよ。

そして、帰ってから思いを巡らせて考えていたのです。テキストの話で、自分の初級の頃の気持ちの在り方ですけどね。先輩方が、ヤンさんのアドバイスをもらいながら、とっても苦労されてテキストと向き合っておられたんです。なぜこういう風に手を入れるのがよいのか?その根拠が私の中から出てこない状態でしたので、そういうテキストには手を出さないと決めました。語りの経験をコツコツ積むには子どもたちに届けるテキストになっているものが良いと確信したからです。そして、もっと上の先輩方は、テキストをその通り覚えて、何回も語って、子どもたちの反応を見た上で、こうした方がいいな!という手順だったということです。現在はすばらしいテキストが手元にあるので、奇跡のようにありがたいことです。それは、出会った先輩方の話を聞いたり、語りを聞いたりするうちに、分かりだしました。また、勉強好きの私は、せっせと色んなクラスに入って学ぶ機会を増やしました。聞いても聞いても、本当の意味でわかっていない事は、何度もしくじりました。自分に欠けている物は自分では気づけないので、子どもたちが教えてくれました!ほんとかしこい、するどい最高の先生です。感覚で話したり、判断しがちな私は、勉強して理論を入れないと偏ります。忘れっぽいこともあるので、勉強し続けなくてはいけないようです。ひよっこの努力なので、まだまだ大したことではないでしょう。おはなしが好き、そこはみなさん一緒ですね。ババ・ヤガーでの学びは、お一人お一人、対し方や受け取るものはさまざまかと思いますが、しっかり傾聴してみてください。言葉以上の事も聴き取れると思います。(してる方がほとんどですよね、念のため)ヤンさんから語り手さんへの声掛けの仕方は、本人から引っ張り出すような言葉掛けです。育む人だ~と何度も感動してます。私はお腹がすくと聴けなくなりがちですが、学びの喜びのために(それが自然と子どもたちのために)大事な時間を感謝して過ごします!ヤンさん、時間をかけて何度も教えてくれてありがとうございます(^^)/

次回は6/2㈰10:00過ぎからです。

はじまりのひとしずく

 5月4日土曜日の図書館おはなし会の報告です。連休ど真ん中の超晴天ということで、図書館に入ったとたん、「しーん」。あぁやっぱり……。でも長いお休みの時は、意外なことが起きたりします。子どもの時に「おはなしの部屋」に通ってくれていた子がお母さんになって、自分の子どもと来てくれたり!ということもありました。子どもさんには新しいカードを作り、お母さんには子ども時代の時のカードに(ちゃんととってあるんです)シールを張ってもらって……。これって、すごいことですよね!カードを探しなら感動していました。
 今日はおはなし会目指して集まってくれた3家庭7人ではじまりました~

子ども 3人 おとな4人

手あそび ちいちゃんぱあちゃん
おはなし 「カメの笛」『ブラジルのむかしばなし』カメの笛の会 編/東京子ども図書館
絵本 『びくびくビリー』アンソニー・ブラウン/灰島かり 訳/評論社
絵本 『しんかんせんでゴー』視覚デザイン研究所 作/くにすえ たくし 絵/視覚デザイン研究所
絵本 『ぼんやりしてたら』五味太郎/ポプラ社
絵本 『おやさいめしあがれ』視覚デザイン研究所 編/高原美和 絵/視覚デザイン研究所
絵本 『いいないいな』かたやまけん/福音館書店
手あそび さよならあんころもち

 子どもさん3人は年中、年長くらいの幼児と、3年生くらいの女の子。おはなし会が進むにつれて、絵本の前にがぶりつきの幼児と顔色を変えない3年生の反応の差が、見ていてほほえましい😊
 実は来てくれた子どもさんの一人はヤンさんのお孫さん。子どもさん一家が帰省中におはなし会に来てくれました。おはなしはきっとヤンさんの人生そのものと言ってもいいと思うのですが、そのおはなしに費やした時間、経験、知識、感動の源がここにあるんだと思うともうしみじみとしてしまって😢カメの歌がまたいい声で心にしみました😊
 自分のもとに生まれてきてくれた子どものために、自分が何かできることはないかと思い続けていた子育て期に出会ったおはなしの世界。ヤンさんがいてくれたことに深く感謝。静寂の中時間が止まったような30分のおはなし会でした。でも、帰る時には図書館にもう人がいっぱいで、たぶんほんとに時間が止まっていたんだと思います。

よく笑う女の子

 ゴールデンウイークの4連休の、今日は1日目、みなさまいかがお過ごしですか⁉ 
ちょっと遅くなってしまいましが、4月27日土曜日の図書館おはなし会の報告です!
 担当はジミーさんでした😊  

こども11人  おとな9人

手あそび ちいちゃんぱあちゃん
おはなし 「かきねの戸」『語りの森昔話集1』/村上郁 再話/語りの森
絵本 『ぼくのともだちは、あたまにはながさいている』ジャーヴィス/万木森 玲 訳/岩崎書店
絵本 『のせてくださいな』みやけゆま/BL出版
絵本 『もうちょっと もうちょっと』きむらゆういち 文/高畠純 絵/福音館書店
絵本 『どうぶつしりとりえほん』薮内正幸/岩崎書店
手あそび さよならあんころもち

 三連休の初日ということもあり、どうかなーと思っていましたが、まずまずの賑わい😊
「いつものおばぁちゃんは?」と聞く子もいましたが、「また来週おはなししてくれるよ。今日はあのおばちゃんだよ」など、常連さんが来てくれて、和気あいあいはじまりました。ジミーさんの冒頭の「かきねって、わかる?」の投げかけが、「かきねの戸って、わかる?」だったのか?と思えるほどの、完璧なあらすじを答えてくれる常連さん。年長さんくらいの女の子がけらけらとよく笑ってくれるので、その笑い声を聞いているとこっちまで楽しくなって、笑い話ってほんといいなあと思いました。小学生の女の子も2人で来てくれていて、初めて聞くのでしょうか、くすくす笑ったり、驚いたりと楽しそうにしていました。ジミーさんワールドのステキなおはなし会でした😊
 

 

4月のおはなし会🌸

4月22日(月)

こども園
4歳さん 1クラスずつ2回
手遊び ろうそくぱっ
おはなし「ひとり、ふたり、さんにんのこども」『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
てあそび ろうそくぱっ

5歳さん 1クラス
手遊び ろうそくぱっ
おはなし「ついでにペロリ」『おはなしのろうそく6』東京子ども図書館
絵本 『ぼんやりしてたら』五味太郎/ポプラ社
手遊び ろうそくぱっ

今年度最初のおはなし会。
ひとつ学年が大きくなって、きっとがんばってるんだろうな。

お話を聞くのも、4歳さんは、とってもがんばってる感じがしました。
でも、ちゃんと、次を言い当てながら聞いてましたよ。
でもつかれちゃって、いつもの「みじか~い」の声がちょっとちいさかった(笑)
それで、オマケのおはなしはしませんでしたよ。

5歳さんは、めっちゃうきうきしていました。
おはなしも笑ってましたが、絵本になると、「うそや!」「それはないわ!」って爆笑に次ぐ爆笑。
でもやっぱり疲れちゃって、いつもの「もっかい!」は出ませんでした(笑)

しばらくして慣れて力が抜けてきたころに、ゴールデンウィーク。
先生「また最初からです」
そうね、毎年のことですね(^///^)

 

 

小さな子にも分かるように🌷

桜は散りましたが、ハナミズキやツツジや藤など、次々にたくさんの種類の花が咲いていますね~
すっかり春になりました。
夏日の日もあるくらい暖かくなりましたね。
土曜日の図書館のお話会の報告です。

手遊び 祇園の夜桜
おはなし 「元気な仕立て屋」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子/編 福音館書店
絵本 『いそげ!きゅうきゅうしゃ』竹下文子/作 鈴木まもる/絵 偕成社
絵本 『ぼくはふね』五味太郎/作・絵 福音館書店
絵本 『ふみきりかんかんかーん』視覚デザイン研究所/作 くにすえたくし/絵 視覚デザイン研究所
絵本 『おべんとうめしあがれ』視覚デザイン研究所/文 高原美和/絵 視覚デザイン研究所
手遊び さよならあんころもち

参加人数は、子ども12人、大人8人。
最近の天気のいい土曜日は図書館へ来る人自体が少ないようで、この日もそうでしたが、始まってみると常連さんが走ってきてくれたりしていつもどおりの人数になりました。
終ってからこの日のメンバー三人で、オープンスペースでお話会をすることとコロナ前のお話のお部屋ですることのちがいについて話しました。
オープンスペースになってからは、子どもたちの年齢層が低くなりましたので、当日小さい子にも聞ける話に変えることがあります。
でも、この日はそれをせず、ちょっと難しいかなと思う話ですが当初の予定通りの話をし、小さい子にも分かるような語り方をすることに神経を集中したそうです。
それを聞いて、なるほどなと思いました。
1~2才さんばかりではさすがにしないけれども、それより少し大きい子どもたちならばそれは可能とのこと。
いつも自分に厳しく、語りに妥協を許さないヤンさんの決心を聞いてさすがだと思いました。
「わたしの当番の時だけは、おはなしのお部屋にしてほしいなぁ」とは、言えませんでした(笑)
図書館としては、まだまだ換気の問題でおはなしのお部屋を使うことは考えていないということなので、わたしも修行の場として図書館のお話会に気合を入れて臨もうと改めて決心しました。