「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

6月のおはなし会🐌

6月12日(月)

子ども園4歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎著/実業之日本社
えほん『もこ もこもこ』元永定正絵・谷川俊太郎文/文研出版
ろうそくぱっ

 

子ども園5歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「ミアッカどん」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編訳/福音館書店
おはなし「くさかった」語りの森HP《日本の昔話》⇒こちら
ろうそくぱっ

先月、すこし心細くなったので、どうしようかと思いましたが、思いなおして予定通りの話をしました。OKでした(*^▽^*)
子どもたちのちょっとしたその日の調子で、ずいぶん楽しみ方が変わります。
長年やって来て分かっていることなのに、そのたびにうろたえるのは、ライブだからですね。
修行は永遠に続く(笑)
でも、だからこそ面白いし、努力のしがいがあります。

『もこ もこもこ』は、子どもたちの「もいっかい!」に応えて、もう一度読もうと思ったら、一番前の真ん中に座っていた子が、「もう読まんでもええわ」と不機嫌にいいました。
ずっこけながら、
わたし「そんなら、さっきと違うように読むね」といって、一度目と読み方を変えてみました。
声の高さと、リズムと1音の長さを変えて読みました。
え、そんなことしてもいいの、って?
いいんですよ。
以前、谷川さんと元永さんの講演会に行ったときに、谷川さんが実演してくださったの。読み方をいろいろに変えてね。
この本は、じつはそうやって楽しむ本なのです。

「ミアッカどん」は、ほんとに久しぶりに語りました。
子どもたちの緊張感と、びっくりした顔が楽しかった!
「こわいはなし、いや~!」って言ってた子も(というか、そんな子のほうが)、楽しんでましたよ。
「もいっかい!」
うーん。「ミアッカどん」の2回連続はどうかな?
すでに種明かししてるもんね。
そこで、急きょ「くさかった」
いつものごとく、先生に大うけ。
子ども「これ、なんのはなし?」

 

 

あったかペーチカ

こびとのおくりもの 『語りの森昔話集1』語りの森

若返りの水 『子どもに語る日本の昔話3』こぐま社

くいしんぼうのはなこさん 『同名絵本』福音館書店

かにかに、こそこそ 『日本の昔話2』福音館書店

食わず女房 『子どもに語る日本の昔話3』こぐま社

長い春のために 語りの森HP

弓の名人 『奈良の民話1』奈良の民話を語り継ぐ会

ソーディサルレイタス 『英語と日本語で語る フランと浩子のおはなしの本』一声社

語りが終わって、「あー、たのしい」と言葉がもれてしまうような、そんな充足感が、部屋を満たしました~。そして、語り手それぞれの、おはなしに対する思いや疑問を共有して、意見が飛び交いました。これってどうなのかな?という気持ちを、みなさんで考えて意見を出し合うことで、ヒントが得られ、また、語り手に気づきがあったりすることで、自身が納得していく事は本当に大事だと思いました。

そして、HPを見てくれていた方がお一人、遠方から参加してくれました。何年もおはなしから離れていたそうですが、久しぶりにおはなしを聞けたことを、とても喜んでおられました。会ったことのない人、遠くにいる人でも、「おはなしが好き」という同じ気持ちで繋がっているんだなと、嬉しく思いました。昔話は残酷か?その部分に触れる話が出て、その初参加の方が、「幼少期に自宅で飼っていた鶏をしめて晩御飯にする」その実体験を話してくれました。同じ空間で、心地良いおはなしの時間を過ごし、おはなしのおしゃべりをする。あっという間に時間が過ぎるんですが、語りだけでも軽く一時間超えます。勉強会やおはなし会は、語り手の聞く力や集中力も養ってくれているような気がします。楽しくて元気が出る、だから、自分のおはなしの取り組みも弾みがつきました。みなさんのそれぞれの素敵なエッセンスをすーっと取り込んで、語りの力に変えられる気がしました(^^♪

次回は7月9日㈰です

5月のおはなし会🎏

このところ、毎週末、すっっっごい雨が降りますね{{{(>_<)}}}
雨が降ったら寒いし、晴れたら暑いし。いそがしいことです。
コロナが、まだ収束していないのにインフルエンザ並みになって、じーちゃんばーちゃんは複雑な思いです。
はやく特効薬ができてほしいよ。
ともあれ、子ども園のおはなし会では、子どもたちはみんなマスクをとって、いい笑顔を見せてくれています。
わたしは、半分ちっそくしながら透明マスクで語っています。

5月8日(月)
4歳児
ろうそくぱっ
おはなし「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『ならびました』五味太郎
ろうそくぱっ

5歳児
ろうそくぱっ
おはなし「雌牛のブーコラ」『語りの森昔話集4』
ろうそくぱっ

先月は成長を感じた子どもたちが、今回ずいぶん落ち着きをなくしていて、とにかくばらばらで、聞く子と聞かない子にばっちり分かれてて、ヤンはおろおろしながら語りました.·´¯`(>▂<)´¯`·.
なんでこんなことに・・・と、めっちゃ反省してから、はっと気がついた。
連休明けの初日や・・○| ̄|_ =3

先生「また、いちからなんです・・・」

6月のおはなしの予定を変更しないといけないかなとか思いながら語ってたんだけど、やっぱり、そのままでいくことにしました。
子どもたちが落ち着いていることを信じて。

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明日は母の日。
子どもが、中津川の栗きんとんを送って来てくれました。
高価なので年金生活では買えへんやつ(*^▽^*)
おいしいなあ

↑↑↑最近はこんなしゃれたカードが入るんやね~

 

 

あったかペーチカ

金のとさかのおんどりとひき臼 『語りの森昔話集5』語りの森

ねこのしっぽ『語りの森昔話集4』語りの森

油とり 『語りの森昔話集3』語りの森

はらぺこピエトリン 『子どもに語るイタリアの昔話』こぐま社

赤ずきん 『語るためのグリム童話2』小峰書店

はす 『語りの森HP』

幸運の種まき 『世界の民話18・イスラエル』ぎょうせい

漁師と魔人 『子どもに語るアラビアンナイト』こぐま社

金を生むねこ 『奈良の民話1』奈良の民話を語り継ぐ会

たくさんのおはなしが語られました。勉強会の前や本番前の公開練習に、嬉しい語りの場ですね。もちろん語りたいものを、いま語れるもの、心に任せて好きなものをなんでも(^^♪どっぷりおはなしの世界に入り続けるので、終わって現実に戻った時は放心状態です(笑)普段顔を合わせることが少ない人同士の交流の場ですし、会えて嬉しい~、語りが聞けて嬉しい~、という声がありました。元気と刺激を頂きました!

次回は6/8㈭です

4月のおはなし会🍡

近くの公園の藤棚で、もう藤が盛りを迎えています。
今年は早いですね~

4月17日(月)

幼稚園4歳さん
ろうそくぱっ
おはなし「ひとりふたりさんにんのこども」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館』
絵本『いました』五味太郎
ろうそくぱっ

幼稚園5歳さん
ろうそくぱっ
おはなし「アナンシと五」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
ろうそくぱっ

今まで行っていた幼稚園が子ども園になりました。
いままでは3歳~5歳児しかいなかったのに、今年度からは0歳からです。
まっさらの園舎が明るくて、廊下も階段も手すりも京都府産の木でできていて温かで、広くて、ほんとに素敵な園です。
子どもたちも、引っ越して、めっちゃ生き生きと楽しそうでした。
引っ越しっていう経験は、幼い子どもには大きな意味があるように思いました。
みな1学年上に上がってるんだけど、1年半上がってるような気がしました。
6か月ほどポンととばしてお姉ちゃんおにいちゃんになってる感じ。

わたし「みんな、おおきくなったねえ」
子ども「6さい!」
わたし「わあ、6歳!?」
子ども「5さい!」
わたし「わあ、5歳!?すごいねえ~」
子ども「1さい!」
わたし「・・・」
大人なぶりする子たち(笑)
わたし「あっちの方のお部屋には、1歳の子もいるよねえ。かわいいねえ」
子ども「わたしのおとうとが1さいやねん」
わたし「へえ~、いいねえ」

そんなこんなで世間話して、おはなしも、なんじゃかんじゃと茶々を入れながら楽しんで、仲良し確認をしておわったおはなし会でした~

どちらのクラスでも「みじか~い」とほめてくれました。
そう、子どもの「短~い」は、最高のほめ言葉です。
おもしろくないときは、横を向いて「長い」とためいきをつきます(笑)

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ババ・ヤガーでは単発の勉強会が続いています。
来週は「山梨とり」の語法を対面で行います。
5月からは3回連続講座で昔話の残酷性について学びます。
たのしみながらがんばってますo(*^@^*)o