「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

大人のためのお話会🌸4月

昨日は風のある日だったので、午後に川沿いの桜並木を歩いていたらまさに桜吹雪!
桜はまだきれいに咲いているのですが、程よい風に常に桜の花びらがひらひら舞い落ち続けている風景は、毎年見ている桜の風景の中でも絶妙なタイミングでした🌸
午前中には、大人のためのお話会がありました。
4月のテーマは〝春らんまん〟(^O^)
プログラムも、桜の花中心になっています。

絵本 『いちねんせい』谷川俊太郎/詩 和田誠/絵 小学館
語り 「猿婿」『日本の昔話1』おざわとしお/再話 福音館書店
絵本 『サクラ はるなつあきふゆ』おくやまひさし/作 ほるぷ出版
手遊び 祇園の夜桜
語り 『いたちのこもりうた』松谷みよ子/作 石倉欣二/絵 ポプラ社
絵本 『おべんとうめしあがれ』視覚デザイン研究所/文 高原美和/絵 視覚デザイン研究所
絵本 『はるのひ』小池アミイゴ/作 徳間書店
語り 「ねむりねっこ」『語りの森昔話集2』語りの森

改めて眺めると、桜と春にまとめられたなんと美しいプログラムでございましょうか!
決して自画自賛ではございませんよ(笑)
プログラムを決めるというのは難しいので、小学校のお話会のメンバーでプログラムを決めるときにいつも悩みながら決めています。
どうしたら子供たちに満足してもらえて、かつ楽しくて、かつ心に残る話も入れて等、ない頭と限られたレパートリーの中で悩むわけでして、大人のためのお話会は毎回美しく整ったプログラムなので素直に「ああ~、ええなあ~~」と思うのでございます。
ウーカーさんの涙腺を崩壊させた「いたちのこもりうた」は、この日のためのおはなしだったんですね。
涙腺崩壊のブログはこちら → 4月のあったかペーチカ
わたしも母親なので、この話はたまりませんねえ。
語ってもらうのが一番!
自分では語れません、泣けてくると思います。
お話会が終わってから打ち合わせをしているとき、ヤンさんが「いたちのこもりうた」について話をしてくださいました。
原話を見せてもらいながら松谷みよ子さんがどのように再話されているのか、松谷みよ子さんの再話の素晴らしいところを解説していただいてとても勉強になりました。
プチ講義をしてもらったようなありがたい時間でした。

次回の大人のお話会は5月9日、〝端午の節句〟がテーマです。
男の子が主人公のおはなしや5月にぴったりなお話、絵本を用意しています。
お待ちしてま~す(^O^)/

4月のあったかペーチカ

犬神山のおおかみ 語りの森HP

炭焼き長者 『日本の昔話5』おざわとしお再話/福音館書店

屋根がチーズでできた家 『子どもに語る北欧の昔話』こぐま社

いのししとかめ 『語りの森昔話集4』語りの森

いたちのこもりうた 『同名絵本』松谷みよ子/ポプラ社

猿婿 『日本の昔話1』おざわとしお再話/福音館書店

だんごどっこいしょ 『だんごどっこいしょ-日本の民話6-』ポプラ社文庫

鬼のつぼ 『語りの森昔話集5』語りの森 

近所を歩いても、少し遠くへ行っても、出かけたその道中でも、桜が満開です。思い出とともにある桜。新たに見つけた桜の景色。年の巡りは続きます。私の花粉症は治りました!

この度もさまざまなおはなしが語られました。ヤンさんの「いたちのこもりうた」私は、ぼろぼろと泣いてしまいまして、次の語り手さんにご迷惑をおかけしました。「猿婿」がはじまっても、後を引いていて、鼻もすすらずでしたので、目から鼻からと大変でした。不信感を与えてしまい、すみません(^^; 松谷みよ子さんの力もすごいという事ですね。体感してしまいました。そして、おはなし談義では、普段の練習の仕方、短い話の持ちネタ、語りを続ける事が次に繋がる、といような話で盛り上がりました。だれでも語りに、聞きに、遊びにきてください~!

次回:5月7日㈫ 10:00~13:00頃

祇園の夜桜、ちょいと咲いたあ🌸

今年の桜は遅かったですね~
でも、ちゃんと咲きましたね。
今日、京都府南部のうちのあたりは、ソメイヨシノが満開です。

きのうの図書館のおはなし会は、そんなわけで人が集まりませんでした。そもそも図書館に子ども連れがほとんどいない。
春休み最後の週末。みんなうきうきとお花見に出かけてるんでしょう。平和を実感する春の日でした。

子ども2名、大人2名、スタッフ4名

手遊び 「祇園の夜桜」
絵本 『ちいさなねこ』石井桃子文/横内襄絵/福音館書店
絵本 『しおちゃんとこしょうちゃん』ルース・エインズワース作/こうもとさちこ訳・絵/福音館書店
絵本 『ちゅるちゅる』視覚デザイン研究所
絵本 『アリのおでかけ』西村敏雄作/白泉社
手遊び 「さよならあんころもち」

スタッフを相手に絵本を読み始めると、2歳の女の子が遠くからじっとこちらを見てきました。それで、声をその子に届けるようにして読みました。
じりじりと、近づいたり遠ざかったり。
おかあさんが気づいて、近寄ってくれたので、「ごいっしょにどうぞ」
4歳のお姉ちゃんもいっしょにじゅうたんコーナーに上がってきて、じょうずに聞いてくれました。

あきらめない。

何十年も、あきらめなかったから、図書館のおはなし会は続いてきました。

あきらめないということは、ひとつの行動です。
なにかを求めるなら、行動しなくっちゃ。

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きょうのおはなしひろばは、新美南吉の「くまのこ」です。

 

 

 

竹の子食べたくなってきた~

 新年度前の、令和5年度最後の3月、3月30日土曜日の図書館おはなし会はウーカーさん担当です。春休み真っただ中、この日はお父さんと一緒の子どもさんがたくさん集まってくれました。お父さんはお母さんに子どもの面倒を頼まれているのでしょう😄終始一緒にいてくれるから場が落ち着きますよね。集中力がすごかったです。

子ども 12人 おとな 8人

手あそび ぎおんのよざくら
おはなし 「竹の子童子」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上郁・再話/語りの森
絵本 『びっくりおおかみ』佐々木マキ/フレーベル館
絵本 『おとどけものです。』ロッド・キャンベル/あすなろ書房
絵本 『おなまえおしえて』新井洋行/偕成社
絵本 『11ぴきのねことあほうどり』馬場のぼる/こぐま社
手あそび さよならあんころもち

 タイトルは「ものをいうたまご」だったのですが、この日は小学生も一人いましたが、大きい子で年長さんくらいかなぁ、あとはみな年少以下という感じだったので急きょ「竹の子童子」にされたそうです。昔、小学校のおはなし会の2年生でヤンさんがおはなしの最後にされたのを思い出しました。
「おれは、千二百三十四歳だ」で「えっー!」と、とっても大喜びでしたね!
 桶屋の三吉が竹山にいくと、悪い竹の子が天人を閉じ込めていて、助けると願いを七つかなえてくれるという。七つかぁ……長い話になるんかな、と思った瞬間、お侍になってそのまま修行の旅に出てしまう。あれ?終わり?……あと6つはいいの?ま、願いかなったんだから、いいよね😊と、すがすがしい気持ちになって、おはなし会、はい、おしまい。という感じでした。話がもっと続いたら……という期待はありますが、これはこれで良かったんです。この日もこんな感じ。へぇーなんかおもしろ~い。みんなの頭の上に揃って『?』が出て、一瞬、人間の脳がこの結末を整理しているというような時間の静けさがありました。ウーカーさん、話し手からはどうだったのでしょうか⁈

『ボトン』って声がした!が好き

 3月23日土曜日の図書館おはなし会、ちょっと遅くなってしまいましたが、報告いたします。花粉だけは確実に「春」の今日この頃、春休みということもあり図書館はまずまずの賑わいです。

子ども13人 おとな6人

手あそび うめにうぐいす
おはなし 「六ぴきのうさぎ」語りの森昔話集1/村上郁 再話/語りの森
絵本 『じごくのそうべえ』田島征彦/童心社
絵本 『まるさんかくぞう』及川賢治・竹内繭子/文溪堂
絵本 『おさかなちゃんのできた!』ヒド・ファン・ヘネヒテン/Gakken
絵本 『やさいさん』tupera tupera/Gakken
絵本 『のんびりしてたら』五味太郎/ポプラ社
手あそび さよならあんころもち

 この日は弟のお守り役のお姉ちゃん3年生から2歳くらいの子どもさんまで、幅広い年齢の子だもたちが集まってくれました。ので、この日のタイトル「六ぴきのうさぎ」そのままです!
 ほんとに自然界の音って、「えっ、何?なんかの声?」という時ありますよね。うさぎの慌てぶりはみんなに感染して、うさぎたちが1回しか聞いてない『ボトン』が何度も繰り返されて!(^^)! 
 気がついたら大ごとになってた、みたいなことバブル時代にはよくあった気がします。はずかし~。しまいに神さまに怒られて。あぁ楽しい時代でした。
 そして常連さんが大事そうに持っていた絵本『おさかなちゃんのできた!』を読んであげたりしながら、後半はみんなであれやこれやと楽しんで、やっぱりおはなし会って、「あーおもしろかった!」と帰ることができるから、いいですよね!