「日記」カテゴリーアーカイブ

クリスマス、おはなし会

連休中パソコンが開かなくて、
かぶせちゃって、ごめんなさい、ヤンさん!

土曜日の図書館のおはなし会の報告です。

手遊び  メリークリスマス
おはなし 「七人さきのおやじさま」
おはなし 「貧乏神」
絵本   「ぜったい ぜったい あけちゃ ダメッ!!」
絵本   「クリスマスのつぼ」
手遊び  さよならあんころもち

赤ちゃんから10歳まで、そりゃ、まぁ賑やかでしたよ!
そんな中、おはなし2つに「クリスマスのつぼ」ですから。
ヤンさんからの渾身のクリスマスプレゼントでしたね☆

みなさま、良いクリスマスと良いお正月をお迎えくださいませ♪

12月のがらがらどん

もうすぐクリスマス🎄
でも、今年は暖かい12月ですね。
少し前に、年末らしく寒くなったと思っていたのですがおとといの夜に外出したら、案外寒くありませんでした。
そんなあやふやな温度差が体にダメージをあたえる今日この頃、今年最後のがらがらどんがありました。

ねずみのもちつき 『日本の昔話5』福音館書店
おおかみと7ひきの子やぎ 『語るためのグリム童話1』小峰書店
ババヤガーの白い鳥 『ロシアの昔話』福音館書店
美しいワシリーサとババヤガー 『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館

絵本の紹介
『そらからふるものなんだっけ』 文:絵岩田明子 大日本図書
『クリスマスのあかり』 作:レンカ・ロジノフスカー 絵:出久根育 福音館書店
『おじいちゃんとパン』 作:たな パイインターナショナル
他、たくさん

時間になって集まってみると、参加者が少なくてがらがらどんメンバーの4人と絵本紹介のいつものMさんの超コアなメンバーだけ。
「さあ、底なしの深いところまで話がいってしまい身動きできなくなるまで追求するか、普段にもましてゆるゆるぐさぐさのお茶を飲みに来ただけの時間になるか~」と思いながら始まりました(笑)
どっちにも転びませんでした。
少しして、お子さま連れの初めてさんが来てくださり、一気に雰囲気が変わったからです。
なんと、語りの森ホームページを見てくださっているかたが、がらがらどんをのぞきにきてくださったのです。
隣県のK市から、ちいさいお子さんをふたり車に乗せてはるばるきてくださり、本当にうれしい限りです。
このかたも語り手さんでして、みんなで語りについてしゃべっていますと初めてとかそういうことはもうどこかにいって、「そうそう、分かる分かる、分かるわぁ~」みたいに話が盛り上がりました。
そして、小さいお子さん連れでいらしたので、風のように現れ、しばしおしゃべりして、また風のように去って行かれたのでした。
また是非来てくださいませ。
こんなふうに、おはなしの輪が少しずつ広まっていくのでしょうね。
✌(‘ω’✌ )三✌(‘ω’)✌三( ✌’ω’)✌

今年も一年、雨にも負けず、風にも負けず、台風もきて大変な時もありましたが走り抜けました(気持ちは)
宮沢賢治のように謙虚なわたしではありませんが、特に反省することもなく(自己肯定感?ちがいますね(笑))また来年もがらがらどんを楽しみに頑張っていこうと思います。
来年もみなさんの参加を待っております。
次回は1月20日(日)です。
みんなでおはなしを楽しみましょう(^^)/

雨ニモマケズ👨‍🌾

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾(よく)ハナク
決シテ瞋(いか)ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

宮沢賢治がなくなってから発見された手帳に書きつけられていた詩。
1931年11月3日の日付があります。
あまりにも有名で、ほかにたくさんの詩が書かれていたことを知らない人も多いのではないでしょうか。

6年生のおはなし会で、宮沢賢治のミニブックトークをするために、2年ぶりに賢治の全作品を読みました。わたしは、いつも新潮文庫で読んでいます。絵本とか挿絵付きのはイメージがこわれるのでね。
深いですね。
心がシーンとする。
そして、世の中や自分が、賢治の理想とどんどんかけ離れていってるのを感じて悲しくなる。

保育園建設反対、児童相談所建設反対、沖縄の民意無視、数え上げるときりがない。弱いものの声に耳を傾ける姿勢をみんなが持てればいいのだけれど。

私自身も、上滑りな毎日を送っているような気がする。もっと深く考えて、神さまからいただいた時間を大切な事に使わなくてはと思うのに。
自分にできることは、どうせ限られてるけど、投げ出さないで、あきらめないで、頑張ろう。

6年生たちに、「美しいワシリーサとババ・ヤガー」を語ったあと、「雨ニモマケズ」を読みました。
若い子たちに読むのはすばらしい体験です。
賢治の心が子どもの目から反射してくるようです。

ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

そう読み切った時、わたしは、ほんとうにそうなりたいと思えた。

みなさん、「雨ニモマケズ」を声に出して読んでみよう。
できれば、家族に読んでみよう。

賢治の他の作品は、本を買わなくても、青空文庫で読めます。
こちら→

あ、そうそう、お話会のあと、6年生の先生からメッセージをもらいました。
「ワシリーサのはなしを聞いて、『すごい!情景や様子が目に浮かんでくる!』と子どもが言っていました」

嬉しかった💕
情景が目に浮かぶのは、その子に想像する力があるから。
子どもの想像力を育てるのは、語り手のもっとも偉大な仕事だと思う。めっちゃ地味だけど。
選ぶのも、覚えるのも、練習するのも、時間と手間がかかる。でも、こんなふうにいってもらえると、頑張ってよかったと思う。
千金に値するメッセージです。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、がんばろ~

平成最後の12月ですね!

みなさん、こんにちは。
これから、わたくし、図書館のおはなし会の紹介をしていきたいと思います。
よろしくお願いします!
わたくしたちの住んでいる市の図書館は、
おはなし会がはじまって、30年くらいなのでしょか?
ヤンさん、頑張ってますねえ……。ヤンさん、えらい、えらい……
さて、15日土曜日は、4歳から10歳の子どもさんが15人、大人3人。

プログラムは、手遊び メリークリスマス
       お話  めんどりちゃん
       お話  がちょうはくちょう
       絵本  しろさんとちびねこ
       絵本  とべ!ちいさいプロペラき
       手遊び さよならあんころもち

図書館のおはなし会は毎週土曜日、30分間です。
赤ちゃんから小学生、おねえさん、おにいさん、
お母さん、お父さん、おばあさん、おじいさん、
いろんな人が来てくれます。
「いつもこんな感じ」が、あるようで、ないようで、
見ていて私とっても楽しんじゃってます。

不特定の、異年齢の今日集まった子どもたちに、今日のプログラム
な・ぜ・か、ぴったり合っていて、
お話が子どもたちのこころに伝わってる、と感じました。

昨年は手遊びの「メリークリスマ」ができなくて、お母さんに泣きついた子が、
今日はちゃんとできていて、ああ、良かった……、なんてことも。

今年も、残すところ来週の1回となりました。
フレー!フレー!ヤンさん!

第九コンサート🎼

爆発するフォルテがたまらない~

今年も歌いました❣
200人が声を合わせてひとつの音楽を作る。
おっと、いや、指揮者と楽団とソリストと200人の合唱団がひとつの物を作る。
ううう💕💕💕
さっきコンサート終わって帰って来たところなので、まだ興奮が冷めやらない(笑)

第九のサビ(?)の所あるでしょ。
🎵フロイデシェーネルゲッテルフンケン(はれたるあおぞら~)🎵
って、はじけるとこ。
その直前にオーケストラがふっと短調になるのね。
その短調の箇所で、毎年、思いっきり悲しかったことつらかったこと、今不安なことを思うの。
で、つぎの瞬間、フロイデ~って空に向かってはじけるのよ。
フロイデって「歓喜」でしょ。
どんなに苦しいことがあっても、ふり払って、ほら、今年も歌ってるやんって

年に一回第九を歌うのは、わたしにとっては禊(みそぎ)みたいなもんね~
これは第九でないとあかんね。ほかの曲ではあかん。爆発するフォルテでないと。
歌えたことに感謝して、また明日からがんばろう。

あ、そうそう、宮沢賢治がうつむいて畑の中を歩いてる写真あるでしょ。帽子かぶってコートを着て。
あれ、賢治がベートーベンのまねしてるってこと、知ってたぁ?
ほんとよ~


宮沢賢治


ベートーベン