「日記」カテゴリーアーカイブ

新緑を求めて 🌳

滋賀県余呉町の菅並へ行ってきました。
美しい静かな山里です。

山里らしく栃餅と山椒が産品です。下の写真は栃の花。

洞寿院の六体地蔵さま。お顔がいいでしょ。禅宗の道場です。

静かな里のなかの道を歩いていたら、見つけました。
これもお地蔵さまです。
真新しいお花が供えてありました。

丹生川です。
カッパが棲んでいそうです。

菅並からバスでJR木之本駅にもどりました。
1時間に一本の電車を待つあいだ、北國街道をすこし歩きました。

ちょっと命の洗濯をしました。
いつか木之本に引っ越して来ようねって夫と話しました。

5月のがらがらどん

パソコンを変えたら、「がらがらどん」が、「がらがら丼」に変換されてしまう。
まもなく覚えてくれると思うけれどその間笑えます( *´艸`)

こんにちは。
昨日のがらがらどんの報告です(^^♪

「絵に描いた嫁さん」 『読んであげたいおはなし 松谷みよ子の民話』上 ちくま文庫
「おつきさま」 『ふくろうくん』アーノルド・ローベル 文化出版局
「ネギをうえた人」 『ネギをうえた人 朝鮮民話選』 金素雲編 岩波少年文庫
「かにかにこそこそ」 『日本の昔話2』 おざわとしお再話 福音館書店
「歌をうたうねこ」 『けものたちのないしょ話 中国民話選』 君島久子編訳 岩波少年文庫
「てんとうさま金(カネ)のくさり」 『日本の昔話3』 おざわとしお再話 福音館書店
「かえるの王さま」 『語るためのグリム童話1』小沢俊夫監訳 小峰書店
「金剛山(クムガンサン)のとら」 『朝鮮民譚集』 孫晋泰 勉誠出版 ヤンさん再話
絵本の紹介

「かにかにこそこそ」は日常語で語られました。
語り手さんは、おばあさんの意地悪なところが聞き手に伝わっているか心配されていました。
日常語で語ると角が取れて丸くなり、悪い人が悪い人のようでなく聞こえるかも…と思われたようですが、ヤンさんは、「おばあさんが、かにを食べたい!欲しいーっという気持ちがよく伝わっていた」と言われたのがとっても参考になりました。

そして、怖い話をするときの子どもの様子について。
怖い話をきく子どもたちの怖がり度を語り手は確かめないといけないという話がありました。
それは、子どもたちを前にして語っている語り手が、その場で子どもの様子を確認するしかありません。
怖い話を楽しんでいるのか、本当に怖がっているのか。
もし本当に怖がっていたのだとしたら、話が終わった時にどうしたらいいのか。
ヤンさんの場合はどうするっていう説明をしてもらいました。
それを聞いて、またしてもなるほどと納得し、お勉強になりました。
が、しかし、ここでは書けません。
なぜなら、わたしが文章でうまく書けないから(´;ω;`)ウッ…
ごめんなさい、リアル友人・知人のかたはライブでお伝えします<(_ _)>

それと、今日紹介していただいた絵本
『ちいさなあなたがねむる夜』ジーン・E・ペンジウォル文 イザベル・アルスノー絵 西村書店
素敵な絵本で感動しました。
各ページが2色刷りになっていて、ページを開くごとに黒とペアになる色が違うんです。
その、ページごとに変わるほうの色の使い方がいいんです!
北欧風の絵もわたし好みで、ハートをわしづかみにされました。

楽しい時間が終わり、帰りにジミーご用達の地域最安値(ジミー主観)スーパーで買い物をしていると、見覚えのあるかたを精肉売り場で見つけました。
「絵に描いた嫁さん」を語ってくださった大先輩語り手さんです!
お疲れさまでした、と挨拶をしますと「ほんとに楽しい時間だった」と言ってくださり、またしてもうれしい楽しい気持ちになりました。
そして、二人の語り手は、夢の時間から現実に戻って、おかずを買ってうちに帰ったのでした。

ああ、長くなってしまいました。
どうだ、かぶちゃん、長くなったゾ(*`艸´)ウシシシ
では、また来月(^^)/

「森」つながり

ゴールデンウィーク中のみどりの日
『街なかにも「」があった?!
の案内人  三浦豊さんのヴァーチャルツアー~』
というイベントに参加してきました。
講師は  の案内人であり庭師 の 三浦豊さんです。
ちなみにここは関西某地区の、
語りのの井戸端会議』(*^▽^*)
三浦さんは、街なかで「」を探そう、ですよ!
」つながりの不思議で、興味深~いイベント、うきうきしながら出かけました~(^o^)!

まずは、第1部のトークショーです。スライドを見ながら、「街なかでを探す」ってどういうこと?のおはなしです。
三浦さんが「ぼくはの案内人です」と言えば、たいていの人は山に分入って案内する人、のようなイメージを持たれるそうです。ところが、三浦さんは街なかでも案内します。
街なかに「」なんて無いよね?
そもそも「」と「山」のちがいは?、、、そんなお話から始まって…

スライドでたくさんの写真を見せてもらいながら、ぞれぞれのの性格(!)や考え方(!!)をお聞きしているうちに、私はだんだんが人間のような気がしてきました。

(三浦さの、植物に対する愛も感じました~^_^!)
そして、街なかで、切られても抜かれても、何度でも毎年たくましく芽吹く植物に、自然にしとけばどんどん成長してとなっていく未来を想像できるようになってきました。
おや?これはどこかで聞いたことがありますよ…
が切られても元の形になろうとするチカラ!
植物の形式意志」!
そして、昔話のそうなろうとするチカラ、そうです!
昔話の形式意志」!!
共通点見つけちゃった!た・の・し~い!!

第2部は「街なかでをさがそう」ということで、外に出てワークショップです。
「ほらほら、さっき話してたエノキがありますよ」
「このサクラの赤ちゃん見て下さい!サクラは根を浅く広げて、より環境の良い場所へと移動できるんですよ」
が移動する?!おもしろい~!!
モミジさんは木陰が好きなんですよ。このモミジさんは後ろの大きなエノキさんの木陰でとても気持ち良さそうにイキイキしていますね~」
…もはやエノキさんモミジさんも人間に見えてきた…

「このアカメガシワといってのトップバッターです。が出来る時には真っ先に生えてものすごいスピードで大きくなります」

…「」業界のボルト…

 
を見る時はそれが人が植えたものか、自然に出てきたものか、を見ると楽しいですよ~。あ、このシュロはあっちにあった大きなシュロの実を食べた鳥が、ここの電線に止まってフン(タネ)を落として、芽ぶいたヤツですね。あっちのシュロとこのシュロは親子です。たぶん(^o^)」
シュロさんの家族…

 
ね~~!楽しそうでしょ~!!
も~~、他にもい~っぱい色んなお話がありましたが、書ききれませ~ん!
詳しくは三浦豊さんの著書
のみかた~街を歩こう、へ行こう~』(ミシマ社)
を読んで見て下さい~(^o^)!

身近に生えているが友達のように思えてきます!

 

あれから私は、アスファルトの隙間のや、不自然な場所に生えてるを見ては、

おぉ~生えてる、生えてる!になろうとしてるな!

君はあのの子どもやな?この電線に鳥がとまって…(^~^)
…と1人ニヤニヤしています。

そして、今まで以上に
四季があって豊な国に生まれて幸せだなぁ~って思います。

人間も自然の中で共に生きてるんだなぁ~って感じます。

 

の日に参加した、とても楽しいイベントの報告でした(^_^)

 

高校生と絵本 📖

毎年この時期に、高校へ絵本読み聞かせの授業に行きます。
最近の高校は、カリキュラムがバラエティに富んでいて、普通科でも保育選択授業というのがあるのです。
保育園への実習も充実していて、専門的に学んでいます。

きょうは、全5コマのうちの最初の日。
事前アンケートで、子どものころどのくらい読み聞かせをしてもらったかを尋ねています。今年のクラスは、あまり記憶がない生徒が多かったですね。
そこでまずは読んでもらう体験をしてもらいます。私が読むのね。

『ぐりとぐら』なかがわりえこ・おおむらゆりこ/福音館書店

これは覚えている人が、まあありましたね。定番ですから。
でもほぼ全員が目を光らせて聴いていました。
「幼児は、「おしまい」って言ったら、「もっかい」っていうから、もう一回読みます。また「もっかい」って言ったら、また読む。子どもは、このお鍋のふたを開ける場面を待ちかまえてるのね。その期待にちゃんと応えてあげるの」
このコメントだけで、高校生は深い目をします。

『はらぺこあおむし』エリック・カール/偕成社

これは、かなり笑顔が出ましたね。
そう、高校生は初めてのおばちゃんにはなかなか心を開かないのです(笑)
「このあなのところ、たいていぼろぼろになるよ。食べるのって、子どもはとっても興味を持つ。生きるための本能ですね。
このさなぎからちょうちょになるところ、いいでしょ。子育て中のお母さんとかは、ここでほろっとしたりする。しんどいことが多いからね。で、自分はさなぎだって。わが子もさなぎだって。でも、こんなにきれいなチョウになる」
うなづく生徒もいます。
それから、「そのばんあおむしはおなかがいたくてなきました」のところ、本を近づけて、左下の青虫の顔を見せます。
「かわいい~」
やっと声が出ます(笑)

『よあけ』ユリ・シュルヴィッツ/福音館書店

このあたりでは、生徒たち、実習のことなんか忘れて聞き入ります。
「しぶいでしょ。で、きれいでしょ。こんな静けさを小さな子が体験するの。すごいでしょ。こうなったらもう、大人も子どももないですね。いいものはいい。だれにもつうじるのです。見開きから裏表紙まで、ぜんぶ見せてあげてね。これ全体が作品だからね」

後半は、赤ちゃん絵本。
『いないいないばあ』松谷みよ子/童心社
『ばいばい』まついのりこ/偕成社
『おにぎり』平山栄三/福音館書店

「子どもは何度も何度も読んでくれとせがみます。おとなはそれに応える。けどね、「ばいばい」「こんにちは」ばっかり、ほんとだったら読むの嫌になると思いませんか?でも、読むのです。それが、愛情。絵本は、子どもが読んでくれる人の愛情を確かめるためのものでもあるんです」

今年のクラスは、私のコメントを、どんどんノートに書き込んでいました。
かきかきしてる生徒たちを見て、心の中で「あんたら、ババ・ヤガーのおばちゃんか!?」って、ひとりで突っ込み入れてましたね(笑)
生徒が熱心だったら、教える方も熱が入る。
だから、50分の授業があっという間に終わりました。楽しかったですよ。

来週からの4コマは、いよいよ生徒が選んできた本を読んでの発表です。毎年、これが楽しみなのです。
どんな本が出てくるか!

こんにちは! 🌞

ゴールデンウイーク後半戦。
といっても年金生活者は毎日連休。シルバーイヤー。

買い物袋下げて近所のスーパーへ。
ゆる~い普段着、ノーメイク、なんぼなんでもはずかしい。
マスクと帽子で隠す。

向こうからガキの自転車。
すれ違いざまに、「こんにちは!」
わたし「わ! びっくりした!」
つづいてもう一台、「こんにちは!」
わたし「こ、こんにちは」
なんでや、変装してるのに。
思いっきり気配を消す。
向こうからまた一台、「こんにちは!」
な、なんでやあ。

そそそと買い物すませて帰り道。
坂の下でさっきのガキどもが七人に増えておる。
横道に入る。
向こうから若い男性がやってきたようだ、帽子のあいだから見える。
「こんにちは!」
えええ~っ❢
よく見たら、息子だった。
「こ、こんにちは」
わたしは昔からよく息子を見間違える。